オブジェを持った無産者: 赤瀬川原平の文章

オブジェを持った無産者: 赤瀬川原平の文章
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オブジェを持った無産者: 赤瀬川原平の文章の感想・レビュー(5)

小説で用いられている文体、あの軽やかなそれは本書ではなりを潜め、硬質かつ思想的な文章が収録されています。なんといっても注目は「陳述書」三種です。これは赤瀬川原平容疑者の陳述、すなわち千円札裁判のときの彼の言葉で、ほとんど芸術論と呼んで問題ない内容となっている。「例えば画家が絵画の対象である「物」を見つめる時、物の美しさだけを見つめるのではなく、美しさをも含むものの全てを見極めたいという好奇心を持ってみようとするのであります。」「芸術と名づけられるものは、その丸い頭蓋骨の中の、閉鎖的な世界の中にだけある。」
★11 - コメント(0) - 2月3日

2015年10月31日:Yusuke Noji
2015年3月26日:半殻肝
2015年3月24日:hiroassa
幻の千円札裁判を描いた「前衛芸術家時代」の初著書の再刊。この名著がなぜ、再刊されないのかと、長年、思っていたが。死去を機に再刊ということは、赤瀬川原平自身は、出したくなかったのかな。
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