寝ても覚めても夢

寝ても覚めても夢の感想・レビュー(100)

『さあ出かけよう、君と僕……』映画監督の頭の中と外とその周囲の人々のブラックユーモア。
- コメント(0) - 2016年10月30日

大物映画監督トム・リチャーズは撮影中にクレーンから落ちて瀕死の重傷を負うが…映画製作と家族関係をめぐって起きるブラックユーモア溢れるドタバタ劇
★3 - コメント(0) - 2016年9月27日

なにこれ、おもしろいが一言目に出てきます。悪意があるのかないのかよく分からないけど、悪意があるとしたら相当だし、無いとしたら天然すぎて怖いしで、どっちでも楽しめます。
★2 - コメント(0) - 2016年8月26日

- コメント(0) - 2015年12月17日

これは一種のコメディなのかな。ラストの悲劇も笑いに収束されてしまう。スパークとかボウエンとか英国では一筋縄ではいかない女性作家が輩出されるな。
★46 - コメント(1) - 2015年11月6日

クセのある方々が裏表なく正直に騙しあい罵りあう。何故か面白い。
★3 - コメント(0) - 2015年9月30日

シェイクスピアの戯曲とヌーヴェルヴァーグの映画を足して割ったような?雰囲気で、読んでいる間ずっと、何かはぐらかされているような気分だった。きちんと理解できたか自信がないけど、読み終わってからつらつら考えるうちに「あれがあの伏線か!」と思い当たったのは楽しかった。とにかくおしゃれ。
★10 - コメント(0) - 2015年9月5日

★★★☆☆
- コメント(0) - 2015年8月13日

美貌や才能などを元ながらも常識やモラルはあさっての方向にぶん投げた富裕層と持っていない周辺が巻き起こすブラックコメディ。そのひとりである映画監督、トムに気に入られたからと有頂天になって財産分与を要求するジャンヌ(女優駆け出し)が痛いけど、彼女を密かに策略にかけて始末し、何事もなかったかのように振舞うクレアが怖い。性格極悪なマリゴールドはなんか好きだけど、友達や家族には絶対、なりたくない(笑)
★62 - コメント(0) - 2015年7月16日

著者の作品を手に取るのは「バン、バン!はい死んだ」以来。高名な映画監督の一家が繰り広げるドタバタ…相変わらず意地が悪く、笑いのツボを押さえているのだけども、イマイチはいりこめなかったかな。
★19 - コメント(0) - 2015年7月10日

名声ある映画監督である主人公はもちろん、ごっそり資産をもっている妻も、超絶美人でスタイルがよくビッチな姉も、それが才能になる訳ね。かれら、「たくさんもっている(すべて、ではない。モラルやら何やら、出生時にいろいろ置き忘れてきた)」人たちと、(失業その他)持たざる人たちが織りなす塩辛いグランド・ホテル。両階層を行き来する次女が不気味で、ほんと何考えてるかわかんない。彼女以外の家族が、極端でなく、感情移入できる余地が見えるのが、手強い。最後は貧乏人が全ての災厄をまとって、M.アントワネットのように死んで行く。
★1 - コメント(0) - 2015年6月17日

ある映画監督が二本の映画の撮影している時におきた二つの不幸なクレーン事故と、その間に起きた監督の娘の不可解な失踪事件。映画撮影中のクレーン事故に始まりクレーン事故に終わった出来事を、映画監督一家の人間関係を中心に語る。うるさ型で芸術家肌の映画監督トムと容姿性格ともに一癖ある娘のマリゴールド等、作者の意地悪い眼差しが生きる登場人物のドタバタした行動が無関係である筈の事故と事件を繋がっていたように見せているが、それは偶々そうなっただけなのかもしれない。どこまでが現実でどこまでが夢想なのやら、煙に巻かれた。
- コメント(0) - 2015年6月14日

マグリットの絵を思わせる装丁に惹かれ手に取った初スパーク。映画監督のトムが撮影中の事故で入院するシーンで始まるが、それがまた奇妙なカット割りのようで引き込まれていく。頻繁に変わり現れる看護師、かみ合わない会話、失業者ばかりの家族。みんな仕事や家庭がうまく運ばないことをそれほど深刻にもならないし、浮気もしほうだい。他人の不幸なんてお構いなし。人の心配よりも大事な映画。これらまるでシュールな寸劇に加えて、トムが手がける「夢が現実となり、現実が夢となる世界」。もう夢も現実も一緒くた。さて、まともなのは一体だれ?
★124 - コメント(0) - 2015年6月7日

図書館新刊本コーナーからタイトルと装幀借り。おもしろかった!主人公は映画監督トム・リチャーズ。撮影中にクレーンから落下して病院へ・・・。(あとは読んでのお楽しみ)筋をあんまり考えず、ヘンな人たちって笑いつつ、どこがブラックなの?と思いつつ・・・。なかなか楽しい読書でした。(やっぱりブラックだった!)この著者の『バン、バン!はい死んだ』を読みたい本に登録していたので、そちらの短編集も読んでみます。
★20 - コメント(0) - 2015年5月13日

「人間は神の夢に出てくる登場人物なのではないか」。だとしたら、神は人生のままならなさに驚いたことだろう。登場人物たちがそれぞれ抱える仕事も、彼らの関係も、少し先の未来さえみえない程脆い。流れに翻弄されてばかりで大切なことを見失ってしまいそうだ。引き込まれたけど、毒が足りないなぁ...やはり短篇集を読まねば!
★25 - コメント(2) - 2015年5月13日

高名映画監督主人公周辺で恋愛沙汰、噂の交換が目まぐるしく続く。人物達は皆、疑心暗鬼と僻見で分断されている。愛着の度合いの差はあっても互いに信じ合っていると信じている主人公と妻の現実も夢の如しと作家は嘲笑しているのか。安穏と生きられる彼らは幸運だ。冷め切った作家の態度が薄ら哀しい。第七章で主人公が呟くT・S・エリオットの詩『J・アルフレッド・プル-フロックの恋歌』の一節が印象的。麻酔にかけられ麻痺した状態でも「さあ、出かけよう」と性懲りない生き方をせざるを得ない人間達の卑小さが愛おしくもある。1996年。
★31 - コメント(0) - 2015年5月9日

とにかくハチャメチャ。主人公は60代の映画監督で、撮影中にクレーンが落ちて重傷なところから話が始まるのだけど、最初が病室だからか舞台で演じられているシーンを見ているようだった。それに登場人物達が本当にはいそうにないけど、映画や舞台ならあるかも、と思わせるキャラクターで、読み進んでいても、なんかレアリティーに欠ける、と思っていたら、原題は「リアリティーと夢」でした。どこまでが現実でどこからが夢かわからないようなストーリー。かなりシュールと言えばそういう感じ。
★88 - コメント(0) - 2015年5月2日

映画『バードマン』観た日に読了。奇しくも映画の父と娘の話だった。父は監督なんだが、奇抜な行動をする我がまま娘という感じだ。セレブが行きそうの美容院に置いてある女性誌に連載されてるようなセレブ小説か?まあブッラクユーモアというよりシルバーユーモアという感じなのか。
★6 - コメント(0) - 2015年4月24日

ひねりのあるブラックなコメディで映画を見てるような感覚。お金持ちのセレブ一家の映画監督がクレーンで大けがして目覚めるところからスタートする。大人の味やね。
★6 - コメント(0) - 2015年4月16日

「変わり物として出来得る限り尽すは、余の嬉しき義務である。」   漱石                     変わり者たちの夕暮れ~変わろうとする者たちの暁。
★1 - コメント(0) - 2015年3月25日

★★★★
★3 - コメント(0) - 2015年3月23日

セレブな一族が繰り広げるブラックコメディの映画を見ているようなストーリー。映画監督である主人公が、現実も映画のような視点で見ていて、何が起こっても深刻さもなく、それがブラック感を出しているのかもしれない。次々と場面が変わり、スピード感のある作品。
★10 - コメント(0) - 2015年3月21日

なんだかとてもめまぐるしく、くるくると場面と視点が切り替わっては人間関係も交換され、それに戸惑っているうちに新しい展開が…という感じのスクリューボールなブラックコメディ。なのに読みにくさはなく、するすると読めました。
★15 - コメント(0) - 2015年3月14日

綿あめのようにふわふわしていて、甘いと思ってたらしょっぱくて、酸っぱいと思ってたらまた甘くなる。朝寝をしていて夢を見ていた。ふと気づくと現実で夢の続きのようだ。と思うとまた夢の中。クラゲのようにゆらゆらと海中を漂うような読書感で海百合のように美しい娘と海蛇のように毒々しくエキセントリックな娘、珊瑚のように聡明な妻を持つ主人公はウミウシと戯れるマンボー。軽い飲み口のシャンパンのような酔い心地。
★62 - コメント(1) - 2015年3月10日

yum
短編の方が毒っ気の凝縮感が高いが、すっとその変な世界に読者を連れ込むのはさすが!だった。寝ても覚めても夢、というように、現実世界の誰でも(娘でも!)キャスティング視点で見てしまう映画監督と、その家族たちのアンバランスにバランスが取れているとでもいうような不思議な関係が、現実なんだか幻なんだか…という危うさと楽観視の中に進んでいく。血縁者でない者は、巻き込まれてしまって迷惑至極なのなのけれど。昼下がりにちょっと変わったセレブから不思議な夢の話を延々と聞いて、あれ、そこそこ楽しかったね…という読後感。
★32 - コメント(0) - 2015年3月9日

目から鱗。英文学は学生の時に読んだ本が合わかった。なんか日本人と関心が違うなと。「ミスブロウディの青春」という小説が神がかってるよと教えてくれた友人を思い出した。 主人公の映画監督が事故って入院して、看護婦を口説いたり、資産家の妻を殺して多額の保険金を受け取ろうとか、軽いな話だなと感じたが、またこれが会話の節目節目に出てくる鋭い人間洞察の切れ味が凄まじい。オースティンを継いでるな。時代を感じさせない普遍的な質、モデルで美形の魅力的な女が、万物を永遠の相の下に認識するためだとか、日常生活では言わないよ。
★12 - コメント(0) - 2015年3月8日

全編うまい人間観察と皮肉で成り立っている。おもしろかった
★5 - コメント(0) - 2015年3月2日

面白かった。映画監督が事故で大怪我をして意識がきれぎれに覚めてくシーンから。ぱっぱっとした場面展開とか戯曲的。悪意にびびる。一家はセレブやね。でも周囲に失業者多し。
★4 - コメント(0) - 2015年3月1日

主人公の意識が途切れ途切れになる冒頭の描写が小説全体のルールになっているような。記述された出来事の背後に隠されているものを想像しながら読むのがよいのかも。
★25 - コメント(0) - 2015年2月28日

もともと夢の世界を商売にしている一家の長・トムの夢と現実が交錯しながら物語が展開して行くスラップスティック・コメディ。ポール・トーマス・アンダーソンかロバート・アルトマンが映画化しそうな題材。そして失業者の夫のどちらか一方には故フィリップ・シーモア・ホフマンが似合う。映画のように画面がぱっぱっと切り替わってゆくようにストーリーもかなり強引にブツ切れする。物語の意味は?と深く考えず、個性強きキャラクターが舞台狭しと飛びまわる様を楽しむと良い。
★25 - コメント(0) - 2015年2月28日

「バン、バン!はい死んだ」のショートショートや短編の小気味良さは気に入ったけど、こちらは中編で、もやもや感が・・。毒気というか悪意が中途半端かな。
★9 - コメント(0) - 2015年2月27日

これがスパークだということを忘れてしまうほど、するする読んでしまうんだけど、読み終わってみたら、引き返せないところに入りこまされていた、という、定置網漁的読書。現実逃避を現実逃避と受け入れられない人々の物語でした。
★19 - コメント(0) - 2015年2月27日

“彼はよく思った。人間は神の夢に出てくる登場人物なのではないか。”“家族の誰が結婚していようが離婚していようが、トムはどうでもよかった。夢と現実が錯綜する映画の世界、つまり撮影を行い、配役を決め、影法師たちを操り、現実と幻想を織り交ぜて作り上げる世界に生きている人間ならば、当然のことだといえよう”
★5 - コメント(0) - 2015年2月24日

下品で感じ悪くて何考えているかわからない、幸せだと惨めになり、故意に装った無残な外見で、気難しくて行儀の悪い、天災みたいな変わり者の主人公の次女。 それから、脈絡もなくそこここに現れてはヒステリックに自分の要求を喚く半端な道化師みたいな端役女優。 現実で側にいたら嫌だけど、登場人物としてはとても魅力的。… 性格悪い?
★14 - コメント(0) - 2015年2月17日

わー。そうきたか…!最後まで読んで、また冒頭に返り、ぞくぞく。「人間は神の夢に出てくる登場人物なのではないか。」余計な前知識入れずに読んだ方が、たぶんこの作品を楽しめると思うので、感想は控えめに。とりあえず「富も名声も美しい妻も手にした映画監督の悪夢。それはブサイクな次女の失踪だった。」というあらすじは、ちょっと違うんじゃないですかと思いますのん(~_~;) 個人的にはもう少し毒っけの強い方が好みなのだが、この、読んでいるうちに時間と人物相関がぐらついていく感覚、たまらないなあ。好きだ。
★34 - コメント(2) - 2015年2月16日

スパークらしくなく読みやすいのだが、最後まで読んで「ん?どういうこと?」と最初に戻る感じ。冒頭の病院のシーンがたまらない。朦朧とする主人公と時間の流れが噛み合っていないのをこんな風に表現するなんて。スパークと言えば絶版になったふるーい本を図書館で借りて読むしか術がなかったのが、新訳で読めるのは幸せだ。日本でもスパークブームが来てどんどん新訳が出るといいなぁ!
★41 - コメント(0) - 2015年2月14日

不思議な家族の繋がりを、トムの監督・主演で読む。お金をばら撒く妻、失業中の男達、美しい娘と行方不明の娘、くっ付いたり離れたりする近親(?)相姦図は複雑に絡み合い、クレーンでの死。最初の事故も、なの?
★19 - コメント(0) - 2015年2月10日

私にとっては難しいお話でした…。人間関係や現実と夢?とが頭の中でごっちゃになってしまい、残念でした。理解力が…足りない…。
★4 - コメント(0) - 2015年2月3日

前半の事故後の意識の断裂が後半まで続いているかのような感覚。そしてサクサク読めるね。
★6 - コメント(0) - 2015年2月1日

寝ても覚めても夢の 評価:86 感想・レビュー:43
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