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薔薇王の葬列(2) (プリンセス・コミックス)

感想・レビュー
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たまきら
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残酷な父王の処刑、晒される首、戦場で化け物じみた活躍を見せるリチャード…げんなりするような暴力と血の描写が続く中、お互いの正体を知らずに出会うヘンリーとリチャードの描写が初恋のようで儚く美しい。戦がさらなる憎しみを生み、悲劇を生んでいくところ、そして女性の力強さの描写に圧倒されました。長く続く戦争のさなかでも子を産む女性たちがいたから人類史が続いているんだもんなあ…。
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ミキ
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男でも女でもないって生きにくいでしょうね。
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チョコボ
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ネタバレウェイクフィールドの戦いでリチャードの父、ヨーク公リチャード死す。しかしヨーク公の嫡男エドワードがタウトンの戦いでランカスター家に決定的に勝利、エドワード4世として戴冠する。◆この巻は特に少女漫画とは思えないシーンの連続。第5話の表紙が死神(骸骨)とのダンス。そしてヨーク公の生首が晒される描写。父の生首に口づけするリチャードの姿は、オスカー・ワイルドの『サロメ』を想起。リチャードは血を求めランカスターの兵士を殺し続ける。「俺の光は奪われた。永遠に。闇の中で血しか見えない。世界を血で埋め尽くすんだ」
チョコボ

ランカスター家はウェイクフィールドの戦いの勝利を活かせず、ヨーク公の嫡男エドワード4世が即位、タウトンの戦いに勝利し戴冠。ランカスター家のヘンリー6世らはスコットランドへ逃亡。英国史上最も血なまぐさいと言われる「タウトンの戦い」は貴族の半分が参加し、両軍の軍勢は8万ほど、死傷者は2~3万人と言われているそう。英国版関ヶ原の戦いのようなものかな。◆父を失ったリチャードにはもう光は見えない。「俺は影。光の裏の闇。闇の中でも一人で歩いていく」。

01/29 19:00
チョコボ

この巻でリチャードは初めて人を殺す。殺したのはジョン・グレイ。この時はまだ父が亡くなったことを知らなかったリチャードだけれど、ジョン・グレイにも妻と子がおり、憎しみは連鎖していく。◆白い猪の謎。リチャード3世の旗印が白い猪だったのと、日本では「白い猪」は神の使い、縁結びなどの福を呼ぶ存在とされているみたい。◆リチャードに恋する、ヘンリー6世の息子エドワードが可愛い。

01/29 19:00
9件のコメントを全て見る
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may
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借り本
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davi
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物語の展開が纏まってきた。
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たまこ
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ネタバレ2巻目。前巻末で捕らわれたヨーク公は王妃マーガレットより屈辱的な目に合わせられながら首を落とされる。このシーン残酷と思っていたら本当にシェイクスピアのヘンリー6世3幕にあるシーンで、結構忠実に書かれています。父が王になる事が自分にとっての光だったリチャードは大きな失意の中、血を求めて戦場を駆ける。争いの結果ヨークの勝利となり兄エドワード4世が即位。しばしの平和?が。これ少女漫画?と思う位に話が重くて少し間をおいて読みました。絵も綺麗だし、ここから先が面白くなるわけですが、まず最初で好みが別れる作品かなと。
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kanano
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電子書籍
kanano

リチャードが動けない状態で戦況は動く。そして王は母親のいいなり状態ですが・・・ なにも知らないリチャードとヘンリーはひかれあいますが、ヘンリーにとってリチャードは男なんだよね?とアホ息子エドワードの恋心を見ているとどっちかなぁと 友情だと思って読んでいたんだけどなぁ

08/06 23:02
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きなこチロル
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【Renta!/再読】リチャード父が倒れ、光を失ったリチャードは血みどろになる。リチャードが殺した兵士の妻がエリザベスだったか!見落としてしまったわ。やっぱり悪魔の子かね…アンの存在が救い。ヘンリーは王ではなくなったと喜ぶ。
日月

え!そうだったんですね。気づきませんでした。芸が細かい!

08/23 11:25
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るる
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ネタバレうわー!リチャードが殺したあの人の奥さんがここで出てくるのか! でもあの時鬼になったリチャードは痛いほど理解できる。 母親にあんなに疎まれていた中、愛情をくれた父親があんな屈辱的な最期を迎えたなんて、ヘンリーには悪いけどもっとやれくらい思ってしまった。
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ほうじ茶子
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ネタバレ父を赤の王妃マーガレットに殺され、光を失い戦場で修羅となるリチャード。その働きで戦況は優勢化、赤ランカスターはイングランドから撤退。兄エドワードが国王となる2巻。実は1巻で敵同士と知らず出会った赤の王ヘンリーとリチャード。赤の王はリチャードに心惹かれるものを感じ、また会いたいと願っている。母からは悪魔の子と謗られるが、父からは同じ名を譲られるほど愛されていたリチャード。心の拠り所を失い心配だけど、わりと周りに愛されてて、ヘンリーの息子エドワードも夢中(というのも女と思っているから)これも火種になりそう〜
0255文字
カナ
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✳︎電子✳︎
0255文字
chie
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再読。1~10巻同時読み。
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しょー
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ネタバレ最終巻発売前に再読。ヨーク公の死からエリザベス登場まで。唯一愛してくれた父が亡くなって光を求めながらもダークサイドに堕ちていくリチャード。兄エドワードはヨーク公にそっくりだけど父のような光にはならない。それでも兄エドワードの影はリチャード。うーん…パパほどではまだないけどリチャードを大事にしてくれる人はいるんだけどね。パパへの愛が大きすぎて自ら呪いにかかりにいってるようだ。
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サティーシャ
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ネタバレ絶望して死になさい 初めてじゃない捨てられるのは この子供の父親俺が殺した 俺は誰も傷つかない世界へ行きたいんだ 臆病で卑劣で恥知らずな王 ヨーク公爵の御戦死を 職を辞して貴方を探しに来ました 従者に手伝わせないからギリギリになるんだ 今はヘイステイング卿の部下だったか エリザベス・ウッドヴィル 夫の形見よだから復讐するの 王妃になって王を意のままに操り夫を殺したヨーク王家を私達のものにする
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あかつき197
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王位につくのはヨークかランカスターか。幼い頃から自分を認めてくれる唯一の存在を失い、リチャードは戦いの中で自己を確立してゆく。アンのひたむきさが救い。
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skr-shower
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コミックサイト。狂気。
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yuhi
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ネタバレリチャードがエリザベス・ウッドヴィルの夫を殺害してしまったことが後々の悲劇につながっていくって事ですよねー。うまい筋書きだなぁ。この辺、アニメでも見た筈だけど理解できてなかった。因縁が複雑に絡み合っていくのが面白い!それにしてもケイツビーはいい男だな。安心して見てられる。続きも楽しみです。
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vittal
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ヨーク公の最期、そして父を失い狂気にかられるリチャードの描写が凄まじい。新たな王は女難の相がありそうだし、不穏な空気が漂っているなぁ・・・。強烈な女性キャラが多い中、アンとリチャードのやり取りに少し心が和む。
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よしゆみ
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ネタバレ前回最後で串刺しにされた父リチャード。生きてた!と思ったら敵王妃の手でひどい殺され方をする。 敵息子エドワードの手により塔から助け出されたリチャードは、自分を見咎めた敵を殺し、一人父の元へ。道中で両性具有が判明。 門に晒された父の首を見て、リチャードはバーサク状態で敵を倒しまくる。迎えに来たケイツビー。ヨーク公勢が勝利し、兄エドワードが戴冠。リチャードはアンと再会。 (リチャードに)殺された夫の復讐のために、兄王に近づく美貌のエリザベス。 国を追われたヘンリーは王でないことを喜び、一人リチャードの元へ。
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神野
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ネタバレ5話〜8話まで収録。ストーリーのテンポは良いけど、絵柄がまだまだ荒い感じ。7話から8話がぶつ切りな切り替わりですね。リチャードの秘密は両親と信頼の置ける従者以外は知らないようで、リチャードの体の秘密をまだまだ引っ張っている印象を受けてしまう。そして、リチャードの兄のエドワードは惚れやすいね。ヘンリー6世とアン、どっちが先にリチャードの信頼を得て理解者になるのだろうか?現時点で王として政治能力が高いのはヘンリー6世だけと言う。戦争と外交以外は恐らく彼が一番まともそうである。だが、女達がリアリスト過ぎて怖い。
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ton
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Kindle本。リチャード王、無残。無能オーラ漂う長兄エドワード、次兄ジョージ、頼みの綱のリチャードは爆弾持ちと、ヨーク家の状況は厳しい。ランカスター王ヘンリー六世、その息子エドワードとリチャードとの関係の変動に注目。テンポ良し、題材も良いのだが、作画に少々お粗末さを感じられて複雑。
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あり
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この漫画の女性、本当に悪女のオンパレードできっつい。エドワード…所謂一目惚れなんだろうけど、ダメだなこいつ…。復讐で近づくエリザベスもだいぶやべーけど…。
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toriaezkore
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父の愛だけを信じて生きてきた。父を失い、どんなふうに成長していくか楽しみです。
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かなっち
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ヘンリー六世の妻マーガレットが怖すぎて怖すぎて、夢に見そうです。というかお父さん、息子の言葉で最後まで引かなかったんでしょうけど、『逃げるが勝ち』って言葉もあるんですよ?あんな女にムザムザとやられて、悔しさしかありません(密かに、お父さんのファンでした…)。残った息子たち3人の誰もが王様になるには不安過ぎて、この国は大丈夫なんでしょうか…。そして、恋の矢印があちこちに散らばってて、それが戦いの引き金になりそうな不穏な予感もして。唯一、ウォリックだけがまともに見えますね。
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のんの
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ネタバレあああああ、お父さん!エリザベス、めっちゃ、怖い。
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碧海いお
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ネタバレレーベルが女性向けですが、2巻にして生首を晒されるという過酷。 この漫画に登場する女性が嫌すぎる。シンデレラの継母、姉のような人ばかり。
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るぅ
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アプリ無料。台詞の言い回しや言葉尻に品があって、マンガだけどシェイクスピアの品性を損なわないのがいい。
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べべっち
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…そういえばこの辺は世界史で挫折した時代だった...同じ名前がたくさん出てくるけど、コミックになると頭に入りやすい。娘と一緒に勉強しちゃうか。
0255文字
幾子
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ネタバレ★★★父親の死を目の当たりにしたリチャードは我を忘れて敵兵を惨殺。ケイツビー助けにきてくれてありがとう。ヘンリーの子供エドワードはリチャードのこと好きなのか可愛いな。リチャード兄のエドワードはダメ男感がすごいがこのまま王になってもいいものか。ヘンリー王になりたくなさすぎて現実見えてないけど大丈夫なのか心配。根が優しすぎるんだろうな。
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AiN
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説明 争いは、佳境へ。深い絶望の中、復讐の鬼が咲く…。中世イングランド、薔薇戦争時代。両性具有の身に生まれたリチャードは愛する父が王になることを夢見ていた。王位奪還の戦いは勝機が見えたが、玉座を目前にして、リチャードの父は敵の攻撃を受け瀕死の状態に。父の危機を察し、剣を持ち立ち上がったリチャードの前に現れたのは“あの男"で……! ? さらに、おぞましくも美しい新たな敵の登場に、物語は混沌と化す…! ! ウィリアム・シェイクスピアの史劇「リチャード三世」を原案に描かれる禁断のダーク・ファンタジー! !
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Susumu Kobayashi
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ヨーク公リチャードはランカスター家のマーガレットによって斬首されるが、劣勢のヨーク軍に援軍が加わり、リチャードの長男エドワード、次男ジョージの奮戦、血を求める三男リチャードの活躍によって、ヨーク軍は一気に敵を攻め落とす。時々出現する白い猪って何なんだろう。ダーク・ファンタジーだそうだけど、こういう陰惨な作品は苦手。しかし、データでは0ページって、どういうことなの?(実際は189ページ)
timeturner

それ多分、バラしてほしくないネタじゃなくて「売り」なんだと思います(^^)。

11/02 22:02
Susumu Kobayashi

確かに、第1巻ではやばやと割っていますからねぇ。

11/02 22:38
6件のコメントを全て見る
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基
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ネタバレアニメ化記念の48時間読み放題にて。前巻の終わりでランカスターに囚われてしまった麗しのヨーク公。いやー、残酷だわ……。父の元へとひたすら走るリチャードが途中で再会したのは、ふわふわしたことばかりを口にするヘンリー6世。敵同士なのにお互いの素性を知らない2人に時限爆弾を抱えているような心持ちになった。そして王になったエドワード、ああ、女難の相が! よもやリチャードの因果がこんなところに返ってくるとは。ところで「白いの」ってなんだろう? 普通の猪?それとも精霊の類?
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イチジクジャム
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この頃は皆子供で純粋で兄弟仲も純粋に良かったのになぁーって気持ちになりながら読みました。 このあとを知ってるだけに、大人になるって残酷だねってしみじみしました(´・ω・`) でも兄ふたりがこの頃から女と酒に引かれてるのは、この後未来で身を滅ぼす原因を写し出しててゾッとしたり… ケイツビーって痒いところに手が届いて無いくせにギリギリラストには間に合うタイプだよね。
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雪紫
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13巻まで期間限定無料の電子書籍にて読了。この漫画、子を持つからこそか母親が怖い。母の愛を得られなかった分、父の玉座を求めていたリチャード。だからこそサロメのようなあのシーンにドキリとしてしまう。
0255文字
夜。
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再読。両性具有の身に産まれ母:セシリーに「悪魔の子」と疎まれる三男:リチャード。その彼が名前を貰った敬愛する父:ヨーク公爵が起こした王位簒奪の戦いに勝機が見えたかに思われた頃…玉座を目前にしてヘンリー六世の妻:マーガレットからの猛攻を受け瀕死の状態に陥る。女達の狂気が怖ろしい。父の危機を察し剣を持ち立ち上がったリチャードの前に現れたヘンリー。敵同士である事を知らない二人は惹かれ合うも擦れ違う。そして待っていた絶望。亡霊ジャンヌと共に在り赤い闇に堕ちたリチャードに救いはあるのか?3巻へ。
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ニャンざぶ
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この辺詳しくないので、資料見ながら読んでます。名前がね、同じ人とかいるから紛らわしい。
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流之助
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リチャードは両性具有=悪魔とされて実母に疎まれ唯一の保護者である最愛の父を亡くす。血を欲しこれまで鍛え上げた腕を奮い悪魔の如く敵の命を飲み干した彼は、一方で誰よりも孤独で誰よりも愛を求める。これに対し最大の権力を持つことを望まれても自らがそれを決して望んでいない。押し付けられた偽物の権威にがんじがらめにされたヘンリー。2人は孤独なところだけでひかれあう。それ以外で交わったらその瞬間.......面白いねー!
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たろさ
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ネタバレマーガレットの王リチャードへの残虐さ。初めて人を殺した時に泣いていたリチャードが、父が亡くなったことを知った後、ランカスターの兵を殺しまくる姿との差が凄まじい。ヘンリー六世がリチャードを、あれほど求めるのは何故なのか。パーティに出たリチャードは、アン・ネヴィルと再会、確かに危うい魅力を持ち始めている。「女たらし」のエドワード王に近づくエリザベスがあの時にリチャードが殺した兵の妻なのが不穏。
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空のかなた
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ネタバレヘンリー六世の妻マーガレットは残虐。ヨーク公リチャードに王位を譲った夫を臆病で卑劣で恥知らずと見下す。そして、マーガレットに父を惨殺されたリチャードも覚醒。ランカスターの血が欲しい、もっともっとと、ひたすら敵を切り殺し、血で染めるんだと。男装の魔女として火炙りとなったジャンヌダルクの亡霊が、リチャードの内面?として、頻繁に登場し、語りかける場面は謎解きか神話のようでもあり、とても気にかかる。
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薔薇王の葬列(2) (プリンセス・コミックス)評価39感想・レビュー255