みだら英泉 (河出文庫)

みだら英泉の感想・レビュー(12)

UN
『百日紅』を読んだので知っているはずなのだが英泉の名前に記憶がなかった。みだら絵を得意にしていた人らしく、一世風靡したこともあったようだが、本書、なにか満たされず鬱屈した姿のみを描く。皆川さんなので文章は達者ではあるが、あまり好きになれずに読了。
★6 - コメント(0) - 3月19日

東京でやってた春画展行ったんだけど、その時、英泉のもあったんだろうなー。行く前に読めてたらもっと楽しめたのに。そもそも英泉が有名な人とも知らず読んだので、このまま名を上げることなく終わっていくただの飲んだくれの女好きのクズの話と思ってました。まぁ、クズなんですけど。おたまとのシーンはゾクゾクしました。
★2 - コメント(0) - 3月17日

私と善ちゃんとの出会いは杉浦日向子師匠を介して。あの善ちゃんとこちらの英泉と同一人物とは思えない。どっちが本当の善ちゃん?日向子師匠はあくまでも北斎ありき、善ちゃんはコミカルでお栄と北斎に色を添える脇役。あんなのほほんとしていた善ちゃん、北斎から離れたらこんなにも苦悩し、妹たちとの関係に戸惑い不器用な生活をしていたんだなあ。浮世絵が好きで好きでたまらなくて、でもなかなか上手くいかなくて。一番上の妹との関係が少し切ない。合間合間に現れるお栄は相変わらず伝法で蓮っ葉。さすが一本芯が通った姉さんだ。しびれるね。
★44 - コメント(0) - 3月15日

皆川作品の江戸モノは登場人物達のやりとりが好き。その会話を耳で聞いてみたくなる。表紙の朝顔はそういうことなのか。お栄さんがいいなあ。
★2 - コメント(0) - 3月12日

久しぶりの皆川さん。本作は文化文政時代を生きた浮世絵師・渓斎英泉とその妹たち、お津賀、おたま、おりよを描いた物語。それ程長い物語ではないですが、作中に渦巻く情念が凄まじく、読み応えがありました。流石は皆川作品。兄を慕う生真面目なお津賀の気持ちに妙に共感をしてしまうのは私も長子だからだろうか。英泉のミューズとなったおたまと彼の関係は、一線は越えてないけれど、淫靡で背徳的。おりよの死も事故だったのか、自殺だったのか謎が残るけれど、全体的に彼女の影は薄かったような気もします。皆川さんが描く闇に存分に酔いしれた。
★91 - コメント(0) - 3月12日

春画の渓斎英泉の物語。妹たちを踏みにじってまで描く画家の話。妹は三人いるけど三者三様。まるで違う。長女の目線で書かれることが多かったけど、兄を何よりもわかっているという自負の念がすごいと思った。
★9 - コメント(0) - 3月11日

《何のために、これほどに、妹たちを踏みにじってまで描くのだ。》
★1 - コメント(0) - 3月7日

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みだら英泉の 評価:100 感想・レビュー:7
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