形式:コミック
出版社:秋田書店
王位簒奪の戦いは勝機が見えたが、玉座を目前にして、リチャードの父は敵の攻撃を受け瀕死の状態に。父の危機を察し、剣を持ち立ち上がったリチャードの前に現れたのは“あの男”で……!?
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ランカスター家はウェイクフィールドの戦いの勝利を活かせず、ヨーク公の嫡男エドワード4世が即位、タウトンの戦いに勝利し戴冠。ランカスター家のヘンリー6世らはスコットランドへ逃亡。英国史上最も血なまぐさいと言われる「タウトンの戦い」は貴族の半分が参加し、両軍の軍勢は8万ほど、死傷者は2~3万人と言われているそう。英国版関ヶ原の戦いのようなものかな。◆父を失ったリチャードにはもう光は見えない。「俺は影。光の裏の闇。闇の中でも一人で歩いていく」。
この巻でリチャードは初めて人を殺す。殺したのはジョン・グレイ。この時はまだ父が亡くなったことを知らなかったリチャードだけれど、ジョン・グレイにも妻と子がおり、憎しみは連鎖していく。◆白い猪の謎。リチャード3世の旗印が白い猪だったのと、日本では「白い猪」は神の使い、縁結びなどの福を呼ぶ存在とされているみたい。◆リチャードに恋する、ヘンリー6世の息子エドワードが可愛い。
リチャードが動けない状態で戦況は動く。そして王は母親のいいなり状態ですが・・・ なにも知らないリチャードとヘンリーはひかれあいますが、ヘンリーにとってリチャードは男なんだよね?とアホ息子エドワードの恋心を見ているとどっちかなぁと 友情だと思って読んでいたんだけどなぁ
え!そうだったんですね。気づきませんでした。芸が細かい!
それ多分、バラしてほしくないネタじゃなくて「売り」なんだと思います(^^)。
確かに、第1巻ではやばやと割っていますからねぇ。
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