超少年―Super Petit‐Prince

超少年―Super Petit‐Prince
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超少年―Super Petit‐Princeの感想・レビュー(235)

長野さんというと、なんとなく和風のイメージが強いので、表紙からしていつもと違った雰囲気を感じた(一応『新世界』や『カルトローレ』などは読了済みだけど)。序盤の市街にあふれる菫色、少年に巻きつく蔦の青、終盤を包みこむ雪の白が鮮やか。本筋の物語と挟まれたTopic newsが絡み合い、徐々に全貌が見えてくるさまは気持ちがよい。長野作品の中では謎も人間関係もわかりやすいほうなのではないか。ああだろうか、こうだろうかと物語の余韻をひねるのも楽しいが、すっきりと飲みこめる物語もまた面白い。
★14 - コメント(0) - 2016年1月2日

長野まゆみ先生的SF。はじめは言葉になれなくて挫折しそうでしたが、スワンが登場すると読みやすく。そして、結局、エロかった!(笑)αが幸せでよかった。 長野先生の作品に度々登場する小憎たらしくて、かっこよくて、どうしても敵わない兄が美味しいところを見事に持っていきました。
★1 - コメント(0) - 2015年8月4日

中学生時代挫折した本。最近ふと目に入り読んでみたら止まらず一気読み。スワンとカイトの触れるか触れないかの距離が萌える。面白い世界観で楽しく読めた。
★3 - コメント(0) - 2015年4月2日

再読。終盤の雪景色の描写のうつくしさに目を見張るものがあるのは言うまでもないが、それにしたってこのうまさ。作品によってまったく毛色の違う感情を抱かせる長野作品だが、久しぶりに読むとやはり「この作家はうまい」とおもわせる。このことばが似つかわしいかはわからないが、天才と言っていいのかもしれない。設定の奇抜さもおもしろく、ただ、手塚治虫の漫画「ブラックジャック」に出てくる全身から芽が噴き出す症例を思い出して怖くもなった。SFジャンルであろう本作を読んで、「テレビジョン・シティ」や「新世界」を再読したくなった。
★4 - コメント(0) - 2015年3月24日

思いやりに溢れていて最後はハッピー!
- コメント(0) - 2015年3月5日

大昔に大好きだった長野まゆみ。ある時期から新作を追いかけることはなくなったのだけど、読メで他の方の感想を読んでたら、無性に読みたくなってきた。手元にあるのは「鳩の栖」「綺羅星波止場」「超少年」の3冊だけ、とばらばらなものですが、繰り返し読んでます。 「三月生まれの御祝いに青い菫を贈ろう 澄んだ睛と、深いやすらぎが いつの日もきみのものであるように」 言葉が美しいなあ。
★2 - コメント(0) - 2015年1月15日

最近よんだ長野まゆみ作品は切なかったりよく結末がわからないものが多かったので、暖かい気持ちになれてとても新鮮。いつもは少年達がどうか幸せになってくれるよう、という願いを抱きながら読み終わるのですが、今回はスワンやピエロ達の幸せな様子が目に浮かびました。相変わらず設定は難しいけど…笑 心温まる優しい話でした。
★6 - コメント(0) - 2014年7月22日

表紙や、カバーの紙質まで好きな本。「やな奴」が出てこなくて、全員が互いを思い遣っていて、しかも、わかりにくい愛情ではなく、互いにストレートな愛情なのが、いい。これより昔の長野さんなら、αと王子の話を書いていただろう。でも本作は、それを外側から見るスワンとカイトの視点と、入れ子構造になっており、文学的にも価値の高い作品だなあと…論文書けそう。近未来SF的設定もよく練りこまれていて、多方面にわたり、あらためて長野さんの凄さを感じさせる本です。ある意味、長野さんのあらゆるよさが濃縮された本と言ってもいいのでは。
★3 - コメント(0) - 2014年1月6日

SFのような、ファンタジーのような。αと王子の雪のシーン、再会のシーンの描写が美しかった。実際に身体から植物が生えてきたら痛いどころじゃないなあ……。
★1 - コメント(0) - 2013年12月7日

SF的な要素と長野まゆみの文章の耽美的な部分がうまく混ざり合ってとても面白かった。ピエロ、王子、カイトなどの単語が飛び交うも世界が完成されているので苦なく理解できスラスラ読むことが出来る。王子とピエロの関係性は美しく切ない。庭師は昔からよく哲学で用いられる言葉だな、などとも思う。
★1 - コメント(0) - 2013年11月30日

 かなり先の未来の話、植物は光合成で酸素を吐き出さなくなり、人類は植動物両生類(アンフィビアン)の体を使って絶滅した植物を栽培するのだった。 BLライクなファンタジーSFといえばいいのか?SFでありながらSFらしさを感じさせない耽美な独特の世界観、文体が秀逸でした。(読む人を選ぶかも。。。)
★3 - コメント(0) - 2013年9月26日

洋書みたいなお洒落な表紙が印象的。SFっぽい特殊な設定になかなか入り込めなかったのだけど、同じ顔した美少年のピエロたちが、わちゃわちゃと言い合いをしているのが面白い。そして後半カイト兄さんが出てきてからの急展開に驚いた。体から植物とか、舟とか、『カルトローレ』とも関係しているのかな。
★13 - コメント(0) - 2013年9月1日

消えた王子を探すピエロ達が見つけた王子は記憶を失っていて…から始まる近未来SF物語。作者には珍しく、分かりやすいハッピーエンド。王子とピエロαのお互いを思う様子が素敵でした。
★1 - コメント(0) - 2013年9月1日

土壌のかわりに身体を使って植物を栽培するという発想がまずないので、著者独自の発想に感服です。ピエロαと王子の描写がすごく美しくてよかった。珍しくハッピーエンドの明るいお話で新鮮でした。
★10 - コメント(0) - 2013年7月25日

αと王子のお互いに想い合っている関係が素敵。スワンとカイトがどういう経緯で一緒に住むようになったのかとかも知りたかった。
★8 - コメント(0) - 2013年4月9日

何度目かの再読。ピエロαとスワンの、雪の降る窓辺での場面がとても美しかった。αの、王子の幸せを思い遣る気持ちが切ない。スワンに初めて会ったときは、王子が幸せに暮らしていると思って嬉しかっただろうなあ。丁寧な描写から、植物の色合いや姿を想像するのが楽しかった。身体から植物ということに気持ち悪さを感じないどころか、神秘的で綺麗だと思った。αと王子には、ふたりで幸せになってほしい。この季節に丁度いい、すっきりした終わりだった。
★3 - コメント(0) - 2013年4月7日

春に読みたくなり再読。スワンと性格が様々なピエロ達のやりとりや、兄との関係にドキドキしました。花と少年…最高です!スワンとαの関係が特に好きです。また来年の春も再読しよう。
★3 - コメント(0) - 2013年4月6日

ファンタジーのようなSFのような世界観を手探りしていく感覚は長野さん独特の味。植物が彩っているせいか、とても美しい世界だった。
★2 - コメント(0) - 2012年10月4日

再読。なんだか久し振りに分かりやすいハッピーエンドに触れたような。もうこういう作品は書かれないのかしら。すごく好きなので、読みたいです。
★7 - コメント(0) - 2012年9月18日

再読
- コメント(0) - 2012年9月10日

超傑作。現代よりかなり先の未来、植物は光合成のシステムを急激に転換し、二酸化炭素を吐き出す進化をとげる。数多くの脊椎動物が滅びゆく中、突然変異的に生まれる《両生類(アンフィビアン)》がこの物語の主人公である王子とピエロである。かつて地上にあった植物を求めて王子とピエロは《超(リープ)》する(タイムスリップ)。そうして得られた種を自らの身体で培養することができるのが王子である。これ大好きだなぁ、植物性と動物性の両生という所がファンタジックで美しい。ピエロ-αをスワンが抱きしめてあげるシーンが優しくて好き。
★4 - コメント(0) - 2012年8月31日

再読。4月からがじゅまるを育て始めたのが切っ掛けでこの小説をおもい出し、東京国際ブックフェアで初版を見つけてこれ幸いと購入した。このペーパーバッグをおもわせる表紙が好きで、文庫ではないこちらを手元に置きたかったので嬉しい。初めて読んだのが10年以上前なので記憶の頼りなさったら尋常ではなく、スワンがもっと理不尽な目に合うものだとおもっていたのでラストの軽快さに驚いた。長野作品には理不尽な目に合う登場人物が多い印象なので記憶の捏造をしていたのかも。雪景色が変化する際の描写のうつくしさにこの著者の賢才を感じる。
★12 - コメント(1) - 2012年7月9日

まず、表紙が洋書っぽくて好き。ふわふわしてるSF感はさすが長野さんです。αの王子が個人的に好きだったけど、やっぱりαはスワンが良かったなぁ…あとお兄さんが好き(*^^*)未だに<同調>が何してるのかわかんないけど、<超>もあんまり分かってないし、返す前に読み返そうかな。できたら自分でも買いたいなあ。
★6 - コメント(0) - 2012年4月1日

間違えてたんか!?って突っ込みたくなった(笑)スワンは<原初>なんですよね?彼がどうやって生まれたかとか、なんでカイトと住んでるのかとか…気になる。
★2 - コメント(0) - 2012年3月29日

植物好きだし少年が同調だしで胸熱ですね。一気読みしました。でもぶっちゃけαとスワンの方が好きだったからちょっと残念かな~とか。
★7 - コメント(0) - 2012年3月10日

お正月に買って、なんだかんだと放置してた一冊。そういえば読んでなかったなーと思ってテスト勉強の息抜きに開いたんだけど、当初のイメージとはずいぶん違うところに着地した。なんだろう、うん…帯的にシリアス予想してたのになあ。相変わらずほあほあで、読み終わるとなくなっちゃう小説だ。スワンにカイトにピエロに植物に王子に…未来書いてこうもSF感出ずにファンタジーするのとかすごいとしか言いようがないよ本当。
★2 - コメント(0) - 2012年1月15日

長野さんの小説ではかなり好きな部類。珍しくれっきとしたハッピーエンドだからかもしれない。 娯楽の域は出ないが。 99年にこの世界観とは、一時代築いている方だなとつくづく感じる。 欲を言えば、短い。
★2 - コメント(0) - 2012年1月2日

再読したい―。手元にないのが悔しい。
- コメント(0) - 2011年11月20日

再読。長野まゆみさんの中でもお気に入りの小説。一つ一つの描写が本当に綺麗です。結末があやふやではなくしっかりしているところが好印象。
★3 - コメント(0) - 2011年7月9日

ピエロαとその王子が好き。マグノリアの花のシーンで泣きそうになった。長野さんの小説の雰囲気は、相変わらず自分好み。
★6 - コメント(0) - 2011年7月2日

借り物
- コメント(0) - 2011年3月24日

お兄さん大好き~。円満ハッピーエンド(?)でラストまで一気に楽しく読みました。雪水のシーンは冷たさが全く感じられなかったのに、体に植物の生えてくるところは妙にリアルで、思わず想像。ずっと本棚に寝かせていたのが悔やまれました。もっと早く読むべきだった。
★5 - コメント(0) - 2010年12月28日

色の名前がいいんだなぁ。
- コメント(0) - 2010年6月13日

長野まゆみはこういった近代SFものが上手いと思う。哀愁と温かさが入り混じった感じが大好き。
★2 - コメント(0) - 2010年4月20日

よくわからないけど雰囲気がすきすぎる。
- コメント(0) - 2010年4月19日

長野さんとは相性悪いけどこの話は好き。植物の話
- コメント(0) - 2010年4月18日

超少年―Super Petit‐Princeの 評価:72 感想・レビュー:52
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