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狼: 仕舞屋侍 (徳間文庫 つ 14-5)

感想・レビュー
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ふぅ
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九十郎はあまり欲がなく、藤五郎にはいつも旦那が甘いせいで…とボヤかれている。 仕舞屋業は最後まで誠意をもってやりとげるが九十郎の信条なのかな。お七がいるから九十郎は穏やかで過ごせると言っているように、読み手もお七がいるので、ひどい過去の話など出てきても読みすすめられてる。
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ともちゃん
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悲しい物語ですな。
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baba
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ネタバレ水草の間に浮かぶ真鴨が荷船の通るたびに押し寄せる波にゆられ、賑やかに鳴き騒いでいる。仕事の剣呑さと違い、市井の状況の描写が心に響いて来る。今作は狼に睨まれたように、不義密通の件から九十郎にも嫌疑がかかり、思わぬ展開に、お七が健気で可愛い。
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昼行燈
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この時代に仕舞屋と言う稼業が存在していたかどうかは分からないが、表沙汰にできない揉め事を、両社の間に入って解決し、その手間賃を稼ぐ商売である。この主人公、九十九九十郎(つくもくじゅうろう)と相棒の湯屋(藤ゆ)の主、藤五郎とのコンビで事件を解決する物語である。今回は、不義密通の侍(大城鏡之助)と御家人の女房との和解が成立したものの、大城鏡之助が殺害されたことから、九十郎にも嫌疑がかかってしまう。身の潔白を証明するがために、自らが犯人を捜しだすのだが、終盤に思わぬ展開が待っていた。
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のびすけ
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九十九九十郎の今回の仕事は、若いトンチキ旗本の不義密通の揉み消し。揉み消しの交渉は成立するものの、依頼人のトンチキが殺される事件が起こる。事件を探るうち、両替商の番頭欣次の存在が浮かび上がる。欣次のいきさつとお杵の境遇が痛ましく、九十郎が事件をどのように決着させるのかヒヤヒヤした。お七の作る料理は相変わらず食欲をそそる。膳に彩りを添えるお七の笑み。九十郎が羨ましい!
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あき
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ネタバレなんとなくだけど「風の市兵衛」の1巻、あの主従にもっと別の決着の付け方があったのでは、って作者の思いがこの話になったのかな、って気がする。最後に九十郎が吉野原村まで行ったのは、欣次に逃げたままで生きていくのではなく、きちんと仕舞いをつけて生きていけ、ってことかな。仕舞屋である自分と決着をつけることで、欣次が過去に仕舞いをつける、そういう意図だったんだろう。
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ベルるるる
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九十郎が理屈を言い過ぎ。お七の登場がもっと多いといいけど。可愛いお七に救われてる物語^^
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kazukitti
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基本的にはシリーズ1巻と同じ。エピソードそのものに違いはあるけど、仕舞屋家業とはちょっとズレたところで要らんことしいとまでは言わないけど、変な拘り持って余計なこと穿り出してってって感じは一緒w プリンの汚嫁とサレ男が元鞘とか、ボンクラ間男の死に様とかどーでもいいけど、殺しの追及最後までしないなら何で泊りがけで大宮くんだりまで追っかけてわざわざバトってんの?て自己満足かよ!wってのはちょっとなぁってw
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nyanlay
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図書館から拝借。二作目だと気が付かなくて読んでしまったけど、問題なく読めました。短編ではなく一冊続きの物語なので、思っていたのとは少し違ったけれど、まぁそれなりに読めたかな。全体的に悲しいお話しなんだけど、お七の場面はほっこり出来て可愛らしいですね。
0255文字
Dyans
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題名の「狼」の意味が2/3くらい読まないと判らない。まあ、哀しい話ではある。この巻でも、お七が九十郎の元で働きたいという思いの理由はまだ謎のままだ。おそらく仇討ちだろうとは思うが。
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藤よい
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実家に帰省中。 ゆっくり読書できるかと思いきや、全く集中できず…。 普段ならサクサク読めるはずが、時間がかかってしまった。
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雪乃
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【図書館本】シリーズ2作目。そこそこ面白かった。
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ときわ
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最後まで真相を突き止めようとする九十郎に、ちょっと止めて!と思った。どこからかのぞき見して推測・・・、それで良しという解決で得心出来なかったものか。甘いならそれを貫いてほしかった。
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いくみん
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欣次さんの生い立ちが、かなりこたえた。 これから、親子3人で、幸せに暮らして欲しい。 九十郎さんは、少し、甘いくらいがいいと思う。 大人の余裕ですよ。
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まっちゃん
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ネタバレ仕舞屋侍九十九の第二弾,依頼人の死からその背景を探り始めようやくある事実へたどり着いた時九十九が選んだ決着とは… う〜ん,大宮まで伊助を追って行ったのには意味があったのでしょうか.九十九の単なる自己満足?であったような気がしないでも.それならそれでしっかりお金は受け取ってもいいんじゃないかなと思います.
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天笑院たか姫
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シリーズ第二弾!今回持ちこまれた案件は、不義密通の交渉で和解は成立するが若い旗本は手間賃を払おうとしない。数日後、その旗本が死体で発見された。寝取られた御家人に嫌疑がかかり捕縛された。早く真犯人を挙げないと・・・・
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onasu
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もめ事を内々で済ます仲介をする仕舞屋二作目。この度は人妻との関係が露顕したという、見目だけはいい旗本の部屋住みからの依頼。  九十郎の斡旋で、相手の御家人とは話しがついたという夜、件の旗本が殺され、その御家人が下手人として捕られる。九十郎は冤罪を晴らすため動くが、手間賃は後日だったため、ただ働きに。  前作と同様な作りだが、こちらは一見関係のない二件の殺人が、初っ端のつまらない不倫話しを脇に押し退ける。  にしても傍目からは解せないのが、件の御家人夫婦。描かれてはないが、とりあえずは元鞘なんだろうな。
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ぶんぶん
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【図書館】 御家人の女房が寝取られた、交渉はすんなり行った、後は手間賃を貰うだけ。 ところが、相手の旗本が殺されてしまう。 相手の御家人と共に九十郎にも嫌疑がかかる、調べる内に更なる殺人事件が…今回の九十郎の決着の仕方が腑に落ちない、もうちょっと綺麗な納め方があった様に思います。 ともあれ、仕舞屋侍・第二弾 好調な滑り出しです。 ますます老けて来たな(笑)
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りこ
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仕舞屋侍シリーズ第2弾。お七ちゃんのお料理にすっかり胃袋をつかまれた感じの九十九さんが微笑ましい。
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とし
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仕舞屋侍「狼」2巻。事件のもみ消しを終えてもあえて事件の真相を突き止めようとする九十九九十郎さん良いですね、また老眼をかけての立ち回りもなかなかユニークです。
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朝顔
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主人公の人間くささが好ましい。 卯月みゆきさんの表紙絵もこのシリーズの楽しみの一つ。
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バンスライク
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ネタバレ☆☆☆☆ 旗本の息子が御家人の女房を寝とった揉め事を内済で収めた九十郎、手間賃を支払わない旗本の死体が発見され御家人に嫌疑が掛かり拘束された。老眼鏡をかけた仕舞屋シリーズ 第2弾。相変わらずの枯れた感じが魅力。この巻もミステリー仕立てだが、これはちょっと全体的に弱く中盤からの盛り上がりに欠けいまひとつな感じ。もう一捻り欲しいところ。それに対して対決シーンはキレのある個性的な殺陣がなかなか読み応えがある。達観したような九十郎のお七への接し方も良かったが、子どもたちにもう少しスポットが当たっても良かったかな。
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月華
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図書館 図書館新刊コーナーにて。ミステリー風味でした。タイトルの「狼」はまさに、です。関係ないようなことが裏で全て繋がっていました。一巻も読んでみたくなりました。
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異風陽洋
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ネタバレ「事実はひとつでも、事実の見方は様々にある。人はみな自分の都合のよいように、辻褄が合うように事実を見る」(P152)しかし、ときの終わりはときの始まりなのかもしれなかった。生が終わり死が始まるように、死人の魂が彷徨い煩悩の中に転生するように、無から有が始まるように、ときは終わり、そしてときは始まる……(P300)
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poefan
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作者一流の視点・語りが出来上がりもう揺るぎがないので安心して楽しく読んだ。が、一転して対決場面には怖さが潜んでいる。安心してなどと油断できないところもあり、それにも魅了される。
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ソババッケ
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ネタバレ九十九九十郎は小柳町の裏店に越して7年、小人目付を退いたのは部下であった男を己の不手際で亡くしたことによる。その息子・龍之介が訪ねてくるようになった、まだ8歳である。その龍之介が柳原土手道でお七に剣術を教えている。お七が奉公先に九十郎を選んだのは、剣術を習うことなのだが、その目的は明らかにされてはいない。今回も一話完結で、仕舞屋に持ち込まれた武家の不義のもみ消し仕事にまつわる物語。残念ながら半ばで筋立てが見えてくる。脇筋ながら、お七と龍之介の世界が拡大していきそう。いつ九十郎の過去が語られるのか。★3.2
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qoop
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伝聞と臆見に隠れた実像を探り、秘密を暴く。暴くからには、秘密の底にある悲しみや辛さを受け止めねばならない。本作の主人公は〈甘い〉と云われながらも逃げず、引かず、自分が暴いた秘密と向き合い決着をつける。初老という年齢に関わらず、むしろ若々しさを感じさせるのは、秘めたものへの共感を失わないからだろう。
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めにい
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甘い!大甘だ~~。と言いながら筋道を糺す侍、物柔らかでやさしい。
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つける
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第二巻ということを知らずに読む。通りで事前情報が少ないわけだ。 だが、途中から読み始めても十二分に作品背景や主人公のことが細かく分かった。読後感が良い一作だった。
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