青い脂 (河出文庫)

青い脂の感想・レビュー(83)

エログロ、ナンセンスもあり。 最初の100ページぐらいは苦痛。 脂の受け渡しに関する入れ子構造。 ナチスが勝利した世界。 ホモ、スカトロ、スプラッタ。 拷問シーンがグロすぎてなかなか苦痛。 赤ちゃん言葉が謎。どういうこと?? 小説内小説という別の入れ子。 ソ連史に詳しいとより楽しめる気がする。 「理解」しようとしちゃいけない小説なんだろうね。 なかなかすげーや
★2 - コメント(0) - 3月13日

どんどん場面が変わっていくけれど、短い一つ一つの段落はとにかく読み進めさせられる、言い表し難い魅力が流れの中にある。フルシチョフとスターリンの例のシーンは、たくさんグロとエロを読まされたあとにきていたから、ばかばかしくてすごく笑えた。
★3 - コメント(0) - 2月13日

ぶっとびが半端ない。歴史どころか宇宙まで変えちゃってるし。これはすごいね。
- コメント(0) - 1月9日

許されてしまった破壊的文学./序盤の言語の氾濫は,日本に置き換えると和製外来語の常習化だろうか,いやそういう問題ではない./ロシア(ソ連)についての知識がなくてもわかるであろう禁忌にまみれた世界.史実と照らし合わせると更に訳がわからなくなる.文学の力は凄い./ロシアを愛する者こそ読むべき.
★20 - コメント(0) - 2016年11月26日

スターリンやヒットラーの蛮行を、文学という筆の力でどうやったら太刀打ちできるかと、エロとグロ、ナンセンス、そして想像と妄想と絶望と高尚でソローキンの脳と能の限りを尽くしたが、奮戦善戦敢え無く玉砕したと言うしかない小説である。
★15 - コメント(3) - 2016年11月22日

ぶっ飛んでいる
- コメント(0) - 2016年10月31日

久々に現代小説を読んだ感じです。最初の書簡パートが意味不明すぎて絶対読めないと思いましたが、何度も読み返しているうちに書簡パートの読み方がわかってきて、面白くなりました。襲撃場面以降はわかりやすくて、悪ふざけのパワーがすごく、とにかく面白かったです。すばらしいアイディアをめいっぱい詰め込んだ傑作だと思います。ドストエフスキーのクローンのテキストと、「青い錠剤」は笑いました。
★10 - コメント(0) - 2016年10月17日

ヒドいな、そんでグロい。糞尿の海に浮かぶ島の中心で愛を叫んでる。何の愛? そりゃ文学であり、土臭い故国にさ。こんな愛国主義者になら喝采を。
★2 - コメント(0) - 2016年9月27日

ロシアの生んだあらゆる文豪を省みるという点では紛れもなくロシア文学の一つの到達点のはずなのだが、それにしてもあらぬ方向に行き過ぎである。エログロナンセンス、どれをとってもやり過ぎの域にあってある種痛快ですらあり、読み終わる頃にはトップ・ディレクトなどの意味不明語が日頃から脈絡なく頭に浮かぶ程度には癖になっていた。さて、本書の真価はやはり代わる代わる現れる綺羅星の如きロシア作家の文体のパロディにあると思う。プラトーノフなどは日本で比較的知られていない作家であるが、読んだ事のない方はぜひ著作に当たられたい。
★1 - コメント(0) - 2016年9月23日

★★★★★ 素晴らしい!傑作!
- コメント(0) - 2016年9月16日

「かつて紙の上に己の幻想を書き留めた人間だけが、青脂を生みだす能力を持っていたのです」マッドスクリーンバロック、チャイニーズナッドサット、おぞましい読書体験だった。喩えるならジョイスとバロウズとバージェスが九龍城塞で輪になってボルシーでグラジニーなヤーブルでガリバーをインアウトしてるようなビズムニーなラスカズ…解良解良翔…おっとサイを塗りだ。青い脂・人間の想像力・妄想力が歴史を動かしていることをなんとも乳を搾るようなリプスなラスカズでボルノイかつビズムニーに表現して…スロボ、スロボ、スロボ…リプス・老外!
★14 - コメント(0) - 2016年9月10日

理解できない。でも、すごい完成度だと思った。最初の方は読み切れるか心配だったが、中盤ぐらいから止まらなくなった。ドストエフスキー2号とアフマートワ2号がお気に入り(?)。エログロスカトロというか、ものすごく暴力的だと思いました。何もかもがぶっ壊れててちょっと気持ちいいぐらい。リプス・ニーマーダとか口をついて出てきそうで危険です。
★3 - コメント(0) - 2016年8月12日

すごいものを見た。ただただサイケデリック。めくるめくお話。
★1 - コメント(0) - 2016年8月11日

変態作家を生み出してきた国、ロシアで作品が発禁にされた最も過激な作家、ソローキン。実は『愛』の短編で女性教師が生徒に折檻するという話で殺意混じりの嘔吐感と嫌悪感を催して以来、ソローキンが苦手になっていました。読友さん達の感想と最近、同人誌にも慣れてきた事に押され、恐る恐る、この作品を読む。あれ、意外にイケたっ!?○|○や文豪作品をパロディにした下ネタの数々に腹を打たれ、歴史的にはありえなさ過ぎるフルシチョフとスターリンの幼児プレイに「まだ、ヌルい方ね…」と思えるようになったのは同人誌のおかげか成長か?
★88 - コメント(2) - 2016年8月9日

読んでも読んでも意味がわからず、それでも不思議と読めてしまう、不思議な本。中盤辺りからやっとあらすじが理解できてきたが、それでも全部は分かっていないと思う。。。小説というよりアートって感じがした。こんな本が10万部も売れるなんて、ロシアの人は頭がいいのだなぁと思った。
★2 - コメント(0) - 2016年7月29日

数年前のTwitter文学賞で気にはなっていた本作。ロシア流ポストモダンと紹介されているが、エントロピーゼロの『青脂』に集約された謎に目を取られると迷い込んでしまう。未来→過去→未来の流れもオーソドックスだが、そこまで実験的手法をとっては投げ出す人もいるだろう。悪名・無名の数多い人物も適切な訳注に助けられる。猥雑で出血も人死にも溢れかえっているが、明確に戯画化されているせいかそれほど不快にならず進む。風刺よりもっと射程距離のある、はっきり世界標準の作品。ほかの翻訳されたものも楽しみ。
★19 - コメント(0) - 2016年7月28日

読んでも読んでも意味が分からず、途中に他の本を読んだり戻ったりを繰り返すもようやく後半で波に乗れた感じ。後半の怒涛の展開に圧倒されたが結局この作品の評価をすることはできません。中国文化の影響を受けたロシアを舞台にスターリンやらフルシチョフやらヒトラーが、エログロワールドで あんなことやそんなことを。。。一緒になって脳を膨張させようとしたがどうにもならん。しばらく発禁になっていたのも頷ける。読後、最初の100ページ位を読み直したら驚く位に読み易く感じた。翻訳者のお二人のお仕事に感服致します。
★5 - コメント(0) - 2016年7月26日

ロシアの文学・政治・宗教・社会を徹底的に解体し尽くしてパロディーにした小説であり、ホモSMスカトロ変態小説でもあり、歴史改変、SF、言語実験など、とにかくあらゆる要素をこれでもかとぶちこんだ末に、ぶっ飛んだ骨折気味の着地をしたカオスな小説。これを1999年に書いたというのも凄い(スターリンの娘は当時存命中!) フルシチョフ×スターリンとか大丈夫か? 対我看来、まさに脳=月食をも起こしかねない、神々しく忌まわしいトップ=トップ=ディレクト!!これを書き終えたソローキンにはどれくらいの青脂が溜まったのだろう?
★9 - コメント(1) - 2016年7月21日

なんてお下品なんだ、ウラジーミル・ソローキン。琥珀色の液体に茶色い固形物の浮遊する広大無辺、荒唐無稽のオペラ観劇。異様の少年はロシアの大地に巨大な男根を突き立て行為に耽る。そしてその巨大すぎる性器を肩に担ぎ、七体の奇体な文豪クローンが生み出す謎の物質「青脂」を携え時をこえる。そこで繰り広げられる「青脂」争奪戦。フルシチョフが、スターリンが、そしてヒトラーが、やってやられてやりまくる。エロ、グロ、スカトロ満載、なのに不思議と読後感は悪くない、むしろ良い?いや最高だった。宇宙空間に青脂をぶちまけたみたいに。
★48 - コメント(1) - 2016年7月14日

冒頭エクストリーム中華サイバーパンク文体からのドープなドストエフスキー・ダブ文体への突入により三半規管がイイ具合にイカれてしまいその後の位相定まらぬメタメタ展開へズッポシハマりこんでいけて親切.テキストはどこまでいってもテキストに過ぎないのよとのクールな感じも感じさせつつ執拗かつバラエティ豊かに差し挟まれるエログロスカトロが確かな生臭さや悪臭を漂わせており要するに凶悪.
★31 - コメント(2) - 2016年6月30日

あきらかに天才の作だが、内容的に誰にでも勧められるというものではない。虚航船団でありマルキ・ド・サドでありクーロンズゲートでありバーバ・ヤーガでありダンテ「地獄篇」であり。わたしにとっては字面を追うのがただただ愉しかった。ただ、愉しいだけでなにかを得られるわけでもないっていう。こんな長編なのにね!
★5 - コメント(0) - 2016年6月28日

全部は理解できないけどおもしろい。不思議な小説。
★2 - コメント(0) - 2016年6月24日

なんかすっごいの読んだ…。あっさりした書籍紹介から予想していたのとははるか遠いところ(ロシア(偽))に連れていかれて、強烈に臭くてエグいんだけどあまりに理解を越えているのでついつい最後まで読んでしまう。ラストも訳分かんなくて好きだし解説も良かった。
★3 - コメント(0) - 2016年6月19日

あー評価に困る内容でした。それぞれの作家のオマージュなどニヤリとする箇所はところどころにあるのですが、うーん、、、面白いのかどうかは微妙。ただし、面白かった箇所を開くとやはり面白いのよね。再度精読することはないかな。ピンチョンと比べて少しお下劣が過ぎるのとマニアックな部分が少し足りないかなと思いました。
★6 - コメント(0) - 2016年6月16日

これは何なんだ?変態SFとも呼べばいいのか?最後まで読み通した自分を自分で誉めてあげたい。最初の100ページは意味さえわからない。久しぶりに本を投げつけたくなった。そこからは意味はわかるが、理解ができない。ロシア文学が好きなら少しは意味がわかるのか?巻末にあった解説で物語の意味が少しはわかった。バイオレンスな下ネタは気持ち悪いにもほどがある。本当に何なんやこの本・・・
★9 - コメント(0) - 2016年6月13日

7体の文豪クローンが執筆することによって体内に蓄積される「青脂」という不思議な物質をめぐって、謎のカルト教団、スターリン、ヒトラーが、時空を超えた争奪戦を繰り広げていく。エロ・グロ・ナンセンスな造語の数々に仰天し、独裁者たちの痴態に抱腹絶倒。現代ロシア文学の鬼才による世界規模の問題作だ。
★2 - コメント(0) - 2016年6月6日

この本を隅々まで味わい尽くすには、ロシア文学に明るく、歴史にも深い造詣を持っている必要がある。しかし、さっぱりわからないと開き直れば、誰にでも門戸は開きっぱなし。入口の方でこそ「筋肉アンプ」だの「肉片機関車」だの、おっ、と思わせる設定や罵倒語が出てくるのに、話が進むに連れどんどんシモ系に突っ走っていく。糞便描写等のスカトロジィ系の下ネタは好みでないが、さして下品とも思わなかったのはロシアの凍った大地のおかげか脳がマヒしてただけか。
★15 - コメント(1) - 2016年6月6日

政治・宗教・文学というロシアの三大権威を地獄の釜にほうりこみ、じっくりコトコト煮込んで、意味も形態も解体し尽くした混沌の中から、得体のしれない青い脂をとりだしてみせたのが本書だ、といっても、さっぱりイミフだと思うけど、ロシア史を彩るビッグネームをネタに、SM、乱交、スカトロ、男色、カニバリズムなんでもありの不協和音で奏でられた偽史SF狂想曲を前に、いったい何が語れよう。政治的な抑圧に対するこじらせ具合は尋常じゃないレベルに達している。スターリン×フルシチョフのカップリングに萌える腐女子にもおすすめの一冊。
★6 - コメント(2) - 2016年5月14日

松下隆志氏の懇切丁寧な解説を読んでも尚、わけがわからない。単純に自分の知識不足による所なんだろうけど、文章が入って来ずに目で追っていくだけになってしまった。ただ、ヒトラーがスターリンの娘をレイプする所はよかった。
★2 - コメント(0) - 2016年5月9日

2068年のロシアでは文学クローンは青い脂を生成する為に破壊的なパロディを書き、その脂は地下組織の手から1950年代のロシアへと引き継がれ、それを得たスターリンは己の脳に注射する・・・・・・。バロウズ的な言葉遊びや、ロシア文学の再検討のようなテキスト群、そして、実在の場所・人物を用いた悪趣味な歴史改変が、ロシアの政治や文学を破壊的にパロディ化していく。ここまで人を食ったような作品もそうそうないのだが、間違いなくソローキン渾身の傑作であり、現代文学の最北。
★4 - コメント(0) - 2016年5月4日

読んでいる時は何がなんだかチンプンカンプンなんだが、最後まで読みきると今までのチンプンカンプンが嘘のように晴れ渡り、また始めから読み返したくなる魔法。ロシアの文学や歴史を知っていると今よりも100倍楽しめそうで悔しい。読み終わった直後こんな感じ→ヾ(@゜▽゜@)ノ
★7 - コメント(0) - 2016年4月22日

とても感想が書きにくい。作品の印象がまとまらないのだ。「青い脂」とはいったい何なのか?とてつもなく貴重なうえに神秘的で、多数が命を睹して追い求めるが、手に入れても役に立たないものではないか。それにしてもソローキンの創造力は凄まじい。それに触れただけでも良かったのかもしれない。
★22 - コメント(2) - 2016年4月22日

何とか最後まで読んだ。ボリスの手紙の宛先が不明だが、結末で明かされる。全体的にはカルト映画を観ているような感じだった。ナボコフのクローンが書いた小説だが、理解できる人いるのだろうか。
★5 - コメント(0) - 2016年4月11日

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