最後の夢の物語 (河出文庫)

最後の夢の物語の感想・レビュー(38)

シリーズ最終巻だけに落穂拾い感が否めないものの、呆然陶然の強烈な想像力は充分味わえる。切れ味の鋭い「五十一話集」は神話あり寓話あり幻想譚あり。「不死鳥を食べた男」は表題の連作もよいし、壮大な善悪二元論的世界が俗世に落ちるところが面白い「ジュプキンス氏との邂逅」、ヴィジョンにほれぼれする「オールド・エマ」、リアルな感覚を刺激する「最初の番犬」など佳作もたくさん。特に、神話の世界へ読者を投げ出すような「いかにして鋳掛け屋はスカヴァンガーに到ったか」にはため息が漏れる。もはや下手なオチなぞ不要なんだなあ!
- コメント(0) - 2016年2月6日

訳がややたどたどしい。
- コメント(0) - 2014年9月13日

幻想短編集。「五十一話集」はまるで散文詩みたい。短いお話なのに、読むと不思議な世界へと旅立てる。「不死鳥を食べた男」では、不死鳥を食べた男、警官の予言、当世の白雪姫、がお気に入り。全体的に、読み終わった今、夢の世界へいって来たかんじ。『世界の涯の物語』も気になる。
★1 - コメント(0) - 2013年6月20日

ダンセイニの短編集成もこれがラスト、深い暗闇の神話世界から夜明け、ボクらの住むこの世界へと、幻想の舞台が移行していく。本書の短編の多くは、近現代の現実世界を中心に展開される。だが、ダンセイニの美しい文章が呪文のごとく作用しその現実を融解させ、遠き神々の園に繋がるファンタジウムを茶目っ気たっぷりに呼び込むので、物足りなさを味わうことはなく、これはこれで想像力に満ちた珠玉のショートショート集になっている。このシリーズを全て読み終えたあなたにも、本書のような出来事が、きっといつか起こるだろう
★5 - コメント(0) - 2012年10月11日

『世界の涯の物語』からはかなり違う方向に進んだ作品が多いですね。あちらもいいけど、個人的にはこのあたりの方がおすすめです。
- コメント(0) - 2010年12月11日

初期に比べぐっと神々が遠く隔たり現実世界が強く前面に出るようになっている。やっぱり初期の幻想的な雰囲気が好きなので、後半は少し肩透かしを食らった気分だったのですが、ところどころに皮肉さがにじみ出ているのもまたいいかなと思い直しました。これを読み終わった後にまた一巻から読み直したくなる。
★2 - コメント(0) - 2010年5月25日

アーサー・C・クラークと交流があったという話がなんとなく分かる。
- コメント(0) - 2009年5月22日

河出文庫のダンセイニ短編集もこれが最終巻。『五十一話集』の完全版と、本邦初紹介の『不死鳥を食べた男』を収録。いや、よく出してくれました
- コメント(0) - 2006年4月18日

いやもう、大好きなんだ!!他のファンタジーも好きだけど、この人の作品は別格だ!!(個人的にね)
★1 - コメント(0) - --/--

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