日影丈吉 幻影の城館 (河出文庫)

日影丈吉 幻影の城館 (河出文庫)
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日影丈吉 幻影の城館はこんな本です

日影丈吉 幻影の城館はこんな本です

日影丈吉 幻影の城館の感想・レビュー(32)

短篇集・初読作家様。なんとなく幻想怪奇的なものを想像して手に取ったのですが、それだけに留まらない作風の幅を持ちつつも全体にノスタルジックな空気と妖しく艶めいた色香を纏うような⋯一言で何と言い切れないような(←単に自分の語彙力の無さとも言える;)独特の雰囲気が読んでいて心地良かったです。河出文庫からもう1冊傑作選が出ているようなのでそちらも近々♪
★18 - コメント(0) - 1月31日

日影ワールドを堪能。妖婦ものの割合が多かった。解説の阿部日奈子が「日影作品の女はいささか類型的だが」と書いていて確かにそう思うが、「男の夢の中の女」の裏側に「女という役割を課せられた人の現実」も描かれていて腑に落ちるものだった。11本中では迫真の緊迫感と異様なリアリティに興奮した「崩壊」がベスト。次が台湾に駐屯する日本軍の人物描写が見事な「蟻の道」。解説によると2本とも台湾が舞台らしい。日影自身の台湾での兵役経験が、細かなところにリアリティを持たせているのか、際立って立体感のある感触だ。
★13 - コメント(0) - 2016年9月13日

前に河出文庫から出た短編集よりも、淫猥な話中心に編まれている。ちょっとエロチック過ぎて、うーん、前の短編集の方が好きかな、、最後の『冥府の犬』は、散歩エッセイかと思わせて実は、というお話でぞわっとする。
★1 - コメント(0) - 2016年9月3日

昔々『非常階段』を読んで衝撃を受けた。久しぶりに氏の作品を読んでやっぱり面白いと思った。何とも言えない匂いというか雰囲気があるなぁ。
- コメント(0) - 2016年8月21日

恥ずかしながら著者お初。主にWWⅡの戦後間もない頃の作なので、大正~昭和初期を懐かしみつつ“現在”を受け入れる、て印象の短編集。その視座は、昭和を回顧しつつ「近々元号変わるかも」的な我々が生きる今現在に訴えかけるものがなくもなくない感じがする…とか。“ホラーぽい本格”や“本格チックなホラー”ていろいろあるが、この短編集におけるそれらの配分は個人的にはとても心地よい。SF要素とか純文学要素がスパイスを足すなら尚更だ。あと噎せ返るようなエロな!(笑)。て感じでマイベストは「ふかい穴」。とてもとても面白かった。
★34 - コメント(3) - 2016年7月22日

★★★
- コメント(0) - 2016年7月3日

ブログにて、簡単な感想文を書いた: http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/2016/06/post-02c2.html 
★4 - コメント(0) - 2016年6月11日

本日読了。1950年から1989年までの短篇集。ゴシックホラーの要素を日本に当てはめたようなミステリーや探偵小説など独特のテイストが面白い。「匂う女」「歩く木」「ふかい穴」「蟻の道」あたりが面白かったです。
★3 - コメント(0) - 2016年5月27日

「オーボエを吹く馬」は何度、読んでも悲しくて最後の一文に優しさをどうしても感じてしまう。「崩壊」のバカSF的でありながらも悪夢のようなラスト、「歩く木」の人間の深い闇、スパイものの「蟻の道」のグロテスク描写に恐怖が掻き立てられ、蒸し暑い日に読むとおすすめ。「冥府の犬」のノスタルジックであり、蠱惑的な魔の化現も味わい深い。多彩な作品を描け、翻訳家としての技量がありながらもそれ故に日が当たり辛かった日影丈吉氏。彼の作品がこれからも出版され続けますように・・・><
★43 - コメント(2) - 2016年5月18日

祝第二段刊行、長編も復刊して欲しい。☆4
★1 - コメント(0) - 2016年5月17日

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日影丈吉 幻影の城館の 評価:63 感想・レビュー:10
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