このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集 (文春文庫)

このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集 (文春文庫)
296ページ
508登録

このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集はこんな本です

このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集を読んだ人はこんな本も読んでいます

夜行
5902登録

このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集の感想・レビュー(242)

モコ&猫が個人的によかったです。 モコの気持ちを踏みにじりながらプラトニック(?)な関係性を得ようとする猫。ストーカー猫に振り回される感じ。 初めの方は理解できてたのに、段々段々理解できない方向へいっちゃう猫。最後まではついていけなかったけれど、途中まではいい感じの癖があって好きでした。
- コメント(0) - 3月24日

『このたびはとんだことで』生々しくて気持ち悪さが半端なかったです(笑)。『青年のための推理クラブ』友達は大切だな・・・。『冬の牡丹』家族って何?比べたり、比べられたり。『赤い犬花』跡取りとか大人の勝手な都合で振り回される二人に悲しさが出ると同時に、最後は二人とも強くなってまた遊ぶ約束をして別れたからハッピーエンドだと思いたい。
- コメント(0) - 3月19日

***** 久々の桜庭女史。綺譚ということで楽しみにしており、結果として期待していた以上に楽しめた。連作ではないために作品同士に関連性はなく、それぞれに独立した世界観。作品毎に長短もあり、もっと読みたい!という作品が多々。人間の情念、孤独や寂寥、鮮やかな過去、束の間の冒険、僕が桜庭作品で好きな要素が詰まっている。特に「冬の牡丹」「五月雨」「赤い犬花」の後半三作が好み。「冬の牡丹」に概ね満足し、「五月雨」が一際短かったのが残念。美しい鉄砲薔薇と銀の髪、中国地方舞台の『赤朽葉家の伝説』が再読したくなった。
★4 - コメント(0) - 3月14日

「モコ&猫」「赤い犬花」が好きだ。そして、桜庭一樹の文章に時折出てくる小さい”あ”がとても好きだ。
★1 - コメント(0) - 2月15日

久しぶりに桜庭一樹を読んだ。ああ、こんな感じだったな、と文体や醸し出す雰囲気を懐かしく思った。「青年のための推理クラブ」少女が社会に反発するやるせない気持ちを思い出す。「モコ&猫」も、猫のモコに対する憎しみとも愛情ともとれる態度がなんだか哀しくて涙が出そうになった。桜庭一樹の短編集って初めてかも。
★11 - コメント(0) - 2月11日

ハードカバー?の方で読んでいた。気づいたけど、もう一度読んだ。もう一度読んでもいいと思える作品である。
★2 - コメント(0) - 2月9日

桜庭一樹の作品は好きだ、と思っているのに、読後、肩透かしのような妙な感覚を味わうことも多い。これも、そんな一冊。最後の「赤い犬花」が好き。親の事情に日常を侵されながらも、暮らして行く少年たちの、ほんの1週間の出会いと別れが愛おしい。「青年のための推理クラブ」も、終盤の一文が全体の雰囲気をふわっと解き放って、後味が良い。にもかかわらず、一つ一つの短編のまとまりのなさが、短編集として読んだ時に違和感を醸し出してしまう。何とも残念でならない。
★2 - コメント(0) - 1月29日

桜庭さんの魅力が詰まった6編でした。自分は「青年のための推理クラブ」「冬の牡丹」が特にいいなぁ、と感じた。「推理クラブ」は少女の気持ちの揺れを、「冬の牡丹」は家族を問われる物かと感じた。
★4 - コメント(0) - 1月24日

長編の力強い物語をぎゅっと凝縮したような一冊。堪能しました。
- コメント(0) - 2016年12月30日

16-232】直前に読んだ安部公房がなかなかハードだったから手に取ったらとんでもない、様々な具体的な狂気の沙汰(としか思えない行為)が次から次へと登場してきてとても疲れた(貶してないです)。一方で『青年の〜』で語られる本来の自分から離脱出来る独特の空間や『冬の牡丹』の三十歳過ぎの女性のモラトリアムという卑近な話題も混在していて、短編六話ある中で登場人物の年齢層も様々で。うまく言えないけどシュールでブラックなテーマパークみたいな一冊だから奇譚集という改題は正解だと思う。一周回って滑稽な表題作が一番好きかな。
★7 - コメント(1) - 2016年12月18日

「青年のための推理クラブ」がおもしろかった。小説ならではの面白さ。好きなのは「赤い犬花」。あの年頃の子どもたちって未来は選びたい放題。真っ直ぐ生きていってほしいな。
★4 - コメント(0) - 2016年12月9日

3年以上前に単行本読了。そのとき一番好きなのは『モコ&猫』だった。今回は『冬の牡丹』が特に好きに。5年後くらいに読んだらさらに沁みそう。
★31 - コメント(0) - 2016年12月3日

桜庭さんの短編集は初めて。どれも桜庭さんらしくて、軽いふりしてしっかりした話。他社文庫の「青年のための読書クラブ」スピンオフ(ホントは連作冒頭になるはずだったらしい)が読めるのはお得な気分。
★11 - コメント(0) - 2016年11月29日

『モコ&猫』『このたびはとんだことで』『青年のための推理クラブ』『冬の牡丹』『五月雨』『赤い犬花』の六編。解説は桜庭作品を色々読んでいるとあぁ、あの作品か―という風に作風が似ている作品や結びつきを思い出せた。『青年のための推理クラブ』はタイトルからもう『青年のための読書クラブ』を思い出していたのであとがきを読んでいて納得。でも確かにちょっと向こうの妖しい雰囲気とこちらの純粋さは異なるかも。落ち着いた頃にもう1回向こうを読み直そう。
★17 - コメント(0) - 2016年11月28日

M.
どれも奇想天外な話だけれども、どこかに身近さを感じてしまう部分があって、そのバランスが絶妙。表題作は短くて喜劇のようだけど、あれはわたしの男っていうセリフが「私の男」を彷彿とさせた。ほかの話も所々セリフに重みがあって、軽く読めるのに面白い。とはいえ桜庭さんは他の長編が好きすぎるので、それらを越えるほどではないと思ってしまう。
★4 - コメント(0) - 2016年11月23日

全体に一貫性がある訳ではないので散漫ですが、その分幅広な印象をテーマなり年代なりに感じました。 「青年の為の推理クラブ」はトリックとしても良かったし、埋没しそうな個人を軽妙なアカウントシステムで救っている様は自身の読書メーターにも通じています。 「五月雨」だけが腑に落ちません。山の上ホテルを舞台にした事で、何か文学への言及があるのか、単に人間愛を問うたのか判然としませんでした。清香と赤い犬花はどうにも同義と思えるのですが…。 「冬の牡丹」の様な問い掛けの方が自分には分かり易いです。折を見て再読します。
- コメント(0) - 2016年11月16日

単行本も読んだけど、文庫版も。桜庭一樹さんらしい物語たちが集められた一冊。私はこの感じが好きなんだよ、と改めて思う。赤い犬花の成長物語みたいな中に感じる、何かを手放さなきゃいけない切なさみたいな、苦しいようなこの感じ。砂糖菓子とか、少女には向かない職業とか好きな人にお薦めしたい。
★1 - コメント(0) - 2016年11月15日

最近読んだ本のなかで一番、刺激的でワクワクして、自分の中に自然に浸透するなーと思いました。ホーム感。私は桜庭一樹さんの作品がだいだいだいすきだーっ!!!と何度読みながら思ったことか。細かく言えば、桜庭さんによって表現される少年少女が大好きなのです。モコ猫も犬花も良いし、異色の冬の牡丹は新鮮で、推理クラブはなんていうかもう、最高。謎解きよりも設定や世界観のファン。とにかく胸いっぱいになった短編集
★3 - コメント(0) - 2016年10月13日

桜庭一樹ははまる作品と、まったく入り込めない作品があるのだけど、珍しくどちらでもないものでした。「モコ&猫」はよかったし「五月雨」も好きな感じではあったんだけど、なんかがつんとくる桜庭一樹ではなかったです。がつんとくる桜庭一樹が読みたい・・・
★1 - コメント(0) - 2016年10月11日

YH
短編だから期待してなかったけど、いい意味で期待外れでどれも良作。五月雨は短編じゃなく、一族の戦いを長編で読んでみたい。
★2 - コメント(0) - 2016年9月21日

良かった。「モコと猫」「冬の牡丹」「赤い犬花」がお気に入りです。多分、漫才みたいな掛け合いが好きなんだと思います。どれも失った輝いた過去があるのも共通点。なんだろう、前向きな気分じゃ無いのか?短編少ない作家さんなのか。読めて良かった。
★2 - コメント(0) - 2016年9月7日

短編6本収録。『モコ&猫』、解説に「一歩間違えば」とあるが、個人的には若干アウトな気がするが、でも嫌いではないが、という複雑な読後感。『このたびはとんだことで』、予想以上に「とんだこと」になっている。桜庭さんにはこのような作風もあるのかと思った。『赤い犬花』、瑞々しく強い主人公二人がとても良かった。
★11 - コメント(0) - 2016年9月6日

死人に口なし…。
★1 - コメント(0) - 2016年9月4日

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない、を読み終えて桜庭一樹2冊目。 今度は素直に好み。好きな作家が増えた予感。他も読みたい。
★2 - コメント(0) - 2016年8月26日

そういえば桜庭さんはGOSICKしか読んでないなと思いながら。でも桜庭さんだ、と思う文章文章に引き込まれました。「このたびはとんだことで」のまさかの語り手に驚き、「青年のための推理クラブ」にはまんまと引っかかり。収録されている6作品すべて楽しめました。
- コメント(0) - 2016年8月9日

あまり読んだことない作家さんなので、さらに読んでみたいと思った。このタイトルでの、タイトル買いです。
★12 - コメント(0) - 2016年8月7日

あれ、うーん、あれ?という感じに陥ってしまった。『赤朽葉家の伝説』とか『道徳という名の少年』が好きな層なのでねぇ。
★3 - コメント(0) - 2016年7月11日

ykr
友人からのレンタル本。桜庭一樹氏は初読みでしたが、妙に艶のある文体だと思ったら女性作家さんだったんですね!情緒のある雰囲気のなか、不意に井戸の底を覗いてしまったような、狂気、冷酷さ、攻撃性などなどにぞわりとさせてもらいました。短編1話目の「モコ&猫」が可愛くて病んでて切なくて好きでした。表題作の「このたびは・・・」は、たしかに奇談なんだけど喜劇的ですよね。笑いました。
★10 - コメント(0) - 2016年7月10日

とても奇想天外な話ばかりでした。モコ&猫は個人的に面白いと感じました。情景が想像しやすくラストに向かうにつれてまだ読んでいたいなあと思いました。(^ν^)他の話も短編だからなんですかね面白いのですが終わりかたが中途半端と感じる点が何点がありました(>_<)
- コメント(0) - 2016年7月1日

『モコ&猫』のモコの魅力的な表現に猫のサイコパス感、そしてこの二人の距離感を愛おしさ、『冬の牡丹』の牡丹ちゃん、『赤い花犬』の夏の山を身体を通じての描写とメインの二人組、もうとにかくサイコー&サイコーでした。登場人物たちの少し冷たいけど確かに体温は共有しているようなこな距離感がもんホント堪らない。『青年のための推理クラブ』もそんなトリックか!っていうのとかラブ要素も好き
★5 - コメント(0) - 2016年6月30日

単行本を積読しているうちに文庫化したのでこれを。表題作の情景が浮かんでくる。高野文子「ふとん」のように障子がふうわりと吹き飛ぶイメージを持った。「五月雨」も良い雰囲気。「青年のための推理クラブ」のトリックは「へ、それだけ?」と思ってしまった。『青年のための読書クラブ』の方も少女達の口調は一種のなりきりでクラブ内だけだったのかな。「冬の牡丹」「赤い犬花」などタイトルがいい。
★4 - コメント(0) - 2016年6月26日

K
桜庭一樹さんの短篇は初めて読んだけれど、長編に負けず劣らず、良い作品ばかり。モコ&猫の、胡麻油の瓶みたいに黒光りしてる、という表現が桜庭さんらしくて、とても好きです。冬の牡丹の慎さんは、性格は全く違うけど、私の男の淳悟になんとなく似ているなぁ……だらだらしているのに姿勢が良いところとか。私の男を再読したくなりました。
★14 - コメント(0) - 2016年6月26日

はい、やっと読めましたー。桜庭さんの短編集、単行本だと女の子の頭の後ろ姿が印象的だったのの順番を入れ替えてさらに、改題しましたか。冬の牡丹が一番良かったかな。優等生の見目麗しい恵まれない女子の鬱屈とその隣に住む高等遊民とも言える大家さんとのねじれた関係。色んな事が絡まりつつも、世の中お互い様なんだとさらりと突き放すその手加減が鮮やかです。次はモコ&猫です。こちらも情欲の絡まない一種の接視趣味的変態男と余りにも自由な女が世間にからめとられて醜く肥っていくどうしようもない「生活」とやら、楽しかったです。
★20 - コメント(0) - 2016年6月25日

短編集。初めて読んだけど、なんだろう、この感じ。オリジナリティと共に、どこか、郷愁に近い切なさみたいなものを感じました。(図書館本)
★2 - コメント(0) - 2016年6月22日

「モコ&猫」がなんだかとても好き。これを恋愛小説だと言いたくない。何にも当て嵌めたくないと思った。猫だけのものというか。別のことばに換言するんじゃなくて、簡単に丸めてカテゴライズするのでもなくて、この短編そのものが括りになるような。そっと掬った猫の気持ちを、そのままそっとしておきたい。手を加えたくない。なぜこんなふうに思うのか、自分でもよくわからないけれど、このお話をすごく愛おしく感じたのは確か。「冬の牡丹」「赤い犬花」もよかった。
★5 - コメント(0) - 2016年6月17日

最後の「赤い犬花」に、ラノベから始まった桜庭一樹さんの初期作品の雰囲気があった。
★8 - コメント(0) - 2016年6月16日

単行本『桜庭一樹短編集』を改題した文庫本だった、、。タイトルで気付くべきだった、、。でも、もう一度読んでみた。だいぶ記憶が薄れていたので、またちがった味わいだった。桜庭さん独特のこの感じ、やっぱり好きだな。
★20 - コメント(0) - 2016年6月13日

読了。とんだことで。モコのお話しと冬の牡丹が好き。桜庭さんのすごいところは、全然違うテイストのお話しと語りを一つの作品集に落とし込めて、それが違和感がないところ。ふり幅がすごい。
★5 - コメント(0) - 2016年6月12日

桜庭さんの文章は、不安で、不穏で、粘っこくて、しつっこくて、エロティック。波長が合えばたやすく別の世界へ連れて行かれる。不思議な才能。
★49 - コメント(0) - 2016年6月10日

桜庭作品を読んでいると何時の間にやらじっと息を詰めている。ひとことも取りこぼしてはならぬとでもいうように静寂に沈んで没頭している。やっぱり桜庭一樹好きだあ。愛してる。
★6 - コメント(0) - 2016年6月7日

このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集の 評価:82 感想・レビュー:101
ログイン新規登録(無料)