羊飼いの指輪――ファンタジーの練習帳 (光文社古典新訳文庫)

羊飼いの指輪――ファンタジーの練習帳 (光文社古典新訳文庫)
あらすじ・内容
“読者参加型”の愉快な短篇20! 誰もが知っているグリム童話やロシア民話、ピノッキオなどがロダーリ流の現代的なセンスとユーモアやアイロニーで甦る。表題作ほか「旅する猫」「星へ向かうタクシー」など。あなたも独創的な結末を作ってみてはいかが。

あらすじ・内容をもっと見る
280ページ
361登録

羊飼いの指輪――ファンタジーの練習帳はこんな本です

羊飼いの指輪――ファンタジーの練習帳の感想・レビュー(174)

ファンタジー。なんて面白いんだろう。教訓的ではあるけれど、押しつけがましくない。こんな教師がいたら、さぞかし学校が楽しくなるんだろうな。
★6 - コメント(0) - 2016年12月23日

これはいい。親戚の子供にぴったりのクリスマスプレゼントが見つかった。
- コメント(0) - 2016年12月12日

自らを「おもちゃの作り手」と呼んだイタリアの児童文学作家、ジャンニ・ロダーリ。副題に「ファンタジーの練習帳」とあるように、この本の物語には、それぞれ三つの結末が提示されている。誰もが知っているグリム童話やロシア民話をもとに、ロダーリが数名の子どもたちとスタジオに会し、話し合いながら物語の結末を考えた。「知らないものを想像することのできる偉大な《ファンタジー》」に、「未来の人間社会がかかっている」とロダーリはいう。日本の教育現場は、「なにもしないより遅いほうがマシ」というイタリアの諺に見習うべき。
★46 - コメント(4) - 2016年11月26日

読者参加型の創作系短篇集。読み始め、てっきり、ロダー二自身が三つの結末を書いたのかと思いきや、子供達が考えた結末から三つ、選んで載せたそうな。え~、他の結末も見たかった!でも誰もが知っている童話や民話っていうけど、日本では知らないものもあったぞ(笑)そして作り上げた結末が示しているのは作り手自身の考えや生き方なのかもしれません。個人的に「魔法の太鼓」は結末3、「砂漠にそびえる屋敷」は結末2が好き。そして「夜の声」は最近、ニュースを見たり、新聞を読むのが耐えられない私としては結末3が胸に突き刺さる。
★78 - コメント(0) - 2016年11月16日

想像力の翼を広げる、これが読書の楽しみ。
★3 - コメント(0) - 2016年5月25日

イタリアの有名な童話作家による20の物語。それぞれに3つの結末があり、結末を読む前に「自分ならどのような結末にするか」を考えることで創作の楽しみを味わえる本です。「そういう結末は思いつかなかった」という意外な結末を楽しむことができます。解説ではレッジョ・アプローチの紹介など子どもの教育のあり方についても書かれているので、童話などの物語を通じた教育に興味がある方にもおすすめできる本だと思います。
★2 - コメント(0) - 2016年5月6日

20の短編に、それぞれ用意された3つの結末。そのなかからすきなものを選ぶもよし、自分ですきな結末を考えるもよし。本っていいなぁいいなぁとうれしくなる。想像力は誰にも支配されてはならなくて、されるものでもきっとなくて、そこではわたしたちはどこまでも自由にどこへだって行ける。やさしいし、あったかい。「わたしだったらこうするなぁ」と楽しく読んだ。頁の向こうに、わくわくしているちいさな子どもたちの姿が浮かびます。
★1 - コメント(0) - 2016年4月24日

読書会課題本。「町に描いた円」が一番好きでした。青矢号、パパの電話を待ちながら、猫とともにさりぬと読んできましたが、いつもどうしてこんなこと思いつくんだろう!と想像力の豊かさに感服してしまう。イタリアでは子どものころみんなロダーリの作品を読み知らない人はいないくらいの作家と聞きました。イタリア人の遊び心や余裕はこんな物語を心の栄養にして育ったこともあるのかなと思ったりもしました。本書"ファンタジーの練習帳"という副題があることから、読書会では、ファンタジーとはなにかという話題提起があり議論に発展しました。
★2 - コメント(0) - 2016年4月7日

3つの結末が用意されており、1話で3度おいしい。どれが好みか考えるのも楽しい。こういうタイプの本もいいですね。
★2 - コメント(0) - 2016年3月10日

3つの結末が用意されており色々考えることができ面白い作品でした。
★4 - コメント(0) - 2016年2月29日

20世紀イタリアの、物語のおもちゃ屋さん。ロダーリが小話を20編おさめるが、どれも結末は3つある。読者が選んで楽しむ趣向。
★5 - コメント(0) - 2016年2月17日

まさに読者参加型な短編集でした。結末が3つもあるだけでなく、4つ目の結末を自分で考えたくなりました。どこかで読んだような有名なお話もありましたが、ロダーリ風になっていたのでイメージが違いました。お話を創造する魅力に触れる事が出来て楽しかったです。
★49 - コメント(0) - 2016年1月28日

有名な童話や民話をリメイクしたファンタジー短編集。同著者作『猫とともに去りぬ』などに比べると皮肉っ気には欠けるものの、どれも奇想天外なアイデアが豊富で飽きないつくり。なによりも結末が複数用意されているのがすごく良い。それら一つ一つを比較してみたり、著者が「不条理だ」と評する結末ばかり気に入ってしまっているのに気付いて自分のひねくれを反省したりと、さまざまな楽しみ方ができて味わい深かった。もうちょっと大人になってからまた読みたい。
★1 - コメント(0) - 2016年1月12日

結末に関しての自分の嗜好も知れようし、創作欲を掻き立てられもしよう。でも一番大事で、おそらく一番楽しいのは、とにかくこのファンタジー小説群を楽しむことだな。
★2 - コメント(0) - 2015年11月18日

この本は読者に結末をゆだねる物語である。なんて挑戦的なんだろう。用意された結末で満足できないなら自分で考えればいいなんてむちゃくちゃだ。教科書に載せて子供に読ませたらいいと思う。
★1 - コメント(0) - 2015年9月12日

ユーモアに富んだ20の短編ファンタジー。各々に結末が3パターン用意されていて、巻末に著者の好みも書かれている。6割は自分のチョイスと被ってた。ラジオ番組の企画で子どもたちと話し合って考えた話が元ネタらしい。そのせいか、この種の短編にありがちなシニカルな色は抑え気味。とはいえ決して道徳的な結末ばかりではない。そりゃそうだ、人間だもの(笑) 多少曲がっている位がちょうどいい。好きな話は「ポケットの百リラ」。自分ならこうするというラストが漠然と頭にある。気軽に物語を作れる場が大人にも子どもにももっとあっていい。
★33 - コメント(1) - 2015年6月27日

面白い。20の短編にはそれぞれ3つの結末が用意されている。それはロダーリがこどもたちと一緒にお話の結末を考えたもの。こどもの自由な想像力を育てることを目的とされている。この結末が好きだなぁ。こんな結末にするなぁ。と考えながら読むのも楽しいし、誰かと話し合うのも楽しそう。私は教訓があからさまだと(説教くさいと)ゲンナリするし、とにかく楽観的に終わるのも好きではない。かといって、悲壮感たっぷりも嫌だ。あれこれと結末を考えながら読んでみてはいかがでしょうか。あなただけの物語を創造することの楽しさを味わえます。
★24 - コメント(10) - 2015年6月16日

グリム童話にアンデルセン童話、ドイツやロシアの民話などを、現代風かつややシニカルにした短い物語20篇。それぞれ結末は3通り。子供たちが考えたもの。伸びた鼻を切り落とした材木で家具を作りまくる抜け目のないピノッキオなど、元の童話もユーモラスにアレンジされている。ロダーリが不可解や不条理として採択していない結末も好き。
★8 - コメント(1) - 2015年5月23日

タイトルのファンタジーの練習帳とは、小説などのジャンルのファンタジーではなく、創造力、または想像力といった意味で、ロダーリは、子供の教育にはこのファンタジーを育むことが大切だと考えていたとのこと。同感です。本書は短い童話20編に、それぞれ3つの結末を用意して、どれが良い結末かを読者に問うています。何故自分はこの結末が好きなんだろう?なぜこの結末は嫌いなんだろう?物語の途中は自由だが、結末は案外不自由である。ごく当たり前の話しのようだが、実体験として得られると、それが新鮮に感じられた。
★6 - コメント(0) - 2015年3月29日

sin
解説を読むまでなんて凡庸な結末を用意する作者だろう。想像の翼もありはしないと…読み違えておりました。なんと結末の部分は子供たちが考え出したものを3っつ[例]として付け足したものだそうです。子供たちに物語を素材として与えて、その感想ではなくその先を考えさせる…この試みはいろいろな場面で応用できるのではないでしょうか?ただし強要しないこと、創作が、または読書が楽しみではなく義務になってしまったら、そんな学校の勉強みたいなこと面白くありませんから、なにより創作も読書も自由が一番ですよね(笑)
★51 - コメント(0) - 2015年2月10日

仕事が週半ばに差し掛かったので小休憩と思い再読。ここまでユーモアがある作者はそうそういないと思う。特にピノキオが伸びた鼻を切って資材にビジネス立ち上げとか印象に残り過ぎ(笑)あとこの作者の児童文学、子供と本に対する姿勢が大好きです。「飛ぶ教室」とか「クマのプーさん」とか後世に残る児童文学って世代を越えて楽しめるから素敵。猛烈に岩波少年文庫を手に取って何か再読したい気持ちにかられました。
★1 - コメント(0) - 2015年1月20日

それぞれの物語に三つの結末が。一つ一つの話は童話調。私はちょっと皮肉なラストが好きだなぁ(*^^*)
★1 - コメント(0) - 2014年11月18日

変わった作品。
★2 - コメント(0) - 2014年11月4日

ファンタジーの練習帳という副題。結末が3パターン用意されていて自分好みはどれかと考えながら読むのが今までにない体験。ロダーリさんが思う結末と照らし合わせて、楽天的な夢想家な感じを好むのかと自分の嗜好を再認識したり。
★14 - コメント(0) - 2014年9月3日

やっぱりこの人の物語が好きなんだなと思った一冊。
★2 - コメント(0) - 2014年8月24日

結末を3つ用意したファンタジー系短編小説集。最後に作者が選ぶ結末が簡単な解説とともに記されていて、自分が気に入った結末と同じだと嬉しいものである。ただ、個々の結末よりも3種類の結末の比較が最も興味深いところだろう。
★5 - コメント(0) - 2014年7月10日

結末を三つずつ描き、読者に選んでもらうという遊びは読書をより積極性をもって行う装置であって、「消費者」「単なる記号の反復者」にならないための方法だと思った。これは膨大なテクストを突きつけられる子供達が「ファンタジー」をもって自分を守る手段にもなりうる。
★2 - コメント(0) - 2014年6月19日

結末セルフセレクトな20の童話あるいは寓話。その名の通り、『ファンタジーの練習帳』といった感じ。オモチャ的な楽しさがある、とても新鮮な本でした。どの結末も甲乙つけがたく、一つに絞れないような話もあれば、どの結末も納得いかず、気づけば自分で真剣に続きを考えてしまっているような話も。うーむ、まんまと著者の術中に嵌っている気がしますね。楽しいからいいけど!笑 表題作「羊飼いの指輪」、二つ目の結末とか夢があって好きです。 子どもにも大人にも、オススメの一冊!
★11 - コメント(0) - 2014年6月7日

短いファンタジーにそれぞれ3つの結末が用意されており、どれがいいかなー、いや自分だったらこういう結末にするけどなーと空想を膨らませながら読むうちに、あっという間に巻末へ行き着いている。巻末には各短編の著者の選ぶ結論が書かれいてるのだが、うむなるほどと頷く理由から、単に「猫好きだから3つめの結論」という一流のジョークなのか単に投げやりなのかよくわからん理由まであって、面白い。ロダーリの選んだ結論と自らが選んだ結論が結構違ったのは、人生経験の差なのか、文化の差なのか、あるいはそのどちらもなのだろうか。
★2 - コメント(0) - 2014年6月7日

ジャンニ・ロダーリ節炸裂!と言いたくなるほど、全体的にユーモアやアイロニーに満ちた作品でした。ファンタジーの力を信じ続けた彼だからこそ生まれた作品だと思います。自分が好きな結末を自分で作ってもいいし、ロダーリが作った3つの結末から選んでもよい、という読者参加型の小説で、ロダーリとともにファンタジーの世界に入り、ともに楽しく遊んでいるかのようでした。
★6 - コメント(2) - 2014年5月27日

面白かったー。まさに、『ファンタジー練習帳』。お話に、3つの結末があって、それにいちいちロダーリの意見まで書き加えてる。自分の好きな結末と、ロダーリの好きな結末が違ったり、その先を自分で想像したりできて、愉快だった。抜け目のないピノッキオが面白すぎた。そりゃあ、嘘をつけばいくらでも木材が手にはいるという考え方もできなくもないけど、それで金儲けって斬新な発想!
★4 - コメント(0) - 2014年4月5日

3つの結末からお気に入りのを選ぶのが楽しい。私は夢想家で、楽観的な結末が好きだそうです。
★2 - コメント(0) - 2013年8月10日

一つの物語に対して三つの結末。それにも飽き足らないならば自由に結末を創造しても良い。想像力の喚起される一冊でした。練習帳という題名や解説を思うに、結末を創造することを推奨する本にも思えますが、その上で「テレビの騒動」の結末3は非常に気に入った――考えさせられました。
★3 - コメント(0) - 2013年8月9日

やっぱりイタリア!
- コメント(0) - 2013年7月18日

一つの物語に3種類もオチをつけた上、読者にそのどれが気に入りましたか、気に入らないなら自分で結末を考えてみてね、と問いかける。能動的な読書体験。
★1 - コメント(0) - 2013年6月30日

魔法使いがアップデートすると金持ちな商人になるとか新しいな。
★3 - コメント(0) - 2013年5月29日

子どもにも理解できるものという基本設定があるので、極端にぶっとんだものや過激なものはないのだけれど、大人にだけわかるアイロニーにニヤニヤするのも一興。
★1 - コメント(0) - 2013年4月1日

猫かわいー♪ ねこねこー♪ みゃうみゃう❤ これ,子供に読み聞かせながら,「このあとどうなる?」って一緒に作っていくとおもしろそうですよね. 解説の,ラジオで子供たちと結末を作っていったときのロダーリの,子供を観察する客観的な視点が面白かった….結末を書きながら,「これはよくない」とかダメだししているロダーリ先生もいいですね~.
★8 - コメント(0) - 2013年3月16日

羊飼いの指輪――ファンタジーの練習帳の 評価:86 感想・レビュー:79
ログイン新規登録(無料)