世界の歴史〈5〉ローマ帝国とキリスト教 (河出文庫)

世界の歴史〈5〉ローマ帝国とキリスト教 (河出文庫)
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世界の歴史〈5〉ローマ帝国とキリスト教の感想・レビュー(34)

★★★☆☆
- コメント(0) - 1月26日

ローマ帝国の歴史をキリスト教との関係を中心にのべた本(初刊は1968年)。ローマの宗教は供犠と恩恵の等価交換であった。そのため、ローマ帝国は一神教のキリスト教徒を迫害した。ところが、キリスト教徒が度重なる迫害に耐えたことから、ローマ人は神々との等価交換にキリスト教の神も組み込んでいく。その動きは、コンスタンティヌス帝のもとで、キリスト教の国教化という形に結実した。ところが、ゲルマン民族の侵入は、神々との等価交換を破壊した。その結果、キリスト教会はローマ流の現世救済から、彼岸での救済に転じていった。
- コメント(0) - 2016年8月27日

アウグストゥスとキリストを軸に、二つのテーマを扱う。弓削さんがキリスト教徒であるせいか、逸話に多く触れていてそれなりに面白い。そしてネロの書き方が可哀想なことになっている。このように、紙面をキリスト教に割いたぶん、内政や皇帝の話に取りこぼしがある。が、それを細かく書くことよりも、ローマ帝国とキリスト教の関係を書くのが目的なんだろうと思った。この後のヨーロッパ世界にキリスト教は欠かせない存在となるのだから、こういう書き方もアリなのだろう。
★1 - コメント(0) - 2016年7月16日

小さな都市国家に過ぎないローマ。共和政にし、重装歩兵戦術を採用して強くなる。特にポエニ戦争。ハンニバルと戦い、応援したマケドニアも征服し、地中海も手に入れ大帝国となった。利益配分が不平等で有産市民が減ったため、国家では無く将軍の軍隊ができた結果内戦が始まる。三頭政治も、カイサルが巧みな政治で終身独裁官になり、王になろうとして暗殺される。子アウグストゥスが初代皇帝へ。この頃私生児イエスが処刑され、パウロの回心で世界宗教のキリスト教ができた。ローマ人の等価交換的な宗教信条が、キリスト教を迫害し、国教にもした。
★2 - コメント(0) - 2015年5月25日

基礎知識がない状況で読むと結構つらいです。世界史の教科書を読み直します。
- コメント(0) - 2015年4月14日

古代ローマと古代キリスト教の通史。全体として分かり易いが、省略されがちな帝国後半にも多く紙面を割いているのがいい。特にローマ帝国とキリスト教との相互関係を軸に論じる部分は刺激的。
★2 - コメント(0) - 2015年4月11日

ローマ帝国とキリスト教の簡単な歴史と、両者がお互い影響を受けつつどのように発展していったのかを経て、最終的にローマ帝国がキリスト教を国教とするまでを辿っている。 ただ、ローマ帝国史として読むには内容が簡潔で、キリスト教史として読んでも教義に深入りしていないため中途半端。とはいえ、ローマ帝国とその後のヨーロッパの歴史においてキリスト教は欠かせないため、その経緯を辿る知識は得られるなら問題はないか。
- コメント(0) - 2014年12月28日

授業の参考資料。話題の硬軟のバランスがよくて、とても面白かった。ローマ人の政治感覚の鋭さと人間くささがなんとなく感じられた。著者は教科書を書いている弓削さん。ローマが専門のようですね。歴史学では門外漢なので知らないことばかり。ゼロから勉強するのも楽しいです。
- コメント(0) - 2014年10月10日

aki
建国から共和制を経て帝政となり、西ローマ帝国が滅びるまでのローマの歴史とローマ帝国の一角にユダヤ教イエス派として誕生したキリスト教が壮絶な迫害・弾圧の果てに、コンスタンティヌス帝のとき、突如ローマ帝国の国教となるまでの歴史を、両者のからみあいを中心にコンパクトにまとめた本。イエスやカエサル、アウグストゥス、クレオパトラ、パウロ、カリグラ、ネロ、コンスタンティヌスら超有名人が続々登場。皇帝を操る女性陣も猛女ぞろいで、なかなかに魅力的。いつ暗殺されるかわからないローマ皇帝もラクじゃないよ。
- コメント(0) - 2014年4月1日

古代ローマ史についての概説書。題名通り,キリスト教との関係について詳しい。コンスタンティヌスの予兆の話は特に面白かった。
★5 - コメント(0) - 2013年7月13日

世界通史。古代ローマ史。テルマエ・ロマエとスパルタクスを見て久しぶりに読み直す。古代ローマの興亡は、人類史の縮図であると言った歴史家がいたが、改めてそう思う。属州拡大で安価な穀物流入、中小農家の没落、格差の拡大、政治の混乱の流れは現代日本との親和性が非常に高い。危機的状況から独裁に入っていくが、はたして日本はどういう方向に向かうのか。過去を知ることは未来を知ることにもなる。また、ハンニバル、カエサル、キケロ、ネロ...魅力的な人物たちのエピソードがまたいい。良著。
★3 - コメント(0) - 2012年5月31日

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