感染地図―歴史を変えた未知の病原体

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感染地図―歴史を変えた未知の病原体の感想・レビュー(60)

まだ細菌を顕微鏡で見つけられなかった時代のロンドンで、見えない敵コレラと、瘴気説に囚われている役人達に挑んだ医者と牧師の記録。疫学の父と呼ばれるジョンスノーの物語でもありますが、犯人が分かっている倒叙ミステリーのような展開で面白く読めました。
★9 - コメント(0) - 2016年6月13日

19世紀半ばロンドンで流行したコレラについてのノンフィクション。詳細な記録をもとに、流行の様子や当時の人物の行動が事細かに描かれている。作風が物語風であるところも魅力を高めている。「悪役」は瘴気説論者だ。当時信じられていた瘴気説に疑問を呈し、コレラ流行の原因は飲料水だということを証明するために孤高の天才ジョン・スノーが奮闘する様が面白い。スノーと地元との「繋ぎ」として副牧師ホワイトヘッドが果たした役割も大きい。
★2 - コメント(0) - 2016年2月24日

現代に生きる幸せを感じることに医療がある。たった150年前には、細菌や微生物のこともわかっておらず、瘴気という臭いにおいが病気の原因だとおもわれていた。医療が怖いのなんの。ヨーロッパでは、地下室に糞便をためていたという、町中が便所以上の臭さと汚さ。しかも服も貴重だったから洗濯もめったにしない。赤ちゃんも医者が汚い手でとりだすからすぐに死ぬという世界。コレラ菌は見えないけどその存在を理解したという奇跡が今をつくったという。昔は麻酔すると死んじゃうし、麻酔無しで手足を切断してそのまま死んだりしていたようだ。
★3 - コメント(0) - 2016年2月23日

19世紀にロンドンで生じたコレラ禍を、当時の人々それぞれのより良い生活を実現せんとする意思と、生理的嫌悪をもよおす物質を眼前から排除したいという本能が、(現在から見れば)未熟な科学的思考に基づいた施策のもとでぶつかって生じた歪みとして描いており、コレラ禍を引き起こすものの正体を、通説に惑わされずに地道な調査や検証によって解き明かしていくスノーとホワイトウッドの姿にほんとうに胸が熱くなる
- コメント(0) - 2015年6月5日

面白かった。巡回した。授業中に読んでたら没収された。いつ返してくれるのかと聞いたところ、「私が読み終わるまでよ」と返された。まぁ、面白いと思ってくれてるのなら嬉しい
- コメント(0) - 2014年10月1日

19世紀イギリスのコレラ禍を中心に据え、都市生活の意味について広く語った本。当時の生活状況の説明から入り、非常に読みやすく、面白かった。コレラの原因が井戸水だと看破した医者の話は知っていたが、ここに書かれている通り「スノーが大疫病の最中に地図を作った」と思っていたし、ホワイトヘッドなる副牧師が指針症例を見つけて、実際に井戸の周りを掘って下水の流れを確認したとは知らなかったし、当時は瘴気説が圧倒的に優勢で、井戸水原因説はなかなか受け入れられなかったことも知らなかった。おすすめ。
- コメント(0) - 2014年10月1日

細菌、ウイルスは進化し出現し都市を破壊する潜在的脅威になる。微生物が人類の大部分を死に迫いやる様に疫病を放つ窓はがら空き。この現象が起きたら地図になる。19世紀水感染のコレラ菌だったが下水を整備し解決した。下水道の21世紀版がいる。昔の都はインフラが未熟だった時代の出来事だが、環境が整備され田舎よりも圧倒的に便利になった都市によって一番の脅威がテロだ。生物テロにしろ核でのテロにしろ、人が集まる都市なら非常に効率よく攻撃出来る。感染地図に下水道の存在を忘れた時、ゴーストマップが現れ微生物に脅される。
★12 - コメント(0) - 2014年8月7日

小川一水の『天冥の標2・救世群』でパンデミックとその封じ込めのシミュレーションを読み、19世紀のロンドンでコレラと闘った医師ジョン・スノーにも興味を持ちました。まさに疫学版シャーロック・ホームズといった感じで、当時の顕微鏡で発見が難しかった「コレラ菌」を統計学と地図を用いた俯瞰的手法によって感染源をつきとめてゆく過程はとても興味深かったです。エピローグの「都市惑星」の考え方はおもしろいと思いました。
★4 - コメント(0) - 2014年7月18日

19世紀半ばのロンドンで発生したコレラ渦と、コレラの原因を模索する男ジョン・スノーとヘンリー・ホワイトウッド。当時のロンドンにおける劣悪な衛生状態と共に彼らの活躍が書かれている。迷信と通説に惑わせられる 世論との戦いぶりが物語風で、一気読みしてしまった。
★18 - コメント(0) - 2014年2月17日

「むかしむかしロンドンのあるところに、無口な医者と世話好きな副牧師がいた」1854年、「病気は悪い空気を通じて伝染する」という考えが権威的だった時代、彼らは理性を駆使して「コレラは水を介して伝染する」という事実を広めることに成功する(ゆえに医師スノーは「疫学の父」とされる)。彼らの活躍のみに焦点を当てるのではなく、ある革新的な考えが受け入れられる困難、迷信への陥りやすさも(現代人への警鐘もこめて) 書かれる。また、「都市そのもの」へも目を向ける。糞尿でまみれのヴィクトリア朝ロンドンの記述が恐ろしい。
★2 - コメント(2) - 2012年1月26日

ヴィクトリア朝ロンドンで発生したコレラ禍で感染源を突き止めるドキュメンタリー。科学的見知を地図で明確に示した点でも画期的な出来事だった。
★1 - コメント(0) - 2011年12月30日

R-R
疫学だけでなく都市論や社会文化論までも盛り込んだ、知的好奇心をくすぐられる一冊。「見えざる敵」と「人間」の戦いがドラマチックに描かれ、こういった本ではめずらしくすらすら楽しく読めた。現代の情報技術や都市論にまで話を発展させる筆者も見事。
★3 - コメント(0) - 2011年10月12日

★★★
- コメント(0) - 2011年2月10日

★★★☆☆
- コメント(0) - 2010年2月15日

ロンドンの悪臭漂う街の風景が迫ってくるような、想像力とイマジネーションを持たせてくれるユニークな内容。エピローグのようにありきたりなエッセイ風の調子で書かれたモノだったら多分まったく面白みの無い本になっていたと思う。
★2 - コメント(0) - 2009年8月3日

150年前のロンドン。こんなにすごかったのですね。都市化の怖さ。新感染症に対する危機。昨今の危機に我々は科学をもって勝利できるでしょうか。
★1 - コメント(0) - 2008年2月4日

ロンドンのコレラ禍と、原因究明に取り組んだ人たち。パンデミックものとして面白い。とりあえず、きれいな水道水万歳。
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ほんの少し前の、まだ病原菌というものが認識されていない時代。未知の恐怖にジョン・スノーは、仮説と検証により立ち向かう。 現代の知識というものが、歴史上ではまったく特殊な物であることを認識させてくれる。
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150年前のロンドン下層街の様子や、主役のスノーとホワイトヘッドの両者が感染地の調査の過程で出会い、感染源を明らかにしていく様子を描いています。ドキュメンタリーの描き方なので読みやすく、また当時を想像させる面白い本でした。
★2 - コメント(0) - --/--

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