スコーレNo.4 (光文社文庫)

スコーレNo.4 (光文社文庫)
あらすじ・内容
自由奔放な妹・七葉に比べて自分は平凡だと思っている女の子・津川麻子。そんな彼女も、中学、高校、大学、就職を通して4つのスコーレ(学校)と出会い、少女から女性へ変わっていく。そして、彼女が遅まきながらやっと気づいた自分のいちばん大切なものとは……。ひとりの女性が悩み苦しみながらも成長する姿を淡く切なく美しく描きあげた傑作。

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スコーレNo.4の感想・レビュー(2166)

一人の少女にじっくり迫った歓喜や苦悩の成長過程。都会でも田舎でも無い街に育ち、自分は平凡で取り柄もないと思い込んでいる麻子。4つの学校(中学~会社)での出会いや経験から家族、恋愛、仕事、結婚感など大切な事に気付いていく。少し後ろ向きで引っ込み思案な女の子はゆっくり子供の頃の記憶や初恋の思い出なんかを積み上げて花開いていく。何かをする為には踏切板が必要で寄り道、回り道で手に入れたものは自分専用の踏切板になる。自分の人生を好きかどうか…まず大切なのはそっちで結果は後から付いてくる(ハズ)(。-∀-)
★36 - コメント(0) - 3月23日

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2010/06/post-94d1.html
★3 - コメント(0) - 3月20日

初読みの作家さんだけど、随分表現が独特で綺麗だなぁと思わせる印象。内容も、器量の良い妹を持つ姉の立場の主人公が、色々苦労して不器用に生きて傷つくのが、同じ姉として大変共感を覚えた。学生のなんとも言えない気持ちの表現の仕方がばななさんみたいだなぁと感じた。主人公の麻子が苦しい境遇に立たされたとき、頑張れ頑張れと応援した。これ好きだなぁ。
★34 - コメント(0) - 3月19日

七葉の影を感じている間は読みにくいかなと思ったけど、途中で大切なものに出会い触れ始めたところから一気に加速して、成長していく様子が丁寧かつ穏やかに描かれていた。読み終わった後に心の重荷がふっと解けたようになりました。
★10 - コメント(0) - 3月19日

愛する才能がないと悩む気持ちにとても共感。でもそれでも大丈夫なんだと言ってもらえた気がしてよかった。
★12 - コメント(0) - 3月14日

女性の結婚までの成長を描いた物語。恋の苦悩、就職してからの苦悩、生々しい苦悩を描写しているシーンもあるのに、とても優しい物語に感じるのは文体のせいなのだろうか。もっとこの作家さんの作品を読みたいと思う。
★11 - コメント(0) - 3月12日

TVで紹介していたので、読んでみた。普段自分が読まないジャンルの内容だが、自分の娘たちの成長の過程に照らし合わせてながら読んだ。書評にも書いてあったが、文書表現がとてもきれいな作家さんだなと思った。
★2 - コメント(0) - 3月10日

★★★★★
★6 - コメント(0) - 3月9日

読みやすかった。自分に重なるような主人公じゃなかったから、あまり思い入れがあるわけではないけれど。七葉ちゃんのアフターストーリーがもっと読みたかった。
★7 - コメント(0) - 3月6日

私にも、愛せるかもしれない。捉えようのなかった靴屋という仕事が初めてこちらを振り返り、次の角あたりで待っていてくれそうな気配がしている。 本作の特徴はやはり、宮下さんの弾むような情景や心情の表現だと思う。1人の少女が、自分の家族や仕事の間で葛藤しながらも自らの本当に好きなものを探り当て、揺るぎない糧としていく、そんな物語。もし、私にもそんな糧が見つけられたなら、とても素敵なのにな。
★8 - コメント(0) - 3月6日

やっぱり、主人公は何だかんだで本人が認めてないだけで可愛くて、苦労はあるけど全てが報われるような人との出会いがあるんだなぁ。 という感想は、僻んでるせいかもしれません(^^; No.2までの何とも言えない暗さみたいのが、No.3の後半くらいから一気に良い方に転がっていく感じが、とても羨ましかったです。
★9 - コメント(0) - 3月6日

大それた事件は起こらず、一人の女性の成長が淡々と綴られていくので前半部は読む人によってはきついかもしれない。だが、私にとっては、その部分でも彼女のその時々の気持ちを表わすために使われている周囲の情景を描写する瑞々しい言葉が、実に心地よい。著者の紡ぎだす文章は、自分の身体にとても自然に沁み込こんでいき、言葉の列を追うだけで至福の時間を過ごせる。こんな文章に出会えたことは、僥倖と言える。物語としては特に後半部の彼女の成長が心に響き、気持ちを前向きにしてくれ、元気をくれる小説で、読後感も爽やかで気持ちがよい。
★14 - コメント(0) - 3月3日

 最初は一人称視点の描写と綴られる少女の感性についていけず、これは作品選びを間違えたかなと思いながら1/3程を過ごしました。 ところがその後では、麻子さんの人生が進む度に彼女自身がいろいろなことを思い感じることがとても気になりだします。 本を閉じる時この先どうなるのかな?と次を楽しみにしていました。 好きなことだから分かりたい、というのは、とても素敵なことですね。 素晴らしいエンディングで一緒にうれしくなりました。 とても良い作品でした。
★10 - コメント(0) - 3月2日

わかるなあって思ったり、遠すぎて忘れちゃったなあって思ったり、でも主人公である麻子の「自分にはなにもない」って思いは私も間違いなく少女時代に持っていた。大人になって色々なものに折り合いをつけてしまったけど。終始穏やかな空気が流れていて、麻子が自分に重なったり、麻子の人生を見守ってるようだったりした。大きな挫折ではなく、日々の生活でじわじわ自信を失った時によい小説。
★14 - コメント(0) - 2月22日

「羊と鋼の森」の宮下奈都。 ミステリアス。全体がつかめそうでふわっと逃げてしまうような…。スコーレはスクールの語源らしい。No.1:中1の麻子(家族)No.2:高1の麻子(恋愛)No.3:大学3の麻子(仕事」No.4:就職2年目の麻子(結婚」 直観から高揚感で突っ走った後の、なぜだか萎むとき。気持ちの昂揚は跡形もなくなる。どこかに小さく空いた穴から空気がしゅうしゅう漏れるような…。どうしてこんなに面倒な気質なんだろう?→激しく共感‼︎
★10 - コメント(0) - 2月21日

容姿が秀でている妹を持つ麻子の自分自身の評価がかなり低いわりには、要所要所で素敵な彼に出会えるのがフシギな気がしたが、他者から見れば彼女自身も素敵な人だったのね、と納得。七葉との関係性に焦点をあてているのかと思いきや、後半からは麻子ひとりの物語だったのは予想外だった。彼女のモノを見る目が確かなのが羨ましい。
★44 - コメント(0) - 2月18日

やっぱり宮下さんは文章がいい。何というか自然で計算もなく読者に媚びてない。いい事もわるい事も扉の向こうで繋がっている。穏やかになる読後感でした。
★22 - コメント(0) - 2月10日

後味の大変良い小説。 読んでよかった。
★9 - コメント(0) - 2月8日

Y
★2 - コメント(0) - 2月6日

良かった。麻子の好きになる人って、好感を持てます。よい物をみるって、いいですね。なかなか出来ることではないけれど、見る目はもう養えないと思うけど、よい物を見ていけたらいいなぁ。
★20 - コメント(0) - 2月4日

読後感がすごく良かった。 読み進めていくうちにどんどん素敵に出会いました。
★7 - コメント(0) - 2月4日

みずみずしい文章で綴られた、女性の成長記。ところどころに、心が震えるくらい共感できる表現があり、心のうちを文章であますところなく描ける筆者に感嘆と嫉妬。なぜか、主人公と妹が頬をよせて二人で外を眺める描写に涙が出た。私のなかの、自分すら忘れている記憶・感覚に共鳴したのか?または娘の柔肌を思いだし懐かしんだのか?あとがきがまたよくて、最後まで感激した。娘二人にも是非読ませたい。
★9 - コメント(0) - 2月3日

中学、高校、大学、就職と1人の少女が、成長していく様を丁寧に描いた物語。主人公の繊細な気持ちを巧みな描写で書かれている。また、きれいで、音を感じられたりもするような素敵な言葉で表現していて、宮下さんらしいなと思った。茅野さんが魅力的な男性。読後は、優しい気持ちになりました。
★18 - コメント(0) - 2月2日

どうしても忘れられないもの、拘ってしまうもの、深く愛してしまうもの。そういうものこそが扉になる。いいことも、悪いことも、扉の向こうの深いところでつながっている。
★7 - コメント(0) - 2月1日

スコーレの意味を知らず、女性の下着か香水の一種だと思って読み始め、冒頭の少女の恋の物語りに読みきる自信がなかったが、どんどん成長していく麻子の様子に引き込まれた。麻子の青春から始まり、就職、恋愛と見せられるが、靴屋での成長は竹の節を破るが如く素晴らしい。ストーリーに出てくる小物がまた良い。靴であり、レコードであり、骨董屋であり、恋愛もある。彼女のものを見る力は骨董で鍛えられたに違いない。期待した以上によく出来ていたと感じた作品。
★46 - コメント(0) - 1月31日

ys
「どうしても忘れられないもの、拘ってしまうもの、深く愛してしまうもの。そういうものこそが扉になる。広く浅くでは見つけられなかったものを、捕まえることができる。いいことも、悪いことも、涙が出そうなくらい嬉しいことも、切ないことも、扉の向こうの深いところでつながっている」
★4 - コメント(0) - 1月30日

ひとりの女性の成長物語。つらい時期もあるけれど、後半にかけて盛り返していく。テレビドラマみたいな構成。
★10 - コメント(0) - 1月29日

1人の女性が成長していくお話。期待し過ぎたせいか、前半は読みにくくて主人公を好きになることもできず苦戦。後半主人公が就職した後の話はお仕事小説としても面白くて一気に読了。
★8 - コメント(0) - 1月29日

TKN
序盤の流れからみて、徹底的に可愛い妹の七葉の影が主人公の麻子につきまとうのかと思いきや、話が進むにつれて、彼女の恋愛や仕事の話がメインになっていく。麻子は十分自立しているし、すごい。後半は普通にお仕事小説としても楽しく読めた。
★9 - コメント(0) - 1月28日

前半は何だかセピア色の世界。麻子の微細な心の動きを軸に書かれている感じです。少女だけが感じる微妙な心理状態が巧みな言葉で表現されていて、『流石、宮下奈都!』と叫んでしまいそうでした。叫びませんが… 後半、雰囲気は極彩色に転じます。読者自身も大きな波に乗せられる感じで、麻子の活躍に心踊りました。ラストはメデタシメデタシな感じで読後感も良かったです。ただ、再読でした…靴屋での研修の辺りから思い出しました…前半、全く気づかずでした。。。
★150 - コメント(2) - 1月27日

単なる一人の女性の成長の記録を綴ったものですが、凄く良かった。心理の振幅が細やかに描かれ、なんとなく共感させられた。最初は、妹との将来的な確執を予感させられるものだったが、殆ど会話らしきものもなく終わってしまった。次は七葉の物語を読んでみたい(笑)。
★17 - コメント(0) - 1月27日

この本、なんと10年前に書かれていたのですね。全然そんな感じがせず、むしろ今の時代に読めて良かった。宮下さんの文章は本当に優しくて大好きです。麻子も茅野さんも大好きで愛おしい。茅野さんいいなぁ。そしてお豆さんのさやも可愛い。もう子供じゃないのにいつまで経っても子供扱い。可愛い。槇はどうなった?
★12 - コメント(0) - 1月25日

ひとりだけでは見えなかったことが、人との出会いで見えてくる
★2 - コメント(0) - 1月22日

この著者の本、3冊目。何とは無しに人を信じていいのだな、そんな世界を見せてくれた。 若図 ④
- コメント(0) - 1月19日

可愛いくて自由奔放の妹・七葉に比べると、自分は…と思い悩んで来た麻子。 中高大学、そして就職の4つのスコーレ(学校)での麻子の成長物語。 爽やかな風が吹き抜けたような気持ちになりました。 丁寧で繊細な描写の連なりが、主人公の麻子の成長ばかりではなく、骨董店を営む親や、姉妹の関わりなどをも見事に連鎖させて表現しています。 若い女性読者にお薦めしたいと解説に書かれていましたが、若くなくても楽しめました(^^)v
- コメント(0) - 1月19日

心の底から何かを愛したり欲したりすることのできる人と、そうはできない人がいる。共感してしまった...
★9 - コメント(0) - 1月18日

自分に自信がなく、真面目で素直、ちょっぴり頑固な麻子の、中学時代から人生の伴侶を見つけるまでの話。穏やかに、丁寧に、美しく書かれた文章で、読んだ後優しい気持ちになれる…ような気がする。
★16 - コメント(0) - 1月18日

中学生の少女が就職して一人前になるまでを描いた小説。 忙しく読むのに時間がかかって内容を正確に覚えてないので良かった言葉を抜粋して書いておきます。 好きじゃなかったら、いいものをたくさん、一生かけて見続けるなんてこと、できないだろう?
★6 - コメント(0) - 1月15日

No.3が一番面白かった。No.1とNo.2は読むペースが上がらかったけど。
★4 - コメント(0) - 1月14日

2017年最初の本。麻子の子供の頃から結婚するまでが少しずつ描かれていて、読みごたえがありました。3章から4章にかけての、1章2章での出来事が繋がっていくところがとても美しかったです。私の毎日もこうやって、いつか全部繋がって、それを自分の目で見られたらなと思いました。
★8 - コメント(0) - 1月13日

スコーレNo.4の 評価:90 感想・レビュー:877
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