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気骨: 鬼役(十四) (光文社文庫 さ 26-18 光文社時代小説文庫)

感想・レビュー
32

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KAZOO
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よく続いていると思います。14巻目は、3つの話が収められていて、主人公の友人(年に1回飲み交わす相手ですが)が殺害され、それが加賀藩との絡みの事件になります。また隣人の息子を預かっていて、それが養子になる話ですがやはりその話には裏があります。3つ目は主人公の実の息子が蘭語をものにするため緒方洪庵の弟子となるべく大阪へ行くまでの経緯が書かれています。もう一人の隣人の息子で将軍の影武者となっている人物はどうなっているのでしょうか?
0255文字
えみ
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「親の心子知らず、子の心親知らず」とはよく言ったものだが…親子共々お互いに分かり過ぎるとそれはそれでツライ。鬼役シリーズ第14弾にして遂に大きく動き出す、将軍家毒味役・矢背蔵人介とその子・鐵太郎の親子関係。まさか2人にそんな未来が待っていようとは!蔵人介の裏の顔、幕臣の不正を断つ暗殺役には剣術の際が必要である。しかし鐵太郎にはその才はなく…。跡取り問題。家を継ぐということが重要だった時代。剣だけでは断ち切れない親子の想い。親交があった者の疑惑、死、無念を見続けてきた蔵人介が今回立ち合った試練とは!!
0255文字
Kira
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ネタバレ図書館本。第十四巻のこの巻は、一つの節目かもしれない。矢背家に居候している卯三郎に末期養子の話がきて、蔵人介の心は揺れる。蘭学に傾倒する息子鐡太郎が、師とあおぐ人物と共に密航の企てに騙されて乗せられてしまう。妖怪こと鳥居耀蔵の魔の手が 矢背家に伸びるが、鐡太郎を守る矢背家の人々は一歩もひかない。その姿のなんと美しいこと。ことに、「鬼役の嫁を舐めるでないぞ」と言い放つ妻幸恵が格好よくて感動した。矢背家の跡取りになれないであろう鐡太郎の行く末と、卯三郎の動向が気にかかる。ますます面白くなりそうで大いに楽しみ。
Kira

それにしても、いつも思うことだが、巻タイトルがあまりに絶妙。

04/07 19:53
0255文字
へたれのけい
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青春小説の香り
0255文字
さく
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蔵人介の父としての思いが溢れた回。鉄太郎が自ずと進むべき道に近づいていく。危うさを感じながらも、間違いを犯す鉄太郎の意思を信じる。祖母、母、皆の気持ちを大切に感じ、鉄太郎は新たな道にたった一人で歩き出す。振り返らないと決めて。偉大な優しい父の視線を背中に感じながら。
0255文字
seiji_yaho
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6/10
0255文字
ともちゃん
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卯三郎は影武者ではないのか。
0255文字
クー
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鐵太郎が大阪に旅立つ
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Tadashi Totsuka
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鐵太郎が主役だね。矢背家にも時代の波が襲いかかり、息子の鐵太郎が、大坂に行くことに!この先鐵太郎はどうなるのでしょうか?捕り方が矢背家に押し寄せた時はどうなるのかと思いましたよ!
0255文字
Dyans
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矢瀬家も一府の時代の転換を迎えた。それにしても「フレイヘイド=フリーダムは自由という翻訳より、不羈=何事からの頸木からの解き放ち」の方がより言葉の意志に近いのではないか。江戸・明治初期の規範の整った時代の「自らを由しとする」精神が、現代のまさにすべてからの頸木から解き放たれてしまった時代「自分が良ければなんでもよい時代」となって感じる事か?
0255文字
suzu
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よかった。やっぱり鬼役は、若い頃の近藤正臣さまかなあ。
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とく たま
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またもや蔵人介の友が散り、前巻隣家から預かった卯三郎は末期養子に請われ、嫡子は大阪へ旅たつ。気骨には危うさを伴うのな つらいの~ (;'∀')
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真理そら
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時代小説でよく扱われる時代に突入。有名人がいっぱい出てきてうれしい。今回は鐵太郎が主役かな。旅立ってしまったらもう登場しなくなるのだろうか、それはそれで寂しい。「別れの坂道」矢背家らしい見送り方。鐵太郎には絶対使いこなせない鬼切り国綱を譲ったところで、志乃さんの深い愛情と鐵太郎の立場についての意志を感じてちょっと感動した。ここまで読んだ中では最高の巻。
0255文字
Aki
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鐡太郎の成長著しい14巻。後ろを振り向くなといわれ、親元を離れ大阪へ。次に出会うときはどんな若者に育っているか楽しみ。
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み
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これは、ばっさばっさが霞みました、最終話は子がいないあたしですら感情移入しましたよ。居候その1さんが登場しなかったのは、ちと残念。
0255文字
ベルるるる
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鐡太郎の旅立ち。それを促す事になる事件。鐡太郎を守りきる家族。そして国境での別れ。維新へと突き進んでいく時代の変化が幕臣である矢瀬家にも。「決して振り向くな」と父親に言われ、涙を滝のように流しながら大阪へ旅立つ鐡太郎。私も読みながら涙が・・・。
0255文字
はつばあば
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何があろうとこの14巻「気骨」は読み外してはならぬ!。良かった~(^^♪。若者の未来を見据える目と後先を忘れた言動に不安を覚える家族。それでも流石鬼役一家。一族郎党の気骨に喝采。私も子供を守る為なら・・いやいや誰もが親になったら子を守りたい気持ちで一杯のはず。鳥居耀蔵をタイムスリップさせてこの世に迎えたい。目を白黒させるでしょうね、そして元の時代に返せば・・もう少し柔らかくなるかも。鐵太郎の14歳の旅立ち・・時代はまだ鬼役を必要とするのか。?私はもう少し楽しみたいものです(#^^#)
いつでも母さん

おはつ様、この巻良かったでしょう~(^^♪

02/06 08:51
はつばあば

おはようございます。よかったです。この鬼役シリーズとても長いので、読み友さん用にピックアップ( ^ω^ )。全部読みたい方もおられるでしょうが、続き物ではありませんしね。居候の出入りぐらいで( ^ω^ )。今、外伝を。17巻は慟哭・・内容が気になりますので、一旦気持ちを切り替えてε-(´∀`; )。

02/06 09:30
3件のコメントを全て見る
0255文字
ナナメ
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時が加速し始める時代に、若人が転換の原動の一翼担う場に引かれ進むのもまた、時代に必要としてされる所以なのでしょう。時の流れを変え、塞き止められず、皆が誤ることが許されない舵取りが求められる厳しい時代が目先に迫りつつある中、何処に居るのも悪党にほかなりません。近代日本誕生間近な昨今、薄汚い金を勘定し貯めるのに忙しく、弱き者を顧みないばかりか貶める者なぞ許しまじ。そのような者なぞ、何時もの居合でエイヤーと三枚に下ろしておしまい!ウム、いつもながらの腕前に感服しつつ、旅立つ若人を見守る鬼の家族の気骨がしれます。
0255文字
ぶんぶん
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【図書館】十三巻を飛ばしたので(図書館貸し出し中)卯木卯三郎が唐突と出現し面食らう(笑) 鐡太郎の旅立ちがメイン、志乃さん大切な薙刀を上げてしまって良いのかなあ。 ともあれ、人物の入れ替わりの時期か・・・
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shoko
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家族がいるってこういうことなんだよねぇ。勢揃いや最後のシーンは良かったけれど、矢背家の人々はけっこうイベント好き、とも別のところで思った。
0255文字
あかんべ
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蘭学を学ぶ息子にああ、鳥居耀蔵。はらはらものでした.
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sasha♪
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このシリーズはもう打ち止めにしようと思ってたら、母が新刊を買ってきた。でも血生臭さがもう無理だー。
0255文字
hampm
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坂岡さんの本は、以前よく読んでいたのだが、最近は少なくなってきた。その中で、この「鬼役」シリーズは今後も読み続けるだろう。将軍の毒見役が本業だが、裏稼業として悪役人の暗殺を行う。時代者ではおなじみの、剣の腕は一流という設定。このシリーズは、家族と用心の存在がおもしろく、それが読み続けている理由だと思う。今回は息子の一人立ちに絡めたストーリー。後継ぎをどうするのか、息子はこの後どうなっていくのか、今後も見逃せない。
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goodchoice
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今回は蔵人介だけでなく矢背家全体がお上に立ち向かうというなかなか読ませる筋立てであった。やはり奥方の弓の腕は伊達ではなかった!鐵太郎の上方への旅立ちの場面は心を打つものであり、おもわずこれで一巻の終わりなのかと思うものであった。早めに次巻を出して安心させて欲しい。
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ひさか
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2015年3月刊。文庫書下ろし。シリーズ14巻め。3編の連作短編。鐵太郎から、卯三郎への交代劇は、なかなかにスムーズで、見事。マンネリ打破の工夫です。次巻が楽しみです。
0255文字
ぽぽんた
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5/12 矢背家は女傑ぞろいで。今回は、志乃より幸恵の見せ場がありましたな。そしてとうとう、鐵太郎が旅立ってしまいました。居候、卯三郎はどうするのか?次が楽しみです。
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とし
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鬼役「気骨」14巻。矢背家の家族の白装束にて捕り方と立ち向かうカッコ良いですね、鐵太郎さん上方へ旅立ち寂しくなりますが、それにしても暗殺御用での動きがないようですが?。
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えるまぁ
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多分鬼役シリーズで一番の剣戟シーン。まぁ今までがあっさりしすぎというのもあるけど。お話も今までの小悪役からスケールアップ、歴史的事件を絡めて読み応えがある。13巻から登場した鳥居の妖怪っぷりもいいスパイスになってて、面白い。
0255文字
Masayoshi  Arakawa
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20150406360 シリーズ14巻目。脇役の卯三郎と息子の鐵太郎がメイン。とうとうこうなってしまうのか?ネタバレしないようこの程度の感想で。 そう、上田秀人さんの新刊発売が4/2から5/1に。上田さんの新刊は発売予定の2~3日前から本屋さんいって見つけたら即買いしてるのに。予定日過ぎてるのに出てないので店員さんに聞いたらHPで5月になってるとのこと、どうしたんだろねえ?徳間のHPを見たら内容紹介が書かれているのに、なんでらろうねえ??
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まっつん
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ただただ、泣けました。志乃のやさしさに、涙がとまりませんでした。 それにしても、串部はなかなかタフですね(笑)。
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いつでも母さん
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待ってましたの14巻目!辛い・・とても辛かった。別れの坂道の章。矢背家総出で捕り物に刃向かう場面・鐵太郎を送り出す場面・・オバちゃんは泣けました。子を持つ母として幸恵を思うと又、泣ける。最初の頃の鬼役から思うと、非常にハラハラ・ドキドキ。時代背景と相まって蔵人介の今後が楽しみでも有り、哀しくもありで・・。鐵太郎の人生に幸あれ!と願う。15巻目を楽しみに待ちたい。
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気骨: 鬼役(十四) (光文社文庫 さ 26-18 光文社時代小説文庫)評価62感想・レビュー32