蹴りたい背中

蹴りたい背中
あらすじ・内容
高校に入ったばかりの“にな川”と“ハツ”はクラスの余り者同士。臆病ゆえに孤独な2人の関係のゆくえは……。世代を超えて多くの読者の共感をよんだ第130回芥川賞受賞作。

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夜行
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蹴りたい背中の感想・レビュー(6059)

この蹴りたいという感覚は、ある種の甘えなのではないかな。この欲求にケリをつけたとき、他者に他意なく優しくできるようになるんじゃないかと、私は思います。なんとなく。
★13 - コメント(0) - 3月19日

図書館 ★★★
★3 - コメント(0) - 3月14日

ハツがにな川をどういう感情で見ているか、というのを、ハツ、にな川、絹代それぞれまったく違うふうに捉えてるのがおもしろい。なんか、ちょっとエロかった。
★3 - コメント(0) - 3月10日

猫背だから? オタクだから? 蹴りたい背中 ん~ 合わなかった ありがとうm(_ _)m
★28 - コメント(0) - 3月2日

【図書館】綿矢りささんの芥川賞作品.高校で周囲に馴染めないハツと同じく周囲に馴染めていないオリチャンオタクのにな川との不思議な関係を描いた青春小説.ハツの心情に共感がしづらくて,読みづらく感じました.受賞当時の高校生の頃に読んでいたら違う感想になったのかなと思いました.
★7 - コメント(0) - 2月19日

初、綿矢読みです。短い小説でしたが、ハツの行動については理解は難しかったです。それでも高校生の心情の表現が良かったです。
★5 - コメント(0) - 1月15日

ページ数が少なくてさくっと読めた。さくっと読めるだけに何度か読み返してみたくなる話のように思えた。 中高生頃の狭いグループ意識ってほんとうに厄介だと思う。くれぐれもそれが人生の全てだと思わないで欲しい。
★4 - コメント(0) - 1月15日

ハツとにな川の交流。高校生にとっての社会は狭くて、くだらなさもあって、でも自分が高校生の頃はそれが全てで、ハツみたいに苦しんだり絹代みたいにグループを考えたりしたなぁと思いました。
★4 - コメント(0) - 1月7日

綿矢りささん、初読みです。高校生の時ってこんな感じだったかなあ…と考えながら読みました。
★13 - コメント(0) - 2016年12月27日

高校生のうっくつした気分がよく表されていたと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年12月24日

絹代好き。主人公性格ひねくれすぎィイ!でも抱く気持ちは理解できる。
★4 - コメント(0) - 2016年12月8日

恋人と一緒に居る時に感じる孤独感。喧嘩をふっかけても相手にされない孤独感。相手にしてほしくて、かまってほしくて、自分だけを見てほしくて、恋人を蹴飛ばしてしまう。それから暴力的な自分に恐怖を感じる。ハツが蜷川に対してどんな気持ちだったか分からないから、ハツとは違う感情かもしれないけど、私にはこの『蹴りたい』感情があると思った。
★8 - コメント(0) - 2016年11月29日

最初読み終わったときは、絹代の達観っぷりに違和感があったが、もう一度読み直したとき、思春期真っ盛りのハツの気持ちを汲み取ってるのか汲み取っていないのかわからないひょうひょうとした立ち振る舞いと、古めかしい名前が相まって、作中では出てこない母親に代わる人物なのだと気づいた。ハツは、何だかんだで周りの人に恵まれているのがよい。
★10 - コメント(0) - 2016年11月25日

内容が予想と違っていて、少し驚く。 少し屈折した女子高生の、屈折した思いのお話。
★3 - コメント(0) - 2016年10月9日

高校生らしい物語だね。心の一時的な衝動とか虚ろさとか、人間のことも社会のこともそんなにわかってないのに、ときどき考えすぎ。自分の感情がわからない。気まぐれでただ何かを蹴りたい。ハツもにな川も不器用なんだ。彼らの間の感情は不器用さで繋がったのだろう。アイドルヲタなら「蹴られる側」の気持ちが多少わかる。そして心理描写が独特で、心を打った。上手に書けた物語だと思う。
★6 - コメント(0) - 2016年10月6日

設定は高校生だけど、この残虐な気持ちをこんなふうに書いてしまうなんて。悪魔的で癖になるわ。 そしてこの感情には名前がないのだよね…。蹴られる人は「努力が背景にあるわけではない、ただの執着行動の蓄積結果を勝手に自信に変えてしまえる人」だから、蹴りたい気持ちがすごくよくわかる。これはかつて、だれも文字で拾ったことがない感情だと思う。
★13 - コメント(0) - 2016年10月5日

綿矢さん初読み。 文章が荒削りなのと、比喩はいまいちじゃないかなと気になった。 伝えたいこともわからないし、読後に残るものもない。 でも女子高生の生々しい心情は巧く、全体的には嫌いじゃない。 他の作品も読んでみようと思わせる物語ではあった。
★5 - コメント(0) - 2016年10月2日

「人にしてほしいことばっかりなんだ。人にやってあげたいことなんか、何一つ思い浮かばないくせに。」こんな人間でも絹代が一緒に居てくれるのは、やっぱりハツが大事だからですよね。裏切られてなんかないよって言ってあげたい(笑)。当事者だからこそ気づかないのかな……。ハツの蹴りたい衝動が文学的すぎて(?)よくわかりませんが、彼女の不器用さは、自分と重なるところがあります(笑)
★18 - コメント(0) - 2016年9月24日

自身の高校時代を思い出して、青春って色々やなぁ、と。しかし、文章が上手い。あざとく狙ってるとしても、上手い。著者はすごく変わり者なのかな。笑
★13 - コメント(0) - 2016年9月20日

人との付き合い方がわからなくなる話だった。最後の展開にすごいセンスを感じた。
★7 - コメント(0) - 2016年9月14日

話題になってた気がして、図書室にあったから読んでみたけどあんまり面白くなかった。全体的に不潔で埃っぽい感じがしてマスクつけたくなる笑 ひとりぼっちで10分休憩が苦しいってのはよく分かる。クラスに仲良く話せる友達がいない話、最近よく読むなぁ。にな川がオリチャンのことをあんなに好きな理由が分からなかった。ハツはにな川のことが好きなの?ハツの気持ち分かりにくい笑
★7 - コメント(0) - 2016年9月5日

にな川の背中を蹴りたい、痛みを与えたい。この衝動をはじめ、にな川とハツが絡むと奇妙さがいつもあった。全体的に思春期の熟れた果実のようにぐちゅぐちゅな生々しい心を見た気がする。過去の自分の影がちらりと浮かんで、ちくちくと心が痛かった。なんだか苦しい。“わかるようでわからない”小説という感じ。
★6 - コメント(0) - 2016年8月29日

moe
全然主人公が理解できなかった。
★5 - コメント(0) - 2016年8月15日

芥川賞を同時受賞した2作を立て続けに読んでみた。10代特有の孤独感、高校生活での心情描写は悪くなかった。 2作を比べても意味ないが、「蛇とピアス」よりは断然よかった。 ハツの心情もわからなくはないが、自分から周りを遮断しているからどうしようもない。強がって斜に構えているだけで、ほんとの独りぼっちは怖いから部活にも籍を置く。絹代の存在に甘えて孤独な自分に酔っているだけじゃないか。絹代からも見放されてほんとの孤独に追い込まれたとき、ハツは耐えることができるんだろうか。 背中を蹴りたくなる衝動はわからない。
★5 - コメント(0) - 2016年8月6日

インストールしかり、変な感じの癖になる設定がすごい。これ書いたのが10代っていうからびっくりです。スクールカーストの中で周りとの温度差を感じて、周りを見下して、気持ち悪いと感じながらも実は惹かれている感情を必死に意識しないようにしている主人公の五感を強調しながらの心理描写が良かったです。
★40 - コメント(0) - 2016年7月30日

「人にしてほしいことばっかりなんだ。人にやってあげたいことなんか、何一つ思い浮かばないくせに。」この一行に、ハッとした。でも、「蹴りたい」と思う彼女は不器用なんだ。絹代は世渡り上手なんだろう。思春期の乱暴な欲望が剥き出しになる瞬間こそ、お互いをリアルに知ることになる。大人に近付くと、どうもその辺りが見えなくなっていくような…。というか作者、19歳とは、すごい。
★12 - コメント(0) - 2016年7月25日

思春期のアンバランスがすごいね、このハツさんw好きな相手にいじわるしたい、痛めつけたい、っていう子どもっぽい愛情なのかな?wそれに気づいてない主人公を表現してるのかなって感じました。実際、ハツみたいな人とは仲良くなれないけど、自分の枠にはめるようなことはしないように人付き合いしたいなぁとこの本を読んで考えました!本の中で出てくる「濃縮100%の汗」とか「笑いこらえ筋」とか学生が使いそうな言い回しだなぁーwって自分自身の高校時代を思い出してクスってきたw装画・・・ぜんぜんハツと違うやんかーーーーーー!!
★8 - コメント(0) - 2016年7月23日

★2 - コメント(0) - 2016年7月22日

最初に読んだのはブームのときでまだ高校生じゃなかったから作者の年齢からみた文章力に感動しました。久々に読んでみてここに書かれているのはごくごく有り触れた他者への意識、であり変に背伸びしないその姿勢がむしろいいなと思いました。
★27 - コメント(0) - 2016年7月20日

とてもリアルに書かれていて共感しました。作者が10代だったからこそ書けたのかな?学校で変人扱いされるような子がメインに書かれていました。面白いんだけど何か物足りない感じ…そこがいいのかな?
★19 - コメント(0) - 2016年6月16日

mm
さびしさは鳴る。耳が痛くなるほど高く澄んだ鈴の音で鳴り響いて…で始まる。書き出しに背中を蹴られたよ。高校生のいびつさ。ノーテンキを演じても、不思議ちゃんを演じても、できる子キャラを押し通しても、この年齢にはこの年齢にしかないいびつさがある。せいぜい15年くらいしか生きてないからね。色んなものに慣れるということが出来ない、関係のつけ方の手の抜き方がわからない、思い起こせば、結構しんどい年齢でしたわな。そういや、ふとんとかは蹴り飛ばしたかも。教科書は投げとばしたかも。もちろんドアはバッターんと響かせて閉める。
★23 - コメント(1) - 2016年6月14日

関心がある相手だからこそ、その相手の背中を蹴りたくなったり、困っているところが見たくなる心理。主人公の女子高生ハツと、オリちゃんというモデルに夢中な同級生のにな川という学校に馴染めていない2人の奇妙な交流。著者が執筆当時若かったというのが、小説に瑞々しさを与えている。スクール・カーストという言葉はなかった時代でも、それでも、学生のクラスメイトとの距離の難しさは変わらずあるものなのだ、と痛感。
★31 - コメント(0) - 2016年6月8日

再読。ハツの学校生活に馴染めない事への考えのあれこれが今読んでもちょっと分かると思ってしまった。でもこんなに意固地にならないで輪に入っちゃえばいいのになとも思う。にな川との関係が謎で仲がいいんだかそうでもないんのだか絶妙な感じがするのが結構好き。改めて読むとにな川のオリちゃんへのこだわりはちょっと危ない感じがした。ハツが絹代の家電に電話している場面を読んでこの頃って高校生全員携帯持ち始めるかどうかの狭間の時期だったよなあと思い出した。
★6 - コメント(0) - 2016年5月28日

思春期特有の膨れ上がる自意識がとてもリアルに描かれていて、懐かしいような苦しいような気持ちになりました。高校生にとって、高校というその小さな世界がその頃の全てなんですよね。にしても、ハツは自意識の化け物ですね(笑)少し、というかかなり、捻くれ者だし。にな川を想うその気持ち、背中を蹴りたくなるその気持ちは知らず知らずの内の恋心だったんでしょうか。オリちゃんしか見ていないにな川の背中を蹴ることで自分を認識してほしい。そういうことだったんでしょうか。もうちょっと先まで読みたいと感じる終わり方でした。
★20 - コメント(0) - 2016年5月27日

XC
★★☆☆☆「さびしさは鳴る」。全体を通じて、こんなにも研ぎ澄まされた文章に、出会ったことがない。多感な年頃の、複雑で不器用な思いが、手に取るように染みていく。遠い昔の自分の記憶と少しラップするのもまた良し。
★6 - コメント(0) - 2016年5月25日

芥川賞受賞時(10年以上前だということに驚き)から、いつか読みたいと思っていた本。学生の時に読んでいたら、集団行動に関するハツの考えなど、いろいろ生々しくてきつかっただろうと感じます。そう考えると読むタイミングは今で良かったかもしれません。
★11 - コメント(0) - 2016年5月12日

長谷川の考えてることや感情などは伝わってきたが、全体的に私にはよくわからないお話でした。☆1
★4 - コメント(0) - 2016年5月12日

俺「あぁっ!蹴ってください!蹴ってください!」綿矢りさ「オラァ!(ビシィッ!!)」俺「ヒィ〜!もっと、もっと強く!」綿矢りさ「オラァ!(ビシィッ!)汚い豚だねっ!」俺「ブ、ブヒぃぃぃ〜」綿矢りさ「この、負け組!甲斐性なし!クズ!」俺「え、え、延長お願いしま〜〜す!」
★6 - コメント(2) - 2016年5月6日

物語の主要な人物二人が異性同士であるからまだ読める作品であると思う。もしこれが同性で描かれていたらと考えると恐ろしい。主人公のハツは普通の人が通るべき恋愛感情を通り越してしまった。楽しい事や嬉しい事といった感情を知らないまま悲しみや憎しみといった感情を先に知ってしまったような。それは決してこれから楽ではない道のりを歩んでいくことを示している。ハツは物語の最後まで自分の感情に気づかずにいるが、果たしていつの日か彼女は変われるのであろうか。僕はハツの背中を蹴りたくなった。
★4 - コメント(0) - 2016年5月4日

理解できませんでした ごめんなさい
★2 - コメント(0) - 2016年5月3日

蹴りたい背中の 評価:72 感想・レビュー:1296
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