そばかすの少年 (光文社古典新訳文庫)

そばかすの少年 (光文社古典新訳文庫)
あらすじ・内容
片手を失い、自分の本名すら知らない孤児の少年「そばかす」は、「リンバロストの森」で木材泥棒から森を守る番人として働くことになる。大人でさえ恐怖をいだく森と沼地。孤独と恐怖、厳しい自然と闘いながら、人の愛情に包まれて、「そばかす」は逞しく成長していく……。

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そばかすの少年はこんな本です

そばかすの少年の感想・レビュー(94)

孤児と言うだけで、その生い立ちが想像できるわけだが、少年の気高さ優しさが人々を惹きつけて止まない。だが、特筆すべきは彼が愛するエンジェルという少女。彼女の行動力と勇気には感銘を受ける。お嬢様故に怖いもの知らずで我が儘なのに、誰もがそれを許し、彼女の命令には逆らえない。その行動力が、愛するそばかすの少年を生死の境目から救い出すのは、感動。しかし、家なき子やあしながおじさんに比べても、さらに話がうますぎて、孤児主人公特有の苦さが足りなかったかと思う。元はバッドエンドだったみたいだから、これはこれでよしか。
★13 - コメント(0) - 1月3日

【図書館】
- コメント(0) - 2016年11月18日

孤児の少年が木材泥棒から森を守る番人として働く話。癒し系。
★3 - コメント(0) - 2016年9月28日

「そばかす」は自分の名前を知らない孤児だ。そんな孤児が、森を守る番人となる。森のなかは、恐怖と孤独が支配する。それでも、そばかすは動じない。むしろ、その中で、はじめて人びとの愛情に包まれることによって、逞しく成長していく。後から付け加えられたとされる最後のエピソードによって物語はハッピーエンドを迎える。そしてまた、アメリカにおいて多くの人びとから愛される「そばかす」の物語ができあがった。
★4 - コメント(0) - 2016年6月10日

Kon
最後がご都合主義なものの,豊かな自然の描写に恐れ入る.
- コメント(0) - 2016年3月15日

言い尽くせないくらい好き!すらすらすらすら、熱に浮かされたみたいに読めた。マクリーンが慎重にそばかすを見定めながらも引かれていく場面とか、鳥のかわいさとか、そばかすが宝石を選ぶ場面とか、本当に美しい。でてくるひとがみんないい人なのが非現実的だけど好き。悪役ですら極悪人には成りきれないまま舞台上から姿を消した。出来すぎた話だけどこれくらいやってくれれば清々しい。図書館で借りた本だけど、これは手元に欲しいので買いたい。初稿は死ぬ予定だったみたいだけど、悲劇にならなくてよかった。自然愛がポター並みに溢れてる!
★1 - コメント(0) - 2015年11月29日

何度かトライしたことがあるものの、読みきれたことのなかった作品。村岡花子さんも訳したことのあるお話ということなので、きっといいお話だろうと思って再び借りてみました。村岡花子さん訳の本もあるようで、そちらを読んでみればよかったな。孤児のそばかすが森の番人をしながら、自然を愛し学ぶび、回りの人々の信頼や愛情を得てゆく。途中からおもしろくなり、ラストはなんとなく予想していたとおりでしたが、みんな丸くおさまってよかったよかった。
★7 - コメント(0) - 2015年10月6日

なるほどナチュラリストの作者らしく、環境破壊が進む前のアメリカの自然が鮮やかに描き出されていた。厳しくも美しい森の描写と、孤児院育ちの青年の無垢さが相まってどこか悲しさを感じさせる。傷ついた子供が自然と人間の優しさに癒やされていく過程は心が温まる。少年から大人に成長する途中の不安定さ、トラウマからくる自信の欠如、信頼する人たちへの愛や青年の純粋な強さに注目したい。
★3 - コメント(0) - 2015年3月5日

大変な生い立ちにもかかわらず、とても心の清らかな、そばかすの行く末を応援しつつも、あまりにも清らかすぎて置いていかれそうに…。 山あり、谷ありの展開はおもしろく最後まで読ませますが、ちょっとご都合主義&やっぱり100年前の価値観みたいなものもあります。 みんなに愛され、なに不自由なく幸せに暮らしていけたらエンジェルみたいに強い少女になれるのだろうか?
★1 - コメント(0) - 2015年3月4日

「リンバロストの少女」の続編のように感じていたが、こちらの方が先だったのね。非現実的で少女趣味かもしれないが面白く読んだ
★24 - コメント(0) - 2015年1月24日

うわーん、これは泣ける。捨てられたとか死に別れたとか孤児にも色々あるけれど、この生い立ちはかなり酷いんでは?なのにこの真っすぐな純真さ。どうしても自分を卑しめてしまうそばかすに注がれる愛情に涙。何度こみ上げることか。まさか、これで終わり?と一瞬愕然とさせてまだ続く。終盤の二人の問答に焦れるとか、血は環境で損なわれないのかとか、色々都合よく展開しすぎなところもあるけれど、愛情の尊さとともに、そばかすが探究し感動する、厳しさと美しさに満ちた森の描写がいいんだなこれが。あととにかくエンジェルが無敵すぎた。
★9 - コメント(2) - 2014年12月12日

R C
自然の描写がすばらしい。きちんと動物の生態を理解していないと書けないだろうと思う。物語の筋は、ハッピーエンドでよかったですね、という感じ。登場人物たちがあまりにも善良な素晴らしい人たちばかりで、純粋な心を失ってしまった大人の私は少々辟易…(笑)村岡花子訳の小説、竹宮恵子さんの漫画作品があるそうで、読み比べると面白いかもしれない。
★5 - コメント(0) - 2014年11月13日

初めて読む作家です。しかも女性の作家なのですね。読んでいるとマークトウェインのハックルベリなどを思い出してしまいました。自然環境などをうまく描いてくれています。これも一つの成長小説なのでしょう。小さい時に読むと非常にいいのかもしれません。
★32 - コメント(0) - 2014年11月7日

読み始めたら止まらない。登場人物たちが(悪役以外は)全員いい人だったり、最後の三章は盛りすぎだったり、一般の小説としては幼稚に思える面もあるんだけど、それを補って余りあるリンバロストの森の魅力がもうね。
★5 - コメント(0) - 2014年9月24日

【夏休みの課題図書】ロマンス花組 らっこ 「僕のことを”私のお客”と言ってくれた!」孤独な少年の心に差し込む一筋の光。それは、やがて、大きな温かい愛情になって主人公の成長を支えていきます。リンバロストの森の様子、森の動物たちの描写には美しさに胸を打たれます。読んだら幸せになれる、清らかな、素敵な物語です。
★11 - コメント(4) - 2014年8月13日

村岡花子の本棚から。でも村岡訳は図書館になかったのでこちらを。でも十分に泣けてしまった。年のせい?健気な設定のせい?孤独に生きてきた少年そばかすが、しんせつに世話をしてくれた婦人に[ああ おばさんが僕のお母さんだったらなあ!]と叫ぶあたりから もう涙、涙… THEお涙ちょうだいかもしれないけど、ここは素直に気持ち良く泣きました。たまたま読んだコミックでもリンバロストが出てきたので、タイムリーでした。
★4 - コメント(0) - 2014年7月5日

村岡花子訳を持っているが、新訳が読みたくて購入。
★2 - コメント(0) - 2014年6月18日

懐かしい色調の物語。不幸な少年が偶然巡り合った、善良で人を見る目に長けた人々の中で、自分の居場所を見つけ再生していくお話。意外な出生の秘密もお約束ですね。正直ちょっとクドイな、読むのシンドイなとも感じてしまったし、都合良く進んで終わるのもどうかなと思ったが、自然の中の描写とか人の持つ根本的に大切なことについて、改めて考えてみる機会を与えて貰えたかも。そばかすの保護者となるマクリーンさんやダンカンは魅力的なのだが、ぐいぐい来る肉食系?のエンジェルがちょっと苦手だった。バードレディは作者がモデルみたいですね。
★10 - コメント(0) - 2014年6月7日

リンバロストよりも、前の時代なので、住んでいるところが未開の危険に満ちていて。
★3 - コメント(0) - 2014年5月4日

あの漫画が原作をほぼ忠実に書いていたことを今更知る
★1 - コメント(0) - 2013年12月18日

竹宮惠子さんのマンガ → 村岡花子氏の訳本(角川が90年代に出した奴) そして本書と読んできました。正直、新訳には、がっかり です。「赤毛のアン」の新訳もそうだけれども、自分らしい翻訳を志すあまり、村岡氏の訳になれた読者を無視している。村岡氏の日本語が古い部分は確かにあり、地の文では書き直しも必要だと思う。けれども、台詞は。そばかすの「ひよっこ」を「ニワトリ」と訳するなんて、改悪もいいところでしょう! アイルランド訛りを村岡訳は田舎風の喋りにしたてていましたが、今回は標準語です。標準語で訛りがあるとかない
★2 - コメント(1) - 2013年5月6日

みなしごで片手のそばかす少年。森の監視役として雇われ、自然や泥棒たちを相手に本領を発揮していく。自然描写が細やかで、そばかすが森に畏怖と優しさを持って接していることが伝わってくる。「ミツ、ケロ」という蛙の声 が聞こえる場面で、純粋な知的好奇心ってこういうものなんだろうなと感じた。それにしてもエンジェルとバード・レディは勇敢すぎるほどの活躍でびっくり。世界名作劇場でありそうな作品とは思ったけど、漫画があるようなのでそちらも読んでみたい。
★7 - コメント(0) - 2013年3月19日

三十年位前に竹宮恵子さんのマンガですっかりはまった作品でした。古本市で見つけて、読んでびっくり。セリフはほとんどそのままに、自然の描写を画力で表していたとは。セリフを読むだけで絵が目に浮かびます。娘時代には今ひとつピンとこなかった部分も今回解説を読んで納得しました。自然も人の心も今はほとんどお目にかかれないピュアな物語です。
★4 - コメント(0) - 2011年8月30日

気持ちよく読めました。不幸な生い立ちの子が自分の努力で幸せを掴み取っていくお話は好き。「氏より育ち」とも言いますが「氏」って紳士の血を引き継ぐということで重要なのね。教育も受けていない子が礼節を知っているのはすごい。ともあれ、そばかすがエンジェルに対して身分をわきまえている所がせつなく痛かったです。
★3 - コメント(0) - 2010年10月30日

赤ん坊の時に片手を失った孤児の少年そばかすは、リンバロストの森で材木泥棒から樹木を守る番人として雇われる
★3 - コメント(0) - 2010年7月31日

少女小説。自然の描写などは美しいが、いかんせん全体の話が単純過ぎ。子供のときじゃないと読むのはきついか。読むきっかけは、竹宮惠子の漫画。原作に忠実だったんだなぁ、よくあのページ数でまとめたなぁ、と感心しました。
★4 - コメント(0) - 2010年6月22日

倒れる大木からエンジェルを助けてからの「そばかす」の「これを神さまのせいにも、鳥のせいにも、するべきじゃないですよね?」というシーンが好き。かっこいいです。
★3 - コメント(0) - 2010年6月8日

森がけして美しい豊かな土地というだけではなく、恐怖や孤独に満ちた場所であって、主人公の思い出や記憶はそういう恐ろしいものと渾然一体になっているという描写が好き。話じたいは安直で、執筆直後の悲劇エンドの方が個人的には好きだったかもしれない。エンジェルかわいい!
★4 - コメント(0) - 2010年5月18日

この忙しい世の中。時間をかけてゆっくり読む500ページ体験。きれいな自然の中、「そばかすの少年」が成長していく。最後には、身元も明らかに。最強少女「エンジェル」とどうかお幸せに。
★3 - コメント(0) - 2009年11月20日

天使のような少女に心ひかれる不遇な少年が、真摯な努力の末に幸せをつかむお話。古きよきアメリカってこんな感じなのかな。当時の暮らしの描写がとても興味深い。
★2 - コメント(0) - 2009年11月12日

バーネットの「秘密の花園」以来の感激を受けた。
★3 - コメント(0) - 2009年10月2日

竹宮恵子が以前マンガ化していたが、原作を読み今更ながらとても原作に忠実なマンガ化だったとしみじみ。とても古臭い小説であるが、その出版された時代を思えば致し方ない。リンバロストの自然の素晴らしさがあればこそ、正しく立派で善意の主人公たちが生きる物語。ただ、やはり終盤はご都合主義的すぎるか。名作と許し、読むべき本。ぼくは好き。もっとも連続したらうんざりかも(苦笑)
★4 - コメント(0) - 2009年9月7日

好きな類の話なのだが少し面倒くさい
★2 - コメント(0) - 2009年9月6日

発酵したリンゴの木の樹液を吸って、虫たちが酔っ払っている場面がマイベスト。丁寧に描き込まれたリンバロストの森は、たんなる舞台じゃなくて、物語のれっきとした主人公なのだ。
★3 - コメント(0) - 2009年8月19日

自然の描写が素敵。登場人物がよい人すぎる。前半が好き。面白かったぁ
★3 - コメント(0) - 2009年7月6日

なつかしい。この調子で『リンバロストの乙女』も出してほしい。
★2 - コメント(0) - 2009年6月9日

まあ、最後はとっても都合よくお話が進むんだけど・・・そういう話だしね。そこに至るまでが良いです。リンバロストの乙女も新訳でないかな?
★4 - コメント(0) - 2009年5月12日

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