人魚姫: 探偵グリムの手稿 (徳間文庫)

人魚姫: 探偵グリムの手稿 (徳間文庫)
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人魚姫: 探偵グリムの手稿はこんな本です

人魚姫: 探偵グリムの手稿の感想・レビュー(138)

まるで一枚の絵のように、不思議なおとぎ話のように。いつしか、この物語の中へと引き込まれていく。愛した王子と結ばれることなく、泡となって消えてしまった人魚姫。王子殺しの真相を求める、人魚姫の姉・セレナ。彼女と出会った、心優しい少年・アンデルセン。画家であるグリムとともに、その謎を解きあかしていく。ファンタジーとミステリが融合した、繊細な世界観は著者ならでは。美しくも悲しく、はかなくて優しい。さみしさに彩られた世界の淵を歩んでいく、一人の少年の成長物語としても楽しめる。ぜひ、シリーズ化してほしい。
★15 - コメント(0) - 3月20日

デンマークのオーデンセに住むハンス・アンデルセンがドイツ人の旅人で画家のグリムと、自分は人魚だというセレナと共に、王子殺害の真相を追う。これは面白いに違いない!と期待しながら読んだ。人魚姫ってどんな話だっけ?と童話を確認ながら(笑)『人魚姫』と絡めてあるので、殺人事件が解決しても、そこで話が終わらないところがよかった。面白かった!
★22 - コメント(0) - 2月17日

探偵ルートヴィッヒと助手ハンス、依頼人セレナという構図で進んでいく物語は童話「人魚姫」の世界を題材にしていることもあり、とても読みやすく面白かった。 殺人のトリックも犯人の動機も秀逸で幕間の意味も理解した時には鳥肌がたった。 セレナとハンスの冒険はこの物語が始まりで、これからも続いていくことを思わせる明るい最後ですごく良かった。
- コメント(0) - 1月15日

童話要素の入ったミステリ。 魔女の負の連鎖が、いかにも童話という感じでした。 違う童話からシリーズ化できそうです…
- コメント(0) - 2016年10月12日

ファンタジー色が強くて北山作品にしては珍しく私に合わなかった。あまり物語に引き込まれなかったせいもあり長々と読んでしまった為、おもしろいと感じなかったのは内容を忘れていたのもあるだろう。ちょっと前置き部分が長いかなと感じた。肝心の謎解きが案外あっさり。もう少しミステリ要素を楽しみたかった。
- コメント(0) - 2016年9月26日

ファンタジー要素の入ったミステリ。といいつつも、テーマとしてはむしろ少年の冒険成長物語のほうがメインでもあり。幕間の過去話がどう絡むのか種明かしの段階になってようやくわかったが話の持っていき方が上手いな。探偵役のルードヴィッヒの最後のオチは笑った(笑)
★1 - コメント(0) - 2016年9月13日

人魚姫がモチーフになっているので、登場人物の名前がカタカナでも入りやすいかなと思ったけど、そうでもなかった。カタカナは覚えられなくて苦手...。だいぶ読むのに時間がかかってしまった。でも魔女とは何者なのかを考えながら読むのは面白かった。2人の笑顔を見ることが出来てよかった。
★1 - コメント(0) - 2016年8月27日

初読みの作家さん。一味違った「人魚姫」。解説にもあったけどperiodの扱いが面白かった。
★12 - コメント(0) - 2016年8月25日

アンデルセン少年とグリムと人魚姫。ファンタジックな設定ながらロジックを重視し、作者らしいトリックが用いられていて、独特の世界を生み出している。意外な展開ではなかったものの、犯人が判明した後も本当の真相部分に迫るストーリーがしっかりと描かれていて最後まで読ませる。探偵役のわりに掴みどころのないグリムよりも、少しずつ成長していくアンデルセン少年の方が好ましく映る。
★7 - コメント(0) - 2016年8月24日

普段の北山さんのように物理が前面に出る訳ではなく、あくまでも童話モチーフのファンタジーの世界観でした。人魚や魔女などミステリには似つかわしくない要素が入っても、きちんと論理的に解き明かされていくのが良かった。ファンタジーの世界観でもミステリで現実にはありえない力をトリックに使ってしまうのは個人的にはNGだと思っているので、そういう部分では北山さんは安心して読めますね。
★3 - コメント(0) - 2016年8月22日

童話の世界から、新しい物語を生み出す。面白かったです。違う童話でも展開しそう。読んでみたいかも。
★6 - コメント(0) - 2016年8月19日

ss
さすが物理の北山という感じだけど、ミステリ部分に関してはさほど、、。
- コメント(0) - 2016年8月12日

やや冗長にも感じられるテンポで展開する童話ベースのミステリ。 あー、なるほどねぇ。というオチだけれど、そのオチもこの話ならでは。
- コメント(0) - 2016年8月9日

ファンタジーかと思いきや史実にメルヘンとミステリーを混ぜ合わせた作品でびっくり。タイムリミット付きの謎解きで面白かった。続編期待するけどアンデルセンは出てくるのかな?探偵役はグリムだから出ないのかなぁ
★13 - コメント(0) - 2016年7月8日

人魚や魔女が登場するがっつりファンタジーですが、事件や謎解き自体は本格ミステリーで、7日間のタイムリミットによるハラハラ感も相まって最後まで一気に楽しめました。
★6 - コメント(0) - 2016年7月7日

図書館で借りて読了。最後の方で少し展開が読めちゃったけど、それでも面白かったです。他の童話×ミステリー作品があれば読んでみたいな~
★3 - コメント(0) - 2016年6月23日

正直あまり期待せずに本を開いたのだが、良い意味で裏切られ一気読みしてしまった。幼いアンデルセンとグリム兄弟の末弟の出会いのシーンから一気に作品に引き込まれた。メルヘンと現実のヨーロッパ史、トリックと推理、これらの要素がうまく融合している。メルヘンの要素が多分にありながらそれに引っ張られすぎず、きちんとミステリー作品として成立している。面白い。
★9 - コメント(0) - 2016年6月15日

童話もの、北山作品で即買いしたけど、期待通りの作品だった!! それぞれの世界ではみっこ同士のハンスとセレナが仲良しになるのは既視感のある設定だけどキャラも魅力的だしストーリーも大変興味深く、次は赤い靴か親指姫あたりで続編希望。
★4 - コメント(0) - 2016年6月4日

子供の頃から童話には疎く、人魚姫については薄い知識しかなく、グリムやアンデルセンと言われても中々ピンときませんでした。しかし、7日間しかない命によるタイムリミットや物理の北山と言えるトリックで面白かったです。これを読む前に童話を読んで世界観を把握していればもっと楽しめたと思います。にしてもこのような雰囲気とミステリーは好きですね。
★1 - コメント(0) - 2016年5月21日

少年時代のアンデルセンが人魚姫に頼まれ画家のグリムともに離宮で起きた王子殺人事件の真相に迫る。 アンデルセン作人魚姫が物語の伴奏している。 魔女の呪いは魔女を倒さなければ解けない替わりに自らが新しい魔女になる。
★48 - コメント(0) - 2016年5月21日

ファンタジーと現実の間を漂うようなミステリー。初読みの作家さんだったので、童話の世界に、物理トリックの説明図が入ってくるとは思わず、驚いた。人魚姫、旅の絵描きという自由に動ける人たちに対して、ハンスが学校や家という現実に行動を制限されてしまうのが、読んでいるこちらも焦れったかった。解説にあった他のシリーズも機会があれば、読んでみたいです。
★1 - コメント(0) - 2016年5月7日

人魚姫が泡となって消えた後に王子が殺害される。消えた人魚姫の姉が妹にかけられた疑いを晴らすべく人間となって捜査する…という童話をベースにしたミステリー。人魚姫あり魔法使いありなのでトリックも何でもありな予感がして途中読むの失速したけど読み終わってみるとそんなでもなかったです。推理を話し合う中で魔法の法則も提示されるしそこそこ現実的なトリックでした。ただ海でのやり取りが印象的なので事件については流れていった印象。そしてハッピーエンドのようでセレナのその後(人間界での生活含め)が気になります。
★27 - コメント(0) - 2016年4月23日

★★★ 本格ミステリと言うにはルールが明確でない気がするし物足りない。 主人公にもあまり感情移入できず。
★2 - コメント(0) - 2016年4月21日

誰が王子様を殺したの?─人魚姫に疑いが掛かり、姉・セレナは王子殺害事件の真相を探るべく人間界へ─というファンタジックミステリ。人間の足の代償として魔女に渡した心臓の鼓動が止まるまで7日間というタイムサスペンスにもなっています。ハンス少年の成長物語でもあります。もちろん「物理の北山」は健在。トリックは単純ですが、なかなか面白かったです。事件の真相はオリジナルの童話よりも切なく悲しいお話でした。ある歴史上の人物が事件に深く関わっていたのは驚きでした。欲をいえばグリムにキャラとしての魅力がもう少し欲しかった。
★4 - コメント(0) - 2016年4月17日

少年と画家の名前がアンデルセンとグリム。なるほど、そういう事かとニヤニヤ。人魚姫の物語をなぞったミステリー、だけど本物の人魚が出てくるファンタジーの一面があるところが北山さんっぽいなぁ。おぼろげに記憶している人魚姫の結末は子供向けの割には悲劇だったよなぁ、なんてことを思い出した。この話もエピローグのあとはどうなったのかは読者の想像に委ねられているので、童話を思いだしながら読んだ身としては、ちょっと切ない気分になってしまった。。人魚姫は超有名だけど、子供向けに結末は改変していたんだろうか??
★17 - コメント(1) - 2016年4月5日

ファンタジーなのにリアルな要素もあって、面白かったです
★2 - コメント(0) - 2016年4月3日

人魚姫、アンデルセン少年、画家のグリムと魅力的な主要キャラクター+王子殺害事件。しかも北山猛邦さん。こんなの絶対面白いと思って買わずにはいられませんでした。が、読み終わってみると始まりと終わりや魔女の設定は好みでしたが、中盤の議論内容にいまいち興味を持てなくて置いてきぼりになってしまった。早くこの話題終わらないかなって。なんだろう。何か読み方を間違えたのかも。少し物足りないような感覚が残りました。
★15 - コメント(0) - 2016年3月14日

おとぎ話を題材にしたメルヘンチックミステリ(物理)。北山猛邦だから物理なのは当然としても、思ったより物理で笑った。
★7 - コメント(0) - 2016年3月9日

「王子を殺害したのは人魚姫なのか?」。童話『人魚姫』の世界を舞台にしたファンタジー・ミステリ。主人公アンデルセン少年の成長物語でもある。私にしては珍しく殺人事件の方の犯人、動機、トリックが的中しました。ただ、本作はミステリが「謎解き」である以前に、「物語」であることを改めて教えてくれる作品でした。事件の謎解きが完了した後の「エピローグ」こそ、この物語が本当の輝きを放つ瞬間だったのです。非常に読みやすく、楽しく読むことができました。…「ありもしない翼でも、空高く羽ばたけるのさ。ありもしない世界の法則ではね」
★7 - コメント(0) - 2016年3月3日

人魚姫は昔から好きな話で、それに絡めたミステリということでワクワクしながら読み始めたんですが…うーん。事件自体は魔女と直接関わりは無かったようだし、ファンタジーにした意味があんまり無いような。ハンスの後ろ向きっぷりもあまり好きじゃない。少年の成長物語にしては心理描写も物足りないかな。
★3 - コメント(0) - 2016年3月3日

『人魚姫』の王子が殺された! 犯人は泡になったはずの人魚姫なのか? という、いつもの北山猛邦な特殊世界×物理トリックもの。しかしその試みが成功したとは言い難い感じ。問題は物理トリックにこの世界観である必要性が全くないことと、事件の背後関係が明らかに伏線不足というか描写不足で「急にそんなこと言われても……」と思えてしまう点。最終的な犯人が成立する前提のアレにしたってそれはちょっと。読んでる間は期待させるけど最終的には釈然としない印象が強く残る。あとハンスのフルネームは最後に明かした方が良かったんじゃ?
★2 - コメント(0) - 2016年3月3日

アンデルセン少年を主人公に、人魚姫の後日譚の世界観にミステリーを融合した実に北山さんらしい作品。巧く纏まってるしキャラクター設定なんかも好みではあるんだけど、そこまで止まりで突出した何かが無かったのが残念。佳作ではあるんだけど…謎解きしていく中でもう少し色々何か起こっても良かったのかも。折角のファンタジーなのにドキドキワクワクが少なかった。アンデルセン少年の成長物語として良く出来ているのでもう少し冒険させても良かったかも。70
★10 - コメント(0) - 2016年2月24日

★★★
- コメント(0) - 2016年2月23日

ミステリと『人魚姫』の融和は流石北山猛邦氏です。物理トリックの切れ味が素晴らしかったですが、物語の破壊力という意味では若干弱く感じられました。
★5 - コメント(0) - 2016年2月22日

これは、面白い!題材が童話で皆、知っている話なだけに、ミステリーとして成立させるのは難しいと思ったが、そんなことはなく、見事なストーリーだった。今後、是非ともシリーズ化してほしい。この本を読むと童話自体がむしろミステリーみたいな話もあるなと、改めと思う。
★9 - コメント(0) - 2016年2月22日

元々読むのは遅いほうですが、それにしても読むのに時間のかかった本でした^^; 間のperiodは「人魚姫」の本来のお話かと思いながらよみすすめていくと、ナポレオンが登場しました。ナポレオンが出てくるとは思わなかった!クリスチャン王子殺害事件とナポレオンが魔女と繋がるなんて…。ハンスとグリムのコンビで続編があればいいなぁ。でも、グリムが町から出ていったから無理かな?
★13 - コメント(0) - 2016年2月21日

人魚姫をディズニーで見て救われたような気がしてたけど。童話ってグリムもだけど意外に残酷だ。結婚した王女もそれは私じゃない。って言わないか?魔女も取引だもんね、高利貸しみたいだけど。そのへんそうそうって納得する場所が多くて入り込めた。初作家さんで、メルヘンなマーメイドに物理的なトリックぶち込んでナポレオン!人魚さんが人と感覚が違ってるのとか、リアルな感じでいいなあ。
★14 - コメント(0) - 2016年2月21日

《★★★☆☆》久しぶりの北山猛邦でした。メルヘンな世界での物理トリック、もう少し物理トリックがガッツリしてる方が好みですが、世界観のバランス的にはこのくらいでいいのかな。ハンスとルートヴィヒの二人で旅をして童話モチーフのミステリーのシリーズにして欲しい。
★8 - コメント(0) - 2016年2月19日

画家のグリムと少年アンデルセンが人魚姫に出会って王子様殺害の謎を追うファンタジーミステリー……かと思いきや、案外歴史ロマンスだったりする。よくよく考えればディズニーの『リトル・マーメイド』もお姉さんがいっぱいいたなぁなどと思いだしたり。ともかく、ちょっとどこかずれてる人魚のセレナのキャラクターがかわよい。ちなみにトリックは物理で、ちょっと懐かしい感じ。実現可能性を問答するのはナンセンス。ただし、それでも細かい分で甘いところがあるし、ハッピーエンドだけどちょっと物足りなさを感じる一作。
★154 - コメント(0) - 2016年2月17日

有り得ない設定の中の本格推理。論理的なミステリーが好きな人ははまるかもですが、ちょっと登場人物に感情移入できないままでした。1人は人魚だから仕方ないか…
★7 - コメント(0) - 2016年2月17日

人魚姫: 探偵グリムの手稿の 評価:100 感想・レビュー:63
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