鍵のない夢を見る (文春文庫)

鍵のない夢を見る (文春文庫)
あらすじ・内容
直木賞受賞! 私たちの心の奥底を静かに覗く傑作集

どこにでもある町に住む、盗癖のあるよそ者の女、婚期を逃した女の焦り、育児に悩む若い母親……彼女たちの疲れた心を待つ落とし穴。

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鍵のない夢を見るはこんな本です

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鍵のない夢を見るの感想・レビュー(2351)

 全体的に大人の女性の話だったんだけど、彼女たちの内面が子供のままみたいで、読んでてイライラすることもあった。中高生の心理描写なら許せるかもだけど、大人になってその考え方はちょっと痛々しいかな、と感じる所が多かった。
★14 - コメント(0) - 3月22日

辻村さんの直木賞受賞作の短編集。 正直申し上げると物語としての現実味が感じられない短編もありましたが、「芹葉大学の夢と殺人」は圧倒された。 濃密で良かった。 石蕗南地区の放火の興味もない男から言い寄られるしんどさ、君本家の誘拐の育児ノイローゼの主人公など人物描写、人間関係の機微はやっぱよく書けてるなあと思った。
★16 - コメント(0) - 3月21日

この本直木賞受賞されていたんですね…知らなかった。5人の女性が主人公。みんななにか抱えている。話のリアルさに、読んでいて気持ちが悪かったです。でもそれがくせになる。あと何回か読んでその時にしっかりした感想を書きたいです。
★27 - コメント(0) - 3月20日

直木賞受賞作。種類は様々だが「痛い」「勘違い」をした人々が描かれた短編集。辻村作品を読むのは久しぶりで、初期(ミステリがメインだった頃)とは大きく作風も変わってしまったがとてもおもしろかった。共感する、というか「わかる」「いるいる」という感覚。個人的ベストは「君本家の誘拐」。「石蕗南地区の放火」も良かった
★8 - コメント(0) - 3月18日

デビュー作「冷たい校舎の時は止まる」の次に直木賞受賞作を読んでみた。前作の方はストイックな硬さの水晶の結晶のイメージだったが、この短編集はすごく人間臭く、柔らかいけど少々傷んでいる部分がある果物か。醜さ・愚かさを見せる登場人物のそのシンドイ状況に不思議な共感(??)を覚えるシーンがあった。デビュー作と比べると読後感も良くないし、とても薄汚れた印象なのに、こちらの方が私には面白く感じられた。この辺りが直木賞の所以なのかな。
★64 - コメント(0) - 3月14日

短編集。どれもあまりスッキリはしない話だが、すごい引き込まれて一気読み。色んな性格の人が登場し、身の周りで起こる事態に翻弄され、生きている。特に「芹葉大学の夢と殺人」、「君本家の誘拐」が印象的。
★6 - コメント(0) - 3月13日

作者初読みです。直木賞受賞作。連作かと思いきやそれぞれバラバラの話でしたが、どの話も読み応えあり。巻末の林真理子とのインタビューも面白かった。まだまだのびしろありそうな作家さんで、今後にも期待したいです。芹葉大学が面白かったかな。
★10 - コメント(0) - 3月10日

読了。。。 辻村さんは2作目。 好きな作家さん。 5篇からなる短編集。 芹葉大学の夢と殺人が一番面白かった。
★4 - コメント(0) - 3月9日

描写が上手で、読んでてのめり込めました。でも、上手過ぎて読むのがツライところも度々…!
★7 - コメント(0) - 3月7日

辻村さんの物語りとは思えなような感じでした。どの話も面白かったです。星3つ⭐️⭐️⭐️
★9 - コメント(0) - 3月6日

それぞれの立場の女性が色々な夢を見ているような話だった。 現実を理解しつつも自分の見ていたい夢の中でふわふわとしているような感じ。
★7 - コメント(0) - 3月2日

RAF
リアルな感じにちょっと歪んだ人間性がよく出ていると思いました。ただ主人公たちの年齢とか境遇が自分と重なって、読むのが辛くなる話が多かった。就職せずに夢を追う若者とか、自意識過剰で恋人ができずに年をとっていく女性とか。
★12 - コメント(0) - 2月24日

5人の女性が主人公の物語です。それぞれ何かが「足りない」女性たちなのかなと感じました。共感できる部分も多く、5つともとても引き込まれるストーリーでした。
★12 - コメント(0) - 2月22日

軽く読了。短編のひとつひとつが心に迫る。日常で身近にいる誰かが主人公や登場人物のように感じるリアリティがある。
★10 - コメント(0) - 2月20日

テレビドラマ化もされた直木賞受賞作。5編からなる短編小説には、様々な事件に巻き込まれる5人の女性たちが登場、女性心理が絶妙に描かれている。泥棒、放火、殺人など犯罪が扱われているが、実際、誰もが巻き込まれる可能性はあり、鍵はちゃんとかけていても100%完璧ではないということかも知れない。良かったのは、「仁志野町の泥棒」と「石蕗南地区の放火」辻村さんの作品は初めてで、今回オーディブルで聴いたが、今度は紙媒体でちゃんと読んでみようかな。
★13 - コメント(0) - 2月20日

【芥川賞・直木賞】第147回直木賞受賞作品。5人の女性たちを描く短編集。どれも苦くて痛い、けれども引き込まれるストーリーで、短編ということもあり、あっと言う間に読み終えた。それぞれの環境でそれぞれの閉塞感を抱える主人公たちと、『鍵のない夢を見る』というタイトルがすごくしっくり重なる。
★70 - コメント(0) - 2月16日

ニュースで良く聞くようなストーリーにリアルさを感じる。そして、罪を犯すものが主役ではなく隣にいる人物に焦点を当てている。それぞれの主人公がある意味自分の都合良いように物事を解釈しているという人物描写は面白い。そのなかでも一番気になったのが「君本家の誘拐」子供が欲しい気持ちが強い良枝だったがいざ咲良が生まれたら思いの他辛い育児に自分自身をどんどん見失っていく。私も子どもが小さい頃は夜中によく起こされて寝不足の日が続いたけれど子供の笑顔で何とか頑張れた気がする。
★77 - コメント(0) - 2月16日

痛い…
★5 - コメント(0) - 2月15日

ファンをたくさん抱えている作家ですが、僕は本作で初めて読みました。最初の印象は、心を鬼にして登場人物を突き放せる人なんだと。あそこまでいじわるく書く勇気ってなかなか出せないよなと思いました。言葉の選択に気どりがなく、見通しの良い文章なので、非常に読みやすいです。本作は5編からなる短編集なのですが、僕が一番気に入ったのは、最後の「君本家の誘拐」です。文章に実感の熱がこもっていて、生き生きしてるように感じました。
★35 - コメント(0) - 2月15日

☆☆☆ しっくりこなかった
★3 - コメント(0) - 2月15日

直木賞受賞作!5編の短編集どの話も明るいものではないけど、どの話を引き込まれて読みました。特に最後の君本家の誘拐が一番先が気になって、一気に読んでしまいました。林真理子さんとの対談も良かったです。他の辻村さんの作品も読みたいと思います。★★★
★50 - コメント(0) - 2月15日

悪夢から解放されるため扉を開け現実の世界に自らを晒し血を流す、夢想の世界に自らを閉じ込め社会との隔絶を図り孤独に蝕まれる、行き着く先は闇、鍵などいらない、夢と現実の狭間に逃げ込むのみ。
★2 - コメント(0) - 2月15日

短編集はじめて読みました。 一つ一つが小さいミステリーながらもさまざまな女性の日常に起こる不安などがよく描写されているのかなと思いました。 今まで長編しか読んでなかったので斬新でした。
★11 - コメント(0) - 2月13日

短編集。どれも読み終わった後なんだかちょっと暗い気持ちを思い出す現実的に有りそうなお話。芹葉大学の雄大は、凍りのくじらの高尾とキャラが似てた。あと、最後の育児の話は、ものすっごく育児アルアルネタのオンパレードでかなり共感。ここに書かれてあることは、結して大袈裟じゃなく普通に現実。この話を読んで、私だけじゃなかったと思えたし、みんなも大変なんだと勇気付けられた(笑) この本のそれぞれの話しに対して長々と感想が書けそうだ。この本に出てくる女達について、コーヒーを片手に何時間でも語り合いたい。
★25 - コメント(2) - 2月12日

芹葉大学の夢と殺人が1番がグイグイ来ました。でも、どれも女性の内面的な嫌な部分がこれでもかってくらいに表現されてて凄い!の一言ですね。
★22 - コメント(0) - 2月7日

やっぱり、辻村さんいいわぁと思わされた一冊。すっかり虜です。全部が全部、読み終わったあとモヤァっとします。ヤな感じの終わりにううってなるけど、何故か次が気になって…心理描写が生む臨場感がすごいんです。私の語彙力と表現力があまりに稚拙なので、うまく表せないのが悲しい。「凍りのくじら」を読んだばかりなので、一番ハッと思わされたのは芹葉大学の話かな。雄大と高尾が重なって、ああ、この主人公とはどうなるの?と思って、息をするのも忘れるほど熱中。今思うと高尾エンドと立場が逆なんだな、うまいなぁ、好きだ。こういうの。
★19 - コメント(0) - 2月6日

『泥棒』の母を持つため何度も転校した友人との何気ない再会、自分に会いたいがために『放火』を繰り返してるのか?、最後の一言で『逃亡者』との関係に正直になれたが失ったものは大きく、『夢』を追い求める彼との関係に終止符が打てない結末は…。物語のどの女性も迷いがある。その迷いが生み出した現実には自滅や落胆、失望へと繋がっていく。虚無感背負って読んだ『君本家の誘拐』これは子育てを経験したからこそ、子供は愛おしい、けれども…という母親の思いに大いに共感。「あなたのためならなんでもする」そう心から思えることに安堵した。
★119 - コメント(0) - 2月5日

5編の短編。からっとした明るさはなく、どの編もどんよりとして暗い感じのするものばかり。「仁志野町の泥棒」では昔、近所にいたおばさんのことを思い出した。親がよく噂していた。小学生の低学年のある日のこと、家の庭でそのおばさんが花を根から掘り起こして持ってゆくところを目撃してしまった。当時は大人に声をかける気まずさもあり、窓から黙って見ていただけであったが、この本を読んでふと過去のことが思い出された。やっぱり居るんだ、こんな人、その人は特に警察沙汰になることもなく、周りと上手く共存して生きていた記憶がある。
★13 - コメント(0) - 2月4日

いかにも辻村さんらしい一冊でした。彼女が描く女性心理の絶妙な描写はいつもながら感心しました。短編集なんですが日常に隣り合わせの不幸書かせたらピカイチですね。
★15 - コメント(0) - 2月4日

くされ縁。この一言が思い浮かびました。人と人の正しい関係なんてないとは思うけど、正しくない関係っていうのはあるんだろうなー。
★12 - コメント(0) - 2月3日

「仁志野町の泥棒」。鳥にあげる、と言って給食のパンの残りを集め、「はい、鳥のエサ。」と友だちから残飯を渡されて傷つく女の子の話、フォロワーの皆さんやったら、聞いたことがあるやろ。あんな切ない話や。オレとしては、「芹葉大学」とかの、誰が生きたの死んだの、っちゅう、かなり食傷気味の話より、ちびまるこや野口さんがいそうな、こんな身近な話のほうが、キャスト全員が普段着のAVみたいにそそる。ただ、巻末で林真理子と同郷ネタで盛り上がる対談は、女性特有の世間の狭さが炸裂していて、蛇足(あ、す、すまん、女性諸氏!)。
★16 - コメント(0) - 1月29日

どれも嫌ぁな感じ。でも私だけじゃないのか。こういう、自分で認めたくない様な思いの話が直木賞をとるということは、と安心したりする。
★28 - コメント(0) - 1月28日

短編集。仁野町の泥棒/友達のお母さんが泥棒をしてたという話。石蕗南地区の放火/あの男が火をつけたのは私に会いたかったから?。美弥谷団地の逃亡者/男と目的のない旅をしてるのかと思ったら実は。芹葉大学の夢と殺人/医学部に入ってサッカー日本代表になりたいという夢を追い求める恋人。君本家の誘拐/ベビーカーに乗せた子供がいなくなった。芹葉大学の話のこんなふうに純粋に夢だけを語る恋人に振り回されてしまう気持ちわからなくない。誘拐の話も育児ノイローゼになる主人公に同情してしまった。どの話も女性の心理をついてるなと思った
★24 - コメント(0) - 1月27日

一つ一つの話から、伝わってくるものがあるのですが、なかなかそれが何かわからない(いい意味で)。読んだ後に色々考えてしまい後を引く一冊。
★12 - コメント(0) - 1月27日

辻村さんは短編を読んだことはあるけど、一冊読むのは初めて。短編5編とも、深みにはまる女性たち。私自身、それぞれの気持ちがわかると思ってしまう。頷きながら読むのではないけど、ああと思って、それが全く心地よくないこの感じは、おもしろかった。ただ、こんな風に自分の気持ちを把握して語ることは私には違和感がある。それが魅力の作品だと思うのですが。なので、という接続詞が一般的なのかは全くわかりませんが、最後のお話が一番好きです。お母さんが追い込まれて行く描写に引き込まれました。
★15 - コメント(0) - 1月22日

屈折した感情の連続で少しげんなりしてしまいました。
★13 - コメント(0) - 1月22日

直木賞を受賞した短編集。どこにでもいそうな普通の女性が、少し常識外れの状況に追い詰められたときに垣間見える心の奥底が描かれているような感じがした。なぜそうなってしまったのか、冷静に考えると理解できないのだがなんとなく共感できてしまう。特に4作目が凄まじかった。男というものをバカに仕立て上げすぎなのではと思ったが、あながち間違っていないとも思う。
★12 - コメント(0) - 1月18日

★★★★☆
★3 - コメント(0) - 1月18日

★★★★☆
★3 - コメント(0) - 1月17日

鍵のない夢を見るの 評価:70 感想・レビュー:796
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