母アンナの子連れ従軍記 (光文社古典新訳文庫)

母アンナの子連れ従軍記 (光文社古典新訳文庫)
あらすじ・内容
17世紀、三十年戦争下のドイツ。軍隊に従って幌車を引きながら、戦場で抜け目なく生計を立てる女商人アンナ。度胸と愛嬌で戦争を行きぬく母の賢さ、強さ、そして愚かさを生き生きと描いた、劇作家ブレヒトの代表作を待望の新訳で贈る。母アンナはこんなにも魅力的だった!

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母アンナの子連れ従軍記はこんな本です

母アンナの子連れ従軍記の感想・レビュー(59)

ブレヒト1#子供のことを卑下しつつも命を懸けて愛そうとする、母親の鏡。荒々しいけど逞しく強いからこそ悲劇が一層引き立つ。
★3 - コメント(0) - 2016年4月6日

30年戦争のことを勉強する傍ら読了 たくましいオッカサンだった 1648年、ウエストファリア条約で近代ヨーロッパが始まったが、戦場であったドイツは領邦国家のままになり1871年にやっと統一(ちなみにイタリアは1860年、日本は1868年) 健全な市民社会の形成が遅れたことがファシズムにつながった
★16 - コメント(0) - 2015年8月6日

授業で使用。戯曲の台本。これもテストまでに再読する。
- コメント(0) - 2015年6月11日

知らない事は幸せな事らしい。牧師さん、コックさん、アンナにアイリフが死んだことを教えないでくれてありがとう。生きているかもしれないというのはアンナの最後の希望だなぁと思いました。
- コメント(0) - 2015年2月26日

歴史小説は苦手かも。三十年戦争の理解にはつながるけど。
- コメント(0) - 2014年9月8日

読みやすく夢中になって読み終えました。ラストシーンのアンナのセリフに心を打たれました。
- コメント(0) - 2014年6月17日

同文庫の"ガリレイの生涯"がナチスドイツへのレジスタンスを表現しているとしたら、本作はナチスドイツの第二次大戦の末路そのものをパロディにしている。時は三十年戦争当時のヨーロッパ。戦地を行商して歩き、父親の違う三人の子供を育てるアンナ。最初の舞台がスウェーデン、次がポーランド、そしてフィンランド、モラヴィア・・・もろにナチスドイツの進軍経路。戦争を商売の道具とするアンナ一家は、戦争の為に三人の子供たちが次々と死んでいき、戦争はどうやら続くらしい、と詠み人知らずの歌で終わる。"火垂の墓"より哀しいかも。
★24 - コメント(0) - 2013年11月3日

以前の訳は読んでないので比較はできないが、とても読みやすく、何よりもテンポがいい。罵倒しながらの値切り交渉とか笑える。従軍牧師などのわき役もいい味出している。「語り出すカトリン」のシーンは、犠牲的精神とかではなくて、自身の存在証明をも賭けているようで悲しくも美しい。 子どもたちはみな戦争によって悲惨な死を遂げるわけだが、それでも生きていくために「また商売始めなくちゃ」と馬車を動かすアンナの姿が、この作品を悲喜劇以上のものにしている。
★1 - コメント(0) - 2013年7月15日

ざざっと。立ち読み。台詞回しとアンナ母さんの女ぶりのかっこよさ。いい女のアキレス腱は我が子なんだなぁ。
★1 - コメント(0) - 2013年3月5日

1939年初出。解説によると、世界恐慌の頃、経済学や社会学を学んだという(187ページ)。従軍牧師曰く、「私が言いたいのは、平和は戦争の中にあり、戦争も平和だ、ってことです」(109ページ)。違和感がある。平和が戦争にあるという指摘は、平和にも戦争にも線引きはないという、人間の総合性にあるのか。ブレヒトという劇作家は、台詞から訴えかけられるストレートなことばが醍醐味に思えるが、社会科学の知識も台詞に活かされているのは、多くの読者に影響力をもつのだろうと思える。
★6 - コメント(0) - 2013年2月17日

このタイトルの本がブレヒトのあの『肝っ玉おっ母とその子供たち』 "Mutter courage und ihre Kinder"の事と知って、衝動買いしてしまった。(『肝っ玉・・・』を知っている人なら、そんな理由で衝動買いしてしまう人もいるに違いない) いや、不思議だ。タイトル(と翻訳)が違うだけでこんなに、読感が変わるなんて。本当に不思議だ。
★1 - コメント(0) - 2012年3月21日

戦争の複雑さを描いた作品として読んだ。我々は戦争を無条件に全員を不幸にするものだと考えがちである。戦争は憎むべきものであり、それは間違った想いではない。しかしながら一方で、権力者にせよ、下層の民衆にせよ、戦争で儲ける人間はたくさんいる。この物語に登場するアンナも「平和になると儲からない」と述べる。戦争とは利害関係が複雑に絡み合っており、だからこそ起こるものだし、なかなか終わらない。だが、戦場で商売を続ける母アンナも、戦争によって金には換算できないものを失う。それこそ、今我々が戦争を憎む理由ではないか。
★1 - コメント(0) - 2011年8月14日

クライマックスの「語りだす」カトリンの姿がはなれない
- コメント(0) - 2011年6月7日

戦争は戦地に赴く男にとって過酷なだけでなく、毎日を生きてくという現実問題に直面する女にとってもとても過酷だ。アンナの知恵と度胸、愛情のつまった一冊です。
★1 - コメント(0) - 2011年5月22日

戦争に虐げられるのではなく、戦争を生ききってやろう戦争を利用してやろうとしたたくましい母アンナ。しかし、そんな彼女であっても、戦争はあまりにも残酷だった。時間が飛びすぎて、中々頭がついていかない部分もあったし、訳もどうももう一つな気がしました。
★2 - コメント(0) - 2010年2月28日

せつないなぁ。。舞台「キレイ」を見ているせいかアンナのイメージが片桐はいりに・・・
- コメント(0) - 2009年11月30日

平和になると、商売ができず、貧しくなってしまう、従軍商人のアンナ。 しかし、戦争故に、子ども3人は命を落とす。切ないストーリー。 脚本形式。
★2 - コメント(0) - 2009年9月20日

「肝っ玉おっ母とその子どもたち」というタイトルの方がインパクトはあるよなあ。それはさておき、戦争がないと商売にはならない、しかし戦争によって子ども達を失ってしまう、どちらをとるか厳しいですね…。
- コメント(0) - 2009年8月10日

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母アンナの子連れ従軍記の 評価:61 感想・レビュー:18
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