はい、チーズ

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はい、チーズの感想・レビュー(182)

短編集。タイトルで楽しそうと思って読んだのだけど、「エド・ルービーの会員制クラブ」が怖くてそれからなんか楽しめなかったな。
- コメント(0) - 1月16日

14の短編集。 未発表作品集を世に出るのが遅かったヴィンテージの作品群、と呼ぶオシャレ感。2作品がお気に入り。エド・ルービーの会員制クラブ のごく普通の夫婦が巻き込まれる強烈なサスペンス。ハロー・レッド は大岡裁きを思い出すヒューマンな話。
★10 - コメント(0) - 2016年12月3日

非常によくできた短編ばかり。反面、ヴォネガット「らしさ」は少々弱め。デビュー間もない1950年代に書かれたものらしいので個性を打ち出すより確実に「売れる」ことを意識しているのだと思われる。知る限り同時期に活躍してた他の短編作家の作品と比べても遜色ないどころか出来のいい作品が多く、後の長編の到達を思えばヴォネガットがこちらの道に行かなかったのは良かったといえば良かったんだけど、短編好きとして惜しいといえば惜しいような…。ストーリーテラーっぷりに舌を巻いた
★5 - コメント(0) - 2016年11月10日

この作品が初ヴォネガットでしたが、どれもワクワクさせてもらいました。全体的にウィットに富んで、心温まるものからズドンと一気に突き落とすものまで、多彩な引出と観察眼が鋭いという印象を受けました。借りて読みましたがもっとじっくり再読しようと思います。訳も丁寧で読みやすかったです。
★4 - コメント(0) - 2016年8月29日

ヴォガネットは、大昔に長編(スローターハウス5)で挫折した嫌な記憶があり、避けていたが、魅力的な装丁と大森望さん訳というところに魅かれ、ジャケ買い(?)した。これが大当たり。1950年代は、短編天国だったようで、かなりレベルの高いこれらの作品も未発表であったとのこと。シニカルでウィットに富んでいて、心温かく、でも、底意地悪いとうバラエティに富んだSFやストンと落すショートショートに心が浮き立った。市井の市民が言われなき罪に問われる「エド・ルービーの会員制クラブ」、生みと育ての親の「ハローレッド」が印象的。
★14 - コメント(1) - 2016年7月31日

長編に比べて読みやすし~
- コメント(0) - 2016年7月15日

久しぶりのヴォネガット節。ま、ザンネンな作品もあるけれど、ほんわかな気分になれる14の短編集。池波正太郎を彷彿とさせる作品もあれば、当然ながらO・ヘンリーや星新一ばりの作品も。 とくに「ハロー、レッド」は、池波が『キング』あたりに掲載した短編といってもわからないくらいです。ウソですね、赤毛の子どもの話ですから。
- コメント(0) - 2016年3月10日

os
「この宇宙の〜」が一番好きかなー。
- コメント(0) - 2016年3月2日

オチのある話が良い感じ。ヴォネガット節たっぷりの本。説明上手ってタイトルが読み終わったあとビリビリ来る。
- コメント(0) - 2016年2月28日

命日に
- コメント(0) - 2016年2月9日

わたしにとっての初ヴォネガットでしたが、すっかり虜に!ナイス・リトル・ピープルなんかSFに見せかけておいて恐ろしい夫婦劇。
★1 - コメント(0) - 2016年1月29日

ヴォネガットの初期未発表短編集。ようするに雑誌に掲載されなかったボツ原稿だよな。短編集を読むのは、そのたびに登場人物や場所や時間をイメージしなければならず、それが14編もあるんだからなかなか難しいんだよね。初心者には勧められないけど中毒者用か(解説ではヴィンテージ作品群とある)。
★7 - コメント(1) - 2016年1月29日

カート・ヴォネガット(あの頃はジュニアがついていた)に夢中になったのは、ン十年前のことだけど、ここに収められた短編はそれより以前に書かれ未発表だった初期作品だという。短編小説がもてはやされた時代にあって、相当にレベルが高いこれらが未発表だったというのは驚きで、ヴォネガットがいかに非凡な存在だったかが知れる。
★13 - コメント(0) - 2015年10月14日

ヴォネガットの初期短編集。どれも意表をついた展開でとても楽しめた。ヴォネガットらしいかと言われると何とも言えないが、単純に短編としての完成度は極めて高いのでは。
★1 - コメント(0) - 2015年9月21日

長編小説の合間にちょこちょこ読む。暗い気持ちにならずに読めてる結構楽しめた。オチもまあまあ。
★3 - コメント(0) - 2015年7月31日

「エド・ルービーの会員制クラブ』はフィリップ・K・ディック的で表題作はロアルド・ダール的かな。「鏡の間」は怪奇小説の手法から驚きのオチへ。「ナイス・リトルピープル」はうだつが上がらないが夢想家の主人公の見たものが現実か否かで途端に怖くなる。「新聞少年の名誉」は新聞少年やその父は実は本当の意味での勇敢なものであるという結論に心温まる。勿論、最後も意地悪く、ニヤリ。個人的に好きなのは「ハロー・レッド」。所有権を示すレッドより髪を大事にしていたナンシーにあんなことはして欲しくなかっただろうエディの方が父親らしい
★85 - コメント(1) - 2015年7月30日

インターネットで表紙だけ見て、絵本だと思っていた。実際手にとると分厚い本。読みはじめると、質量同様、内容も重い。「コンファイドー」は2chみたいだ。「自分の中にある最悪のものとじかに向き合うことになる」(25)。「fuber」はゆとり世代みたいだ。「不可避的に、無気力でシニカルで極端に内向的な性格」(29)。結構絶望的だったりするのに、物語が突飛すぎて笑えてくる。描写が丁寧でイキイキしているから、映画を観ているよう。すごくわくわくする本。
★4 - コメント(0) - 2015年6月3日

ヴォネガットの未刊行作品が訳出された。つまり、もう刊行作品だ。ばんざい!―って、どこが? そもそも自分、手に取れば読める作品も碌に読んでないんですけど。☆彡それにしても、なんて皆んな良い子(良い作品)たちなんだ。めっちゃ出来る子はいないにしても、このアベレージの高さは出色だ。皆さん、お気に入りの作品を挙げているので、それに倣うと、『ハロー、レッド』かな。内容の明暗に関係なく、才能・文章・訳文(そして特に装丁)が、眩しすぎるので、ダウナーでしっとりしたこの話など、少し居心地が悪そうにも思う。
★4 - コメント(0) - 2015年5月28日

ヴォネガットの蔵出作品。アメリカ人らしいユーモアとウィット。研ぎ澄ます感覚は無いが、楽観主義的なものを感じた。
★4 - コメント(0) - 2015年5月24日

mm
カート・ヴォネガットの他作品を読んだことがないのに未発表小説とかを読んで良いかなと迷いましたが、カバーデザインが可愛くて。私は見かけに弱い。でも、見かけが良ければ内容も好きになる確率が高くて、これもスマッシュヒット。1950年代のアメリカの空気や文化がプラスの作用をしているらしい。ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、フォークナーをも産み出した黄金期だな。辛辣さにはウィットのカバーをかけて、明るさにはシリアスの陰を添えて。ちよっと猫背で、片手に惨めさを下げて、大股で公園を横切っていく背中はいけているのだ。
★14 - コメント(1) - 2015年4月17日

評判と装丁のかわいさにつられて初ヴォネガット。表題作の軽いブラックさも好きだし、「セルマに捧げる歌」は素敵に良い話(次は「バゴンボの嗅ぎタバコ入れ」を読みたい)。「説明上手」はすごい皮肉。「ナイスリトルピープル」は食べものを用意する様子はすごく楽しいのに。以下、印象にのこったフレーズ。“悲劇をまっすぐ見据えたためしがないこと〜金で買えるもっともすばらしいものは、永遠につづく子供時代なのだと言っているのも同然だった”「かわいそうな自分が大好きで、それを変えるようなことはしたくないなら」”
★2 - コメント(0) - 2015年4月5日

SFのイメージが強い作家だけれど、わたしがいちばん好きな彼の長編は非SFの「母なる夜」。そのせいか少し捻った普通小説がほとんどのこの短編集も面白く読むことが出来ました。シニカルななかにも温かさが感じられる「FUBAR」「この宇宙の王と女王」が好きだけど、個人的に面白かったのが「小さな水の一滴」。これ、人によっては、知恵を使って恋愛に勝利した女性のお話なんだろうな。私には不愉快極まる手段で他人の人生に侵入していく女性にしてやられたプレイボーイの悲劇に思えます。色んな味が楽しめる短編集でした。
★28 - コメント(0) - 2015年3月28日

1950年のアメリカ短編小説界はとんでもない売り手市場だったそうだ。この本は,色んな味がはじけている。当時の人たちは,どのような状況で,これらの小説を読んだのだろうか。深い川は静かに流れると言うじゃないか(confido),その通り,そして色々な人間が川を流れてゆくわけだ。ハロー,レッド(幼い女の子の決断),セルマに捧げる歌(IQなんていらない),説明上手(不妊治療が上手な医者を訪問する夫とその妻)あたりが,人間っていいなと人間って怖いなと思わせる。
★8 - コメント(0) - 2015年3月13日

15−2015
- コメント(0) - 2015年3月1日

ヴォネガットはこの世界の『FUBAR』達に向けて小説を書いてくれていると勝手に思っている。もう一人の自分の声に恐怖を抱くときもあれば、自分の経験を世間に吹聴したいときもある。思いがけない人生のアクシデントに翻弄されて、希望を失くすこともある。そんな人間の滑稽さを皮肉りながらも、正義や勇気、善意を信じることの尊さを思い出させてくれる。自分の今いる場所こそが「楽園」なんだと教えてくれる。『この宇宙の王と女王』の2人の様に、生きることとは悲劇と真正面から向き合うことなのかもしれない。大人になりたいと切実に思う。
★3 - コメント(0) - 2015年2月28日

人間のおろかさとすばらしさを同時に描く「セルマに捧げる歌」「この宇宙の王と女王」、スパイスの効いた会話の「はい、チーズ」がよかったです
★4 - コメント(0) - 2015年2月23日

ちよっとしたファンタジーからがっつりSFっぽいのまで、様々読めていいね。
★6 - コメント(0) - 2015年2月22日

ヴォネガットはまだ少ししか読んだことがないけれど……この未発表作品集、どの話も大変面白かった。いい意味で、あまりSFっぽくないので、SFを読まない人にもいいのでは。 他の未読の有名作品を読むのが楽しみになった。
★8 - コメント(0) - 2015年2月5日

面白かった。書かれたのはずいぶん前らしいが、古さを感じることはなかった。どこかに毒があって苦い味わいの話が多いが、読後感は悪くない。「FUBAR」「ヒポクリッツ・ジャンクション」「小さな水の一滴」なんかが特に好きだなぁ。
★20 - コメント(0) - 2015年2月1日

まさかヴォネガットの新作(と言っても、未発表作)が読める日が来るとは思ってもいなかった。もう一冊あるそうなのでそちらも楽しみ。「FUBAR」は、如何にもヴォネガットという感じの短編。こういう話が読みたいからヴォネガットを読む。「小さな水の一滴」は、一寸捻ったミステリとしても読める。発想が素晴らしい。「この宇宙の王と女王」は、感動の名品。何故この話が未発表なんだ!
★4 - コメント(0) - 2015年1月31日

読友さんが「SFに苦手意識がありヴォネガットも読んだことがない人に最適なヴォネガット入門書」とコメントされていたが、確かにSF音痴な自分を含め大多数の人が"SF"に描くだろうイメージから大きく離れた、少しブラック、少ししんみり、だが読後何故か元気が出る14篇。一番のお気に入りは『FUBAR』。映像がわーっと眼前に拡がる感じ、ファズは若き日のスティーヴ・ブシェミで。ラストは少しほろ苦くとても優しい。『ヒポクリッツ・ジャンクション』の噛み合わない居心地の悪さ、胸糞展開な『エド・ルービーの会員制クラブ』も好き。
★37 - コメント(3) - 2015年1月23日

未発表短編集。「FUBAR」こそ、これぞヴォネガットの世界!私もフランシーヌみたいな君の人生の秘書かもね(笑) 「深い川は静かに流れる」なるほどね。それが「小さな水の一滴」に繋がるわけだ。独立した短編の小さな雫。「この宇宙の王と王女」が素晴らしく。永遠に続く子供時代からの脱却。自律へと繋がる凛とした姿勢。
★18 - コメント(0) - 2015年1月6日

収められている14編を、毎日1編、2週間にわたって読みました。それほど1つ1つの話が濃厚だったのです。セリフがしびれるな〜。もっと短編読んで、長編も挑戦してみようと思います。
★7 - コメント(0) - 2014年12月22日

「FUBAR」「ヒポクリッツ・ジャンクション」「セルマに捧げる歌」「新聞少年の名誉」「この宇宙の王と女王」が好き。
★6 - コメント(0) - 2014年12月21日

巨匠の未発表短編集。悲喜こもごも、いろいろなタイプの14編が集録されている。どれも結末にオチがついており、アメリカン落語のようなもの。それにしても各編ごとに、ディティールを書き込んでいきそれぞれの世界を構築する筆力はさすが。悲劇も喜劇もあり、シニカルなものもあるが基本的にどの作品も作者の人間に対する暖かい視線が感じられる。個人的には、「FUBAR」「新聞少年の名誉」「この宇宙の王と王女」などのハッピーエンドものが好き。また、「ヒポクリッツ・ジャンクション」「説明上手」は、鮮烈なオチが強い印象を残す。
★8 - コメント(0) - 2014年12月17日

SFに苦手意識があってヴォネガットも読んだことがないという人にうってつけのヴォネガット入門書。未発表作の短編集だが、何故発表されなかったのか不思議な程、収録された作品はヴァラエティに富み、クオリティも高い。お気に入りは、ペーパーナイフ型の宇宙船に乗ってやって来たエイリアンがもたらす皮肉な結末の「ナイス・リトル・ピープル」、女たらしのバリトン歌手を射止める意外な方法を教えてくれる「小さな水の一滴」。ヴォネガット作品は、時にシニカルで辛辣だが、根底にあるのは人間愛。物の見方においてかなり私は影響を受けている。
★26 - コメント(4) - 2014年12月14日

SFフリークでない私にとって彼はSF作家というよりもヒューマニズムが見え隠れする話をスタイリッシュに語る人。そして根底には常に密かな哀しみが存在する人。この新しい作品集は短篇集で、おまけに本人自らお蔵入りにしたものばかりらしい。そんなの、世に出していいのか?(笑)ビタミンカラーとも言える鮮やかな黄色の装丁に、読む前からウキウキ感を覚えて期待してしまった。中のイラストまでがヴォネガットなんだもの。なんて贅沢なことか。中身にガッカリなんて絶対にあり得ないから安心して読めるのも、私にとってのヴォネガットだ。
★48 - コメント(1) - 2014年12月2日

ヴォネガット作品はわりとドレスデン爆撃への拘りやアメリカ的正義への痛烈な批判が色濃くみえるけれど、今回はそんな毒っ気やひねくれ具合は控えめでストレートな分読みやすくて面白かった!どれも落としどころが巧いなあ。ヒポクリッツ・ジャンクション、エド・ルービーの会員制クラブ、この宇宙の王と王女が好み。あと「目には目を、社会正義“パラノイア”にはパラノイアを」というハンムラピ法典式復讐方法がおつまみ感覚で書かれている表題作が、最高にポイズン。
★6 - コメント(1) - 2014年11月24日

未発表の短編集。ブラックで、軽く読めて楽しかった。
★1 - コメント(0) - 2014年11月20日

今は亡き巨匠ヴォネガットの職人芸の冴えた短編集。リチャード・パワーズの長編後に読んで良い息抜きになりました。いずれも味わい深い掌編です。それぞれの作品ラストのオチはさすがの巧さ。ぴったりな装丁も好感が持てる子粋な一冊でした。
★13 - コメント(0) - 2014年11月6日

はい、チーズの 評価:78 感想・レビュー:79
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