形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:オーム社
わからないときはゼロからつくるという人もいれば、あるものをそのまま苦労しながらやる続けるという人もいる。コードはそれ自体で読めるようにするべきである。前任者が残した仕事の意図がわからなければ、それは自分が前任者の視野より自分が狭いか、前任者と自分の仕事のやり方が違うか、前任者が間違っていたかである。いかなる場合でも、自分自身のやり方でやり方を整理して行うのが、もっとも効率的かつ自己成長につながる。
一見複雑に見える前任者が残した仕事は、おそらくしなければならないことをすっかり理解しておらず、正しいように見えるまでハンマーで色々なところを前任者が叩いていびつな形になったという結果にすぎない。いかに上流にいても、エンドユーザーを意識しなければよい仕事はできない。プログラマーはゼロから構文を作る芸術家であると同時に、別の人がどう読むかを意識する作家であり、論理的に効率性・堅牢性を考えるエンジニアである。
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