クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)

クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)
あらすじ・内容
あふれんばかりの豊かな語彙で訳された不滅のクリスマス・ストーリー。
守銭奴・スクルージはただの拝金主義者か? 国民的作家・ディケンズの作品のなかでもっともポピュラーな小説の主人公を訳者・池央耿が見事な訳筆で活写する。
物語 守銭奴が聖夜に見たのは並はずれた守銭奴で知られるスクルージは、クリスマス・イヴにかつての盟友で亡きマーリーの亡霊と対面する。マーリーの予言通りに3人の精霊に導かれて、自らの辛い過去と対面し、クリスマスを祝う、貧しく心清らかな人々の姿を見せられる。そして最後に自分の未来を知ることに。

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クリスマス・キャロルはこんな本です

クリスマス・キャロルの感想・レビュー(784)

ずっと以前に読んで大好きだった作品を新訳で読んでみました。年老いて守銭奴となってしまったスクルージが、3人の精霊に導かれ過去・現在・未来のクリスマスの夜を覗くうち、忘れていた心を取り戻す。という有名なお話。新訳という点では、著者ディケンズのイギリス的な言い回しを、よ。大切にした翻訳なのではないかという印象でした。とはいえ、翻訳本にありがちな読みにくさは気にならず、スクルージの見ている情景が目に浮かぶように読めて良かったです。
★10 - コメント(0) - 1月13日

古今東西を問わず、嫌われ者が改心して良い人になるって話は人気あるのだな。
★2 - コメント(0) - 1月7日

yka
さあ、おまえはどう生きるんだ?自分のことだけを考えて、困ってる人や他人の分まで頑張ってる人を横目に、自分には関係ないから、損するからと、素知らぬ顔で通り過ぎるのか?それがおまえの生き方か?人生か?いや、自分自身に言ってるわけじゃないデス。
★2 - コメント(0) - 1月1日

良い本です。 「明るい笑いと善意ほど、否応もなく人を巻きこむものはないというのは、実に公平で理になかった粋な計らいである。」 「人のふるまいは、そのままにしていれば必ず行く末を指し示す。だからふるまいを変えれば、行き着くところもまたかわる。」 書き留めたくなる言葉が、沢山でてきます。 この本を、次のクリスマスプレゼントにしたいです。
★4 - コメント(0) - 2016年12月28日

月読に参加して読了しました。朝ドラの花子とアンの主人公の訳でした。とても雰囲気がテレビそのままの人柄が伝わる訳で感動。お金に執着し過ぎること、利益ばかり執着することで、満たされるならば、それでいいのでは?と考えたのは自分だけではないと思います。そう、そんなもので満たされないから、本を読んだり、それよりも、この暖かさでゲレンデの雪が溶けないか心配です。
★4 - コメント(0) - 2016年12月26日

闇あるところに必ず光あり。守銭奴スクルージに訪れた聖夜の幻想には、貧困や不幸の容赦ないリアリティと人間の善意が灯す希望の火の、両方が宿っている。二つはコインの裏表であり、それは幾度か現れる白と黒の対比が証明している。それにしても、なんと力強い描写力!「道行くひとびとは気ざわしげに前のめりの格好で先を急ぎつつ、あるいは胸を叩き、あるいは舗道の敷石を踏み鳴らして暖を取った。街の時計が三時を打ったばかりだが、すでにあたりは暗かった」。この部分を読むだけでも、ロンドンの街の空気感が鮮やかに浮かんできやしないか。
★16 - コメント(0) - 2016年12月26日

クリスマスを過ぎてしまったけど読んでよかった。クリスマスを祝える家族がいることの幸せ。人生はやり直しができること。自分の心が笑っていれば人に笑われても関係ないこと。何回読んでも新しい感動を与えてくれる本。
★18 - コメント(0) - 2016年12月26日

読むなら今日ほど絶好の日はあるまいと一気に読了。おとぎ話のように子供でも楽しめるお話でありながら普遍的な示唆に富んだ作品だと思います。自分を客観的に見つめて内省することって大事だなぁと思いました。
★46 - コメント(1) - 2016年12月25日

面白かったけど、ちょっと難しかった…。 もう少し現代的でわかりやすい日本語がよかったかも。 次は英語で読む。
★1 - コメント(0) - 2016年12月25日

私にとって今日はかけがえのない特別なクリスマスイブになった。なぜならこの本に出会えたからだ。筋書きは、自分の事しか考えずに生きてきた男が、親友の亡霊と過去・現在・未来の亡霊の厳しくも愛ある忠告により、改心する物語だ。スクルージが拝金主義へと進む姿の過去、自分の苦しめている人々の声を聞く現在、死の直前に誰も周りにいない未来が現れる。これが自分の事だけ考えて生きてきた結果だと、スクルージは強く強く自覚することになる。その姿にも心打たれたが、亡霊となってしても親友を救おうとしたマーリーの愛に涙を禁じ得ない。
★40 - コメント(1) - 2016年12月25日

守銭奴エベニザー・スクルージが、クリスマス・イブの夜に7年前に死亡した共同経営者のジェイコブ・マーリーの亡霊に「人はみな、隣人・同胞と進んで広く交わって、心を通わせなくてはならない。」と言われ、精霊に自分の過去・現在・未来を見せられて、今までの心を閉ざした生き方を変える決心をして、クリスマスの朝から実践した物語。1843年の作で、産業革命がおこり、社会の姿が激変し終えた頃の話だ。工場が沢山できて都市となり、都市に多くの労働者が集まりだした。ヴィクトリア朝の庶民の暮らしが判り、ロンドンの喧噪も判り、面白い
★6 - コメント(2) - 2016年12月25日

あまりに著名ながら未読だった一冊。守銭奴スクルージがクリスマス・イヴに盟友マーリーの亡霊に対面したことを機に3人の精霊に導かれて、自分の過去、現在、未来を体験する。そこにいるのは冒頭に語られるような嫌われ者ではなくて、とある家族に涙を流したりする、全く別のスクルージの姿がありました。自分の過去に向き合い見つめ直すのはなかなか難しいですね、考えさせられるものがありました。
★23 - コメント(0) - 2016年12月24日

やっぱり、クリスマスはこれだね!
★2 - コメント(0) - 2016年12月24日

毎年読む『クリスマス・キャロル』、今年は初めての池訳で。慣れ親しんだ少し古めかしい村岡訳に比べ、これの何と読みやすく洗練されていることだろう。クリスマスの晩に、強欲で薄情な守銭奴スクルージの前に現れる三人の精霊。精霊たちが連れてゆくのはそれぞれ彼の過去、隣人たちの温もり、そしてスクルージ自身が迎える未来の世界。胸を打たれるのは、物語の結びとなる彼自身の変化よりもむしろ、今まで閉ざしていた心の眼で真実を見つめ、涙を流すさま。自身を洗い浄めたのは、目を背けていたものに目を向け、他を知り、誰かのために流した涙。
★158 - コメント(1) - 2016年12月23日

「人は人生をやり直すことが出来る」。これはいつの時代、年齢等を問わず、普遍的なテーマである。スクルージとて、偏屈者ではあるが、これまでの人生で培われた数々の苦悩を知るまっとうな人間だと思う。ゆえに亡霊、精霊達が見せる世界に皮肉を叩きつつも、真摯に向き合い受け止めたのだろう。これは改心というより、人にとっての真の愛情に応えるべく、スクルージがいずれ辿るべき結論だった気もする。クリスマスは一部の者だけのものではない。貧しくとも、七面鳥は無くとも、賢しらな理屈は置いといて特別な日の喜びは皆で分かち合いたいもの。
★53 - コメント(0) - 2016年12月21日

あらすじだけで勝手に子ども向けの本なのかと思って、何となく手に取らずにいたけど、大いなる間違いだった。そもそもウィットに富んだ饒舌な文体からして子ども向けじゃなかった。人生は一度きりだが、生きている限りいつだって何度だってやり直すことができる……そんなふうに感じさせてくれる、素敵な物語。ジーンときた。
★6 - コメント(0) - 2016年12月20日

kuy
 映画「オリバーツイスト」より、原作者のディケンズを知りました。クリスマスキャロルは聞いたことはありましたが、実際読んだことはありませんでした。  題名通り、クリスマスが深く関わっている話ですが、メインとなるのはやはりスクルージの心情の変化ではないでしょうか。  クリスマスの本で他に好きなのはポーラーエクスプレスですが、こちらの本は人の心の闇や、苦労の場面を描いているので、よりクリスマスを際立たせていることは間違いなく、見る側もがスクルージのように心を入れ替えるのではないだろうか
★5 - コメント(0) - 2016年12月19日

守銭奴スクルージがクリスマスの精霊に導かれ記憶のなかを巡礼する。以前読んだ訳はなんというか肩肘張った感じで時代を感じさせたのだけど、この古典新訳文庫版はすらすら流れるような印象で非常に読みやすかった。金に執着し節制を旨とするスクルージに共感する度合いって年を重ねるごとに高まっていくような気がする。
★7 - コメント(0) - 2016年12月18日

心暖まるクリスマスのお話、という感じ。人気があったのわかる。
★3 - コメント(0) - 2016年12月14日

kei
とても有名なお話なのに読んだことなかった!12月だしぜひ読んでおこうと思い立ちました。読んでみて思ったのは「意外とスクルージは怖くなかった…。」ということでした。意外とすぐに改心したなぁと。もーっと頑固なのかと思ってました。語られるイメージが先行していたんですね(- -;)「人生はやり直せる」「人には優しく」小学生のうちに読んでおきたい本です。
★23 - コメント(0) - 2016年12月12日

クリスマスも近いので久しぶりに再読。いろいろと考えさせられる。何回読んでも笑えるし、最後は泣かされる。自分を変えるのは勇気がいることだよなぁ。
★6 - コメント(0) - 2016年12月11日

クリスマスの夜、親戚も隣人もみんなが寄り添って七面鳥を食べて、ゲームして、笑顔で「クリスマスおめでとう」と言い合う。その時、心は感謝と喜びで溢れている。幸せや豊かさはお金だけではない。どれだけ周りの人と愛し合えるかではないだろうか。人に優しくすることは難しい。恥ずかしいし、意固地になったりして。しまいには周りに誰もいなくなってしまう。本当は寂しいのに寂しいといえる相手もいない。だからもっと強がってしまう。なんて悲しい悪循環。まだ間に合う。もう少しだけ素直に笑顔でいられたら、人生はもっと楽しくなるはず。
★55 - コメント(0) - 2016年12月4日

人は人生をやり直すことで遅すぎることは決してないのだ。精霊を介して覗き見た過去、現在、未来。まるで蘇生した1人の男…ラスト近くのスクルージの逸る気持ちが伝わってくる。まだクリスマスには間に合うのだ。大切な人はもちろんの事憎らしい人や日頃嫌われてる人にも健康を願い日頃の感謝を。キリストの教えである「赦し」の精神が描かれている。しかし精神性ばかりではなく特筆すべきはノーブルで伝統的な聖夜の過ごし方。貧しくとも七面鳥のスタッフィングを楽しみ小さいプディングを分け合う。ポンチを飲みながら語らいゲームに興じる…。→
★68 - コメント(3) - 2016年12月1日

2016年11月29日 再読 光文社文庫 2006年11月20日 初版発行版 頁14行 192頁 ディケンズ作で1番好きな作品、 クリスマス前に再読できて良かった、
★4 - コメント(0) - 2016年11月29日

“クリスマスの奇跡”の呼び名がしっくりとくる物語。どんなに強がっていても他人と幸福を共有したい気持ちは、人間らしい一番の幸せかもしれない。いつからだって人は幸せに向かって行けるんだ。「人を笑うのは理解の不足であって、自分の無知を棚にあげて笑うことの方が見苦しいことを思えば、なんと言われようと痛くも痒くもない。だが、そんなことにはかかわりなくスクルージの心はが笑っている。スクルージにしてみれば、それが何よりだった」
★13 - コメント(0) - 2016年11月27日

読書会の『~を読まない』企画で取り上げ、ほんの一握りの文章を手掛かりに内容を推理してみました。その結果、想像通りだった部分は2割程度でしたね。通読してみると、クリスマスストーリーの古典になっているのも頷ける内容で、キリスト教圏の人間だけでなく、世界中のすべての人間にも当てはまる、「人間いくつになってもやり直しは可能である」「日常の何気ない風景にこそ幸せが隠されている」といった普遍的な真実でした。
★21 - コメント(0) - 2016年11月23日

金がすべてのケチ男スクルージのお話。クリスマスに彼に贈られらプレゼントは三人の幽霊。過去、現在、未来を幽霊たちに見せつけられる。「人のふるまいは、そのままにしていれば、必ず異口末を指し示す。だが、ふるまいを変えれば、行き着くところもまた変わる」。「クリスマスキャロル」という名前だけは知っていました。奥深い物語でした。
★3 - コメント(0) - 2016年11月23日

『クリスマス・キャロル』ってこんなに素晴らしいお話だったんですね。もっと若いうちに読んでおけばよかったと、いましみじみと思う。同時にどうしよもない猛烈な不安に襲われる。もしかしたら「俺は、知らず知らずのうちに他人を傷つけてないだろうか、誰かが俺のことを笑ってないだろうか」。取引先を裏切ったり、部下にひどいことを言ったり、女を捨ててしまったり、家族をないがしろにしたり、自分の過去を反省させられる読み手も多いのではなかろうか。柄ではないからクリスマスを祝おうなどとは思わないが、この年末は他人に親切にしよう。
★32 - コメント(2) - 2016年11月20日

クリスマスという大衆行事への本音?が崇高な文章で書かれている。集団心理を恐ろしくも感じた。
★1 - コメント(0) - 2016年11月14日

幼少時から不遇な人生を歩んできた男がクリスマスに過去現在未来それぞれを見せてくれる精霊と出会い、大きく変わるという話。civ5やってて大著述家の説明文にでてきたから読んだ。最終ページのこの文が、いい。「人を笑うのは理解の不足であって、自分の無知を棚に上げて笑うことの方が見苦しいことを思えば、なんと言われようと痛くも痒くもない。だが、そんなことはかかわりなく、スクルージの心が笑っている。スクルージにしてみれば、それがなによりだった。」この作品は、著者の自叙伝と認識されてるらしい。ディケンズ自体、初期のスクル
★2 - コメント(0) - 2016年11月14日

クリスマスにはちょっと早いけど読んでみた。がめつくて守銭奴の主人公スクルージが過去・現在・未来のクリスマスの精霊に導かれ、改心するストーリー。まさにクリスマスの日、暖炉で暖まりながら家族で読むのにぴったりな内容。やっぱりクリスマスの物語はハッピーエンドでなくては!
★6 - コメント(0) - 2016年10月27日

おもしろかった。日頃からケチでふてくされた老人がクリスマスに現れた元同僚の亡霊にクリスマスの精霊と会うと告げらる。そしてクリスマスの精霊と過去、現在、未来を見ていく。とても、不思議な物語。最近の貪欲な政治家に読ませたいと思った。
★6 - コメント(0) - 2016年9月26日

夏だけど読んだ。改心の物語なんだけど、タイトルから想像してたのと違って暗い始まりかただし、精霊なんてのもでてきて面食らいました。話はベタだなって感じで先が読めちゃうなーって、でも、流れが綺麗ですっとはいってきました。
★4 - コメント(0) - 2016年8月29日

何回読んでも飽きない作品
★2 - コメント(0) - 2016年5月29日

ページ数少ないしさらりと読めた。小さい頃にディズニーのドナルドダックのスクルージおじさんが出てくる話を見たことがあって、内容は覚えてないけど、「あのスクルージおじさんはこの人だったのか!」と納得してた。 話はいたってシンプル。やさしさを忘れてしまったスクルージに、精霊が過去・現在・未來のクリスマスの幻を見せ、改心させる。 意外なところはないけども、しっかりとした展開で、古典名作という感じがした。 他のディケンズも読んでみよう。
★3 - コメント(0) - 2016年4月13日

2016年27冊目。 ある本に出てきてふと読みたくなったので。 主人公「スクルージ(scrooge)」は「守銭奴」として辞書にも載るほど、世の中に影響を及ぼした本。 ディケンズはずいぶん前に『オリバー・ツイスト』だけ読んだことがあった。 貧困を見つめる眼差しが強い印象だったが、ジャーナリストの経歴を持っていたんですね。 物語に関しては一言、「手遅れになる前に」という思いが沸々と。 自身を改めるために、過去・今・未来を「ただ見る」時間を持つことは大事だと思う。
★3 - コメント(0) - 2016年4月3日

初めて原作を読んだ。クリスマスの精神―日本人には少しピンとこない感覚かもしれないけれど、皆で喜びを分かち合おう、誰かに感謝したくなる気持ちと思えば良いのか…子供の頃と、大人になってから読み返したい一冊。家族だったり、友人だったり、クリスマスを一緒に喜び、楽しめる誰かの存在も大事と思えた。
★6 - コメント(0) - 2016年4月3日

再読。昔読んだ時は、仕事一筋の守銭奴のスクルージが盟友のマーリーの亡霊から続き3人の精霊に自分の過去、貧しく清らかな人々、自分を慮ってくれる親戚、寂しい自分の最期を見せられ改心し気持ちが清らかになっていく人間の心の話として感動した。生きていく上で一番幸せな事は、人から評価されたり褒められたりされずとも、人が心から喜んでもらう姿を生き甲斐と感じて尽くしていく様である。今回ようやくそれに気が付かされた。人目を気にせず軸を持って生きる上でこれ以上の使命はないと思う。クリスマスプレゼント以上の贈り物をもらった!
★80 - コメント(0) - 2016年2月7日

某ラジオ講座の題材になっていたことから手を出してみた。 訳者の問題だろうが、言い回しが多少難解。 私も社会に還元しよう、但しもう少し金持ちになってから。
★8 - コメント(0) - 2016年1月4日

クリスマスの時期になると読みたくなります。初読時にはスクルージの変わりように面を喰らいましたが、こちらがスクルージの本来の性質だったのではないかと思いました。過去の貧苦の中で凍ってしまったスクルージの心でしたが、クリスマスの夜の出来事の中で溶けて現れた本質ではないかと。なんにせよ、自分の身の振り方を見つめ直すいい機会になりますね。
★4 - コメント(0) - 2015年12月31日

クリスマス・キャロルの 評価:96 感想・レビュー:260
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