東西不思議物語 (河出文庫 121A)

東西不思議物語 (河出文庫 121A)
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東西不思議物語はこんな本です

東西不思議物語の感想・レビュー(306)

エッセイ集。以下、気になったエピソード。【リモコンの鉢】大和国信貴山。法術を極めた僧が里まで鉢を飛ばして施しを集める話。托鉢をそんな横着して良いのだろうか…?【幻術士果心居士】「伊賀忍法帖」を思い出した。三国志で言えば「左慈」のポジションですよね、この人。【栄光の手】死罪人の屍蠟化した手に火を灯したロウソク。マーシフル・フェイトのPVでキング・ダイアモンドが吹き消していたような。【骸骨の踊り】死の舞踏。アイアン・メイデンですね。やはりメタルとオカルトは相性が良い。
★6 - コメント(0) - 3月6日

古今東西の神話や寓話からネッシーやUFOまでの奇談をエッセイでまとめたオカルト本。挿絵付きであっさりした内容。オカルト嫌いな人には向かないと思います。個人的に好きなのは屁っぴり男(屁を自由自在に操れる男)のこと。
★3 - コメント(1) - 2016年9月9日

不思議な物語はまだまだ世界中に散らばってるんだなあ。
- コメント(0) - 2016年8月25日

澁澤さんの本は二冊目。博覧強記な澁澤さん尊敬します。ほんとに膨大な知識量!その中から不思議な物語をチョイス、エッセイ集とした一冊。人間は不思議な物語に惹かれるんですよね。一話一話も短く初夏の読書にはぴったりでした。澁澤さんの他の本も読んでみたいです。
★8 - コメント(0) - 2016年7月18日

このエッセー好き。日本と世界で共通した伝説や物語が見られる当たり人間の発想って似たようなものなのかな。知の冒険ができる一冊だと思う。
★15 - コメント(0) - 2016年4月15日

寒い日は引きこもりで読書なのだ。 澁澤龍彦さんの1982年の著作。澁澤龍彦さんが鬼籍に入ってからもうらほぼ30年になるのか。澁澤さん好みのヨーロッパ、中国、日本の不思議な故事お話を集めたエッセイ。そこには今に通じるイメージ・シンボルが溢れていてついつい引き込まれる。こういう象徴的な物語って好みなのだ。印象的だったのは災難・災害の前に流行歌が流行ったエピソード。斉明天皇の百済出兵の前、応仁の乱の前、関東大震災の前には流行歌の奇妙な流行があったという。著者がそこで引き合いに出したのが、江戸川乱歩の作品。物語の
★2 - コメント(0) - 2016年1月23日

日本のオカルトで不思議な逸話とヨーロッパや中国の逸話を比べたりしながら、49編も語られる。一つ一つは短く、語り口もわかりやすい。イメージ的には、ふとした時に知識豊富なおじいちゃん先生につらつらと語ってもらう感じだろうか。おもしろかった。
★8 - コメント(0) - 2015年12月26日

「それにしても、不思議を楽しむ精神とは、いったい何であろうか。おそらく、いつまでも若々しさを失わない精神の別名ではなかろうか。驚いたり楽しんだりすることができるのも一つの能力であり、これには独特な技術が必要なのだということを、私はここで強調しておきたい。(前口上、昭和五十二年三月)」これが澁澤の言葉だと思うと、何とも言えない響きを持って迫ってくる。内容は、とても簡潔に語られる不思議物語、芥川や谷崎、乱歩や虫太郎の話も相変わらず出てくる。後の本に繋がる内容だったかな。河出文庫し1-1、数字だけみると一冊目。
★20 - コメント(0) - 2015年12月7日

ここ最近久方ぶりの澁澤ブーム。 古今の不思議や謎の逸話が短編でギュッと詰まったワールド。 双頭の蛇、口をきく人形、天女の接吻、トラツグミ、。。目眩がしそうな 話が続いてゆく。いかんせんちょっと資料が古かったりするけれど 耽美で退廃的でエロチックな語り口には陶然としてしまう。 一編がとても短いので読み易いのもいい。
★11 - コメント(0) - 2015年10月13日

気になったものを羅列。天狗研究の知切光歳(ちぎり こうさい)、長崎の魚石、西行の人造人間、不死の人(会津実相寺の秋風道人・常陸坊海尊・八百比丘尼)、黒ミサと立川流の儀式。
★3 - コメント(0) - 2015年9月14日

幻想とか怪奇とか好きなんだけれど、こういう元ネタ集があると楽しみが倍増するかも。しかも澁澤龍彦が紹介してるとあっては読まないわけにはいかない。洋の東西を問わず、似たような伝説や儀式めいたものがあったりして、人が恐怖を感じるものってなにか共通のものがあるんだろうな、と思う。トリビア的なところでは、コルタサルの「悪魔の涎」ってゴッサマーっていうんだ!、とか、地獄先生ぬ~べ~にでてくる「いずなさん」って、飯綱の法をもじっているのかな?とか、一人で勝手に納得。
★17 - コメント(1) - 2015年4月26日

澁澤龍彦さんが、世界の不思議な物事を紹介するエッセイです。もともと新聞に掲載されてたものなので、一編ずつが短く、さらっと読めるのに奥が深い!澁澤さんの語り口が生き生きしていて、非常に楽しく読みました。妖怪や儀式などをそれぞれ東洋と西洋で比較して書いているところが、特に面白かったです。澁澤さん入門にオススメの一冊です。挿絵も内容とマッチしていて良かった。
★35 - コメント(0) - 2015年2月5日

生き字引だね!…の一冊。ここまで、不思議物語を独自の見解を交えながら楽しませてくれるなんて…どれだけ知識が豊富なんだろう。最初から最後までワクワクさせられてしまった。と同時に自分の無知さを改めて感じさせられた…。引用されていた文献、少しずつ読んでみたくなった。教えてくれたお気に入りさんに感謝。今の世の中だって、たまには不思議なこと、あったって良いじゃない!
★30 - コメント(5) - 2015年2月3日

YM
澁澤先生が、世界中の不思議なお話を軽い語り口で、驚いたり楽しんだりさせてくれる本書。ゴッサマー、ちん・ちん・こばかま、ウツボ舟の女、トラツグミ、栄光の手など色々勉強になった。あとがきにもあったけれど、澁澤先生はこのあたりからヨーロッパだけでく、日本にも興味がではじめたらしい。後のねむり姫、うつろ舟、高丘親王への流れが見てとれて嬉しかった。にしても先生はどんだけ不思議なお話を読み漁ったんだろう。引用元が幅広すぎて全然ついてけない。。
★81 - コメント(4) - 2015年1月30日

最初に読んだのは中学か高校くらい。澁澤龍彦との最初の出会いの1冊ではないかと思う。悪魔と修道士のこと、百鬼夜行のこと、不気味な童謡のこと、等50編余りの奇事異聞を東西問わず(というより東西どちらにも存在する)世界中から自分の好みでより集め、さぁ御覧じろ、と読者に向かって博識自慢し悦に入っている著者の顔が見えるようだ。実際、前口上にも「私は学者ではないから読者と共に驚いたり楽しんだりするために集めたにすぎない。どこからでもお読みになって差し支えない。お代は見てのお帰り、という訳にもいかないのは残念だ」とある
★36 - コメント(2) - 2014年12月7日

喋る人形、ポルターガイスト、海の怪異等々、洋の東西を問わず著者気に入りの49のテーマを扱った掌編エッセー集。古道具の百鬼夜行や石の中の魚等、他の著作の中でさらに詳しく語られているモチーフも多く、博学な著者の嗜好の傾向をかいま見られたような気がする(思考の傾向は一向に見えないです)。それにしても、澁澤氏の本を読むと、何だか自分の無知っぷりを思い知らされる。あと読みたい本が増える。
★20 - コメント(0) - 2014年11月9日

ヘッピリ男の話に不覚にも笑った その場にいたらもっと楽しいんだろうなー
★4 - コメント(0) - 2014年10月14日

一言でまとめると古今東西耳袋。語りが易しくそっち系の初心者でもスルスル読めます。澁澤龍彦の幅広い知識の一旦と考察を楽しくトリビア的に垣間見れると同時に、こういうものを土台にして彼がいろんな話を書いていたのかと考えながら読むとまた面白いです。一つの話に関して必ず東洋と西洋での比較があるのが面白く興味深い。
★13 - コメント(2) - 2014年10月4日

澁澤龍彦といえば河出。さくさく読めて楽しいエッセイでした。不思議な話大好きだ。
★5 - コメント(0) - 2014年9月22日

杉浦日向子さんの『百物語』に出て来るのと同じようなエピソードがあって楽しく読んだ。読みやすい短さで、お伽話のような親しみやすさがある(読み聞かせには向かないかもしれないが)。時々読み返したくなる本。
★5 - コメント(0) - 2014年6月12日

新聞連載のエッセイということもあって内容としては各テーマのつまみ食い程度だけど、様々な創作に引用されるテーマの元ネタ解説本的に楽しんだ。
★22 - コメント(0) - 2014年5月8日

「不可思議」というのは漢語であるが、和語で言えば「思うことや、議することが、できない」という意味である。 略して「不思議(ふしぎ)」という。
★4 - コメント(0) - 2014年5月5日

古今東西のへんな話を集めた本。澁澤の博覧強記っぷりを短い章立てで軽く読める。しかし「サルドゥーのいう人の銅版画ってどんなんだろ」と検索するとすぐ見れる世の中になっちゃって、すごいなぁと感じる反面ワクワク感が減ったようでょっとさみしくもある。
★6 - コメント(0) - 2014年3月28日

西洋と東洋、主に日本の珍奇譚を多数収録。198X。
★10 - コメント(0) - 2014年3月15日

不思議な話を集めたエッセイ集。オカルト的な話もたくさんあり、興味深かった。特に「ウツボ舟女のこと」は、話の真偽はともかく、このような話があること自体が面白い。さらさらーと読めた。 挿絵もグロテスクかつ繊細で良い。
★7 - コメント(0) - 2014年3月13日

淡々と東洋、西洋の怪談奇談を紹介する本。一つ一つが短く、物語風ではなく、資料を元に関連する話も盛り込みながらまとめてある。挿絵がいい味。
★9 - コメント(0) - 2014年2月22日

断捨離をしていたら、押入れの奥から発見。年代地域共広い範囲から、異同をまとめるとは、さすがです。藤本蒼猪さんの挿画も物語の数だけ楽しめ、本棚に格上げされました。
★6 - コメント(0) - 2013年12月30日

"カタシハヤ、エカセニクリニ、タメルサケ、テエヒ、アシエヒ、ワレシコニケリ"ー百鬼夜行から逃れる呪文めいたもの。なにせ49編あるのでどうコメントしたものかと。今で言う「オカルト本」よくコンビニとかで置いてるようなあれです。しかしながら出典をそれぞれはっきりさせているのがドラコ流。西洋、東洋の比較。仰々しく恐怖を煽ってこないのがよい。これは史実の集合。
★6 - コメント(0) - 2013年11月6日

東西の様々な伝説が並列化されて紹介される。
★5 - コメント(0) - 2013年10月17日

日本・中国・欧州と洋の東西問わず伝説・奇談・怪談など不思議な話が49篇。もともと新聞連載のコラムという事で一つ一つの記述はあっさりしているが、これだけ並ぶと壮観でオカルトの見本市といった趣き。最近京極夏彦の絵本で読んだ「付喪神」「ウブメ」の話も続きで並んでいる。江戸時代の実話だという「ウツボ舟」の話はもしや後世からのタイムスリップ?
★24 - コメント(0) - 2013年10月11日

とても興味深く読みました。紹介されている文献を読んでみたくなります。母に「あんた本当にこういう本好きだよね..」と呆れられてしまいましたが(笑)
★9 - コメント(0) - 2013年9月25日

色々な不思議なお話への澁澤流の誘い、といったところか。古今東西の奇談を時には比較しながらさらっと紹介している。入門編かな。
★7 - コメント(0) - 2013年9月3日

クリエーションの世界では、予条件が最終的な成果を規定することは自明の事実。新聞に連載する形で発表された世界の不思議な話49篇は、それぞれ僅か4ページと短く簡潔に楽しめる話が紹介されていて、普段と違うストレートで客観的な澁澤龍彦に触れることができる。これを物足りないと見るか、また別の澁澤龍彦として楽しめるかは読者次第といったところか。いずれにしても、世界の不思議な話へのスプリングボードとして、これ以上の本がないことは間違いのないところだろう。
★8 - コメント(0) - 2013年6月20日

古今東西の不思議な話についてのエッセイ集。東西というだけあって1つの話題について東洋と西洋の類話を並べて述べているものも多く、面白い。1つ1つが短く軽いので気軽に読める。自分が詳しい分野に関してはこのエッセイでは物足りない感じがしたが、知らなかった話題については非常に楽しく読めた。
★9 - コメント(0) - 2013年5月23日

1話が5頁程なので、就寝前に1話ずつ、長い時間をかけて読了。 もっと若いころに読んでいたらもっと没頭するだろうなあと感じた。
★5 - コメント(0) - 2013年5月18日

本書はかつて毎日新聞の日曜版に連載されていたのを纏めたもの。そうしたメディアであったために、いつもの澁澤に比べると、ペダントリーの拡がりにはやや乏しい。だが、まあそれも仕方がないといったころか。タイトルに東西とあるように、西欧の、はたまた日本や中国の文献が多数登場してくるが、感心するのはこんな文献までと思われるようなものまで網羅していること。今回は、特に日本の古文献にそれが目立つ。木村兼葭堂『兼葭堂雑録』、大田南畝『半日閑話』、大江匡房『狐媚記』、洞院公賢『拾芥抄』など、まさしく縦横無尽だ。
★64 - コメント(0) - 2013年4月2日

新聞掲載の古今東西のオカルト雑学コラム本。小説や漫画・アニメに頻々と使用されているようなオカルトエッセンスの元ネタの概要がわかったりして面白かったです。オカルトの間口を広げるための軽い読み物。
★6 - コメント(0) - 2013年3月17日

こんな怪しい文章が新聞に連載されていたなんて。挿絵がちょいちょいエロくて電車内でちょっと恥ずかしかった
★9 - コメント(0) - 2013年2月8日

新聞のコラムをまとめた一冊なので、この本だけでは東西の不思議の上っ面をなぞることしかできない。しかし話の中に持ち出される資料や小話は非常に興味深く、ここで知り得た知識を元に、ネットや文献で調べものをして楽しむのがオススメ。
★12 - コメント(0) - 2013年2月8日

東西不思議物語の 評価:72 感想・レビュー:65
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