街場の文体論 (文春文庫)

街場の文体論 (文春文庫)
318ページ
194登録

街場の文体論の感想・レビュー(118)

内容はいつものウッチー節、けど、ふつうのじーちゃんたちの最終講義とは全く違う熱気がビンビンと伝わって来る。編集者は大学のサークルの後輩みたいなので、金星に行ったのは「はやぶさ」じゃなくて「あかつき」だというのを直してもらうよう伝えないといかんな。あるいは、行き先が間違ってる(金星→イトカワ)のかもしれんが。。(^^;) 
★8 - コメント(0) - 3月7日

「情理を尽くして語る」とは、「他者に届く言葉」とはこのようにするんですよ、と本書を通じて範を示してくれているのだと感じました。
★2 - コメント(0) - 3月3日

図書館で借りた
★1 - コメント(0) - 2月26日

内田先生の、大学講師として最後の講義をまとめたもの。良かった。ディ・モールト(非常に)面白かった。創造的な言葉とは「伝わる」言葉、生き延びるための知性。私的利益のための道具などではなく、属する集団全体の生存と発展に資する贈与的な営み。読書を愛する者はもちろん、言葉で育まれ、言葉で認識し、言葉で何事かを為さんとする全ての者たちに読まれてほしい。Excellent‼
★15 - コメント(0) - 2月25日

この本でテーマにしている「人に届く言葉」そのものに必要な、切迫した何かをこの本から感じた。勢いがすごい。ブログコンピレーションとはわけが違うといいますか。
★3 - コメント(0) - 2016年12月31日

内田先生のラスト講義が詰まった一冊。言葉を伝えるってのは難しいことだけれど、妥協してはいけないのだ。文学部の奥深さを思い出しました。
★2 - コメント(0) - 2016年11月27日

★★★☆☆
★1 - コメント(0) - 2016年10月30日

理解したとはいつもながら言い難いですが、内田さんの熱が伝わり、生の講義を見た事も聞いた事もないのに自分の中で勝手に抑揚をつけながら読んでいました。たくさんのヒントが含まれています。これも大切な一冊になりました。感謝。
★9 - コメント(0) - 2016年10月13日

途中、話がややこしくなってへこたれそうになりつつも、読み進めていく。何が言いたいのだろうと思い、へこたれそうになるけど、読めてしまう。そうこうしているうちに最終講義になり、まとめのところで、不覚にも涙をこぼした。 このためにあった。これまでの言葉たちは。そこに込められたメッセージとプロセス自体に、感動したのだ(たぶん)。意味がわからなくてもよかった。確かに、届いた。
★2 - コメント(0) - 2016年10月9日

難しくはあるけどちょっとどうかと思うようなおもしろさであちこち「へええ、なるほど~」と感心しつつ読んでしまった。 情理を尽くして語るとは正にこういうことなんだろうなと納得する内容で最後はほんと感動もしたし、こんな講義を受けてみたかった。そこにいたらたぶん泣いた。 村上春樹が中華料理を食べられないことの解釈が鋭どすぎてひびった。
★3 - コメント(0) - 2016年10月9日

少し反対意見もあるのだけど前半は面白かった。
★5 - コメント(0) - 2016年9月20日

内田先生かみ砕いてくださってありがとう。
★1 - コメント(0) - 2016年8月28日

事前に想像していた内容と全く違っていましたが、内田先生の著書やツイートやブログに頻出する『エクリチュール』『クリシェ』など、よく見かけるけどよくわからなかった重要な言葉も、講義のテーマになっているので愛読者としてとても嬉しい。内田先生の本は、読んで元気になるので健康にも良いと思うな。残暑を乗り切れそうです。
★7 - コメント(0) - 2016年8月27日

★★★★☆
★2 - コメント(0) - 2016年8月25日

相手に伝わるように「書く」にはどうすればよいのか、ただそれだけを目的にこの講義録は書かれている。けれどもこの中には内田先生の(ひいては内田先生の中の多くの先人たちの)思想のエッセンスが凝縮されております。もうそれだけで一見の価値ありだと思います。人は今この瞬間に生成されようとする言葉に強く惹かれるという、まさにこれに尽きるでしょう。「クリエイティブ・ライティング」僕も受けたかったなぁ。
★16 - コメント(0) - 2016年7月12日

レポート提出から始まり、文章を書くときに必要な考え方を講義していく流れ。大学教授らしい素晴らしい授業。クリティカルシンキングがどういったものかはよく知らないけど、読んでるうちに機嫌が良くなって、何か書きたくなる名著。
★4 - コメント(0) - 2016年7月5日

やさぐれた気持ちで文章を書いている人必見。こりゃーどえらい本でっせ。大学の講義とはこういうものなのか?すげー豪華だな、おいおい。この講義を聴けた人の幸福を、僕も少しは味わえたかもしれない。これを読むと、論文書くのが捗ると思う。
★5 - コメント(0) - 2016年7月4日

文章を書くということは「人に届ける」ということ。クリティカル・ライティングの講義録なのだけれども扱われるテーマはとても幅広く、切り口が興味深い。学生としてこんな講義を聞けたら幸せだろうなぁ。
★3 - コメント(0) - 2016年7月3日

読了
- コメント(0) - 2016年6月28日

内田センセイの最後の講義録。こういう講義を毎回真面目に聞いている(女子)大学生がたくさんいるということに驚いている自分は、直接知り合いがいないことに加え、ステレオタイプ的な報道にのみで判断しているということなのか。そして、自分が大学生の時にこういう講義があったら聞いていたのかと思ったり、でも今なら毎週でも聞きに行きたいと思ったり。 以前の著書でもずっと主張されている「リーダビリティ」は仕事でも忘れないようにしなければとずっと心がけています。
★2 - コメント(0) - 2016年6月13日

大学での講義録。文体論と言いながら、話は日本&外国の文化的な背景や、人がものをどう認知するかなど、幅が広い。講義って脱線するものだしね。面白かった。
★5 - コメント(0) - 2016年6月9日

講義録なので、とても読みやすい。電子辞書の不振の理由について書かれたところは目からうろこ。勉強の姿勢にあたっても反省するところ多々あり。
★61 - コメント(0) - 2016年6月9日

伝わる言葉とはなにか。万人に受ける言葉は何か。そういうことを考えながら、人間は言葉を発している。内田さんの本を読んで感じたのは、そもそもこの質問自体が、自分を言葉から不自由にしてしまっているということだ。  「こうやって書けばいいんだろ?」という姿勢で、紡ぎだした言葉には伝わる言葉に必要な、絶対的なものが欠けてしまう。「これだけはあなたにどうしても聞いてほしい!」という、メタメッセージが欠けてしまう。このメタメッセージさえ欠けなければ、内容のわかりやすさなどはあまり関係ないのではないか。(つづく)
★10 - コメント(5) - 2016年6月3日

大学での最終講義完全収録、ということもあって大変読みやすい。言語とは、文体とは、エクリチュールとは、と学術的な話題を経由して、自分以外に届く言葉はどういうものかの探求の旅路の14講でした。何を伝えたいのかという動機と、自分の立ち位置を知ろうとする俯瞰的な視野を持つことの有用性はもちろん、それ以上に内田先生の「頼む、わかれ、わかってくれ」の感じがすごい。
★3 - コメント(0) - 2016年5月31日

「これだけやったんだから0点はつけれないでしょ」という不遜な態度で(そして生産性が限りなく0に近い)レポートを量産し続けている私にとって、冒頭からほんとうに身につまされる話でした…。ソシュールのアナグラムから村上春樹の「鉱脈」の話、多岐にわたるジャンルから知らない話題がたくさんでてきて、しかも全部おもしろい。私のような人間にも分かりやすく噛み砕いてくれる姿勢が、本書のテーマ「読み手への思いやり」を体現していると思います。
★6 - コメント(0) - 2016年5月29日

著者の考えたかった問題は言葉を伝えるにはどうしたらいいのかというものであり、著者の答えをとてもざっくりとまとめればあなたに伝えたいソウルを持ってソウルから生じたばかりの出来立てホヤホヤの言葉を大切にすることである。これだけでまとめてしまうといかにも味気ないが、この本自体がソウルの一つの実践であることは読めば分かるだろう。相手が求めていると予想して無難なことを言う悪癖は、とりわけ受験勉強に原因があるとし、その傾向は世代若くなるにつれて顕著になっていると思うとの指摘は、謙虚に受け止めたいと思う。
★4 - コメント(0) - 2016年5月22日

情理を尽くして、どんなことをしてでも聞いてもらいたいこと。聞いてもらわなくては困ること。そんなのあるだろうか?めったに無い。だからいつもペラペラ空回りの会話なのだ。でもよく考えると、やはり真面目に考えて意見を言うときは年上の人も友達もちゃんと聞いてくれる気がする。相手に敬意をはらえば、まともな相手ならこちらにも敬意をもって接してくれる。今回文庫化されたのを再読してみてどうして「文体論」なのかがわかった。この著作自体がクリエイティブ・ライティングなのだから、はっきりした手本であり結論なのだ。
★12 - コメント(0) - 2016年5月21日

内田先生の最後の授業を本にしたもの。聞き届けられる言葉とはどのようなものかを追求する、というのがテーマ。もっと前にこの本に出会ってればよかった。心からそう思う素晴らしい本。それは内田先生が聞き届けられる言葉を話しているから。
★4 - コメント(0) - 2016年5月11日

本書が一冊でもって語るテーマを捉えきれなくとも、未知の感覚に名前を付けてもらえたように思えるトピックスがゴロゴロ転がっている。繰り返し読んでいる内に突然意味がわかるようになることもあるそうで、読み返していきたい本だ。
★2 - コメント(0) - 2016年5月4日

内田先生の本は文庫新書を買うことにしている。他の本にも書かれていることではあるけれど、この文章を書いた人はわたしの現在のことを知っているんだ、と思わせるものは、まあ、読みたくなりますよねって話。
★1 - コメント(0) - 2016年4月28日

政治の話をしても、教育の話をしても、文学の話をしても、この人の言うことはいつも同じ。本によって言うことが変わっちゃったらそれこそおかしな話であって、同じで当然なのだ。その同じ話が心地よいワタクシにとって、これは、偉大なるマンネリズムとでも名指したいものであります。
★8 - コメント(0) - 2016年4月22日

内田先生の最後の講義録(いわゆる「最終講義」ではない)。先生の講演録は何冊か読んだけど、今回は何か熱の入り方が違う(講演ではなく講義だからか?)。こんな講義を受けられた神戸女学院の学生さんは幸せだと思う。クリエイティブライティングについての講義だが、小手先のテクニックなどではない、真に言語と向き合うための方法を、教師自らが言葉を紡ぎだす過程を見せることで伝える。真の師とはこういう人だと思う。文科系だけでなく理科系の学生さんにも読んで欲しい。レポートの書き方が変わるはず。
★16 - コメント(0) - 2016年4月22日

伝えること、伝わることについての、大学での「最終講義」をもとにした随想です。著者自身が「あとがき」で認めているように、「いつもの話」がたくさん出てきます。伝える手段が豊富になって、身の回りに溢れるのが「『自分を尊敬しろ』と命じる言葉」だというのは皮肉な話です。なぜ伝えるのか、という問いを忘れてはいけませんね。
★2 - コメント(0) - 2016年4月20日

☆☆☆☆☆丸ごと一冊 響きました✨ ソシュールやらバルトやら、ややこしげな内容もあるけど。毎講義、横道にそれっぱなしな感じも大いにあるけど。伝えたいことは「情理を尽くして語る」ことの大切さ。読み手に対する敬意を持って、「これだけは聞いてくれっ」と必死に懇請する言葉が、「他者に届く言葉」なんだ!と、情理を尽くして 講義されている。
★2 - コメント(0) - 2016年4月19日

社会の変化が早いところでは、伝統的な価値観やライフスタイルを墨守しているだけでは取り残される。急激な変化に振り回されないためには、中長期的な展望を持ち、少し肩の力を抜いて、軽快なフットワークで、細かいところはとばして、大筋の流れを見誤らないようにするという知的な訓練が求められる。p190
- コメント(0) - 2016年4月18日

文学部の学生時代に戻ったような、懐かしい、しみじみした気分で読み終えた。心に響くフレーズも、難しくて分からない箇所もあったけれど、懐かしさやしみじみした気分をもらえただけで読んで良かったと思える本だった。自分に向けて語られていると感じる体験が何度もあった。陽だまりの中にいるようなヌクヌクとした心地良さ。心がぎゅっと締め付けられる。この読み方は「正しい読み方」「メッセージの正しい受け取り方」なのだろうか。「学問は贈与」なのだとしたら、すごくいろいろもらった気分
★6 - コメント(0) - 2016年4月8日

文体論の体を借りた書くことの本質に迫る論考。著者は他の研究者や学者に比べると割と特異な立ち位置の人だと思うが、そういった立ち位置が、読み手に敬意を払っているからこそ生まれているものだということに本書で気づいた。
★2 - コメント(0) - 2016年4月5日

ライティング関連の授業を、初めてオムニバス形式で担当することになったので目に留まった。「クリエイティブ・ライティング」の授業でこの内容はありなのかと思う反面、「講義」で実施するとはこういうことなのかもしれないとも感じる。一緒に担当する先生方は、こういう授業をやりたいのかもなぁ等と、色々考えさせられた。
★3 - コメント(0) - 2016年4月5日

2016年16冊目 街場の文体論 内田樹 内田先生の文章は読み易いので 著作を心地良く読んでるうちに読み終わって なんかすごく有意義な時間を過ごしたけど いったい何が書いてあったんだっけ? ということが多い この本もそんな感じだったが 「そんな感じ」でも良いんだ、と書いてあったように思う 自分が好んで使用する言い回しとか 本とか女性の好みとか 映画館やライブハウスで味わう感覚とか 今と昔の働き方の違いだとかについて考えた やはり有意義な時間であった、、、 合掌
★3 - コメント(0) - 2016年4月4日

そもそもなぜ自分が翻訳をやりたくなったかを、久々に思い出しました。 内田さんがフランス語を勉強してある程度できるようになり、フランス語で書かれたおもしろい情報や書物を、フランス語ができない人やできても時間がない人たちのために自分が訳して伝えたくなった、というところがありました。わたしの動機も内田さんと同じでした。そのほかにも、翻訳に関係することがいろいろ出てくる、とても興味深い本ですよ。
★6 - コメント(0) - 2016年4月2日

街場の文体論の 評価:82 感想・レビュー:50
ログイン新規登録(無料)