黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2 (文春文庫)

黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2 (文春文庫)
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黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2はこんな本です

黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2の感想・レビュー(94)

モンジとボーコー大の面々の描写を読むと、涙で滲んで文章が読めなくなる。
★2 - コメント(0) - 2016年11月30日

わーい、クワコーだクワコーだ! ほっんと面白い。物語が、じゃなくて、文章が。解説で有栖川さんが「たたずまい」と表現した文章の妙味。これぞ文学者が書いたユーモア小説。物語はまあドタバタおばかな日常系本格ですが、謎解きの醍醐味は味わえます。でもやっぱり、このシリーズは、奥泉節に酔って笑うのが吉。
★6 - コメント(0) - 2016年9月20日

三人称で書かれているけれど、クワコー視点が多く、クワコーの内面(妄想)は書かれるものの、実は文芸部の女子大生の内面等はほぼ書かれていない。全てはクワコーが聞いた会話と見た行動が書かれている。だから、すごい親しみを覚えつつ、よくわからない感じが(特にジンジンについては)後味としてある。この距離感のある書き方はラノベにはおそらく出来ない。また、ラノベ的萌え要素も実はほぼ省かれてる。お決まりを実は裏切って尚且つその妙技を表沙汰にしない感じ、奥泉光おそるべしなのだが、故にラストのジンジンの描写に感動を覚える。
★1 - コメント(0) - 2016年3月21日

すばらしくくだらない!(満腔の褒め言葉として。)クワコーはいつも綱渡り。それでいて落ちきらないしぶとさを持っている。この感じがクセになる。解説にあるように、ユーモアはもちろん、構築性があるからこそ面白い。クワコー准教授シリーズ第三弾、出てほしい。
★3 - コメント(0) - 2016年3月15日

クワコーは癒し。 一生懸命生きるふりをして他人への厭味を垂れ流す「人間ドラマ」にうんざりしているので、こういう本を読むとしあわせな気分になるよ。
★4 - コメント(0) - 2016年1月30日

★★★★☆
- コメント(0) - 2016年1月17日

クワコーのヘタレっぷりが愛おしい。最初の方の「寅さん」の台詞のオマージュに笑いました。坊屋の研究室の棚にあった「けいおん!」とかのフィギュアのあたりは私の知っている教授がまさにそんなだったので、モデルでもいるのか、フィクションか気になりました。最後のジンジンの無邪気な様子にツンデレかな?と思いましたがどうでしょう?
★5 - コメント(0) - 2015年12月22日

このシリーズ読むと元気出る。
- コメント(0) - 2015年10月13日

YH
ジンジンの出番が少ない!もっと沢山出番が欲しい。クワコーの窮地をいつも救ってくれるけど、全くロマンスは生じなさそうで残念。
- コメント(0) - 2015年9月13日

やっぱ大学の先生だけあって最近の大学生の描写がすっごいリアルで面白い。前作のほうが好きやけど。
- コメント(0) - 2015年8月29日

ああ、たらちねの学生になりたい。自由でのびのび、楽しそう。学生はいいなあ。
★2 - コメント(0) - 2015年8月28日

クワコーは相変わらずで、イタイのかお馬鹿なのか…深く考えず、テキトーに読むのが最善。いいのかね、こんなんで。ひととき笑って読め読め読めても、何も残らないけど。例えるなら、使い捨てのポケットティッシュか。
★11 - コメント(0) - 2015年8月8日

コミカルで読みやすく、内容とキャラクターがチープなのがとても良いですね。 人が死なない推理物、好きです。
- コメント(0) - 2015年7月24日

登場人物が多すぎてきちんと書き分けられていない印象です。深く考えずさらっと読むのがよいかと。
★4 - コメント(0) - 2015年7月18日

相変わらずのクワコ―と名探偵ジンジン、そして癖のある大学関係者と学生たち。毒舌あり各々の口調や描写がおもしろい。次回作も楽しみにしておきます。
★2 - コメント(0) - 2015年7月17日

クワコーに滋味がでてきた。タダで手に入れたシソの葉やザリガニでつまみを作った、うまくいった、わっはっは、と顔をテラテラさせているクワコーが愛おしい。奥泉先生も、このあたりのクワコーのセコい生活描写に筆がのってきたに違いない。そもそもクワコーにとっては自分の生活のみが重要事で、モンジとかドラゴンとか文芸部とか事件とか、どうでもいいっちゃいいんだから。そう思うと、はやく次が読みたくなる。
★4 - コメント(0) - 2015年7月13日

クワコー先生リターンズ。サブタイトルの「スタイリッシュ」は意地でもキープするのね(笑)。今回もゆるゆるぐだぐだ、読んでるこっちも脱力状態で楽しめます。ジンジンかわいい。
- コメント(0) - 2015年7月9日

相変わらず学生にナメられまくりのクワコーに哀愁さえ感じるw モンジ君の超テキトーな会話もツボ。すごくくだらないけどすごく面白い!何も考えずにこんなに笑える小説も貴重かもしれない。学生たちのアホな喋り方が伝染りそうでヤバい。万人にオススメ出来る本ではないが個人的には好き。続編希望!☆4つ
★11 - コメント(0) - 2015年7月6日

散りばめられたネタに、毎回まんまとハマってしまった。外で読んだのにクスクス声を出して笑ってしまいそうになった。ザリガニのエピソードが特に好きだ。大学にクワコー先生がいたら、きっと研究室に入り浸るだろう。― 自分は死ぬまで生きるために生まれてきたのである。
★7 - コメント(0) - 2015年6月25日

おバカな人が賢そうに見せようとした文章は、回りくどくてねじれていてイラつきます。しかし、カシコイ人が書いたおバカな文章は、冗長なようでいて一本芯が通っているので読みやすく、しかも笑えます。それも物凄く笑えます。5行に一回笑いが来ます。ミステリとしては、日常の謎系。このジャンルによくある、「そんなものこじ付けだろう」感が無く、ミステリとしても十分に楽しめる。しかもキャラが良い。全員のキャラがきちんと立っている。大好きな本です。しかし奥泉作品初心者には決してお薦めできません。
★19 - コメント(0) - 2015年6月22日

村上春樹はノルウェーの森で文体を極限まで締めることを試み、次のステップに進んだが、本作で作者は伝統的日本文学的な奥泉文体を使って、どこまで軽妙なテンポを生み出せるか挑戦したのかもしれない。クワコー登場作品にのみ現れる一つの文が長く連なっていく文体は、新しいユーモア・ミステリを体現するものとして相応しい技巧だ。この作品の魅力については巻末の有栖川氏による解説があまりに素晴らしいので自説は書かないが、解説中の「楽しい気分になりたかったら、何度でもページを開くといい」という言葉に大いに共感したとだけ書いておく。
★6 - コメント(2) - 2015年6月19日

くだらなすぎるミステリー。芥川賞没収されるんじゃないかと思うくらい。 まあ、面白いですけど。
★3 - コメント(0) - 2015年6月9日

いつもどおり、肩の力の全く入っていないユーモアミステリ。ゆるいノリながら、謎は本格的だ。表題作ラストでの、あの人の意外な?面に注目。続編が待たれる。
★2 - コメント(0) - 2015年6月7日

あれれ,クワコーシリーズこれが3冊目なのか…2冊目だと思ってた(´・∀・`) レータン時代のを読んでないや。。 買わなきゃ‼︎
★2 - コメント(0) - 2015年6月2日

最初から最後までテンポよく楽しめた。主人公以外の若者キャラが、ここで?というタイミングで話をずらすので、それが逆にリアルな状況の妄想を誘ってくれた。桑幸の根暗で後ろ向きな性格を、潔くストレートに書いてくれているので、恋人にはしたくないけど、話してみたいな、この場面にいてみたいな、と思えた。海に行って、仲間とぐだぐだなキャンプをしたくなった。
★2 - コメント(0) - 2015年6月1日

続きがあったんだ!とさっくり購入。表紙のご飯粒が!表紙を描いた方もよくわかっているね。にしても、終わり方が秀逸!鮑を手に戻るソクシンとか。コスプレ大会とか。妄想が止まらなくなるではないか!これは作者の陰謀か。相変わらずゆるさが良いし、場面が全然進まないのも良いよね。謎も解決しなくても困らない日常ネタ風だし。次は学園祭とか希望!冬は、こたつのないクワコーの困りっぷりとかみたい。個人的にはすごく好きだけど、人には貸しにくいよな。
★2 - コメント(0) - 2015年5月23日

文体が私には合わない。
- コメント(0) - 2015年5月22日

クワコー、今回も期待を裏切らなかったです。テストの話の方が、男性陣のダメっぷりが際立ってて面白かった。話そのものよりも、比喩とか渾名とか細かいところで笑える。あとモンジの存在がわりとツボなんですが。
★4 - コメント(0) - 2015年5月16日

所々声を出しちゃうくらいツボります。この世界がちょっとうらやましい
★1 - コメント(0) - 2015年5月9日

面白くてニヤつきながら読んだ。ザリガニを取りにいく話とか、急にあらわれる健康的で楽しい高揚感がくせになる。
★3 - コメント(0) - 2015年5月8日

桑幸と同年代であろう私は、この小説を単なるユーモアとして軽く読み流せなかった。本書に登場する若者(大学生ら)と大人(桑幸ら)の対比が心に刺さる。無知で無邪気な直球のバカさを発揮する若者たち。そのバカさは夢や希望の裏返しであり、時代を革新するエネルギーに満ちている。一方の大人たちも、実は中身は子どもと変わらずバカのままだ。けれど、常識に縛られた生活に起因する惨めさや嫉妬を、見栄と自虐で必死にごまかしながら生きなきゃならない。小さな生活とプライドを保守するための曲がったバカさ。私たちは哀しいくらい桑幸なのだ。
★5 - コメント(1) - 2015年5月7日

モンジくんの喋り方はクセになる。そして、この本を読んでから、ザリガニが気になってしょうがない。
★4 - コメント(0) - 2015年5月5日

今回もいろいろと美味しそうだった…。さいごのジンジンかわゆす。
★3 - コメント(0) - 2015年5月5日

相変わらずの桑幸先生と文芸部の面々。ジンジン大好き。何度もクスクスした。それにしても、桑幸先生に喜ばれる人なんて滅多にいないよ、サブロー先生でかした!
★2 - コメント(0) - 2015年5月4日

ハードカバーの方は以前読みました。クワコーのてへぺろ(P42)に不覚にも胸キュンしてしまいました。どうしよう辻村深月氏(゜ロ゜)鉛筆と消ゴム問題は随分前に解決したと聞きましたが根が深そうです。解説で冬の物語を書くと聞いてとても楽しみにしてます!
★27 - コメント(0) - 2015年5月4日

最高に面白い。クワコーこと桑潟幸一登場作は3作目、初登場作はユーモアはあるけどダークで難解な(でも最高に面白い)作品だったので、脱力ユーモアミステリーになってからは2作目。ミステリーの本格度も、ユーモア度も、前作を上回っている感じ。脱力する話、かつくだけた言葉遣いでありながら、緻密な構成と、淀みのない文章はさすが奥泉さん。最初は、人間の底辺を這うだめだめなクワコーを上から笑って眺めているのだが、いつの間にか下がった目線がクワコーと一緒になっていて、がんばれクワコー、がんばれ自分っていう気持ちになる笑。
★6 - コメント(0) - 2015年5月3日

前作に比べて登場人物が皆、幸せそうに見える。いや、ひどい環境の中にいるひどい人たちなんだけど。読後に「あれ、これ、とても良い小説なんじゃないか?」という違和感を覚えた。まあ、つまり、素晴らしく面白かった。
★3 - コメント(0) - 2015年5月2日

前作以上にミステリ的な仕掛けに、説得力があるように感じた。謎が解かれたとき、人間のどうしようもなさが、ふわーっと浮かび上がってくる。有栖川有栖さんの解説も、とても勉強になった。
★2 - コメント(0) - 2015年4月29日

緻密な構成と徹底したデティールの書き込みが心情の著者。ミステリという制約の多い窮屈なスタイルで、徹底的にアホらしい日常が書き込まれてます。まさに職人芸。クワコーの節約グルメの書き込みはちょっと美味しそうだった。(^^)
★3 - コメント(0) - 2015年4月26日

黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2の 評価:98 感想・レビュー:46
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