消滅世界

消滅世界
あらすじ・内容
「セックス」も「家族」も、世界から消える……人工授精で子供を産み、夫婦間のセックスは近親相姦とタブー視される世界。日本の未来を予言する、中村文則氏・岸本佐知子氏驚愕の衝撃作。

中村文則氏・岸本佐知子氏驚愕!

壮大な世界。でもこれは母と娘の物語ではないだろうか。
さすが村田沙耶香。この作家はすごい。-—中村文則

見たこともないほど恐ろしい「楽園」が、ここにはあります。 -—岸本佐知子

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消滅世界の感想・レビュー(1368)

内容は良い意味でぶっ飛んでいた。異常を知るには正常を知ることが重要。しかし、その正常も時代と共に少しずつ変化してきている。自分の中にある正常が本当に正常であるのかどうかを考えさせてくれる1冊だった。
- コメント(0) - 1月21日

性をテーマにしていてその部分を際立たせるためかもしれないが、これほどにまで命を引き継ぐ形が変化した世界の話しでありながら、性以外の面(テレビや携帯電話や電車など日常のスタンス)は現代からなんら進歩なく、「近未来」という設定にイマイチ入り込めなかった。ライトなページ数の殺人出産の方がまだ娯楽小説として違和感に引っ掛かることなく素直に楽しめたような気がします。とは言え、他で中々味わったことのない著者の独特な感性には斬新な刺激を受ける。
★7 - コメント(0) - 1月20日

村田さん初読み。凄いインパクトです。好き嫌いを通り越し素直に驚きました。ここまでの世界に読者を運ぶとは。
★25 - コメント(1) - 1月20日

この先を読みたい。 普段はミステリーや警察もの中心なんだがこりゃ参った。 村田沙耶香さんもっと読もう。
★5 - コメント(0) - 1月19日

この気持ち悪さは何だろう?生殖に人間的な感情の一切を排除した世界。ゆくゆくは少子化が進み、確実な生殖手段としてこのような世界が、あながちフィクションでもない不気味さをを孕む。主人公が狂気に傾き、何がマトモか曖昧になることも怖い。そして、隣室の動物の正体が恐怖にとどめを刺す。村田さんの本は3冊目ですが、どの話も気持ち悪い。4冊目はあるかな…と迷っています。
★8 - コメント(0) - 1月18日

納得いかん
★3 - コメント(0) - 1月17日

個人的な母子間のテーマと社会的な母子間のテーマが、混ざり合って描かれていて面白かった。私にとっては気持ち悪い世界だけれど、種を正確に残していくって考えに基づけば、大変合理的な世界だなーとは思う。
★7 - コメント(0) - 1月16日

『コンビニ人間』の作者ということで読んでみました。読み始めたら最後まで一気に読んでしまいました。『コンビニ人間』は主人公のキャラクターで話が進んでいきましたが、本書では世界観を徐々に明らかにすることによって話を展開していました。本書も『コンビニ人間』も「正しさ」とか「普通」とは何かを問いかけるような作品だったと思います。「狂っているのにこんなにも正しいのだから」という文章が印象的でした。
★5 - コメント(0) - 1月15日

人工授精でしか子供が作られなくなった世界。夫婦間での性交渉は近親相姦になる。そんな世界がさらに進んで作られつつある楽園システム。最初に主人公が居た世界も奇妙で受け入れられなかったけど、楽園システムはもっと無理。気持ち悪い。未来がこんな世界になりませんように…
★10 - コメント(0) - 1月15日

よくもこんな世界を作ったものだ。考えさせられる事はいっぱいあったけどとにかく気持ち悪くなる。人間と動物の違いは感情があるかどうか。豊かな感情があるから文明社会が成り立っているのではないだろうか。複雑で豊かな愛情の表現を否定しては人の未来はないんじゃないかな。どろどろしてあちこち溺れて、いいんだよ、きっと。
★8 - コメント(0) - 1月14日

ありえないようでも、将来あるかもと感じさせられる世界。「正常」や「普通」って、どんどん変わっていく。村田さんの世界観ってすごいと思う。
★10 - コメント(0) - 1月9日

「夫婦で性行為なんてありえない!けど子どもはつくります」という世界がぶっとんでるな、と。じゃあ、夫婦ってなんのため?それぞれが恋人と性行為をして、家に帰ったら夫婦として暮らす。もはや結婚は子ども育てるためのけじめのよう。でも子どもが独立したら、夫婦の繋がりは…?とつっこみたくなるところ多かった気がします。男性が出産する様子はおもしろかった。
- コメント(0) - 1月9日

いやいや-。こんな世界はないでしょ。設定に無理がありすぎる。
★6 - コメント(0) - 1月9日

この小説に関する予備知識ゼロで読み始めたんだけど、けっこう怖い話だった…。
★14 - コメント(0) - 1月8日

読後、どんより気分が悪くなるが、現実の世界もややその世界に近づいている部分も多くて面白い設定だった。この作家さんは初読みだか、才能をメチャメチャ感じる。
★12 - コメント(0) - 1月7日

●キモい。
★5 - コメント(0) - 1月5日

性欲があるのに繁殖は人工授精によってのみ?夫婦間の性交渉は近親相姦として忌み嫌われ、恋人は二次元か家庭外で調達??この小説で描かれているディストピアにはいくつもの破綻があって、納得が出来ないし臨場感も得られない。主人公の感性=作家の感性ならば、自分とは相容れぬものもある。家族や社会の在り方についてのテーゼとして書かれていることは分かるものの、舞台設定に無理があり過ぎて、ただただ残念な読後感。
★37 - コメント(0) - 1月5日

人口受精でしか子供が生まれない世界。 違和感があり過ぎて気持ち悪い。
★9 - コメント(0) - 1月4日

正常な世界は瞬間、瞬間で定義されるものであって100年前でも10年後でも同じ価値観があるとは言い切れない。現在も遠い過去や未来から見れば狂気にあるのだろう。
★12 - コメント(0) - 1月4日

こういう「正常な世界」もアリなんじゃないだろうか、と個人的に思う。‪『殺人出産』もそうなんだけど、村田沙耶香さんが描く世界って、けっこういい世界だな、と思う。不合理だらけのこの世界よりずっと合理的でいいじゃないかと思う。‬村田沙耶香さんが『殺人出産』や『消滅世界』で描いた世界をディストピアだとか言う人って、私たちが生きてるこの世界の不合理とか不条理とか気持ち悪さが見えてないんじゃないかな、と思う。この世界と比べたらよっぽどいいよ、『殺人出産』や『消滅世界』の世界のほうが。
★9 - コメント(0) - 1月4日

「ヒトとの恋愛は、うっかりするとすぐマニュアルじみてしまう。」という言葉が印象的。家族や恋愛という世の「あたりまえ」がピンとこない側の人間なので、この作品の世界観にはあまり違和感を感じなかった。
★10 - コメント(0) - 1月3日

今年1冊目。人工授精が進み夫婦でのセックスが近親相姦と忌避される世界。『殺人出産』の世界観と同じような狂気を感じる。「正常という名の発狂」時代や世代に合わせて常識は変わっていき、それに合わせた行動をとれないと社会的逸脱者となってしまうという点で、常に社会に合わせて自分を修正して正しい自分として生きていくヒトって‥と考える。キャラに恋したりクリーンな生殖をしたり、今も芽が出ている部分はあって決して今後100パーありえないとも言えないような設定だからこわい。リアル版人類補完計画みたいな。図書館本。
★10 - コメント(0) - 1月2日

歪んだ世界。でも、この先、こんな世界がやってくるのかもしれない。
★8 - コメント(0) - 1月2日

またまたやってくれました。読んでいて頭がおかしくなりそうな終盤の展開、そして放心状態にならざるを得ない強烈な読後感。本作の設定は現代の倫理観に反し過ぎていて嫌悪感の方が勝る。とにかく狂っている。『タダイマトビラ』と同じく★5.0(判定不能)
★30 - コメント(0) - 1月2日

作品の世界は違和感を感じますが、家族の形やライフスタイルが変わってきて実際に人口が減少しているのを考えると、消滅世界に近づいている気がして怖くなりました。
★24 - コメント(0) - 2016年12月30日

ディストピア小説。奇想天外な内容のわりにすらすらと文章が読みやすい。
★8 - コメント(0) - 2016年12月27日

主人公は楽園という宗教に身を任せて、「正常という名の発狂」をして。けれどちゃんと異常でいたいという気持ちをのぞかせたことが切なく救いでもあった。特定の誰かと愛し合って家庭を築いていく尊さは、時代が変わってもずっと変わらないであってほしい。子供に名前も個性もなく表情の作り方まで同じな世界が「楽園」だなんて。正とされていることを鵜呑みにすることの恐ろしさを忘れず、考えることを放棄して楽になろうとせず、悩みながら自分にとっての正しさを考え続けなければと身が引き締まる思いでした。恐ろしかったです。
★9 - コメント(0) - 2016年12月26日

村田沙耶香さんらしい作品。こういうことが近い将来ほんとうになるかもみたいなリアル感がある。結婚も出産もどんどん数が減っているので,そんな奇想天外でもない。
★10 - コメント(0) - 2016年12月26日

村田2#「性」という概念が希薄になった世界で正常に生き続ける女性の物語。作者の「コンビニ人間」は読んだがそれよりも遥かにリアリティがあり面白い。この世界とは異なる常識や道徳が蔓延するパラレルワールドなので作者の筆致と非常に相性が良く読みやすく、また主人公の雨音さんはどちらかというとこちらの世界の立場に立つ人なので感情移入しやすかった。非常に勉強になった。
★12 - コメント(0) - 2016年12月26日

気持ち悪かったです。後味が悪くて、ほかの本を口直しに読み始めました(苦笑)。しかし、究極はこういう世界もあり得てしまうのかも・・・怖い。
★14 - コメント(0) - 2016年12月24日

性と家族のあり方について独特な世界観で書かれており狂気すら感じた。 中高生が読んだらどんな感想を持つんだろうな。
★12 - コメント(0) - 2016年12月24日

とにかく結末がスゴい!家族とは何か、恋とは何か、すごく考えさせられた。間違いなくクリスマス前に読む本ではない。
★20 - コメント(0) - 2016年12月24日

なんだかすごい話だった。何となくコンビニ人間に似てるように感じた。性のあり方は時代とともに変化していくのかな。作中のエデンシステムみたいな世界がこの先てでくるのかもね。衝撃がすごくて良いコメントが浮かばないケド村田さんの本はとても個性的ですね。
★13 - コメント(0) - 2016年12月20日

狂ってる、狂ってる。「正しい世界」という狂気が宙にフワフワ浮いているようだ。押さえつけても浮上がる。「実験都市・楽園」でも楽園システムでは家族は否定される。クリーンルームでの「性欲のクリンアップ」ってどうなんだ、気持ちいいのか?妊婦ではなく「妊夫」が「子供ちゃん」を生む世界が正常なわけがない。「正常ほど不気味な発狂はない」って正常の概念が違うでしょう。「私たちは全員世界に呪われている」ってしょりゃそうでしょう。「こちらの人間」からすれば倫理も何もない。レビューも狂うしかないでしょう。
★19 - コメント(0) - 2016年12月19日

なんだろ…表裏一体?ぐっしょりなのにカッサカサ、みたいな。「殺人出産」もだったけど、どんなふうに生きてきたらこんな発想が生まれるのか不思議な方です、村田沙耶香さん。こんな世界になったら嫌だ、と思うけど、なってしまうのかもという危機も含んでいる。グラデーションの途中というのは妙に納得できたなぁ。
★15 - コメント(0) - 2016年12月19日

色んな形の結婚や色んな家族の関係があってもいいとは思う。でもこの本のようになってしまったら、それはもう『人』の世界ではなくなるね。人が人として存在しないんだから、そりゃあ世界は消滅するだろうなぁ。
★16 - コメント(0) - 2016年12月19日

すごく気持ち悪かったです……テーマ的にはコンビニ人間と一緒なんだろうな………
★6 - コメント(0) - 2016年12月17日

どうにも辻褄が合ってない世界観とお花畑すぎる登場人物造形、薄っぺらい舞台設定にセリフなどなどに、なんだこのクソ小説!と始終イライラしながら読んだのですが、たとえばこの小説をノイタミナ枠でアーティスティックな絵柄のアニメにしたらと考えてみたら、あまりにぴったりハマりすぎていて、すでに2.5次元補完の現実同調始まってるよなぁ、とかなり腑に落ちてしまった。。。
★14 - コメント(0) - 2016年12月17日

「殺人出産」をより掘り下げたような感じ。子供ちゃんとおかあさんが気持ち悪くて、個として愛し愛されないというのは寂しいし怖いと思うのは、この小説のなかでは大昔の人の考え方になるんだろうな。この世界で一緒に正しく発狂してっていうセリフが印象的。
★15 - コメント(0) - 2016年12月16日

一言でいうと気持ちが悪い。しかし、改めて夫婦関係や性について考えさせられる内容であった。
★15 - コメント(0) - 2016年12月16日

消滅世界の 評価:90 感想・レビュー:673
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