梁塵秘抄 (光文社古典新訳文庫)

梁塵秘抄 (光文社古典新訳文庫)
あらすじ・内容
歌謡曲のルーツがここにある! 歌の練習に明け暮れ、声を嗄らし喉を潰すこと、三度。サブ・カルチャーが台頭した中世、聖俗一体の歌謡のエネルギーが、後白河法皇を熱狂させた。画期的新訳による中世流行歌100選! 「わたしは バカな 女です」「マリーのひとりごと」「わが子ゆえの嘆き」「も一度 抱いて」etc.

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梁塵秘抄はこんな本です

梁塵秘抄の感想・レビュー(91)

名高い古典を川村湊氏が大胆に現代語訳したもの。「君が愛せし綾藺笠 落ちにけり落ちにけり」は「あんたの 愛したアヤイ笠 落ちちゃった 落ちちゃった」と訳されている。分かりやすいが原文の持つ香気を失っている気がした。とは言え、私のように古文がまったくダメな人間には有難い本で、『梁塵秘抄』の内容が大まかに掴めたのは良かったと思う。いつかこの本と、原文しか載っていない岩波文庫を読みくらべてみたい。
★117 - コメント(0) - 2016年1月17日

こんなに意訳して、いいんかい? でも、無類に面白い!
★26 - コメント(0) - 2016年1月12日

時の為政者でありながら、民衆の歌を集めた後白河院のセンスにしびれる。これが実際に庶民による歌ではなく、作者が別にいたというのが発見だった。
★1 - コメント(0) - 2015年12月4日

高校でこんな訳したら絶対古文の先生に怒られるな。 でも、あれこれ考えていろんな解釈ができる、これも古典籍の楽しみのひとつではないでしょうか。
★1 - コメント(0) - 2015年4月29日

【図書館本】開いた口が塞がらない。訳者は「今風」を意識したそうだが、なんかダサい。とあるレヴューで「ことばの感覚が古い」と言っていたけど、正にそう。 あと、不必要にカタカナを遣ってたけど、それが違和感を生んでもいる。パンチが効いた良い奴もあるけど、全体的に面白くない。 ★★☆☆☆
★6 - コメント(0) - 2015年1月31日

かねがね読まなくてはと思いつつ、屁たれにもこの版でデビュー。本来卑俗なものとされる今様を収集し、名人がいると聞けば呼んで歌を聞き、一日中でも共に歌うなど、後白河法皇の物狂いにも似た打ち込みぶりは感動モノですが、訳そのものについては、歌の心の解釈次第で後生を願う歌が恋愛・演歌の世界に飛んでしまうなど、自由すぎるきらいはあり、鼻につく、もとい好みが分かれるところだと思います。
★3 - コメント(0) - 2014年11月3日

今様狂いの「天狗」様の編集した歌集。名前は知っていて、岩波文庫版もあったよなあ、と思ってはいた。読んでいた本が読み終わったところで、書店でふと購入。うーん、全体的に試みとして理解できなくはないのだけれども、光文社古典新訳文庫という枠組みの中で、訳者が独りよがってしまったなあ、という感じがする。いくつか知っている今様もあって、それはよかったけれども、正直もともとの今様を見て、解説見てというだけで十分と思った。「舞へ舞へ蝸牛 舞はぬものなら…」とかは、よく記憶に残っている。
★6 - コメント(0) - 2014年5月8日

川村湊さんの大胆な訳でとてもおもしろくよめた。こんなこと書いていいのかしらと心配してしまうような訳もたくさん(笑)。「音は幻・・」と法皇が書いているように、確かに今様を謡うその節回しや間のとりかたなどは口伝によるしかなかった時代。後世にどうしたら残せるのか並々ならぬ熱意をもって梁塵秘抄を記録した後白河法皇のもとに、タイムマシンで行ってICレコーダーを渡してさしあげたいです。
★2 - コメント(1) - 2013年7月25日

再読。西郷信綱の『梁塵秘抄』と併用して読んだ。現代アレンジ訳でアレンジ度合いの高いものが良い意味でも悪い意味でも目立っている。しかし、ものによってはしっかり調べた上でうまくアレンジしていると感じるものもいくつかあった。
- コメント(0) - 2013年7月16日

【蔵書】
- コメント(0) - 2013年6月25日

意訳メインだったのが少し残念。全部収録した版ってないのかなぁ。
- コメント(0) - 2013年6月22日

源平合戦の時代に総理大臣的な人が集めた流行歌のオムニバス歌詞集。「翻訳」して現代風にアレンジしたらえっちな歌詞ばっかり…。 解説に「歌詞=歌い手の背景」ではなく、当時も秋元康や中田ヤスタカみたいな人がいた、というのがあり、そういう時代背景を知りたくなった。 後白河法皇の「私と音楽」みたいなエッセイがおもしろかった。50すぎてカラオケ大好きな人いるよね。
★1 - コメント(0) - 2013年6月8日

「一週間のご無沙汰です。歌は時代とともに、時代は歌とともに。神仏讃えるその歌も、恋の謡へと変えましょう。平安時代の流行歌『後白河・歌のアルバム』、古人の思いを言葉にのせて...」そんなナレーションをつけたくなるような、思い切った翻訳の梁塵秘抄です。訳そのものは若干、悪乗りしすぎていたり乱暴な気もしますが、そのままでは硬く身構えてしまいそうな今様を身近に感じさせてくれます。昭和歌謡テイスト溢れるアレンジなので、若い世代には古臭く感じられるかもしれませんが、こういった試みは良いと思います。
★12 - コメント(0) - 2012年11月18日

庶民的な歌なのかなぁ。下ネタ多くてひくところもあり。
★1 - コメント(0) - 2012年11月12日

大胆意訳。当時のサブカルってのが面白い。
★2 - コメント(0) - 2012年10月28日

「この世に 女と生まれて たった一度の人生に あなたと遭えたの 嬉しいわ 幸せなのよ あなたと過ごす この身の上が もう一度 生まれ変わっても 女と生れて あなたに遭いたい」(68ページ)などと言われてみたいものだ。しかし、解説によると、文字通りではなく、あなた=法華経である。本著は、11-12世紀の今様(歌謡)を収録したもの。ジャンルは、下層社会の低俗な慰みだったようだ(265ページ)。ストレートな現代語訳なのが清々しさを覚える。虚飾のない表現がいいと思った。
★3 - コメント(0) - 2012年7月24日

5月25日読了。新訳は好みによる。私は解説と元うたをしっかり読みました。いやなことがある世の中をどのように過ごすか、このようにウタで気分転換・・・・というあの時代の空気を吸ったような。
★2 - コメント(0) - 2012年6月19日

大河ドラマ「平清盛」のオープニングでお馴染みの唄も含む新訳。だけど昭和歌謡のような、新しくはない訳。トイレに置いてちょっとずつ読みました。ぶっ通しで読むのは、飽きてきて辛いかも。中世の民衆のあけっぴろげな空気はよく伝わってきた。
★9 - コメント(0) - 2012年6月1日

梁塵秘抄をなうく(今様に)現代語訳したもの。あの時代のことはよくわからないけど、「仏」を「愛しいあなた」と訳すのはありなのかとか、そう!なんというか訳者の自意識過剰が鼻につく感じ。あと、訳者も自覚してるけど、平安時代のなう!(今様)を、昭和っぽい現代語(鶴田浩二とか)で訳している(なうくない!)限界がある。なう!(今様)の鮮度の短さ、言葉の儚さを感じる。梁塵秘抄の価値はそこにあるのかも。それにしても梁塵秘抄という言葉のカッコ良さは異常である。
★3 - コメント(2) - 2012年5月23日

平安時代のサブカル「今様」の新訳?というか大幅アレンジ版の様な。演歌っぽい訳が多かったですね。だけどテーマ的には今様も秋元康もそんなに変わって無いなと思いました。これを時の権力者が没頭していたのだから面白い。
★2 - コメント(0) - 2012年5月13日

なんと大胆な現代語訳であることよ。
★6 - コメント(0) - 2012年5月5日

現代語訳。ああ、こんな訳し方もあるんだとあるとおり。ナウい(死語ぉ)ギャル(同じく死語)言葉。あっという間に読了。ビギナーズクラシックと並べて読むと楽しい、理解も深まる。
★4 - コメント(0) - 2012年4月3日

tom
現代語訳梁塵秘抄。おっ、こういう訳があるのだと思って購入。ずいぶん長い間トイレの本棚に置き、少しずつ読み進めた。最初は、仰天、すごいと思ったのだけど、時間が経つうちに面白さが減っていってしまった。梁塵秘抄は、今でいう歌謡曲。歌謡曲の詩句は、曲と一体のものだし、詩句だけを取り出して楽しむものでもない。だから、面白さが減ってしまったのかしらなどと考えた。でも、まあ、新機軸の訳。面白かった。
★9 - コメント(0) - 2011年11月21日

訳がはじけすぎや やりたい放題 つまらなくはないけど 面白いかというと う~~ん
★3 - コメント(0) - 2011年10月11日

今様って、これくらいの意味だったんだろうな。面白かったけど、読み進めるうちに飽きてきた。演歌とか昔の歌謡曲が好きなオジさんが訳したのね。若い作家や詩人が訳したものを読んでみたいと思ったけど、この古くささが今様にぴったり、という感じもする。
★2 - コメント(0) - 2011年10月9日

やられた。橋本治の『桃尻語訳・枕草子』の衝撃など微々たるものに思える。これは、もはや「訳」ではない。換骨奪胎、現代版へのリメイク、オマージュetc.……生憎適切な語が浮かばないが、兎角これは「訳」ではない。しかし、今様の卑俗さがダイレクトに伝わってくることは保証する。
★5 - コメント(0) - 2011年10月5日

最初はあまりの超訳に新鮮であったが、途中からだんだん食傷気味になる。
★3 - コメント(0) - 2011年9月29日

図書館から借り。期限内に無事、読了!\(^ー^)/……なぜにこの本を読みはじめたのか、読んでいてふと疑問を感じた;現代語訳と原歌と解説、わかりやすくて、つまらなくはなかったけど、う〜ん;
★3 - コメント(0) - 2011年9月15日

新宿紀伊国屋のポップにひかれて買った 冒険作 確かに面白いのもある(もちろんいまいちのもあるけど) とはいえ口に出して読んだときにリズムが悪いのが難点な気がする
★3 - コメント(0) - 2011年9月13日

ベストヒット平安だよな、これ。翻訳はやり過ぎだと思うけど、面白いからこれはこれで良し。歌って何世紀変わっても大して内容は変わらないのね。興味深いと言うか、呆れるというか…。
★5 - コメント(0) - 2011年9月12日

もう ほとんど超訳だ
★1 - コメント(0) - 2011年8月7日

逐語訳が必ずしも「翻訳」ではないということを鮮やかに示してくれる良書。ホルヘ・ルイス・ボルヘスはエドワード・フィッツジェラルド訳の『ルバイヤート』(ウマル・ハイヤーム)に対して、原語の達成した美しさを訳語においても達成しようとしたものだと述べている。川村湊の訳の『梁塵秘抄』も同様であり(ただし美しさというよりは楽しさだと私は思う)、また元の今様が並べることによって、両方の楽しさ(そのリズムの快適なことといったら!)を楽しむことができる。古語の持つリズムがここまで活き活きと感じられるとはすごい。
★1 - コメント(0) - 2011年8月7日

日本の古典に興味関心がない人でも、思わず手にとってしまうような衝撃的な内容。やられました。他の作品も訳して欲しい。
★1 - コメント(0) - 2011年8月2日

受験古典の訳に慣れ親しんだ私にとって、この訳あまりのぶっ飛んでいて、ちょっとびっくりしてしまいました。当時の人はこんな風にして、身分の上下も関係なくおおらかに愛や世俗をうたっていたのだと思うと、なんだか可愛くなります。訳はちょっと私にはしっくりきませんでしたが、原文の擬音や、短い解説はとても楽しく読むことが出来ました。
★7 - コメント(0) - 2011年7月21日

政争に疲れた後白河法皇は、歌いつくして喉を潰すほど今様に入れあげ、全20巻にもなる歌謡集『梁塵秘抄』を編纂した。いわゆる歌謡曲を現代語訳、それも演歌やムード歌謡の雰囲気たっぷりに、文芸評論家の川村湊が作り上げた。いやー、おもしろいなあ。1000年経っても悩みは同じ。
★2 - コメント(0) - 2011年7月20日

今様(現代風)が流行した中世。それは文化的にも下克上が生じ、貴族らの高級な文化と庶民層の文化がシャッフルされた時代。今様に耽溺した後白河天皇は言う。「声や技の悲しいことは私の身が滅んだ後には留まらないことだ」と。そんな彼が集めた歌は、当時のサブカルチャーを考える上で重要だ。それら歌を思いきって「今様」訳したのがこの本だ。それがスゴイんです(笑)!例えば………コメントに続く
★12 - コメント(5) - 2011年6月23日

この現代語訳すげぇ。買ってしまった。真面目な感想はのちほど。
★5 - コメント(0) - 2011年6月20日

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