サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福
あらすじ・内容
国家、貨幣、企業……虚構が他人との協力を可能にし、文明をもたらした! ではその文明は、人類を幸福にしたのだろうか? 現代世界を鋭くえぐる、48カ国で刊行の世界的ベストセラー!

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サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福はこんな本です

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福の感想・レビュー(562)

想像上の秩序に向けての前半の論述と、後半部の展開がスリリング。
★1 - コメント(0) - 3月26日

「人は一人では生きていけない」。これは誰もが一度は耳にした言葉だと思う。だが、この言葉が持つ意味を深く考えたことはあるだろうか。なぜ、人は一人では生きていけないのか。それはサピエンスが進化の過程で言語や貨幣、宗教などサピエンスが創った虚構によってサピエンスが恊働した歴史があるからであり、この恊働がなければホモ・サピエンスが支配する今日の地球は無かった。虚構によって創り出した信頼が今日までの進化を可能にしたのである。私たちが生きる今日までのサピエンスの歴史を紐解いてくれる感動的な一冊。
★2 - コメント(0) - 3月26日

人間は、小集団グループを形成し、狩猟採集により糧を得て生きる動物であった。それが、認知革命、言語による概念の創出、集団の巨大化化、分業効果、高度な文明形成に至っている。 身体・脳と現代環境との乖離は人間を苦しめる。過去、人類が農業革命により、図らずも苦難の道を選択してしまったが、自ら生み出した困難を超克することで、さらに文明は進み、そのおかげで現在においては、肉体労働や疫病から解放されつつある。しなしながら、巨大集団の強力なヒエラルキーと所有と競争の構造は果てしなく続く・・・
★9 - コメント(0) - 3月25日

ホモサピエンスの一員として、先祖の苦難の歴史を知る。われわれは、他の動物だけでなく、多くのホモ属が滅んでいった唯一残されたホモ属である。10万年前に東アフリカからの離脱に失敗したサピエンスが、7万年前から世界中に広がっていったのは、うわさ話をすることで均一な集団をつくることが重要であったというのが衝撃的で、今でも人が集まればうわさ話をするのはその名残?抽象的なことばのもとで結束した集団になるのはサピエンスの特徴だとも。もし他のホモ属が生きていたら、どうなっていたのか想像したらSFの世界だけどおもしろそう。
★8 - コメント(0) - 3月23日

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サピエンスの上陸した土地の他の生物がどんどん絶滅していく話に驚愕。農業革命によりサピエンスが小麦の奴隷となったというのに納得。認知革命の流れの上に今の自分もいるんだなぁとか考えながらまずは上巻終了。下巻も楽しみ。
★7 - コメント(0) - 3月23日

ずっと気になっていた本だけど、上下巻単行本で買うのはなかなか勇気いるなぁ、と思っていたら、父が買って既に読んでいました。お勧めされたので有難く頂きます。歴史の本ではありますが、単に国の政治や事件を追うのではなく、生物としてのホモ・サピエンスの性質に着目して、歴史の流れを解説してくれています。こんな内容なのに、元の文章がいいのか翻訳がいいのか、大変読みやすく良い文章。あっという間に上巻読み終わり、下巻突入です。面白い!
★9 - コメント(0) - 3月20日

帝国とは、多数の民族を支配し、変更可能な境界と潜在的に無尽な欲を特徴とする。 この定義によれば、グローバル化が進行する今日、世界はまさに帝国の様相を成そうとしていると思われる。 ブレグジットや、トランプ大統領が掲げるアメリカファーストの政治は、このグローバル帝国化の流れに反するものではあるものの、世界は統一に向かっているという本書の主張が真なのであれば、2016年に起きたこれらの出来事は、歴史上の調整局面に過ぎないのかもしれない。
★6 - コメント(0) - 3月20日

進化上の成功には、個々の苦しみを含んでいるという事実。ホモ・サピエンスだけが、大勢と繋がり動けるという大きな力を持っているのは、想像上の秩序という偉大なる武器。けれどそれは、自らの人としての自由さを狭めている、諸刃の刃でもあるという事。脳の中がなんか今、ゾクゾクしてます。軽い革命感。下巻へ。
★20 - コメント(0) - 3月20日

サピエンスが地球上で繁栄したのは共通の神話のおかげという視点から人類の歴史をみる本。人類史というよりも人類の思い込み(貨幣などを含む)からどうやって発展したのか。下巻も楽しみ。
★10 - コメント(0) - 3月20日

歴史嫌いだけど、こんなにおもしろいなんて!わたしは小麦が人類に気に入られて世界を征服したという見方や100人が裕福な暮らしをするより、1000人が厳しい暮らしをしながらも子孫をより残す仕組みを選んできたということに感動しました。そして後戻りができないことも..下巻もたのしみー
★10 - コメント(0) - 3月20日

ホモ・サピエンスの壮大な歴史の前半。虚構という目に見えないものを介して、人類は集団で協力する生活を可能とした。また、農業革命によって、定住するようになったが、その反面、小麦が人間を家畜化し、狩猟採集民の暮らしの時よりもかえって過酷な生活を強いられるようにもなった。貨幣という究極の虚構をどのように発見したかの話も興味深い。とにかく内容が詰まった本で、一回読んだだけでは理解しきれないというのが本音。
★12 - コメント(0) - 3月19日

ホモサピエンスがなぜ、他の類人猿と比べて違う進化の仕方をして今に至るのか。現実に起こっている事象だけではなく、「概念」を創造し共有する能力をみにつけたからという、筆者の説はとても新鮮だった。 特に、「貨幣」の発明は、物質的な豊さとグローバル化を円滑に進めた優れたものだが、一方で手段が目的となる弊害を産んでしまったものでもある。
★7 - コメント(0) - 3月18日

前半は「虚構の共有」によって発達してきた文化について歴史を縦割りに概観する. 確かに語り方は面白いけれども, 複数の学問を無理に統合している印象がある. 各論については各々の分野の専門書を読んだ方が良いように思う.
★27 - コメント(0) - 3月17日

好奇心をビシビシ刺激された。割と感情的に読んだので、現実がSFのようだ。農耕社会の上に築かれた私たちの今ある世界は、狩猟採集社会から見たらディストピアのように思える…。アメリカ独立宣言を、生物学の言葉にしたら…の例えが良かった。私達が見えないもの信じてまとまっている、という事がよく分かる。ボノボと象は家母長制というのは知りませんでした。下巻へ。
★19 - コメント(0) - 3月17日

下巻に続く…
★45 - コメント(0) - 3月16日

人類の歴史を語るのに、年表が一三五億年前から始まる幅広さ!農業革命は人間を豊かにしなかった、想像上の秩序など、自分にとっては新しい知見を得ることができました。「文化は、不自然なことだけを禁じると主張する傾向にある。だが生物学の視点に立つと、不自然なものなどない。可能なことは何であれ、そもそも自然でもあるのだ。」という一節に膝を打つ思い。ジャレド・ダイヤモンドの「鉄・病原菌・銃」と並べることのできる名著だと思います。下巻も楽しみです。
★10 - コメント(0) - 3月14日

非常に刺激的な本。自分の考え方の基盤、普遍的だと思っていることがガラガラと崩れる。 動物は遺伝子の進化でしか行動や社会習慣を変化させないのに対し、人間だけは虚構の力、しかも共同主観的な虚構を生み出すことによって社会を変えてきた。しかし、遺伝子の変化が追いついていないので、生物的には苦しみを招いている。 また、農業の発明によりホモ・サピエンスは種として繁栄したが(本ではDNAの複製を多く作り出したと書いてある)、個としては労働時間が増え、一部の富める者を生み出し悲劇を招く結果となった(小麦に騙された)。
★11 - コメント(0) - 3月14日

ロジカル。パラダイムシフト。 スポックが人類史を書いたらこうなるだろう。今更感の中で読みはじめたが、なかなかどうして。これは凄い内容だ。所詮人が決めた事と物理法則を混同しない事、これが肝要で。分析は虚心坦懐に。
★8 - コメント(0) - 3月14日

全ては認知革命の結果なのかも。なぜサピエンスが認知革命を起こせたのか?認知革命はサピエンスにとって幸福をもたらすのか、破滅への道なのか?
★8 - コメント(0) - 3月13日

農業革命のところが最も興味深かった。人は農業を開始し、大量の食料を手に入れ人口を爆発的に増やした。でもそうなったことで、食料が必要な食料が更に増え、農耕民はより過酷な労働を強いられることになった。また、単一の食料の不作リスクや定住による感染症リスクなどが発生し、決して農耕社会へのシフトは良くはなかったという見方をしている。人は、自分たちの決定が悪い方向へ行くことを予測できないことがあり、あとから気がついてももう戻れない。現代では、便利なテクノロジーが実は我々の生活の大きな制約となっている事がある。
★11 - コメント(0) - 3月12日

非常に読みやすく、知的好奇心が刺激される一冊。歴史を学ぶことの重要性を再実感した。
★11 - コメント(0) - 3月12日

日々の暮らしを全地球的、全歴史的視座で見つめ直してみてはどうでしょう。 私たちの平和や幸せはどんな犠牲や、知恵、発明や葛藤の結果なのか、そもそも生物としてヒトはどういう進化をしてきたのかということを教えてくれます。 http://www.4-de.net/changebook/%E7%A7%91%E5%AD%A6/%E3%80%8E%E3%82%B5%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%85%A8%E5%8F%B2%E3%80%8F/
★18 - コメント(0) - 3月12日

K
とても面白かった。上は、近代までの人間の歩みについて。共同幻想と虚構。人類が「急速に統一し、一つの価値観へと集約しつつある」というのが面白い。SFだなあ。相互信頼制度としての貨幣の成立、集団をまとめるための「虚構としての幻想」。面白い。
★8 - コメント(0) - 3月12日

面白い!驚愕!! 人類について、私たちについて、私について考えさせられる。人類が辿ってきた歴史、そして今から向かう世界・・・どうなっていくんだろう? 時間はかかるけど、『下』も早く読みたい!!
★8 - コメント(0) - 3月11日

人類(ホモサピエンス)がどうやって発展してきたかを俯瞰視点で見れる。若干フィクション混ぜた感じかなー。個人的には貨幣の歴史について語った「最強の征服者貨幣」のところが面白かった、金と銀がないとグローバル化は成り立たなかったとかもなるほどなーと思ったり、下巻が楽しみだ。
★9 - コメント(0) - 3月11日

他人との共同作業(虚構)で生きのびたサピエンス。文明、国家、宗教など色々な視点から現代世界や人間の本質を描いている。下巻も楽しみです。
★11 - コメント(0) - 3月10日

認知革命。虚構。洗脳。カルト宗教。自分のためになるフィクションは取り入れて、悪影響なものは取り除く。一度の人生、自分の世界観は自分で構築しよう。
★9 - コメント(0) - 3月10日

とにかく面白く、知識欲が満たされる快感が脳内を駆け巡る。本書のテーマとも言える「他人と虚構を共有する事が集団行動を可能にした」という指摘が、まるで美しい数式のようにホモ・サピエンス繁栄の歴史を見事に証明していく。認知革命後に築かれた壮大な「虚構」こそが現代社会の姿そのものであり、当然と思っていた社会の規範や文化が、突然作り物のように感じられるような感覚を覚えた。下巻が非常に楽しみ。
★11 - コメント(0) - 3月10日

ホモ・サピエンスが食物連鎖の頂点に立ち文明を築くことができた鍵は「虚構」にあるという指摘は本書を読み進むほどに納得させられます。地球の誕生から人類の歴史を大局的に眺めてみると我々も様々な生き物の中のひとつの種に過ぎないと実感します。第5章「農耕がもたらした繁栄と悲劇」はちょっと目からウロコで「贅沢品は必需品となり、新たな義務を生じさせる」という歴史の鉄則から、一見便利なモノに溢れかえっている今、幸せって何なんだろうとしばし考えてしまいました。科学革命以降超ホモ・サピエンスはどこへ向かうのか、下巻も楽しみ。
★12 - コメント(0) - 3月9日

人間の本質に迫った本。ホモ・サピエンスという種の、他の動物種との差異を明確にした上で(差異はあまりないどころか劣っている側面が多い)、人類が何故ここまで発展してきたのかを認知機能の変化などの視点から論じた本です。差別問題、国際紛争等、あらゆる現代の社会問題の根源が人間という種の本質と結びついている可能性に気づかされました。
★13 - コメント(0) - 3月8日

虚構を創り出し、それを多くの人が信じることによって、脳の限界を越えて、社会集団のサイズを大きくしてきた、と言う部分はなるほどってかんじ。自分の生きてる社会をコード化しているものは虚構、と考えると、なんだかゾッとする。いつもの光景が、とてもあやうく、脆いものに見えてくるようで。たしかに貨幣価値も国境も人権も人間の頭の中のものなんだよなあ。実際にそれがそこにあるわけじゃあない。みんながあると信じているから、それは〝在る〟んだ。
★14 - コメント(0) - 3月8日

R
人類の誕生について、そもそも人類とは何を示すものかと、構成する要素を大変わかりやすく解いていく本でした。上巻では、ホモサピエンスという種の繁栄がどうもたらされたかについて、虚構を育む力から解説。個体としては脳も大きく、筋力も強力なネアンデルタール人が存在したけども、虚構という認知に関する革命的な進歩を遂げたことでホモサピエンスは衆の力を獲得し打倒する。さらに虚構は、神話(宗教)や信用(貨幣)を生む源となり、集団の形成や、分業を可能としたという説は大変納得の内容でした。
★61 - コメント(0) - 3月8日

約7万年前をホモ・サピエンスの認知革命期と捉え、その後サピエンスが如何にこの世界で優位になり現在を迎えているかを究極のメタ視点で解釈して描いていて評判通りとても刺激的。著者は歴史学者だが、推測を含むサピエンスの来歴を「物語」とやんわり定義して平易な言葉で話を進めるところが見事であり、現在に繋がる農業革命以降、帝国の発生以降の話が濃厚で、あらゆるイデオロギーからニュートラルな視座に立っているため、文化的な刷り込みへのメタ批判にもなっている。下巻へ。
★21 - コメント(0) - 3月8日

こういう発想はすき。
★7 - コメント(0) - 3月8日

眉に唾して読まねばならん本。 最初の方とか感想文みたいな感じでした。 後半は証拠も増えて面白くなってきたので、下巻に期待です。
★7 - コメント(0) - 3月7日

語り口は平易で読みやすいのに内容はしっかり詰まっていてとても勉強になる。ベストセラーになるのも当然だと思います。
★19 - コメント(0) - 3月6日

自分自身、何となく分かっているつもりの文明の始まりを丁寧に書かれている。ボリュームのある本だが多くのレビューにあるとおり、結構、あっさりと読める。「認知革命」を境目に生物学から歴史が生まれたとの指摘、つまり動物から人間へと変わったとの旨は納得のいくものだった。下巻も読んでみたい。
★10 - コメント(0) - 3月5日

さて、これを読んでまさか本当に農業革命が詐欺だなんて思った人がいるだろうか。あれは、旧約聖書で狩猟のカインと農耕のアベルで、アベルが死ぬため、カインの末裔であるユダヤ民族である作者は農耕より牧畜が好きなだけである。自分の民族宗教の牧歌的理想郷に近づくことを期待して、カインの末裔であるユダヤ民族は羊を遊牧して暮らすのだから、農業がダメなのである。認識革命も七万年前ではなく、ネズミの頃からあった文化だと思った方が妥当だろう。
★17 - コメント(0) - 3月5日

ホモ・サピエンスの特性は想像力?と思っていたけれど、確かにそれだけでは弱い。他の人類も想像する力はあったんだろう。個人の想像を超え集団で”幻想”を共有し創り上げる、共同幻想&共同創造の力なんだな。これがすべてのベースになっている。あと好奇心、探究心もあるかな。そして農業革命とは何か。種の繁栄には不可欠であり自然な流れだったとは思うけれど、ヒエラルキーと搾取の始まりでもある。土地と時間とモノに縛られる生活が始まり、生物としての根源的な自由と豊かさはここで失われたのかもしれない、と思う。自己家畜化の始まりか。
★23 - コメント(0) - 3月5日

今までと見方考え方が全然違うようで、おもしろかった。現代社会の行末が感じられて怖い気もする。
★13 - コメント(1) - 3月5日

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福の 評価:74 感想・レビュー:221
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