シャルビューク夫人の肖像 (RHブックス・プラス)

シャルビューク夫人の肖像はこんな本です

シャルビューク夫人の肖像の感想・レビュー(96)

ゴシックホラー的なものかと思っていたけど違った。行間からもっと雰囲気を感じ取れるものを期待してたんだけど…。これはこれでおもしろかったけど、私の趣味とは違って残念。
★2 - コメント(0) - 2015年12月2日

色々なネタを盛り込んだちょっとロマンチックな小説。
★1 - コメント(0) - 2015年5月3日

訳:田中一江/薄暗い退廃的な街の描写と、全篇に蔓延る神秘主義がとてもいい味だった。各所に配置された「双子」の引っ掛けが心憎い。目次には並びませんが章名も面白い。執事ワトキンの独白の場面「盲目の愛」がまた奇麗に填まりますね。
★1 - コメント(0) - 2014年1月1日

とある夫人より屏風越しに自分の肖像画を描いてくれと依頼される画家のピアンボ。目ん玉飛び出るような依頼料につられて承諾したのが運の尽き。奇怪な事件に巻き込まれることに。決して夫人の姿を見てはならないという条件がピアンボの画家として、また、男としての本能を揺さぶる。言うなれば究極のチラリズムというか、アブノーマルプレイなわけで。悶々とする彼を煙に巻くような挿話で弄ぶ夫人が心憎い。爆笑ものは排泄物(大)の状態で万物を占うトンデモ爺さん登場のシーン。褐色の告白て……。物語進行よりも曲者話の方が魅力的な作品でした。
★3 - コメント(0) - 2013年7月28日

書かれたのは2002年だが、物語の舞台となっているは19世紀末のニューヨーク。1883年に完成したブルックリン・ブリッジが登場する。まだ、現在ほどに夜も煌々と明るいニューヨークではない。むしろ、物語のムードはほの暗い街だ。しいて言えば、ネオ・ゴシックロマンだろうか。万事にミステリアスであるとは言えるが、外面的には幻想的な要素は必ずしも高くない。主人公のビアンボ、そしてシャルビューク夫人、それぞれの心に潜む内なる幻影を描いたとするべきか。全体としては、やや掴みどころのない作品だが、そこがこの小説の魅力か。
★54 - コメント(1) - 2013年6月5日

一応ミステリなのかな…ファンタジーのようでもあり。 この作品、夫人が語って聞かせる不思議な物語を楽しめるかどうかがミソなのでは?  私はもう辟易というか…「はぁ? 何言ってるのさ」モードのときに読んでしまったので… あまり楽しめず。 そして、途中から「落ち」が読めてしまった。 「落ち」で、おおそうだったのか!というようなミステリではないので、 やはりこれは幻想文学として読むべきでしょう。 表紙に使われているジョン・シンガー・サージェントの 「マダムX」の肖像画にだまされたかなあ。
★2 - コメント(0) - 2013年3月27日

この作家なので幻想文学を期待して読んだら、大外れ……。冒頭のほうはよかったのになあ。全体にいい加減な心理学的説明と稚拙なシンボリズムだらけで、ミステリー(?)としてもびっくりするほど陳腐。美術の扱い方からして浅薄というか……とくに油彩の制作についてありえない叙述が多すぎた。そしてこの程度で「ペダンチック」のつもりなのか? と云いたくなる。なにより、本当に「幻想的」な出来事がほぼ最後のあれだけで、あとはすべて各々の錯覚だと説明されてしまっていることが、幻想文学として不誠実だと思う。(続く)
★1 - コメント(1) - 2012年9月6日

19世紀初頭の紐育を舞台に、売れっ子肖像画家ピアンボが、奇妙な依頼をきっかけに、夢とも現とも知れない幻想的な出来事に巻き込まれていく作品。画家という、日頃あまり縁のない職業の主人公なのだが、非常に人間的に描かれており、スムーズに物語に入っていくことができる。シャルビューク夫人の奇想天外な話、現実の魅力的なキャラクター、そして19世紀初頭の紐育という魅力的な要素が錯綜し、一気に読まされてしまった。
★1 - コメント(0) - 2012年6月2日

非常に面白かった。世紀末のアメリカ。画家である主人公へ、肖像画の依頼がくる。だが、依頼主の女は屏風に隠れて決して姿を現さない。想像力を駆使して描けという。見ないものをどうやって描こうというのか?幻想文学というからには多分にペダンチックでちょっとクセがあるんだろうなぁと思ったのだが、これが結構サスペンス小説のようにこれからどうなる?どうなる?とハラハラしながら頁を繰ったので、あっという間に読めた。細かいディティール、練りに練られたプロット。訳者の方の訳もアメリカの小説らしいドライでクールな文体でとても秀逸。
★8 - コメント(1) - 2011年8月14日

読友さんのこの本の感想を読んで興味を持ち、読了。依頼人の姿を見ずに語られる話を基に絵を描き起こすという不思議で不気味な話でした。シャルビューク夫人の儚げでいて存在感がある妖艶な気配にと彼女が語る話の不思議さに溺れる画家に食虫植物の放つ甘い香りに惹き付けられる虫の姿を想像しました。細部に張られた小物が伏線と化す手法も見事です。多分、夫人の姿はこの本を読んだ皆さんの中に存在すると思います。
★16 - コメント(2) - 2011年5月24日

☆6 就活で知り合った方におススメされて購読しました。19世紀のニューヨークという舞台や姿を見ないで肖像画を描くという設定が良い。ここからどういう方向に進んでいくのか、と思ったら中盤からサスペンス風になってさらに物語にひきつけられた。シャルビューク夫人の不思議な話とあいまって幻想的でミステリアスになっていくのを感じ、そしてラストには狂気が待っていてとても楽しめた。しつこいくらいの比喩表現に最初は読みづらさを感じたけど、だんだんとそれが作る雰囲気にのみ込まれていった。小話の「愉快な仲間」が印象深い。
★10 - コメント(0) - 2011年4月1日

ふおお、これは素晴らしい。最初はなかなかストーリーに入り込めなかったけど、途中からもう止まらない。血の涙を流す奇妙な死、夫人の昔話、ジキルとハイド、夢か現か、嘘か真か…幻想的ですごい良かった。花丸。
★4 - コメント(0) - 2011年1月23日

シャルビューク夫人の奇怪な話やピアンポの苦悩が地に足が付かない感じで面白かった。様々な神話を話に織り交ぜ、夫人の話も加わってより幻想的になっていった。終盤では前半での伏線が判明したり最後のオチが秀逸だった。
★4 - コメント(0) - 2010年12月7日

幻想的でサスペンスミステリーな味付け。面白かったです。
★2 - コメント(0) - 2010年11月12日

すごく面白かった。一見おとなしめの幻想譚のようで、しかし実に様々な伝記的小道具が詰め込まれていて、にやにやしながら読んじゃった。この作家、是非他の作品も読んでみたい。
★3 - コメント(0) - 2010年7月23日

舞台は19世紀のニューヨーク。姿を見ずに声を聞くだけで夫人の肖像画を描くという奇妙な仕事。夫人の荒唐無稽な話。若い女性たちの謎の死。主人公に迫る危険。 嘘と真実が交錯するオリエンタル趣味のサスペンス。 神話や古典、聖書などを盛り込み、幻想的な雰囲気が漂う。 読み返してみると巧妙に伏線が張られている。鍵になるのは… 後半、気になって一気に読んでしまった。映画化しても面白いと思う。 主人公が絵を描くシーンがリアルでよかった。
★8 - コメント(0) - 2010年6月8日

人物がみんな魅力的かつ個性的で、とても楽しかったです。ピアンボはなんだか憎めないキャラクターで、『しっかり!』とハラハラしながら読みました。最後の別れのシーンがとても美しいと思います。その後の、再会のシーンも。あと、読み終えて、自分の騙されっぷりに恥ずかしくなりました…最後までオチに気づけなかった。
★3 - コメント(0) - 2010年6月1日

エンターティンメント系、読ませるけど、もうちょっと深い話でもよかった。
★1 - コメント(0) - 2009年12月6日

hrn
シャルビューク夫人の謎めきにぐいぐい引き込まれた。最後まで本当の顔がわからない。勝手にさいとうちほ氏の絵柄で頭の中に浮かんできてしまった。でも映像化・漫画化は難しい作品だろうな。
★3 - コメント(0) - 2009年11月20日

最初は風変わりな依頼に挑む画家の話。途中から畳みかけるように話が展開していって、ぐいぐい引き込まれる。桜庭一樹の読書日記を読んでいて気になったので読んだ。
★4 - コメント(0) - 2009年11月13日

YH
ピアンポの気持ちになって、夫人の姿を想像してみた。なかなか謎めいていて輪郭が曖昧なままだけれど、絶世の美女であって欲しいと思う。
★2 - コメント(0) - 2009年10月24日

謎は女性を美しくさせる何よりの妙薬。
★2 - コメント(0) - 2009年10月15日

いつの時代でも秘密めいた女性はとてもとても魅力的。シャルビューク夫人はその最たる人だと思う。彼女のエピソードのひとつひとつが鮮烈。
★2 - コメント(0) - 2009年9月7日

独特の幻想的な雰囲気がたちこめているが、背景が現実の都市、時代であるだけに『白い果実』のような、どこまで深く引きずり込まれるのかというような不気味さはない。
★1 - コメント(0) - 2009年8月26日

なるほど、桜庭一樹が好きそうな話だ
★1 - コメント(0) - 2009年7月4日

これは小説だからこそおもしろい
★2 - コメント(0) - 2009年4月6日

終わりのほう一気読みでした。夫人の話も面白いけど、巻き込まれていく主人公のほうも面白かった。きっと夫人は綺麗な人なんだろうなと
★2 - コメント(0) - 2009年1月9日

魅力的な設定で読ませる。 なぜ表紙は裸婦像じゃないんだろう。 
★2 - コメント(0) - 2008年12月28日

フォードは1作ごとにずいぶん違って、この作品は一読みで読めてしまった。ミステリのような、夫人の姿を想像するだに面白い。
★3 - コメント(0) - 2008年10月20日

☆☆☆ 前半が面白かった。終わり方をもうちょっと丁寧に、描いて欲しかった。
★2 - コメント(0) - 2008年7月15日

メモを見ながらの記録。
- コメント(0) - 2008年5月5日

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