漂流街: 〈新装版〉 (徳間文庫)

漂流街: 〈新装版〉 (徳間文庫)
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漂流街: 〈新装版〉の感想・レビュー(42)

移民として生きることの困難みたいなものは日本で普通に生活していると分かりにくいものだと思うのだが、この作家はなぜこういうことにかくも敏感なのかと思う。暗くて暴力的なところは好みなのだが、ここまで人が死にまくるのはちょっと引く。
★1 - コメント(0) - 3月10日

ブラジルと日本のハーフで、ブラジル生まれ。マーリオが風俗嬢の送迎をするシーンから。常に何かに怒っていて、無茶をいう客に暴力を振るう。そんな折、ヤクザと中国マフィアの覚せい剤取引を知り、ネコババを思いつく。…長い。まず事を起こすのに、偉く長い。そして、人が死にすぎてわけが分からなくなる。多分マーリオだってわけが分からない。ラストは、あ、やっぱり…な展開だし。私には合わなかったな。
★8 - コメント(0) - 2月1日

映画は鑑賞済みであったところ、「小説はかなり違う、救いがない、夢も理想もない、誇りもない…『凄い』」といったことが書かれているWebのレビューを目にする。たまたま、どうしようもないやつ、非道い奴、ノワールもの、長尺モノを読みたい気分と相まって手に取る。馳氏の作品は、不夜城シリーズを読んで以来と思うが、レビューの通り、凄まじいの一言。付け加えれば、優しさも無し、欲望・妄執・悪意だけが渦巻き何も残らない。読後の悪い気分も悪くはなかった、とでも言えばいいのだろうか、満足度の高い一冊であった。
★2 - コメント(1) - 2016年12月19日

mad
映像が目の前に浮かぶが、本...なのは作者の力量だと思う。陳腐になりそうでならぬのも..また力量なのだろう。だからページを捲る手が止まらない。何時の間にか狂う金銭感覚は、ガイジンだけではなかった。と...思ったりした。
- コメント(0) - 2016年8月26日

全く救いの無いノワール小説。馳ワールド全開。登場人物はどうしようもないグズばっかり。それでもスピード感に溢れていて読ませる力はさすがでした。
★22 - コメント(0) - 2015年10月25日

反対する祖父を殴り倒して日本に出稼ぎに来た日系ブラジル人マーリオ。工場を抜け出し、今は風俗嬢の送迎運転手をしている。ある日マーリオは、中国マフィアとヤクザの取り引きを襲い、大金とドラッグの強奪に成功。それが地獄巡りの始まりだった。この小説のキャラクターは後先考えず自分の欲望や妄執に執り憑かれ破滅に突っ走る。成り行き任せで突っ走るキャラクターの心理そのままに、欲望とバイオレンスの嵐が吹き抜けた後は、ちりも残さない。壮絶な暗黒小説。
★15 - コメント(1) - 2015年9月1日

ノワール小説というジャンルらしい。で、ノワールとは?と調べると、「人間の悪意や差別、暴力などを描き出している。闇社会を題材にとった、あるいは犯罪者の視点から書かれたものが多い」 なるほど、まさに、その通りの感想。救いなし(苦笑)
★1 - コメント(0) - 2015年7月4日

強烈でした。今の馳さんとは違い、完全なノワールでした。最高で最強です。
★9 - コメント(0) - 2015年5月7日

読み終わって、これだけの分量が必要なのかと思ったが、無駄に伸ばしている部分も無いんだよなぁ…。不夜城は先回りして段取りしていくタイプだったと思うけど、マーリオは起こってから辻褄を合わせていくタイプで、それはそれでスリルがあった。
★2 - コメント(0) - 2015年4月5日

借り本。久々に読んでも読んでも終わらない厚さ。後書きにもあったけど、体言止め、現在形、過去形の短文の連続で、映像が目に浮かぶ。金を奪った後もまだまだ二転三転してどんな結末になるのか予想がつかなかった(まぁ無事生き残ってハッピーエンドにはならないとは思ってたが)。誰一人幸せになれない壮絶な物語。脳が痺れるというか、ドッと疲労感を伴う読後感。
★3 - コメント(0) - 2015年3月29日

☆☆☆
- コメント(0) - 2012年10月19日

馳星周さんの作品で2つ目に読んだ作品です。分厚い本ですがスラスラ読める文章なので特に読破までに時間はかかったと感じませんでした。作中に出てくる人物はみんな頭のいい人ばっかりで駆け引きが面白いです。
★1 - コメント(0) - --/--

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