小川洋子の陶酔短篇箱

小川洋子の陶酔短篇箱
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小川洋子の陶酔短篇箱はこんな本です

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夜行
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小川洋子の陶酔短篇箱の感想・レビュー(285)

いい感じの文芸短編集です。川上弘美の河童玉、中井英夫の牧神の春、小池真理子の流山寺、庄野潤三の五人の男、日和聡子の行方、が好きです。特に日和聡子は知らない作家だったのですが、素晴らしい映像イメージ感が醸し出されて嬉しいです。こう言う本を掘り出せるのがブックオフの良い所です。
- コメント(0) - 2月9日

雨の中で最初に濡れる、流山寺がよかった。
- コメント(0) - 1月28日

なにしろトップを飾る川上さんの河童! 脂っ気の抜けた文体で何故だか脂っ気むんむんの河童たちを活写するという不思議。無邪気なようすでとんでもない「アチラ方面」の相談を持ちかけてくる河童。こんなご招待を受けて、のらりくらりと悩みを聞きながら河童界に長居したいわ。唐突に牧神に変身しちゃう男の話しも妙にのびのびしてるというか爽快感がたまりません。永遠にニンフと追いかけっこしてんのかなぁ。ほかにも気になってた鏡花の「外科室」が読めて嬉しい。日和さんの「行方」はやはり好き。どれも読後ジワジワ効いてくる陶酔短編でした。
★25 - コメント(0) - 1月9日

何気ない日常にホラーやファンタジーの要素が入った小説の短編集。「何の役にも立たないことをするのが、こんなにも 困難とは意外だった」という言葉が胸に刺さりました。なんの役にも立たないけれど楽しいことってたくさんあるよね。私はそんな役にも立たないことを掌で包み込んで隠し持っている。それでもいいんだ、と言われたような心地になる短編集でした。
★1 - コメント(0) - 2016年12月23日

小池真理子さんの話が切なくて、ちょっぴりホラーで良かった。
- コメント(0) - 2016年11月3日

未読の作家さんだが、タイトルに惹かれて借りた図書館本。う~ん自分の射程距離圏外の作品群だった。「流山寺」は印象深かったが。各エッセイは短文でも面白かった。この作家さんはホラーな人なのかなあ?猫の手で化粧なんかするなあ~、パンツと弁当を一緒にカバンに入れるな~(笑)
- コメント(0) - 2016年10月14日

miz
小川洋子さんの宝箱第2弾。“偏愛短編箱”と違って,16の短編は読みやすく,気がつくと作者の作品と勘違いして入り込んでしまうくらい,落ち着いた物語,不思議な物語ばかりでした。小川さんが陶酔した短編の集まりでありながら,収録された物語どうしが陶酔し合っているという,世にも幸せな宝石箱でした。
★1 - コメント(0) - 2016年9月12日

最初はクスリと笑えるものばかりなのに最後に近づくにつれて夢から覚めないのではないかと思う心許なさを覚えさせる短編が詰まったオルゴールのような作品集。「雀」は確かに可愛らしい話だし、「外科室」は何度、読んでも忍ぶ恋の凛としたエロスが素晴らしい。「五人の男」は蛇好きな私としては大変な事が書かれているのに顔がデレデレしちゃいます。しかし、最愛の亡き夫が徐々に朽ちながらも帰ってくる「流山寺」の切なさが身に沁みる。「行方」は曇天の砂浜で風に身を飛ばされそうな心許なさを味わってこちらも静かな不安を抱くしかない。
★84 - コメント(0) - 2016年8月30日

普段読まない色んな作家が読めるのは良いが、合わない。
★4 - コメント(0) - 2016年8月22日

猫の前脚でつくった化粧パフだなんて!これがほんとの猫の手も借りたい!と膝を打って大笑したわたしに残虐性なんて爪の先程もないんですよ。昨日からものもらいができました。瞼が熱を持っている。ああ猫の前脚が恋しい。あのひんやりとした肉球で踏まれたら気持ちいいに違いない。
★14 - コメント(0) - 2016年8月8日

自分ではまず読もうとしないような作品ばかりで、小川洋子さんのエッセイ付きじゃなければ、手にしなかったかも。読んでみると意外にも面白く読めて、エッセイは単なる書評とは違った楽しい読み物になってました。自分の読書の幅が少し広くなった気がします。魚住陽子作品が気に入ったので、他作品を読んでみようと思います。
★8 - コメント(0) - 2016年7月31日

前作の「偏愛〜」と比べると、全体的に今ひとつな印象だったなぁ。短編ごとに差し挟まれるエッセイも、うーん。
★3 - コメント(0) - 2016年7月22日

なんとか、5月中に読み終えた。 短篇って難しい。 最後は、雲に巻かれたように、唐突に終わりが来る。 このアンソロジーに収められている16篇のどれも、まともに解釈なんてつけられなくて、煙に巻かれたまま、次々とただ読み進めた。 強いてあげれば、泉鏡花の「外科室」と木山捷平の「逢びき」がよかったな。
★2 - コメント(0) - 2016年5月31日

好みの差はあれ、もう陶酔以外のなにものでもないひとの偏愛っぷりを白昼堂々楽しむことができる。本って、なんと素敵なのかなと思うんですよね。途中でなにを読んでるのかさっぱり分からなくて迷子になったりする事もあるけれど、自分だけで選んだものでそういう経験することが最近少ないから、それがさらにいいんだと思います。
★9 - コメント(0) - 2016年3月14日

小川洋子選で、目次に木山捷平があって、図書館の開架にあればあとは読むしかないやろ?
★2 - コメント(0) - 2016年3月7日

普段は、短編小説はちょっと難しくて辛いかなと敬遠してしまいがちなのですが、小川洋子さん編の本書なら、と思い読んでみました。一昨毎に編者の解説エッセイが付いているのが堪らなく良いですね。一つの言葉を取り上げて深堀りしたり、元の作者に張り合って五人の男という題では五人の女を挙げてみたり。元の作品が理解不能?な時も、それを元に自分で色々発想を膨らませて楽しめば良いのよ!と短編小説の味わい方を教えて貰った気になりました。
★5 - コメント(0) - 2016年2月20日

小川さんにとって珠玉の短編の数々が、小川さんのエッセイによって、より深い味わいを醸し出す⭐どちらにも作家の力のすごさを感じつつ、可笑しみや楽しさにも触れられた感じ…陶酔短編集、いいタイトルです♪
★14 - コメント(0) - 2016年2月6日

non
作品も独特で面白いのばかりだが、解説エッセイがまた良い。武者小路実篤が特に良かった。笑っちゃうよ。
★7 - コメント(0) - 2016年2月3日

各作品の後に添えられた短いエッセイが面白い。短編は短編で、エッセイはエッセイで、それぞれ魅力的なのですが、相乗効果を感じさせられたコンビとしては、武者小路実篤「空想」とエッセイ「空想倶楽部」、色川武大「雀」とエッセイ「死後の父」でしょうか。川上弘美「河童玉」は黄桜のカッパがイメージされてしまって……。
★4 - コメント(0) - 2016年2月1日

一つ一つの短編の後の、小川さんの解説のような、エッセイのような、にお得感あり。かなり気ままなエッセイで、ご本人も楽しんだのでは。
★4 - コメント(0) - 2016年1月24日

小川洋子さんのラジオが聴けなくなったあとで発見しました。小川洋子さんの好きな小説に興味しんしん… 一篇ごとに小川さんの解説(?)がありますが、解説というより短編小説から派生した他の話だったり、その小説に対抗心丸出しのものがあったりして楽しいです。小池真理子さんの短編小説がセレクトされていたのにはビックリ。 こういう本は、読書の幅が広がって楽しいです。特に日和聡子さんという作家さんが気になりました。
★18 - コメント(0) - 2016年1月5日

お得な一冊!小川洋子さんの厳選短編にご当人のエッセイがそれぞれついてます。「逢びき」の天然夫婦がサイコーに面白い。「河童玉」「流山寺」「外科室」等々…ほぼ(笑)ハズレなし。初めて出会った有名作家の作品もあり、別のものも読んでみたくなりました。
★5 - コメント(0) - 2015年12月19日

図書館本。色川武大『雀』小池真理子『流山寺』武者小路実篤『空想』が特に好み。解説エッセイがどれも面白かった。「短篇と短篇が出会うことでそこに光が瞬き、どこからともなく思いがけない世界が浮かび上がって見えてくる。」そんな、一冊!
★14 - コメント(0) - 2015年12月6日

普段読むことのない作者の短編に触れることができてよかったです。昔の時代の物語は読み慣れてないから苦労しました…。 河童の話にわくわくしました! 小川さんの解説?コメントも面白かった。
★3 - コメント(0) - 2015年12月1日

どの話も小川さんワールド。 小川さん主催読書会に参加したみたいな気分になりました。
★3 - コメント(0) - 2015年11月14日

日頃手に取る事のなかった作家達の短編がよめ、小川洋子独特の切り口の解説エッセイも面白かった。偏愛編も読んでみたい。
★2 - コメント(0) - 2015年11月13日

小川さんが陶酔し、集めた魅惑の16短編。いずれも数々の賞を持つ名だたる作者ばかり。それぞれに様々な想いはあるものの、結局小川さんのエッセイが一番楽しめたのは私だけだろうか・・・。
★138 - コメント(1) - 2015年10月18日

名前しか知らなかった人、名前も知らなかった人、色んな世界。色々ありすぎて混乱中。
★2 - コメント(0) - 2015年10月9日

小川洋子さんが「陶酔」をテーマに選び抜いた短編を集めた不思議な一冊。はじめましての作家さんが多く、この機会が無ければ出会うことがなかったかもしれない作品を読めるのはアンソロジーのいいところ。どれもこれも小川さんぽさの漂うお話なのですが、正直嵌れず流し読みしてしまうお話もありました。が、そのお話一つ一つに小川さんが解説エッセイをつけてくれてるのでそれ読みたさに最後まで進む。川上弘美さんと武者小路実篤さんが好みでした。
★71 - コメント(0) - 2015年10月9日

とても高級で上質で小さくて綺麗なお菓子を、大切にいただきましたって感じ。武者小路実篤の『空想』に笑った。ひとつひとつの短編に添えられている小川洋子さんのエッセイも素敵。
★13 - コメント(0) - 2015年9月10日

★★★☆☆小川さんの好きな短編を16編集めたアンソロジー第2弾。第1弾より読みやすい気がした。なんともいえない風変わりな、でも現実的なおかしみのある川上弘美「河童玉」、死んだ夫がこれからも帰ってきてくれるように心を砕く妻の小池真理子「流山寺」、ありえないほど兄思いの妹と兄の会話な武者小路実篤「空想」、あの細い塔に住みたいが実は…岸本佐知子「ラプンツェル未遂事件」、死んだ父の仕事…色川武大「雀」がいい。〉短編と短編が出会うことでそこに光が瞬き、どこらからともなく思いがけない世界が浮かび上がって見えてくる
★10 - コメント(0) - 2015年8月3日

よく知られた名前が多いが初めてその作品を読んだ作家もある。泉鏡花から岸本佐知子まで幅広い世代によって書かれた傑作短編に、それぞれ小川洋子がインスピレーションを得て書いたエッセイが付けられている。「偏愛短編箱」もそうだったが、編者のカラーをこれだけ前面に出したアンソロジーも珍しいと思う。
★9 - コメント(0) - 2015年6月2日

作者の違う短編集はなかなかページが進まないこともあるのだが、この短編集はおもしろくすんなりと読めた。集まった作品に多く感じた、日常からのささやかな逸脱や奇妙な官能が、どこか選者の作風を思わせるものがあったからかもしれない。読んだことがあるのは泉鏡花『外科室』だけだったが、こういう箱に入れられるとまた別の魅力があるように感じられた。魚住陽子『雨の中で最初に濡れる』小池真理子『流山寺』日和聡子『行方』などが好み。
★3 - コメント(0) - 2015年5月7日

16人の作家が書いた短編作品に、小川洋子さんがエッセイで答えるという面白い企画の本です。川上弘美さんの「河童玉」に小川さんがコメントを出すのが、興味深々でした。その他、恐るべき女の情念を描いた泉鏡花の「外科室」、夫婦愛を描いた木山捷平の「逢びき」、死にゆく魂の彷徨を描いた日和聡子の「行方」等、素晴らしい作品がいっぱいでした。傍に置きたい一冊です。
★5 - コメント(1) - 2015年4月22日

村上春樹の、おすすめ短編に関する考察を読んだ直後だったので、とりわけ庄野潤平などは平気では読めなかった。武者小路さんは笑っちゃいましたが、最後から二番目のなんかは小川洋子が好きそうですね。
★2 - コメント(0) - 2015年4月20日

あ〜〜実は恥ずかしながら皆さんお初の作家さんばかりで、正直疲れてしまった(笑)河童玉 ラプンツェル未遂事件 行方 流山寺 なんかが印象的だったかな。
★6 - コメント(0) - 2015年4月7日

キーワードに反応して自分なりの空想に遊んでいるエッセイが各々の話の後にある。川上弘美の「河童玉」のあとのエッセイが「仏頂玉」でこれは玉という漢字しか共通していない。読んでいくと小池昌代の「たまもの」でも出てきた喉の奥にある臭い玉のこと。私もその時初めて知って驚いたので、小川洋子と同じだと思いちょっと嬉しかった。泉鏡花の「外科室」は青空文庫で読んでいた。個人的になにか刺激するツボのある選択なのでしょうか?不思議な幻を見せられているようなものが多いように思う。「遊動円木」「雨の中で最初に濡れる」が良かった。
★18 - コメント(0) - 2015年2月6日

短編集、中でも著者の全部違うアンソロジーは、速度が上がらなくてずるずる長く読んでしまう。でもこの短編集はいつもと違って、一つ読むたびに面白さに選者を信頼するようになって、次の話も読もう、こう来たか!じゃあその次も読もう、と飽きること無く止まらなかった。確かに陶酔。
★5 - コメント(0) - 2015年1月12日

2種類の薫りを楽しめる琥珀色のどろっぷのあつまりのような。素敵
★2 - コメント(0) - 2014年12月21日

『外科室』が一番好きかなー
★1 - コメント(0) - 2014年12月11日

小川洋子の陶酔短篇箱の 評価:82 感想・レビュー:126
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