スコーレNo.4 (光文社文庫)

スコーレNo.4 (光文社文庫)
あらすじ・内容
自由奔放な妹・七葉に比べて自分は平凡だと思っている女の子・津川麻子。そんな彼女も、中学、高校、大学、就職を通して4つのスコーレ(学校)と出会い、少女から女性へ変わっていく。そして、彼女が遅まきながらやっと気づいた自分のいちばん大切なものとは……。ひとりの女性が悩み苦しみながらも成長する姿を淡く切なく美しく描きあげた傑作。

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スコーレNo.4の感想・レビュー(2070)

心の底から何かを愛したり欲したりすることのできる人と、そうはできない人がいる。共感してしまった...
★7 - コメント(0) - 1月18日

自分に自信がなく、真面目で素直、ちょっぴり頑固な麻子の、中学時代から人生の伴侶を見つけるまでの話。穏やかに、丁寧に、美しく書かれた文章で、読んだ後優しい気持ちになれる…ような気がする。
★13 - コメント(0) - 1月18日

中学生の少女が就職して一人前になるまでを描いた小説。 忙しく読むのに時間がかかって内容を正確に覚えてないので良かった言葉を抜粋して書いておきます。 好きじゃなかったら、いいものをたくさん、一生かけて見続けるなんてこと、できないだろう?
★6 - コメント(0) - 1月15日

No.3が一番面白かった。No.1とNo.2は読むペースが上がらかったけど。
★4 - コメント(0) - 1月14日

2017年最初の本。麻子の子供の頃から結婚するまでが少しずつ描かれていて、読みごたえがありました。3章から4章にかけての、1章2章での出来事が繋がっていくところがとても美しかったです。私の毎日もこうやって、いつか全部繋がって、それを自分の目で見られたらなと思いました。
★7 - コメント(0) - 1月13日

切なかったり、葛藤があったり...繊細な少女の成長の物語。姉妹って良いね
★8 - コメント(0) - 1月11日

小さな町の骨董屋で生まれた女の子の、思春期から大人として自己を確立するまでの成長を綴った物語。 たいして大きな出来事などなく、誰もが通ってきた様な日常の時間の流れの中での描写がうまいなぁ。 等身大の麻子の感じがひしひし伝わり、心にすっと入ってきました。 1、2章は、自信のない麻子にイライラしつつ、でも思春期ってこんな感じだったよねぇと 思いを馳せつつ読み進め、3章以降に少しずつ成長していく様がとっても素敵。繊細な感受性と急にはじけた何かが、成長だったりその人の本質だったりするのかなと感じました。
★16 - コメント(0) - 1月11日

麻子と七葉のように自分の気持ちをストレートに表現することが出来る人と出来ない人がいると思います。でもそれぞれにいいところがちゃんとあって、きっとお互いに自分にないところを羨ましく思ってしまう。麻子が自分を受け入れて、少しずつ成長していく様子が清々しかったです。
★11 - コメント(0) - 1月10日

まじめで不器用で自分に自信がない女の子の、中学から大人になるまでを描いた物語。何か事件が起こるわけでもないが、素晴らしい描写により見事に女性の心情を表している。少しずつ成長して自信を付けてゆくところにもどんどん引き込まれた。とてもいい本です。★★★★★
★11 - コメント(0) - 1月9日

まわりからの評価や、友達の意見に振り回されることが当たり前のこの世の中で、自分のこと、家族のことを大事に真摯に考えられる麻子は強い。くっきりとした文章に、いさぎよい読後感。宮下さんの物語は血液サラサラ効果があるかのようだ!
★12 - コメント(0) - 1月5日

上手く行く日々も、そうじゃない日々もあるけど、こんな風に自分の気持ちを考えながら生きていけたらいいなって思えるお話でした。これだ!と思える物やこの人だ!と思える人にはなかなか出会えないと思うから、見つけた時は嬉しいのだし、そういう出会いを大切にして生きていきたいなって思う。またしても生まれ育った環境の影響を考えながら読みました。やっぱり暮らす場所や小さい頃に与えられる環境で人の根っこは創られているんだと思う。
★12 - コメント(0) - 1月2日

長女で、10人並みで、様々なものへの美醜が分かってという苦しみ。ここまで繊細でなかったから生きてこれたんだなと。
★11 - コメント(0) - 2016年12月30日

中学、高校、大学、就職。4つのスコーレ(学校)。ひとりの女性が悩み苦しみながらも成長する物語ってことで。No.1。中1。ノッケから重苦しく感じて読むペースがナカナカ上がらず。中1でしょ?!って。No.2、高1。No.3、大学生から就職。変わらず重苦しくて。読むペースも上がらず。それがね、No.3の終盤から一気に引き込まれて。それまでの悩みや苦しみが一気に晴れたような。中盤までの重苦しさがウソのような爽やかな読後感でした。2016#51
★40 - コメント(2) - 2016年12月26日

とても澄んだ話だった。一人の少女が大人になり、自分を見つけて行く姿が丁寧に描かれていて、場面場面で映像や温度、空気感が浮かんで来た。主人公と同世代の女性が読んだらもっと心に響くのだろうけど、50台のおっさんでも響く内容だった。自分的にはNo.3が面白かったが、人それぞれで印象は違うのだろう。
★20 - コメント(0) - 2016年12月25日

爽やかな青春ものと思いきや、いや、青春ものなんだけれども…なんと言って良いのか。麻子の気持ちが細やかに表現されていて、自分と重なるところもあって。中学の時の自分を思い出しながら読み、23才の今と麻子の大学時代を比べ読み、仕事に専念する麻子に憧れ、結婚に対する気持ちの変化を描いた最終章を読み、過去に対する後悔と、未来に対する不安と期待を覚えた。もっとはやく、この物語に出会いたかったと思いました。
★8 - コメント(0) - 2016年12月19日

将来にも、今にも、恋人にも満足していない、、とまではいかないけれども、このままでいいのか。最近、そのようなあてもなく悩み続ける私にとってはスパイスとなる一冊だった。主人公の何も愛せないという孤独。共感すると同時に、冷静に自分を省みることができた。もうすこし胸はって生きていこうとおもう
★14 - コメント(0) - 2016年12月19日

人気あるし同郷の作家なので、次こそは大丈夫だろうと思って手に取って4作目だけど、やっぱり合わない。特に女性主人公だと自意識の高さとお高くとまってる小賢しさが鼻についてしまう。この作品も大学生までは、なかなかページめくるのが進まなかったけど、就職してからはお仕事小説的でサクサク読めた。恋に落ちる描写は初恋も最後のも色彩豊かで素敵だけど、出張先で部屋に誘う男はどうかと思うよ。
★11 - コメント(0) - 2016年12月14日

うーん、ところどころ共感もするしわかるなというのもあるんだけど、ずーっとこんな風に続くのならしんどいし面倒くさいだろうなあと思う。1篇ずつならちょうどいいのだけど、少女から大人までずーっとなので、友達にはなれないタイプかな…。
★11 - コメント(0) - 2016年12月12日

✩✩✩
★1 - コメント(0) - 2016年12月10日

あっさり読める爽やかな小説。登場人物全員に、愛嬌を感じる。主人公は三姉妹の長女で、自分と重なる部分もあり…仕事を始めた頃に読みたかったかな。また次女目線、末っ子目線の話もあったらいいなと思った。
★14 - コメント(0) - 2016年12月9日

宮下奈都さん初読み。なんて爽やかな小説なんだろうと思った。主人公が中学生時代 大学生時代 靴店での勤務 本社に戻っての仕事と4つの短編から構成されている。少しずつ主人公が成長して行く様が 丁寧に描かれている。もちろん恋愛も含めてだ。どの章も爽やかだけど 私は4章目が好きだ。恋愛が中心になっているからかな。自分の若い頃のことも思い出し なかなかにいい小説だった。
★90 - コメント(0) - 2016年12月7日

「羊と鋼の森」に魅せられてこの本も読んでみました。青春期に特に強く抱く劣等感や悩みを抱えながらも自分らしくひたむきに生きる、ひとつの道を追うことは、他の道にも通じることなど、教えられることも沢山ありました。美しい小説でした。
★8 - コメント(0) - 2016年12月6日

素敵な生き方だなと
★7 - コメント(0) - 2016年12月4日

文章がすごく綺麗。 靴屋さんの場面は、麻子になった気分で引き込まれてました。 女性向きですが、男性にもおすすめ。
★2 - コメント(0) - 2016年12月1日

うん。いい本だ。読み終えて、彼女らのその後に思いを馳せてしまうのは、いい本です。特に大きな事件や衝撃的な何かがある訳ではなく、ひとりの女性の成長の姿を描いているんだけど、麻子のこの地道で愚直な生き方は、私を励ましてくれた。迷っていいんだと、自分に自信が持てなくてもいいんだと、前へ背中を押してくれました。これで明日からまた仕事頑張れそうです(笑)麻子が茅野さんの部屋の玄関や台所にしっくりくるあたり、実は私にも覚えがあります。現在の夫の部屋に初めて行った時、こんなにスコンと腑に落ちるかね?と感じたものです。
★77 - コメント(0) - 2016年11月27日

主人公麻子は、三人姉妹の長女。妹 七葉は、器量もよく機転の利く子。三女の紗英はお豆さんと呼ばれて可愛がられている。麻子は自分の名前も器量も不満に思いながらも、不器用だけれど、何事も一生懸命に取り組んで成長していく。そんな姿を淡々と丁寧に書かれていて麻子の気持ちがよくわかる。一言で言えば素敵な本に出会えたって感じです。
★31 - コメント(2) - 2016年11月23日

先日電車に乗って出張する機会があり、往復の時間を幸せに過ごせたお供の本です。美人で自由な妹に比べて、自分は平凡だと思っている麻子。悩んだりうろうろしながらも、地に足をつけて生きている麻子の中学・高校・大学・就職時代を描いた連作短編集。いろいろな世代がそれぞれ共感できるコトバに出会えます。 著者は今年の本屋大賞受賞者。『羊と鋼の森』もいいけれど、個人的にはNO.4の章がもっとオススメです。
★13 - コメント(0) - 2016年11月22日

宮下奈都さんの文は好きだ。しみじみそう思った。
★8 - コメント(0) - 2016年11月20日

香り高いお茶をいただくように流麗な文章にゆっくり読み浸れました。自信が持てない主人公麻子の思春期から結婚までの成長を一人称で丁寧に描いてゆきます。心の殻が穏やかに一枚ずつ溶けて何かが育まれてゆく。人生に無駄なことはないのだと、何処かでそれは繋がってゆくのだと語っています。そういう何かを大切にして生きてゆければいいな。
★65 - コメント(0) - 2016年11月18日

読み終わった後、余韻に浸りたくなる温かで爽やかな作品。今まで生きていて劣等感を抱いた事がある人なら共感が出来ると思います。一人の少女が大人の女性へと成長していく過程を宮下奈都さんは丁寧な文章で心の移り変わりを美しい比喩表現で描いている。読んでいて大きな事件があるわけではないけど、不器用さ故の不運を愛おしく思え、全ての事を一緒に歩んできたような気がしてくる。悩んで葛藤をする事、それは素晴らしい事。一生懸命に取り組んだ事は必ず役に立つ日がくると信じられます!!また素晴らしい本に出会えました!
★108 - コメント(2) - 2016年11月17日

一見すると普通に生きてる普通の女の子の成長していく話です。でも、ぜんぜん普通ではないし、仕事もできないように見えるけど、じつは、とても有能。魅力もないように見えるけど、すごく魅力的。姉妹での、家族との関わりが温かくてステキです。1日ごとに、成長していく姿勇気と自信をもらいました。朝、起きた時に、ワクワクするような1日でありたいものです。宮下奈都さん、さすがです。
★28 - コメント(0) - 2016年11月14日

家族、恋愛、仕事、結婚。主人公・麻子の4つのスコーレを描いた作品。物語は淡々と進むが、繊細で丁寧な描写は飽きさせることなく、じっくりと読み進めさせてくれる。家族と暮らした日々や胸に秘めるだけで終わった青春時代の恋、がむしゃらに働いた新卒の会社。わたしも麻子と同じようにコンプレックスと戦いながら生きてきたけど、振り返ってみたら悪いことばかりではなかったのかもしれないと思わせてくれた。自分と重ねながら読めて、優しく励ましてくれる物語。
★14 - コメント(0) - 2016年11月13日

骨董屋の長女・麻子の成長譚。祖母・母・父・妹ら家族との関係、また学校や社会生活から一少女が成長する様が描かれていた。初恋・憧れ・現実・廻り合いとタイトル付けできるような恋愛模様、美人の妹との関係など叙情的に語られる文章は、時間の流れを感じとれた。麻子の一人称縛りで、他人の本心や心情が全く説明されない構成・文章にすごいリアリティと奥行を感じた。だからなのか終始純文学作品として接し読めた。4冊分の満足感。やはり只者ではないなと。秀逸。
★23 - コメント(1) - 2016年11月12日

傑作■まず、コトバの使い方がすごく丁寧で考えられていて、心に響いてきた 谷崎的な意味での、音としてのなめらかさではなくて、使われている一つ一つのコトバが体の中にしっとりと染み込んでくる感じで、読んでいて気持ちが良かった■普通の家庭の普通の少女達のお話だけど、姉妹の喧嘩と仲直りなど、私にも共有できる経験が描かれていて、感じたのは懐かしさ 何を書いて何を書かないか、優れた小説というのはつまるところそういう事だと思うけど、本作は紛れもなく優れた小説だと感じた
★10 - コメント(0) - 2016年11月11日

素敵な本です。家族、友達、仕事、恋愛、様々な経験を通して成長していく麻子。それぞれの章を通して、自分も一緒に成長していく感覚になるようでした。平凡ながらも素直にまっすぐに生きる主人公が好き。芽野さんのような人に出会えてよかった。読んだ後はじーんと余韻に浸ります。また読みたい。
★20 - コメント(0) - 2016年11月6日

4つのスコーレ(学校)を通して主人公が成長していく姿が描かれている。自由に生きる妹との関係、初恋と友達達との関係、仕事と自分との関係がうまく描かれています。だんだんと大人になっていき自分の位置が分ってくる麻子が思い浮かんできました。No4はなんかほんと茅野さんがカッコよく、レディマドンナと映画館の話は出来過ぎと思っても良かった♪宮下さんの書く作風がそうさせているのかなと思いました。お気に入りの作家さんになりました。
★38 - コメント(0) - 2016年11月4日

★★★☆☆ 厳しい祖母のいる家庭で育った子供はしっかり者になるのでしょうね。優しい母がいる家庭で育った子供は思いやりのある人になるのでしょうね。子供との会話を大切にする父親がいる家庭で育った子供は協調性のある人になるのでしょうね。子は親を見て育つ。家庭環境大事!さて、お豆さん,おみそ,油虫とか地域で言い方違うらしいけど知ってた?小さい子のハンデ。そー言えば最近、気に入ってる名前があるんです。ほにゃらら葉って〜名前。「君の名は」では三葉、本作品登場の妹は七葉、日本的な美しい響きいいでしょ?読メ内にいるかな?
★184 - コメント(2) - 2016年11月1日

宮下さんの言葉、表現、とても好きです。読んでいて幸せな気持ちになり、じわーっの胸が熱くなる。もっと宮下さんの作品、読みたいなぁ。可愛くて器量のいい妹と比べて何の取り柄もないと感じる麻子に自分の過去や、娘たちと重ねて共感。自分ではそう感じていたけど、気付いていなかっただけで、実はいろんなものいっぱいもっていたはず。きっと妹たちから見れば麻子が羨ましかったんだと思うな。成長のスコーレの中で、靴屋で自分の才能にきづくところ、茅野さんとの出会いがとてもすき。娘たちにも、そういう相手に出会ってほしいなぁ。
★29 - コメント(0) - 2016年11月1日

小さい時からいいものを見ていると、物を見る目が育つんだろうな。宮下さんの作品は、丁寧に書かれていて、読んでいるとじーんとしてきます。
★16 - コメント(0) - 2016年10月28日

WPP
一人の少女の成長を通して大事にしていきたいもの、それを見つけていくヒューマンドラマ。宮下作品は初めてだったが、ひとつの事柄や人物の描写がクドイ程しっかりと重ねられるので、慣れるまでは私にはちょっと重たくもっとスピーディーさが欲しかった。内容は、ともすると何てことない、思春期の葛藤、兄弟愛、恋愛を通じて主人公の麻子を描いているのだが、それでも決して面白くないわけではない。麻子は、自分をもう少し評価してもよいかもしれない。自信がない彼女を通じてみる世界で、ただ流れる水のように作品を読んでいたような気がする。
★17 - コメント(0) - 2016年10月28日

スコーレNo.4の 評価:100 感想・レビュー:840
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