サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福はこんな本です

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福の感想・レビュー(391)

資本主義は人間が描く妄想で成立しており、会社やお金も同様である。 現代の社会は歴史のうちのほんの200年程度の資本主義という名の宗教だと論じる本書、説得力あり過ぎなのと、日々世の中に感じている違和感を説明してくれる本でもありました。 モノやお金をたくさん持つことと、人が幸せになることは思っているほど関係が無いのかもしれません。 この本読んでさらに、転勤サラリーマンではなく、土に親しんでその土地に暮らす生活をしたいという思いが強まりました。
★2 - コメント(0) - 3月26日

下巻の結末はSFの様だった。資本主義が成り立っているのは、お金に価値があると思っている人が多いから、という考え方に、今までずっと歴史を学んでながら、何故気付かなかったのだろう?資本主義も虚構なのですね。次はどんな虚構が来るのだろう、バイオ+AI+ナノ+IT=世界中の個々のサピエンスが電脳空間で融合する、究極の虚構時代が訪れるのか?私のゴーストが震える・・・虚構をはみ出す勇気が試されますね。
★30 - コメント(0) - 3月25日

価値観が覆る衝撃だった。矛盾だらけの事実と歴史。人間にとって都合良くなる様に筋肉を弱らせた家畜達にも感情がある事に無関心でいられる怖さ。何を持って人と名乗るのだろうか。人間はどこまで行って、何をする為に生きているのか。言葉にできない感情と沢山の疑問が湧いてくる。心の中に大きな異物が引っかかるように苦しい。でもその異物は、ずっと抱え続けなくてはいけない物のような気がする。人間である限り。
★13 - コメント(0) - 3月24日

自分の固定概念が覆えされることの連続だった。自らの無知を認めることから始まった科学革命。帝国主義と資本主義とが結びついて科学は発展していく。発展した先に人類が待ち受けているものは、想像しただけで怖いが、もうすでに始まっている。
★8 - コメント(0) - 3月21日

下巻は近代が話題の中心であり, 全史というにはスケールが小さすぎるものの, 18章まではまあ面白い. しかし, 幸福を考察する19章は論理が怪しく, 20章に至っては(専門外とはいえ)未来工学の表面しか語っていない駄文である. 不安を煽る以外の効果は期待できない. 未来工学は近代以降の思想をひっくり返す虞がある, と私は考える. 虚構=イメージにすがっている内は発狂するしかないだろう.
★23 - コメント(0) - 3月20日

「信用創造」の仕組みの発明による経済の拡大。国家の帝国主義的な拡張志向と科学が結びつき、物質的な様々な発明と豊かさのフィードバックサイクルが強化されてきた。 歴史は意図を持たずに、一人ひとりの生き方や組織、国家の思惑が交錯して、新たな時代が生まれる。 幸せは、個々人の中で生成される化学物質によって決まるようだ。時代の流れに翻弄されながらも、中庸の心の持ち方で幸せを感じること。一方で自分自身も時代を創るひとりとして、全体感をもって生きることも大事だと思う。
★7 - コメント(0) - 3月19日

世界を知りたいと願い、地球の隅々まで探検した 死にたくないと願い、医療を発達させた 平和を願い、戦死者より自殺者が上回った 人類が願うことは全て実現できるようだ 人類こそが神だった 人類こそが悪魔だった それでは、私達は何を望むのだろう?
★7 - コメント(0) - 3月19日

サピエンス全史読了。 読む前に予想した以上に面白かった! 人類がいかに幸福を達成しているか、という尺度で科学や文化を見る冷静な視点はとても含蓄があるし、仏教の指し示す幸福観に対する確信が強くなりました! 来るべき特異点に対する備えは、単なる楽観でも悲観でもなく、現実に立った正観が必要だと再認識し、また勉強への意欲が上がりました。
★8 - コメント(0) - 3月19日

上下巻を通じて感動的な読書体験であった。既存のあらゆる思想や規範を「虚構」とする大胆な指摘は、個人の価値観を根本から揺さぶる力を持つ。幸福の追求やシンギュラリティといった未来人類の課題に対しての意見が説得力を持つのも、体系的にまとめられたホモ・サピエンスの歴史の土台の上に積み上げられた推論であるからだろう。名著として名高い「銃・病原菌・鉄」や、ダーウィンの「進化論」すら想起させられる程の強烈な印象を刻み込まれた。友人知人に今年のオススメ本を聞かれたら絶対本書の名を挙げる。
★12 - コメント(0) - 3月17日

MTK
Kindle合本版で読了。 上巻の方が面白い。というか上巻だけでも良い。 後半になるにつけだんだん怪しくなる。個人的には人類20万年とかの方が良かったけれどもざっくりとまとまってるのでこれはこれで良いんじゃないかなと。
★6 - コメント(0) - 3月16日

幸福の話のあたり、これは一体どこにオチるんだろ?と思いながら、最後はそっちか、サピエンスの話だからね、と読了。科学は無知を認めたところから始まり、進歩という概念もここから始まったという話、科学と帝国主義と資本主義の切り離せない関係など面白かった。イデオロギーも国も民族も、そして貨幣も時間も文化も、宗教と同じく集団で創りあげている幻想だという認識は持って生きているので驚きはないけれど、こうして歴史を追いながらはっきり語ってもらうのは清々しい面白さ。この視点は著者が西洋人じゃないからこそ可能なのかもとも思う。
★19 - コメント(0) - 3月15日

幸せをロジカルで語ろうとした辺りから壊れ始めて、最後はバラバラになったが、まぁスポックが陥りがちなオチだなぁ。幸せは比べるものでは無い。また、釈迦は求めず探すのだ、と言ったのである。求めたら、半分しか水が無いが、探せば半分も有るのだ。仏教は思考のアルゴリズムを意識的に入れ替える為の技術を語るのであって、他の宗教と一緒にしてはいけない。最後に、現代畜産の在り方にやり切れない思いを持ってそうな著者には、同じく仏教から業という観念をプレゼントしたい。それ以外は実に秀逸。
★8 - コメント(0) - 3月15日

出張先にて読了。読み終わるのに二週間かかった。理解できないところもあったが、おもしろかった。歴史書とあるが、時に哲学を論じたり、最後の方では倫理の観点から科学について書いていて、全ての物事の繋がりを感じさせた。「思考」についてふれるところに刺激を受けたのは、自分がそういう分野にひかれているからなのだろうな。また読み直したい。
★17 - コメント(0) - 3月15日

うーん。退屈。 どっかで聞いたことあるような内容がどっかで聞いた時より乱暴に語られてる感じ。 唯一、科学革命は自らの無知を知ることにドライブされたってのは膝を打つ内容でした。 でもまぁこれもプロ倫みたいに証拠がいっぱい示されてるわけではないので感想レベルを抜けないなぁと感じます。
★4 - コメント(0) - 3月14日

R
上巻に続いて、認知革命で手に入れた想像力が信頼を生み出し、それを具現化するため貨幣と経済が発展、さらには集団統率のため帝国主義がのさばりと人類史を細かに補完しながら解説していました。やがては、哲学的命題に取り組むような話の流れになって、サピエンスは発生初期から現在に至るまで、確かに暴力や飢餓といったものから免れてきたけども、それとは別の不安や不満を創出しており、幸せとは、そもそも我々はどうなりたいかと、極大の命題を与えてくれました。やや乱暴な論調も見られるけども非常に面白い思索でした。
★54 - コメント(0) - 3月13日

環境破壊や絶滅危惧種などが懸念される昨今、有史以来あらゆる生物のうちで最も多くの動植物を絶滅に追い込んだ、生物史上最も危険な種である我々サピエンスとしてはもう織り込み済みということなのでしょう。他のあらゆる動物たちの運命をまったく考慮しないで近代のサピエンスが成し遂げた比類のない偉業に立脚した人間はほんとうに幸せなのだろうかと考えさせられます。黒電話からネットやスマホ(持ってませんが)の現在まで生きてきて今がすごく便利かというとそうでもないような気もします。現代の知の巨人たちも愛読する本書、オススメです。
★17 - コメント(0) - 3月12日

K
西欧人の思想ではない、と何となく思った。うまくいえないけれど。「無知であることを知ること」が、当時の欧州人が科学を発展させ、今、世界をリードしている理由。中国なんかも、「昔が最高」だものね。 フランケンシュタインを引用しての、人造人間が、作った物より劣っているというのは人間の望みなのかもしれない。より良くすることが目的ならば、確かに自分たちより優れた種類を生み出すだろうから。未来、今の私からは想像もつかない発想と思考を持った、「新人類」が産まれてもおかしくないし、新人類に支配されてもおかしくない。SFだ
★11 - コメント(0) - 3月12日

 「目から鱗」の連続。そして分かりやすかった! 物事は時間や空間のスパンを広くとると見え方が変わるということの好例のような本だと思います。もう一回最初から読もう。
★21 - コメント(0) - 3月12日

大変面白かった。(ホモ)サピエンスを相対化する俯瞰的な視点には、例えば、自然は人間に破壊されるほどやわなものではなく、自然破壊ではなく、人間にとっての自然の変更にすぎず、サピエンスが滅んだ後もそのまま存在するものだとか、ともすれば人間中心主義に陥りやすい我々だけに、いろいろと考えさせられた。
★10 - コメント(0) - 3月11日

前巻からの主張として、物語(ナラティブ)の力が、古代より人類が多種を圧倒してきた理由として挙げています。共通の物語を共有することができる点が、ホモ・サピエンスが獲得した唯一の能力なのかもしれません。
★13 - コメント(0) - 3月11日

下巻も面白さが全く下降せず。面白かった。最後の方の展開は山崎正和のサイボーグとクローンを論じた文章を思い出した。
★18 - コメント(0) - 3月8日

上巻で予感はしていたが、これまでからこれからのサピエンス迄を通した正に「全史」 訳者あとがきにも有る様に、これほど価値観と先入観をグラつかせる本は滅多に無い。 それでいて説得力があるのが本当に凄い。 上巻から本質のさらに奥をついた洞察力に驚かされるが、下巻でも冴え渡る。 これまで見えなかったもの、理解出来なかった事を感じる糸口が随所に見つかる。 訳も秀逸なのだろうが、深い癖に殊更に読み易い。 7万年かけたサピエンスの歩みがすっと物語として入ってくる。 万人に薦められる良書。 話題になるのは伊達じゃない
★18 - コメント(0) - 3月8日

一神教と二元論がいったりきたりする説明はとても面白かったが、ユダヤ人やキリスト教徒はそんなことばかり考えていたのが文系的キリスト教徒なのである。真似するべきでない。日本人は一神教仮説とは距離をとろう。強姦の肯定、殺人の肯定、戦争の肯定、征服の肯定、すべてユダヤ人に都合のよい絵空事である。
★13 - コメント(0) - 3月5日

今まで読んでいた人類の歴史や進化に関するたくさんの書物が、これを読んだことで一つの線で次々と結び付けられていくように感じました。自分を過信せず、逆に気楽に生きていくことができそうです。自分探しをして悩んでいる人にオススメです。
★9 - コメント(0) - 3月5日

帝国主義と資本主義が科学の発展を促し、それによって資本が増大してく-。そのループによって世界は短期間のうちに大きく変わりとても便利になりました。しかし、便利になったらといってその分幸福になったかといえば、そうとは言えず、幸福とは心の持ちようであるということ-。その他、サピエンスは地球上でもっとも危険な種族であるということ(自然破壊や他の種を絶滅に追い込んでいる)など、納得させられる内容でした。最後に述べていた超サピエンスの登場についても、これまでの歴史から見れば信じない根拠は無いということなのですね。
★10 - コメント(0) - 3月5日

下巻では、主に科学革命により人類がどのような変貌を経て現在に至ったかが描かれている。人類は、科学革命により自らの無知を知り、貪欲に知識を求め続けた結果、エネルギーや原材料の制約という壁を超え、成長という虚構を信じることにより大きな繁栄を手にしてきた。人類の成長は際限がない可能性を示しつつも、最終章において予測されている未来の姿は衝撃的であり哲学的でもある。
★11 - コメント(0) - 3月4日

下巻は3日ぐらいで一気に読んだ。こちらも面白かった。科学革命が資本主義の発展と強く繋がっていることについては同意。とは言え、家畜化された動物たちの境遇についての記述や、多くの動植物が絶滅の危機にさらされているところを読むと、私たち人類の罪深さを思わずにはいられない。最後の「超ホモ・サピエンスの時代へ」を読むと果たして私たち人類がこのまま進んで行っていいのか、不安になってくる。
★21 - コメント(0) - 3月4日

サピエンスの進化から何が幸せかという宗教、哲学まで非常に興味深い。今後現れる超ホモサピエンスとはどんなものか、我々は何になりたいのか考えさせられる。本の題名からは想像できない内容で面白かった。
★24 - コメント(0) - 3月4日

7万年にわたる「サピエンス全史」のうち、残り500年ほどを中心に。なぜヨーロッパ人だけが「大航海時代」に突入し、帝国主義に走ったのか。キーワードとして取り上げられた言葉は、私にとって意外なものでしたが、読んでいくうちに説得されていくのも感じました。それにしても、今後我々ホモ・サピエンスはどうなっていくのでしょう……。10年後に読み返してみたくなる本です。
★15 - コメント(0) - 3月3日

結局、人類はどこに向かっているのか?何を目的に生きているのか?幸せとはなんなのか?という少し哲学的な話に流れていく。 様々な問題提起をされており、考えるべきポイントは多い。 日本に核を落とすことで、平和が維持されたという論調を見受け、少し悲しかった。
★7 - コメント(0) - 3月3日

下巻は上巻よりももっと人類のやったことについて通常とは異なる視点で物語っている。最後まで読むと本当に人類は罪深いと思う。
★9 - コメント(0) - 3月2日

 近代科学が宗教と違うのは、無知を積極的に認める意思を持っていたことだという。科学が発達する時代の精神の表象の1つが世界地図だ。15世紀から16世紀について空白の多い世界地図が書き始められた。今までの地図が世界が神によってどう作られたかを説明するために、未知であるはずの部分も、こうあるべきだと埋め尽くされたものであったのに対し、自分たちがどこまで知っているか、どこからがまだ知らない世界なのかを図示したチャートが作られ始めたのだ。
★12 - コメント(1) - 3月2日

非常に内容が濃かったです。 テクノロジーの進化については興味深いと思います。 これからサピエンスはどこに向かうのか? 魅力的なテーマです。
★8 - コメント(0) - 3月1日

上巻に続き下巻も読み応えがあった。シンギュラリティの可能性はやはり否定できない。ただ世間で言われているような激的なものではなく、緩やかに進行していくのではないかと感じた。また、人間の幸福量が昔と比較してあまり変化していないだろう事実にも納得。それを薬の力で克服した世界を描いた「すばらしい新世界」の先見性には驚かさせる。
★16 - コメント(0) - 3月1日

A+ 昔、カール・セーガンの「COSMOS」という本を読んで、心踊った強い記憶があるが、それを凌ぐ興奮を覚えた。下巻はちょっと中だるみしたところもあったが、最終章の「超ホモ・サピエンスの時代へ」は背筋が凍りつくほどの戦慄を感じた。これからの社会に対する示唆に満ち溢れており、ザッカーバーグが「今年の1冊」に挙げた理由もよく分かる。最後の「訳者あとがき」は上下2冊500ページを7ページで的確に要約しており、賞をあげたいくらいだ。内容としてはその程度のものだが、わくわくさせる著者の識見に脱帽した。すばらしい!
★13 - コメント(0) - 2月28日

衝撃を受けた上巻に続き、下巻では近代文明の発展の理由が明らかにされている。帝国という体制に科学と資本が結びつき、技術の進展に伴う将来への成長の期待と信頼が生まれ、実態以上の投資が可能になった。さて、これにより現在まで急膨張してきた資本主義はこれからどこへ向かおうとしているのだろう。「文明は人類を幸福にしたのか」との問いは、読了後にはより深い意味を持つように思う。
★9 - コメント(0) - 2月26日

ホモ・サピエンスがホモ・サピエンスでなくなるステップを我々は自分自身の手で行えるかもしれない。そしてそれは実現の前に不測の事態で我々が滅ばない限り必ず起こる。我々はなにを望むべきか。苦痛がなければ幸せとは限らないが、苦痛や飢えは確実に不幸なので取り除く方向で進むのは間違いない。その上でなにを望めばいいかわかった時がホモ・サピエンスが本当にサピエンスになる瞬間かもしれない。
★9 - コメント(0) - 2月26日

貨幣の次は、帝国。排他的な個々の民族が集合し、ひとつの秩序を作る。その次は宗教。社会秩序とヒエラルキーは想像上の産物で脆弱なので超人間的な価値として安定させるために生み出された。そして科学革命、資本主義。最後はちょっとわかりにくかったですが、人類の性がなんとなく理解できました
★10 - コメント(0) - 2月25日

生物が生きていくことの意味は本来なく、種の継続、繁栄のみが目的だと思うが、あまりにも地球や人間以外の生物を変えてしまったサピエンスは、今後何を目的に遺伝子操作、サイボーグなどの研究を進め、自分たちはどこに向かおうとしているのかと考えてしまった。ただ、これも科学への探求が臨界点を超えてしまい、だれかが意図をもって進んでいくのでなく、進歩すること自体が目的化してしまっていくだけなのかもしれない。
★7 - コメント(0) - 2月25日

とても面白かった。 我々ホモ・サピエンスが、いかにして地球を席巻し得たのか、ということを、歴史だけでなく、生物学や経済学など、さまざまな分野の学問を駆使して語っている本。 スケールが大きく、いろいろと頭を使う読書だったけど、知識が増えたり、刷新されたりする醍醐味を久しぶりに味わった。想像力最強。
★8 - コメント(0) - 2月25日

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福の 評価:74 感想・レビュー:166
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