古市くん、社会学を学び直しなさい!! (光文社新書)

古市くん、社会学を学び直しなさい!! (光文社新書)
あらすじ・内容
「社会学って、何ですか?」
気鋭の若手社会学者・古市憲寿のあらためての問いに、日本を代表する12人の社会学者たちが熱く答える。

社会学は、役に立つのか?
社会学は、誰のためにあるのか?
社会学者には、今、何ができるのか――? 

私たちが現在抱える諸問題に、研究者たちがそれぞれの専門分野から切り込みながら、社会学の面白さ、難しさ、社会学こそが教えてくれる「ものの見方」を伝える。社会学の新たな入門書。

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古市くん、社会学を学び直しなさい!!はこんな本です

古市くん、社会学を学び直しなさい!!の感想・レビュー(224)

「社会学って何?」という難しい問題を、社会学者12名と古市氏の対話の中から考えていくという内容。入門書としての側面も強く、自分のように専攻ではないが勉強しているという人間でも大変読みやすかった。だからと言って薄っぺい内容ではないところがまた魅力的である。対話の中では社会学に限らず、他の人文社会科学にも通用するような見解が飛び出しており、自身の研究を振り返る上で良い刺激になった。それで四か所附箋をつけてしまった。
★2 - コメント(0) - 3月23日

「3.11以後の言論状況を見ると、事実よりも意見が、公平なものの見方よりも正義か先行してしまっています。その結果、言葉は暴走し混乱する(開沼氏)」
★2 - コメント(0) - 3月20日

目次を見てすぐに購入した。かつて読み漁った面々の名前を多く見つけたからである。「社会学をどう定義するか?」の問いをきっかけに、古市さんが12人の社会学者と対談していく。最後の開沼さんとの対談で古市さんが提示した定義が一番しっくりきた。ただそれは、12名の先日の対話を読んできたからこそだと感じている。社会学、少ししっかりとやり直してみたくなった。古市さんの定義は「あり得たかもしれない社会や自分を構想する学問-この社会に対して絶対視しがちだが、オルタナティブ(代替案)を提示するもの」。
★3 - コメント(0) - 3月14日

社会学への入り口として読むのも良いと思うし、社会学を専攻していく中で、ここらで頭を整理してみよう、という時にも読むと良いかもしれない。 対談している社会学者の方達に共通している部分、個性として際立っている部分などを感じながら読んでみたい。 古市さんはこれからどういう方向へ進むのでしょうね。
★3 - コメント(0) - 3月12日

大学の時に軽く社会学をかじったので改めて勉強しようと思い、読み始めました。(かじったというのも恥ずかしいくらい学べていなかった事がこの本を読んで分かりました……)社会学には教育や家族など様々な分野があり、アプローチの仕方もフィールドワークだったり、統計を取ったりと色々ある。どこから理解を進めていいか分からない人にはオススメの本だと思います。この12人の研究者の中に気になる人が何人かいたので、その人達の本を読んでみようと思いました。
★2 - コメント(0) - 3月12日

社会学とはなにか、をはじめて考えるにあたって、手に取った本。社会学はいろんな分野に通じるので、ゆうめいどころの社会学者を一通り知れるのはよかった。
★2 - コメント(0) - 3月7日

12名の社会学者と東大大学院博士課程在学中の古市憲寿氏による対談。個人的には社会学ブックガイドの役割を果たしてくれそうで、読んでみたい本が多く登場した。社会学とは何か。吉川徹氏がまとめてくれた要点は2点。社会学は、政治学や法学、経済学など他の社会科学がカバーしていない残余の領域を研究する学問であるということ。もうひとつは世の中を研究対象として、生活者の目線で見えているものと違う事実が隠れていることを説明するのが社会学者の仕事であるということ。各先生が持っている問題意識、危機意識に刺激される。
★15 - コメント(1) - 3月5日

ずっと読みたかったけど後回しにしていた本。社会学者と一般人のマージナルマンである古市氏に、大御所社会学者がインタビューして回るという企画自体が面白い。しかし、内容はやや高度で、どこの読者層を志向しているのかいまいちわからないのが惜しい。個人的には古市氏の目線をもっと一般の読者層の立場に近づけて、各大御所に社会学のガイダンスのような内容を語らせるようにした方がいいと感じた。ただでさえ社会学は今人気になってるんだし。
★6 - コメント(0) - 3月2日

何でも研究対象にできると思って社会学を選んだもののその掴み所のなさに途方にくれたのを思い出しました。対話形式でスゴく読みやすかったけれど入門書というよりは基礎知識を持ってた方が面白く読める気がする。社会人になってからの方が実践的に社会学的な考え方を使って世の中を見るようになったかも。
★5 - コメント(0) - 2月28日

「社会学者はシャーマンである」「うまいシャーマン」の「判定基準」は「理解可能性」と「もっとらしさ」(p68)「これまで日本のアカデミック・コミュニティは、日本語という非関税障壁に守られてきた」(p85)、「調査や分析のスキルの重要性は増してきています」「地域で調査や活動ができる人への需要って結構あるんですよ」(p106)「ソーシャル・リサーチの目的は自分の持っている図式では解釈できないデータの偏差を見つけて仮説を立てての繰り返し」(p126を変更)。パーソンズとルーマンはちゃんと読まなきゃと思った。
★5 - コメント(0) - 2月21日

見方考え方というものが、次期学習指導要領の案で結構重要らしい。だからと言って読んだわけではないが、この本では12人の社会学者のものの見方が対談形式で紹介されている。雑多な学をごちゃ混ぜに教えて、社会を理解させ、社会問題を解決しよう!とか、主体的に社会を形成しよう!と感じさせるのが目標でもある(こう書くとなんか気持ち悪いな)教科担当としては参考になった。特に、人格と社会への向き合い方が人それぞれって所は当たり前ながら、心に留めておかないとなぁ…
★8 - コメント(0) - 2月18日

一人ずつ潰していった大学時代があり、それをここで整理する意味で有難い一冊。「シャドウボクシングではなくボクシング」ってフレーズはずっと残りそうだ。
★4 - コメント(0) - 2月13日

息をするように炎上する社会学者でおなじみの、古市氏が12人の社会学者と社会学について語り合う対談、この曖昧な社会学と言う学問の在り方を各人の際立つ個性をガイドラインとし霧状だったイメージが雲程度の形となって立ち現れます、社会学入門としては最適かと、どの順番で読んでも良い形式ですが開沼さんを最後に読むことを推奨。
★6 - コメント(0) - 2月9日

17「社会学とはなにか?」をテーマに、古市さんが12人の社会学者さんと対談する本。読んでも社会学に対する明確な定義は得られなかったが、複数人の意見を比較する形で社会学となにかが薄ぼんやりと見えてくる構成。それ自体が社会学であり、古市さんが行っている社会学者としての研究仕方なのかもしれない。定義することより、汎用性を持たせることで機能する学問にゃのかな?「学力の経済学」「なぜなに相対性精神学」あたり合わせて読むと面白い。「今世界の哲学者が考えていること」も読みたい。あとこの本に出てきた先生方の本も読みたい
★18 - コメント(0) - 2月5日

小熊英二の本でにわかに興味がでてきた社会学 なるほどの連続だった 良書
★23 - コメント(0) - 2月4日

基本的にテレビは見ない質だが、古市憲寿さんのことは顔と、ハーフ劣化発言で知ってた。彼には中高で天才的に勉強ができた人に似た感情を持った。その発想はどんな枠組みから出てくるのか、読んでいてもわからない。著者は僕の定義する天才なのだろう。 社会学ってなんだって思って読んだのだけど、社会学者の葛藤が見えて面白かった。つまり、定義が少なくとも一般の人には了解されていない故に存在意義みたいなものを考え続けている感じ。今回は、社会学者の葛藤だったんだけど、本質的な部分はすべての大学院生・学者に通じるものだとおもう。
★6 - コメント(0) - 2月4日

★★★★☆
★2 - コメント(0) - 2月1日

対談形式で軽い語り口なので、雑誌を読む感じでサクサク読んでいけた。読んでみたい本を見つけるためのいい機会だった。
★8 - コメント(0) - 2月1日

社会学がどういうものなのか、社会学者がどういう人たちなのか、今まで意識したことなくて、そのまま状態のまま、読み始めた。とりあえず社会学の守備範囲は広い。そのなかでなにに違和感を感じ、なにを切り出して、なにを追求するのか。それぞれの専門分野やテーマに向き合っているようで、みなさん自分自身と向き合ってるんだと思った。
★6 - コメント(0) - 1月31日

雑な論になるのかと思ったら予想以上に真面目。わくわくするような面白さがある。
★6 - コメント(0) - 1月30日

「社会学って、なんですか?」から始まる、古市さんVS社会学者オールスターズ12人の対談。【小熊英二≧宮台真司>開沼博=鈴木謙介≧山田昌弘>仁平典宏≧大澤真幸>上野千鶴子>佐藤俊樹>吉川徹>本田由紀=橋爪大三郎】(言ってることが分かりやすかった順)
★27 - コメント(2) - 1月27日

社会学とは何か、著者が12人の社会学者に話しを聞いていく。  12名の内半数の方の著書は読んだこともあるが、恥ずかしながら、社会学とはその名称を知るのみで、中身がどんななのかとは、結び付いていなかった。  社会学とは、社会科学の内でも、法律、政治、経済といった分野以外や他の学問も横断して社会現象を読み解いていくもので、最近では他の学問と同様に細分化されているとか。  一冊読んだだけで何が分かったなどとはおこまがしいが、少~し知識が点状にばらまかれたかな。物事の捉え方として、少しかじってみるのもいいかも。
★23 - コメント(0) - 1月23日

社会学入門みたいな本を手に取っても積読してきた私、対談相手の社会学者が豪華メンバーなので読んでみた。結果・・・よくわかる、面白い。社会学の全体像から歴史、各論まで。特に対話形式なのが社会学を捉えるのに適していると思う。社会学なんてフワフワしたものだと思ってたら、基本的なことはほぼみんな共通したことを言っていて驚いた。学問なんだから当たり前なんだけど。あと社会学者の方々の内面的なマッチョさに勇気づけられた。それぞれにそのフィールドで全力で戦っている。とかく日々長いものに巻かれがちな毎日、私も精進しよう。
★8 - コメント(0) - 1月21日

古市くんはいつまで「古市くん」でいくのか。『保育園義務教育化』で、少し新しい展開を見せてくれたように思うが、このあとどうしていくのだろう。12人の社会学者との対話はわかりやすくて勉強になった。小熊英二氏、上野千鶴子氏との対談が面白かったかな。古市氏が本田由紀氏や開沼博氏に逆に問われて答えた説明はスッキリ納得できた。曰く、社会学とは「「この社会がすべてじゃないよ」という別の選択肢や可能性を歴史、制度、意識の分析などいろんな手法によって見せてあげるもの」。ブログに詳細を記録。
★29 - コメント(1) - 1月20日

社会学ってなんですか。の問いにそれぞれの答えに大きい彩が無いことに驚いた。社会学がよくわからなかったので、もっと混沌としているのではと想像していた。
★6 - コメント(0) - 1月18日

とても面白く、刺激的だった。小熊「古典のもとになっている古典を読んで、みんながそれをどう応用したのかを比較することが大切」 佐藤「ものの手触りに対する感覚が大切」 宮台「ムーアの法則をもとに計算をしていくと、2045年にはシンギュラリティ(人工知能が人間を越える日)が訪れる」 橋爪「天才だと思う人の本を読む」
★11 - コメント(0) - 1月16日

社会学とは何かを一般人に分かりやすく解説してくれる、新書らしい本だった。30歳台の著者が書いた新書って、初めて読んだように思う。著者のこういう姿勢、元気があって素晴らしいですね!著者にインタビューされている社会学者たちも、魅力的な人が多かった。Good job,Mr Furuichi!
★6 - コメント(0) - 1月7日

YK
読了。仮にも社会学部の教員なのだけど、社会学者なんて名乗らないし、とはいえ、社会学とは何かとは業務上よく聞かれるので、たいへんタメになった。
★7 - コメント(0) - 1月5日

古市くんが、電波芸者になってはダメだと言うメッセージ。意地悪な表現の社会学者だが 山田昌弘さんなどはあたたかい。
★5 - コメント(0) - 1月3日

やっぱ橋爪大三郎先生は分かりやすくて面白い。
★4 - コメント(0) - 1月2日

古市さんのことは、リサーチ不足のせいでひろゆきにやり込められているところを見たのと、ネットに関する新書がしょうもなかったので、正直嫌いだったが。でもその古市が「社会学者」素人であることを率直に認め、有名な先生に片っ端からインタビューしにいくという、この本めっちゃ面白いな。先生がたの教えすごくためになるし、なんつーか古市って男は要するに「目端の利く学生」なんだなって。なら失敗もするか。教わる態度もいいし。なんか見直しました。
★10 - コメント(0) - 1月2日

最近社会学の本を色々読んでいたところで、店頭に並んでいたのを発見し購入。登場した12人の社会学者の本はいずれ読みたい。
★5 - コメント(0) - 1月2日

古市さんと12人の社会学者たちとの対談。「社会学ってなんですか?」。 私は教育学部だけれど、我が大学の教育学部は社会科学的な側面が強いから、卒論も調査をして〜とよく聞かされたり、社会系のゼミに所属したりする中で、そもそも社会学ってなんなんだという疑問があった。この本によって疑問は深まり、一生懸命勉強しようという気持ちになった。
★14 - コメント(0) - 2016年12月29日

社会学とは何なのかについて問う内容。何となく社会全般のことという明確な定義がない学問なんて大間違いで、様々な物事の捉え方や考え方について応用できる学問なんだと感じた。社会が複雑化し、社会の一般理論化はもはや不可能。社会の全てを理解するというのは難しいんだというのはよくわかった(笑)
★17 - コメント(0) - 2016年12月28日

「社会学とは何か」ということを改めて考えさせられる。登場した社会学者による捉え方は、わりと共通項があって面白い。一応「入門書」たることを狙っているようだが、ある程度社会学に対する具体的イメージかないとピンと来ないかも。古市氏は今回の新書にすごく真摯に取り組んでいるし、話の切り返し方や引き出し方が実にクレバー。彼に対してはあまり良いイメージがなかったが、見方が変わった。
★8 - コメント(0) - 2016年12月28日

「なんで院生ごときが社会学者名乗ってるの?」というdisを逆手に取ってこういう本出しちゃう古市さんは本当に商売上手で一枚も二枚も上手だなと思う。上野千鶴子に「上野さんは社会学を始めてから、性格が悪くなったんですか。それとも、もともと性格が悪くて、社会学を始めたんですか」(p.82)と質問しているシーンは大変心暖まった。内容は社会学とは何ぞやということと現代日本を代表する社会学者の問題関心を鳥瞰できるので大学一年生が読んだらいいと思った。
★12 - コメント(0) - 2016年12月25日

アカデミズムの外にいても知っているような社会学者のオールスター。ファンには垂涎もの。古市さんが「社会学とは何か」を聞いていくだけでなく、各先生方のテーマや思惑を引き出していくところが面白い。
★6 - コメント(0) - 2016年12月25日

著者の本は初。最初に本書は社会学の入門書としては最良の1冊と思うと言っているが、社会学の概論的な知識がないと本書の内容は理解できないので、入門向きではないと思う。「古市くん」と一緒に学び直したい人に向いている。「社会学とは何か」という問いに対して各対談者の答えで、人と人の関係から成り立つ社会全体を扱うものという一般論の他に社会科学全体から政治学、経済学、法学などの大事部分を取った残りというものも面白い。社会学の基盤の脆さを再確認できる。
★17 - コメント(0) - 2016年12月23日

古市くん、社会学を学び直しなさい!!の 評価:76 感想・レビュー:84
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