20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争 (河出文庫)

20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争はこんな本です

20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争の感想・レビュー(96)

アンソロジー〈20世紀SF〉最終巻、90年代篇。長い冷戦が終わり、明日が急速に読めなくなる一方、科学が著しい発展を遂げ、SFを追い上げようとしていた世紀末。サイバーパンクを経てすっかり熟れてしまった感があるSFの模索が、全体にうかがえる。これまでの歴史を感じさせるほどにいずれも巧く、完成度も高いのだが、あの頃の尖り具合や熱狂もまた懐かしく思ってしまうのだ。あまりに拡散と浸透が進みすぎたゆえか。それをジャンルとしての進化と捉えるには、もうひとつ壁を超えなければならないのだろう――そうして時代は、21世紀へ。
★52 - コメント(2) - 1月11日

既読はキーガン「しあわせの理由」だけ。やはりこれとマコーリイの表題作がいちばんいい。クレス「進化」は社会派サスペンス、スペンサー「真夜中をダウンロード」は軽ハードボイルド、ビッスンはトラック野郎もの、マクドナルド「キリマンジャロへ」は海外駐在員もの、いずれもアイディアがすぐれているうえに、それぞれ小説としてすごく上手い。伊坂幸太郎みたいだ。あとがきに、1990年以後のSFは「リミックス」だというのはこういうことか。ランディス「日の下を歩いて」は秀逸なワンアイディア・サバイバルもの。
★2 - コメント(0) - 1月7日

「21世紀SF1000(大森望著)」でグレッグ・イーガンの「しあわせの理由」が激賞されていたので、これのみ読んだ。イーガンの作品の中では割合理解しやすい作品らしいが、それでも今の自分には難解だった。
★3 - コメント(0) - 2016年9月1日

「日の下を歩いて」が一番好きです。「平ら山を越えて」既読だけどやっぱりいいですね。「ケンタウロスの死」シモンズの教師ものは好き。時代だなーという作品も。
- コメント(0) - 2016年8月15日

[4.1] 良くも悪くも成熟したジャンルの作品が多い短編集だった。「しあわせの理由」は既読。「平ら山を越えて」「ケンタウルスの死」「キリマンジャロへ」が良かった。「日の下を歩いて」は良作だが、『火星の人』と比較すると、『火星の人』はこうならず良かったという思いがある。「真夜中をダウンロード」のような作品はサイバーパンクの成熟を感じさせるがその分切れ味は良くない。「遺伝子戦争」は小気味良いテンポで進むがちょっと軽すぎる。「マジンラ世紀末最終大決戦」はマジンラvsキョジン2号を丁寧に書いてほしかった。
★4 - コメント(0) - 2016年2月2日

これくらいの年代だとSFマガジンに掲載されていたことも,大雑把な話も覚えている.ソウヤー読みやしぃー,イーガンやっぱすげぇ,シモンズうわぁこんな終わり方させるか普通・・・日の下を歩いてって火星の人やん(順序逆!)
★2 - コメント(0) - 2015年8月23日

2と4巻読みたい。この本の中では「しあわせの理由」と「マジンラ~」が好き。年代が近づくにつれ軽く読める話が減ってる気がする。これに掲載されるような短編自体が減ってるんだろうな。ちょっと寂しい気がしたけど、多分非英語圏の作品でいいものはあるんだろうから今後はそういうのを探していこう。
- コメント(0) - 2015年6月24日

全6巻、読了しました。この巻はイーガンの「しあわせの理由」が圧巻でした。他はビッスンの「平ら山を越えて」がヒッチハイク少年と中年主人のトラックドライバーのやり取りがグッときて好き。火星の人の元祖サバイバルの「日の下を歩いて」も宇宙開拓SFの佳作で良かったです。 今は達成感をじっくり味わいます^^
★23 - コメント(1) - 2015年3月22日

イーガンはいいけど、ちょっと弱い作品もあるかな。ゼロ年代ならバチガルピとかダリル・グレゴリィがくるのかな。
★2 - コメント(0) - 2014年4月12日

遺伝子戦争ええなー!
- コメント(0) - 2014年3月6日

終わった。なんか一仕事終えた気分です。
- コメント(0) - 2013年11月16日

『20世紀SF』もようやく最終巻にたどり着く。 既読の「軍用機」「しあわせの理由」「遺伝子戦争」はどれも良いのだが今回はパス。 それらを除いてもバラエティに富んでます。 良く分からないが80年代に吹き荒れたサイバーパンクも嵐も落ち着いたのだろうか。 しいて挙げれば「平ら山を越えて」と「キリマンジャロへ」がベタっぽかったがよかた。 てことはビッスンの奇想コレクションは買ってないんだね(初読だから)。 498ページ
★7 - コメント(1) - 2013年7月25日

特に気に入ったのは「日の下を歩いて」「平ら山を越えて」、次点で「軍用機」「キリマンジャロへ」…でもどちらかというとはずれのない、バランスの良いアンソロジーだと思う。イーガンは別格。
- コメント(0) - 2013年7月6日

マジンガーのパクリが出てくると聞いて買ったけど他の作品の方が遥かに面白い
- コメント(0) - 2013年4月10日

「しあわせの理由」がやはりピカイチで、次に「キリマンジャロへ」。その下に「マジンラ世紀末最終大決戦」「軍用機」「遺伝子戦争」が並ぶ。
★2 - コメント(0) - 2012年12月28日

マジンラ世紀末最終大決戦は傑作。題名の意味が判明する辺りが特に笑える。
★2 - コメント(0) - 2012年12月6日

「しあわせの理由」は最近読み直したばっかりなのでスキップ。「遺伝子戦争」最後の一文でうわあああってなった。「平ら山を越えて」がすごくよくて奇想コレクションを読みたくなった。
★1 - コメント(0) - 2012年9月3日

あっちこっちのSFいいとこつまみ食いってのが嬉しい。水道橋重工のロボット見てからマジンラを読むとワクワクが半端ない。もうリアルとSFは大差なくなってきてるなあ。『しあわせの理由』は価値観や感じることについて考えさせられる、が、重過ぎなくってイイ! タイトルになってる『遺伝子戦争』はなんか星新一っぽくて面白い。
★1 - コメント(0) - 2012年8月7日

自身を駆り立てたい。ジェフリー・A・ランディス「日の下を歩いて」、グレッグ・イーガン「しあわせの理由」、テリー・ビッスン「平ら山を越えて」へ。
★1 - コメント(0) - 2012年1月30日

これもやっとこ積み本消化。20世紀末の作品を集めたこの巻、テーマは「融けゆく境界」でしょうか。巻末解説も合わせて見渡すと、「現実と虚構」「人間と機械」「人間と他の生物」「SFと他のジャンル」、果ては作品同士の、境界線が薄くなり、混沌としていることがうかがえる。それはたぶん、グローバル化やハイ・テク化、情報化が進み、るつぼのようになった現実世界を反映しているのだろう。ここから何処へ行くのか。ゼロ年代が終わって、いま私たちが見ている世界はどんなものだろう。
★1 - コメント(0) - 2011年9月2日

大きなお友達のための賭けロボット・バトル・ビジネスを描いた『マジンラ世紀末最終大決戦』(アレン・スティール)の大味な内容に大爆笑。王道ロボットアニメのパロディも交えた、ハチャメチャで愉快な一編。これぞ直球。「今週土曜はミッドステート競技場で、マジンラと握手っ!」
★3 - コメント(0) - 2011年8月12日

■グレッグ・イーガン「しあわせの理由」:手術によって自分の脳の状態をコントロールできるようになった男の奇妙な半生を描くことで、読者に本当の“しあわせ”とは何か? ――という問いを突きつけるアイデンティティの物語。■ロバート・J・ソウヤー「爬虫類のごとく……」:死刑判決を受けた連続殺人犯が、時間転移による安楽死を命じられ、その転移先にティラノサウルスを希望したのが……という話。皮肉の効いたオチが秀逸です。■ポール・J・マコーリイ「遺伝子戦争」:短い分量で、遺伝子工学の発展による人類の変容を見事に描いた秀作。
★6 - コメント(0) - 2011年5月31日

既読はイーガン「しあわせの理由」のみ。気に入ったのはランディス「日の下を歩いて」マコーリイ「遺伝子戦争」
★1 - コメント(0) - 2011年1月30日

イーガンの『しあわせの理由』が一番すきです
- コメント(0) - 2009年11月20日

生理学、ナノテク、ロボット、バイテク、宇宙などなど。多様な題材のSFが収録され、そのどれもが面白い。有名どころの作品のクオリティが高いのはもちろん「平ら山を越えて」みたいな掘り出し物も読めて良かった。
★1 - コメント(0) - 2009年9月21日

うーん。なんか思ったほど凄いモンでもなかったかな。バイオ系は一時期もて囃されたけど流石に過剰すぎる様な
- コメント(0) - 2009年8月24日

小説としての出来は一番良いんじゃないかと思った。近年の作品があまり訳されていない現状が残念になるほど。
- コメント(0) - 2008年10月1日

1990年代の作品を収録した最終巻。中身は濃いが、2000年はどうなるん?
- コメント(0) - 2006年4月8日

カバーデザイン/祖父江慎  カバー装画/早川モトヒロ  フォーマット/粟津潔
- コメント(0) - 2005年1月19日

気に入ったのは、やはり(笑)『マジンラ世紀末最終大決戦』。あとは『日の下を歩いて』、『しあわせの理由』、『ケンタウルスの死』
★1 - コメント(0) - 2001年9月21日

90年代がいちばん平凡なんだから、SF界はたいへんだよ。80年代に、子供じみたSFは書かないとかアメリカのSF作家がいい出して、そういう運動して、愉快なアメリカSFは滅びてしまった。
★3 - コメント(0) - --/--

比較的バリエーションにとんだ作品集です。解説のリミックス時代のSFというのがうなずけます。全6巻が2001年『SFが読みたい!』(早川書房)海外編2位にランクインしているのですが、なるほど、力の入ったアンソロジーでした。 どの作品も良いのですが、面白かったのは、ロバート・J・ソウヤー「爬虫類のごとく・・・・・」、イアン・マクドナルド「キリマンジャロへ」(次点は、ジェフリー・A・ランディス「日の下を歩いて」、初読じゃなかったんでグレッグ・イーガン「しあわせの理由」)です。
★4 - コメント(0) - --/--

2002/11/23
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★★★★
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[購入本] スティール「マジンラ世紀末最終大決戦」、ランディス「日の下を歩いて」、イーガン「しあわせの理由」、スペンサー「真夜中をダウンロード」、マクドナルド「キリマンジャロへ」がお気に入り。さあ次は「21世紀SF」シリーズを読みたいな。長生きするぞ!
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