ミッドナイト・バス (文春文庫)

ミッドナイト・バス (文春文庫)
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ミッドナイト・バスの感想・レビュー(115)

★★★☆☆17021 つららが女になり嫁に来た物語知ってる?風呂に入らない妻を遠慮だと思って入らせたら出てこない。風呂に行ったら桶だけ浮いてた。これ実存民話?謎!あと鶴の恩返しはテーマが謎!鶴の羽ってどう頑張ってもダウンジャケットの中身が精一杯じゃ?鶴の羽で機織り可能か謎?当方は「機織り作業中は部屋を覗かないでね」という会話にこの謎解きの鍵があるとみてます。原材料鶴の羽で機織りする事自体が高度生産技術で企業秘密!そういう見学は普通「許可無き者は入室禁止!撮影禁止」です。遠回しな技術流出問題テーマかな!^^
★150 - コメント(3) - 3月19日

映画化されることを知る前に、読メのレビューを見て読んでみたくなって購入しておいた。かつて自分もバス運転士をやっていたので、バスが出てくる話は感情移入しやすい。もっとも、僕は路線バスだったけど、この話は深夜バス。東京と新潟をバスで行き来する主人公の、心の葛藤。別れた妻、息子と娘、年下の恋人、それぞれが色々な悩みを抱えて、乗り越えて、新たな一歩を踏み出していく。カッコよく書くと、そんな話かな。「●いんだよ」という一言が衝撃的だった。続きをちょっと知りたくなった。知らない方が良いのかもしれないけど…。80点。
★15 - コメント(1) - 3月14日

家族が崩壊するときには、別のつながりが生まれるのだろうと思う。
★2 - コメント(0) - 3月12日

☆☆☆☆★
★3 - コメント(0) - 3月7日

本屋さんで平積みされていた、初読みの作家さんの本でした。 懐かしい「バスセンターのカレー」・・・の帯が付いていて、思わず買ってしまった!内容は、悩みを抱えた家族それぞれの今とこれからを深夜高速バスに絡めて、綴られていきます。ちょうど読み終わった日の朝刊で、映画化されることが分かり、キャストが誰になるのか、ワクワクしてました。主人公のバス運転手・利一役が原田泰造、元妻・美雪役を山本未來、現在の恋人・志穂役を小西真奈美等々だそうです。この春から地元などで撮影が始まり、公開は来年春の予定。今から楽しみです~。
★13 - コメント(0) - 2月28日

初読み作家さん。タイトルの通り、主人公は夜行バスの運転手利一。バスの乗客や、利一を中心とした「家族」の物語です。ほのぼのした優しい雰囲気もありつつ、けれど悲しい場面などは会話や気持ちがリアルに描かれていました。様々な登場人物に感情移入してしまい、思わず泣きそうになる場面も…。家族の形は人それぞれで誰が決めるわけでもない、そう改めて教えられた気がします。自分や人の幸せについても考えさせられる、素敵な物語でした。
★21 - コメント(0) - 2月25日

夜行高速バスを舞台にした連作短編集だと勝手に思いこんでいたら長編小説だった。16年前に別れた妻との再会を機に止まった時間が動き出して、壊れそうだった家族が再生する物語。いい話なのだろうけれど、主人公に共感できないどころか嫌悪感を抱いてしまった。仕事を理由に姑から妻を守れなかったし、今の恋人とも曖昧な関係を続けるばかりで、自分から動かずにイジイジとする中年男を好きになれない。なのに、なぜモテるのか、不快なのは嫉妬なのだろうか。ようやく親離れして去っていく怜司の後ろ姿が救いだな。 (★★★☆☆)
★11 - コメント(0) - 2月23日

家族の再生の話。バラバラでいたって最後に繋がれる家族でいたい。様々な場面で映像が浮かんでくる。
★7 - コメント(0) - 2月14日

面白かったのに、妙に長く感じて時間がかかってしまいました。登場人物が全員不器用で、読んでいてもどかしい気持ちにさせられることが何度もありました。もっとはっきり想いを伝えられたらスムーズにいけたのに・・。実際難しいことではありますけど。話の間に入るちょっと関りがあるけど関係ない人の話が、必要なんですけどちょっと話を分断する感じがして気になりました。
★37 - コメント(0) - 2月8日

夜行バスで新潟と東京を行く話。上手くいかない人生も最後によかったと思えればいいのかな。ちょっとでも早くによかったになれるように生きていかないとだ。
★6 - コメント(0) - 2月5日

読み終わった後に、優しさと切なさが残った。主人公家族はみんな優しい。特に子供達はよく家族を見てる。でも不器用で傷つきやすくて。愛情がうまく噛み合わない。深夜バスによって繋がる出会い。それにより変わっていく。一冊かけて長い夜が空けたみたいです。
★8 - コメント(0) - 2月5日

丁寧な人物描写と、ほんのり温かい展開にほろり。新潟が舞台でイメージも湧く。映画化が楽しみ。
★6 - コメント(0) - 2月4日

伊吹有喜らしい温かさやさしさが伝わってくる素敵な家族小説だ。しかし、著者のヒット作『風待ちのひと』(385頁)・『四十九日のレシピ』(297頁)ほどの感動がわいてこなかった。その因は、490頁の物語の構成にあると思う。主人公とその家族、16年ぶりに再会する別れた妻、主人公に想いを寄せるバツイチの恋人に焦点を絞れば、もっと盛り上がっただろう。深夜バスの乗客たち、娘の仕事仲間たちのサイド・ストーリーは不要で、物語を散漫にしていると思う。それはさておき、読み心地はよいおとなの恋、家族再生の物語である。
★107 - コメント(0) - 1月29日

切ない、切ない…登場人物の誰もが切ない。みんな優しい心の持ち主なのに、すれ違ったり、思いが届かなかったり。 元、一つの家族だった4人を軸に、物語は広がる。 新潟の雪景色、海と山の豊かな自然を想像しながら、その情景と登場人物とがとてもマッチして、まるで彼らが実在するような感覚で読み続けた。 ラストは、救われた気持ちで。カレーの親子も良かったな。
★19 - コメント(0) - 1月24日

★★★
★1 - コメント(0) - 1月22日

最初はハズレ本だと思った。登場人物が皆グズグズと後ろ向きで煮え切らない。寧ろ乗客たちのサイドストーリーにうるっとしたり。だが現実の私たちだってこんなもの。誰しも皆、格好良くは生きられないのだ。迷い、臆病でなかなか前に踏み出せず、そして身勝手。今の自分に満足できないから過去の温もりをふらっと求めたくなったり。そんな不器用さが徐々に愛おしく切なくなってくる。登場人物たちが自分の立ち位置を見つめ直せた時、読み手誰しもの心にあるだろう後悔や抜けきらない棘が昇華されていくだろう。その後、志穂の想いが報われますように
★43 - コメント(0) - 1月22日

大好きな伊吹有喜さんの読みたかった一冊。 故郷で深夜バスの運転手として働く利一。子供達も独立し恋人との新たな人生を考えていた矢先、仕事を辞めた長男が戻ったり長女が結婚相手と会わせなかったりと今まで知らなかった家族の問題と直面する。そこに離婚した妻が現れー。 メインストーリーとともに深夜バスに乗って来る乗客たちのサイドストーリーも描かれていて、深夜バスは色んな人の人生を乗せて新しい朝を迎えさせてくれると感じた。伊吹さんの作品は悪い人が出てこないから好き。だから余計に厄介な部分もあるけど。面白かったです。
★7 - コメント(0) - 2016年12月31日

心の奥深く、誰にも明かすことなくしまいこんでいた気持ちが、時間をかけ、じっくりと解き放たれたような感覚でした。 たくさんの時間をかけ、多くの本を読んできた中で、これほど現在の自分と重ねて読めた小説は他になかったと思います。本当に心からそう思う、自分にとって生涯忘れられない小説になると思います。
★8 - コメント(0) - 2016年12月21日

☆☆
- コメント(0) - 2016年12月19日

ken
妻が出て行き、祖母と二人で兄妹を育てた利一。ようやく、子供が独立して恋人(志穂)との新しい生活をイメージしてた。しかし、タイミング悪く息子が仕事を辞めて帰って来てしまう。前妻も現れ、自らしがらみに飛び込んで行く。そして、今更ながらそれぞれの理解が深まる。志穂と寄りを戻せるといいな。
★8 - コメント(0) - 2016年12月19日

50歳を手前に迎える利一は、夜行バスの運転手。 ある日、いつものように夜行バスの乗客が乗るのを待っていると、現れたのは16年前に別れた妻だった。 妻と離婚する前の生活、子供がその時何を感じていたか。 読みづらい箇所もあったものの、終盤になると楽しめた。
★7 - コメント(0) - 2016年12月10日

読みおわるのに時間を費やした。家族の再生のストーリーだけどなかなか前に進めなくて、ちょっと手間取りました。
★4 - コメント(0) - 2016年11月28日

大人のラブストーリーであり、家族の再生の物語であり。志穂さんみたいに“重すぎる”ってふられたことがリアルにあるので、少しだけ身に詰まされたり。でも、みんなそれぞれ前に進めそうで、読後感良し。みんなに、幸あれ!
★48 - コメント(0) - 2016年11月16日

人の言葉や行動は良い方に捉えたいと思った。夏に手袋をもらったからって、美雪は悪く取り過ぎ。自分の息子をそんな性格悪い人間だと思うことの失礼さ。長男が気の毒だった。自尊心が低くなり、悪い方に考える癖がつくのだとしたら、哀しい負のスパイラルだな。傷付かなくて良い事にまで傷付いてしまう。抜けられそうで良かった。
★7 - コメント(0) - 2016年11月14日

大人はズルいなぁと思った記憶と、深夜バスに揺られて帰る途中の休憩所の薄暗さと、大人になっても大事なことが伝わらないもどかしさが、読んでいる間ずっと胸の奥の方でくすぶっていて、読み終えると同時に大きなため息が出た。正直なところ、私は利一さんは好きになれないし、ズルいと思うし、怜司や彩菜の方に肩入れしてしまったけれど、みんなミッドナイトブルーの中から夜明けを待っている時をいくつも越えて、一個の人間として立っていけるようになるんだと、長い長い物語を最後までめくって思った。
★43 - コメント(1) - 2016年11月13日

淡々とうまくいくことばかりではない人生をバスの行き帰りに乗せて語る。20代、30代、40代、50代。仕事と病気と恋情と追慕。孤独と寂しさ、独立とつながり。多くの交わりと少なくない別れが繰り返すことが、読み手に少しずつ降り積もる雪のように染みてくる。なかなかの手練れでした。よかったです。
★10 - コメント(1) - 2016年11月11日

61歳になって、夫婦ともに親を送り、こどもたちも独立してそれぞれの家庭をもった今、ここまでくる道のりにはそれなりのドラマはあったなぁ・・・と思い出しながらの500ページ弱。思えば、本書でも随所で語られるとおり、あの時、ちゃんと自分の思いを語っていれば・・・とか、1歩前へ踏み出していれば・・・とかいうような後悔はいくらでもある。でもまぁ、それを含めて今があるのだから・・・。「40、50は洟垂れ小僧。60、70働き盛り。90になって迎えが来たら、百までまで待てと追い返せ」・・・元気が出るなぁ。
★9 - コメント(0) - 2016年11月8日

●良い話でした。利一、怜司、彩菜、美雪、志穂、みんな幸せになってほしい。●怜司の言葉が心に染みた。「お父さんの家には、お父さんの幸せを入れてほしい」「お父さんの幸せは、僕らの幸せだ」
★6 - コメント(0) - 2016年11月8日

すみません、著者本で初めて退屈しました。期待し過ぎていたか?
★20 - コメント(0) - 2016年10月28日

娘を東京の大学にやった時の事を思い出させる、初っ端の文章からウルウル。そして大きな事故にもなりかねない深夜バスの運転手さんに煩悩を与えないで・・と。夫婦とは他人との同居。いくら惚れて結婚してもお互いの支えと意地と忍耐が(笑)必要かと。今、核家族化しているのは嫁姑の煩わしさの前に、我慢が出来なくなってきた人が多くなってきたからだろう。生別・死別に際して初めて相手を思いやる・・。ミッドナイトバスが過去に決別し未来に向かう象徴だったんだ(^^;。娘は一度で降参したが、乗ってみたかったなぁミッドナイトバス・・。
★79 - コメント(2) - 2016年10月23日

23時半に池袋を出発したバスは、出張に行くビジネスマンやたくさんのお土産を持って帰省する人、最終の新幹線に乗り遅れた人などそれぞれの思いを乗せて、次の朝4時半過ぎに新潟に到着する。深夜バスのドライバーとその家族のお話。夫婦が離別し残された子どもたちの思いは、恋人との未来は?深夜バスは夜から朝に向かって走る。夜明けは必ず来るのだ!
★54 - コメント(0) - 2016年10月23日

夜行バスの運転手とその家族の物語です。家族各々のもどかしさ・切なさ・葛藤が描かれているので、サクッと読めたわけではありませんが、「暗闇はいつか朝日で明るくなっていく」という実際の自然現象だけでなく、人の心の闇・葛藤からの夜明けが描かれており救われました。
★15 - コメント(0) - 2016年10月23日

故郷のバス会社で、深夜バスの運転手として働く利一。二人の子供も独立した事で恋人との将来を考え始めていた。そんなある日、自分の運転するバスに、16年前に別れた妻が乗車してきた。会社を辞め、家に戻ってきた長男、結婚と仕事で揺れる長女。それぞれが抱えている傷と向き合っていき・・・
★23 - コメント(1) - 2016年10月14日

主人公の家族のストーリーも主人公が運転するバスの乗客のストーリーも、読み応えのあるお話だった。短時間で着く新幹線や飛行機ではなく、時間のかかる長距離の深夜バスだから、色々考えながら移動できる。人生を見つめ直すにはちょうどイイのかもしれないな。
★9 - コメント(0) - 2016年10月6日

2016.10.03【読了】
- コメント(0) - 2016年10月3日

深夜バス運転手である父親が50歳を前にして、恋人と元妻、子供たちの持ち込むアレコレに思い悩み、もどかしい。家族を構成するそれぞれが気を遣いながら、ほんの些細な言動で傷ついていく。その過去と現在を混ぜ混ぜしながら、家族とは?どんなもんかと問いを投げかけてくる。各章ごとに本線家族の動向に交えて、サブストーリーが挟まれているのが面白い。大学入学と共に新潟から母子で上京し、これまたもどかしい会話を繰り返しながら、母親だけ深夜バスで帰っていく。テンポがゆるく、もどかしすぎてシンドイところもあるが、深みのある物語だ。
★18 - コメント(0) - 2016年9月28日

東京で働いていた息子が不意に帰ってきて、16年前に別れた妻がバスの乗客としてのってきて、利一の家族の物語が動き出す。切なくも、前を向いていける良い話だった。一度、夜行バスで帰省しようかな。
★18 - コメント(0) - 2016年9月22日

東京と新潟を往復する深夜バスの運転手と家族の再生の物語。やっぱり思いを言葉にしなくちゃわからないこともある。腑に落ちない箇所もあったけど、全体的にはよかったです。
★26 - コメント(0) - 2016年9月22日

子どものころは、子どもってつらいなあと思っていた。けれど、当時の親と同じ年頃になって、ようやく、親も同等かそれ以上の傷を受けていたと気付く。人生って、本当に切ない。最期のときまで、迷い続けることになるのだもの。
★70 - コメント(0) - 2016年9月14日

四十九日のレシピと同作者。こちらの話の方が好きだった。夜行バスの運転手である主人公が乗客として乗った別れた妻と十二年ぶりに再会するところから話が始まる。子供も巣立ち恋人との関係を進めようかと思った矢先に、仕事をやめて東京から戻ってきた息子、結婚とやりたいことの狭間で揺れる娘、父の介護のために東京と新潟を往復する元妻という家族の問題が一気に押し寄せる。今は夫婦でなくても、いいことも悪いことも含めて家族は家族であるという重みが感じられた話。ラストがよかった。
★7 - コメント(0) - 2016年9月10日

ミッドナイト・バスの 評価:96 感想・レビュー:52
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