中国怪奇小説集 新装版 (光文社文庫)

中国怪奇小説集 新装版 (光文社文庫)
あらすじ・内容
 士族の家に生まれた綺堂が、幼少のころに住んでいた旗本屋敷は、有名な幽霊屋敷だった。
この世に怨みをもって出る日本の幽霊とは異なり、中国の幽霊は一見なんの縁もないところにあらわれる。そこが怖い。中国の怪奇譚に造詣の深い綺堂が、六朝から清に至る各時代の中から二百二十種を抄出して名訳。
妖気ただよう幻想の世界へ読者を誘う、中国怪奇傑作集。

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中国怪奇小説集 新装版の感想・レビュー(66)

再読。『捜神記』おもしろいなあ。綺堂の淡々とした文体がすばらしい。
★3 - コメント(0) - 2016年11月1日

六朝から清までの志怪小説の綺堂訳集。何度か読んでいますが、読むたびにじんわり味わえる小説集です。青蛙堂に集まった男女が順番に語っていくスタイルは綺堂が怪談で使用しているものですが、これがそれぞれの良いイントロダクションになっていて、一冊全体がまとまって感じます。女性が担当する書だけ丁寧語で語られるのは綺堂のこだわりなのでしょう。何話もの支那の怪奇を味わっていくうち不思議と心がおおらかになっていく気がするのも好ましいところです。【真夏のホラー・怪談読書月間】に参加中。
★12 - コメント(0) - 2016年8月29日

淡々とした文章で紡がれる怪異譚。時代が下るに従って、怪異も都会的(?)になる印象。各話短いものが多いのでサクサク読めてしまうけれども、怪異の側から見ると不条理な話も…。容赦なく退治しすぎ…とちょっと不憫になるほど。そういう話は文章も容赦なくスパッと終わるので余計に色々と想像をかきたてられますね。とりあえず蛇や猴といった生き物は怪異と近い存在だと思われていたのかな。解説もボリュームたっぷりで読み応えあり。
★1 - コメント(0) - 2016年6月3日

一話一話が短く、非常に淡々としているところがよかった。美しい女が突然現れて、「妖怪だな」とすぐ気がつき惑わされない所なんか、いい。石になったり、琵琶になったり、巨大な亀が恩返しをしたり。夫を殺された女の復讐が怖かった。「一思いには殺さないで、切って、切って、切り殺した。そうして、いよいよ息の絶えたのをみすまして、彼女はその血をすくって飲んだ。彼女は二人の子をつれて、そのままどこかへ立ち去った」妖怪をみたあと、三日後に死んだ。とかも怖かった。
★24 - コメント(0) - 2015年10月21日

中国の怪しい話もりだくさん。岡本綺堂の文章が美しいからなんとなく話になってるけれど、もっと味気ない訳だったら「だから何だよ」「結局なんだったんだろうなあ」的な面白味が際立ったように思います。怖がらせよう、理屈をつけよう、と思わずに、ただの怪をこれだけ書き連ねるなんて、中国人はよほどの怪好きなんですねえ。非常に楽しいです。のんびりできる長期休みにぽつぽつと読んでいくのが味わい深いのでは。年を取ったら、こんな作品をゆっくり書いたり読んだりする生活をしたいものです。
★10 - コメント(0) - 2015年9月4日

いろんあネタ元っぽいのがあって楽しめた。
★2 - コメント(0) - 2015年5月4日

岡本綺堂が編集した中国の怪奇小説集。日本の怪談や歌舞伎の元になった話や、キョンシーも出てきます。実は人間しか出てこない話が一番怖いかも。 http://ameblo.jp/bookstama/entry-11960734178.html
★1 - コメント(0) - 2014年12月5日

岡本綺堂による支那の民話、伝承を集めた小説集で、様々な時代の様々な書物から話を選出していて、作者自身も言っていますが中には「おや、あの怪談の元ネタはこれだったのか!」というのもかなりあります。 怪談好きなら読んで損はない一冊です
★3 - コメント(0) - 2014年11月7日

「日本製品真似するな中国」とは言いにくくなった。
★3 - コメント(0) - 2013年2月26日

六朝から清までの中国小説のなかからの抄訳。玉石混交なれどとにかく量が多い。頓知謎解き的なものから、妖怪変化のたぐいまで。不思議な出来事を描いた小説が百以上。数の多さ内容の多様さに驚く。日本の小説などの題材にされたものも多いとか。中国小説は宝の山か。怪奇、怪談という言葉から怖いものを想像するが、本書では怖いと思う物はほとんどなかった。
★2 - コメント(0) - 2012年8月21日

この概要読んだことがあると既視感を感じる作品が多く、成程もともとこちらがオリジナルなんだな~と思いながら読んでた。日本のとくらべて淡々と事実を連ねていくだけなので、妖に出会ったら即殴る!という展開がある意味新鮮だった。
★5 - コメント(0) - 2011年12月29日

gu
中国文学史上の怪談を寄せ集めたものなので、原因も結末もわからないような話から、きっちり解決しすぎて興ざめな話まで混在している。好きな話は『凶宅』。妖怪も罪人も情け容赦なく打ち殺されてる。七割くらいはそんな話だったんじゃないかと思う。
★2 - コメント(0) - 2011年11月20日

聖書よりなんとなくこちらの方がしっくり肌に合う。
★2 - コメント(0) - 2011年10月28日

新装版じゃない方なんだけど,とりあえずこちらで.綺堂先生の時代のみならず,今でも南伸坊さんとか杉浦日向子さんとか(私がぱっと思い出したのはこのあたりだけですが><),影響受けまくりなのがよくわかります.中国の話は,そんなに“因果”がないんですよね.こういうことしたせいでこうなった,とか.なので教訓めいたところ,ひいてはおしつけがましさのようなものがない.ただぽんと不思議な話が広げられて,すっと引っ込められてしまう.つかみどころのなさが魅力.綺堂先生養嗣子による解説も興味深いんだけど,新装版でもあるのかな。
★5 - コメント(2) - 2011年9月28日

怖いというより、妖怪や異形の者が出てくるお話を楽しめる本。不思議なお話集。一話が非常に短いので、隙間時間に読んで楽しめる。
★2 - コメント(0) - 2011年9月17日

知人から貸していただきました。普段読まないようなものです。不思議な話が満載。
★1 - コメント(0) - 2011年6月24日

序文にも書いてあるけど志怪小説の寄せ集めなんで、その手のが好きなひとなら楽しんで読めるんじゃないかと。捜神記から閲微草堂筆記まで各時代のよさげな話のチョイスなんで、入門編のアンソロジーみたいに読めると思います。気に入ったら原典そのものに当たってみるというカンジでしょうか。本朝でいう近世の耳袋、現代だと新耳袋に相当するのかもしれません。とはいえ、怖い話、といういうよりも不思議な話といった按配です。
★2 - コメント(0) - 2011年5月5日

青空文庫で。日本の昔話や怪談の原型がみたいな話が結構あって面白い。怪奇小説といっても犯人が人間だったりいろいろ。ある意味一番衝撃だったのが夢のお告げとか無視しまくり、例えいたずら程度であっても怪異の正体は見つけ次第即殺、意外と容赦ない。結局正体もよくわからなかった系の話が好きです。
★4 - コメント(0) - 2011年3月10日

O
- コメント(0) - 2011年2月3日

遥か昔から人は奇怪な話に興味をもっていたんだな、と思います。 化け物に助けてくれれば恩返しする、といわれて信じる時もあれば、信じない時もあり。
★4 - コメント(0) - 2010年7月24日

中国の怪奇物語を選りすぐって収めた本。話は投げっぱなしだったり、展開の帳尻合わせもなく、不条理感さえも漂う。ひとつひとつが短いので少しずつ読むのもいいのではないだろうか
★2 - コメント(0) - 2010年3月15日

中国古典怪奇モノのダイジェスト版。各原文の選りすぐりを翻訳したものらしく、表現に誇張がない文章(展開に突っ込み所が豊富)が心地良い。「秦の毛人」とか切ない。
★2 - コメント(0) - 2009年5月5日

不思議なことが突然ぽーんと起きるあたりが好きです。抜群のエンターテインメント性。最高のショートショートです。
- コメント(0) - 2008年1月5日

好きな話に付箋をつけながら読んだ。すごくグロテスクだったり、切なかったり、独特のうすぐらいどろっとしたものがある。
★1 - コメント(0) - --/--

古典らしく尻切れとんぼ、それが、あやしさを光らせている。
★3 - コメント(0) - --/--

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