忘れ物が届きます (光文社文庫)

忘れ物が届きます (光文社文庫)
あらすじ・内容
不動産会社の営業で訪れた家の主人が、小学生の頃の自分を知っているという。驚いた自分にその元教師が語ったのは、なぜか二十年前に起きた拉致事件の真相を巡る推理だった。当時の記憶が鮮やかに蘇る……(「沙羅の実」)。長い日々を経て分かる、あの出来事の意味。記憶を遡れば、過去の罪と後悔と、感動が訪れる。謎が仕組まれた極上の「記憶」を五つ届けます。

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忘れ物が届きますはこんな本です

忘れ物が届きますの感想・レビュー(207)

沙羅の実→弘司は広志を疑っていなかったのなら何故はじめから先生に名乗らなかったのか?事故現場は古いビルで汚いところだろうから足跡くらい残ってるのでは? おとなりの→人の顔を覚えるのが得意なおばあちゃんとすれ違ったのにおばあちゃんは現場近くで准一を見たことを警察に話さなかったのか? 何年も前の事件の真相解明という設定は面白かったけど、何だかおかしなところが気になってしまって満足できませんでした。
★12 - コメント(0) - 3月15日

108円本。表紙が中身とあんまり合わないな~。タイトルは読んだあとには「なるほど」と納得。どの短編も確かにそれぞれ過去の忘れ物が届いている。今となってはもう不要とも思える「忘れ物」が届くことで過去を振り返り、当時を思う。今更届いて欲しくない「忘れ物」、「忘れた」ことすら忘れたいこともある。この短編集はイヤなことを蒸し返すわけではなく、時が経って今では冷静に「過去のこと」として顧みることが出来るエピソードだったので、読後感は良かった。「君の歌」「野バラの庭へ」が特に良かった。
★4 - コメント(0) - 3月13日

読了おめでとう。完走できてよかった。1)北村薫みたいだった。2)このカバーデザインはどういうことなんだろ? 3)3月という時期もあって「君の歌」の甘酸っぱさがよかった 4)平成に昭和のプロット/枠組みを持ち込む限界も感じた(昭和16年生まれお嬢様のリアリティ)5)とまれ“初著書”、『平台がおまちかね』、手に取れるかな?
★2 - コメント(0) - 3月11日

初著者!面白かったです。解説にあるように入門書として、もってこいだったと思います。記憶とはあやふやになっていくものが殆どで、時が経つほど朧になる。ただしそれは人それぞれ比率が違う。ある出来事を忘れられない人たちが巡りあった時、現実よりもはっきりとその姿を現すのではないかと思います。誰にでも忘れられないものがある。忘れていい事もたくさんある。でもその中に忘れてはいけない大事な記憶があることを、人々がいることを覚えてなくてはいけないなと思いました。記憶の物語であり人と人との物語だと強く感じました。
★13 - コメント(0) - 3月2日

過去の謎が時を経て解決される短編集。しっかり読まないとこんがらかるところもある。タイトルが効いている
★3 - コメント(0) - 2月28日

表紙のイメージで物が届くと思ってたら、忘れていた昔の事件がひょんなきっかけで解決していく話なんですね。 5篇の中では、「沙羅の実」が最後何度か読み返してようやく意味がわかり、最後の「野バラの庭へ」のどんでん返しにビックリ。
★20 - コメント(0) - 2月25日

誰が、そばにいるか。誰と知り合えるか。巡り会えた縁をどんなふうに育めるか。 自分はどうだろう。人との縁を、大事にしてきただろうか。(202ページ おとなりの)
★3 - コメント(0) - 2月20日

YH
うーん。短編ってやっぱり物足りない。特に「野バラの庭へ」は長編にして、別にミステリーではなくとも、統子のその後を描いてくれても良かったのに。戦後の騒乱期の富豪のお嬢さんという設定は好みなので、長編で読んでみたかった。
★2 - コメント(0) - 2月16日

おもしろかった!
★2 - コメント(0) - 2月14日

表紙は可愛らしい絵なのに内容はそうでもなかった。どの話も昔昔に起きた謎を解くというもの。1話目が一番良かったです。最後そうなんだーという驚きと、切なさ。初めから読み直してしまいました。
★3 - コメント(0) - 2月5日

面白い話もあった。なかなかの短編集でした。勘違いして、最後一つの話としてつながるのかと……。でも面白かったです。話の内容というよりも、ミステリーの要素がよかったというか、自分の好みでした。
★26 - コメント(0) - 2月4日

いくつかのシリーズものには属さない単発の短編集。どの話も過去の出来事についての真相を探るストーリー。だからタイトルの「忘れ物が届きます」なのか。
★1 - コメント(0) - 1月30日

遠い昔に起きた、ちょっと不思議な事件。決して忘れない、心に引っかかった棘のような出来事の真相が、忘れ物の正体でした。少し苦い事実でも、忘れ物を受け取った人達は、きっとこれからはもっと前向きに生きていける気がする。
★9 - コメント(0) - 1月28日

殺人事件ではないけど、スリーピングマーダーものの短編集といったことですかね。最後の電話でひっくり返された「沙羅の実」と過去の出来事を利用して現在に落とし前を付けさせる財閥夫人がかっこいい「野バラの庭へ」が好き。
★19 - コメント(0) - 1月23日

表紙からほんわかしたミステリかと思ったら、「あのとき、本当はなにがあったのか」を時を経てから探る、少しほろ苦いミステリだった。思い出に刻まれる程の謎というのは、真相がわかって解決したところで、さみしい余韻を残すものだなあ。
★15 - コメント(0) - 1月19日

★2
★1 - コメント(0) - 1月19日

最初の2つがしてやられた感というかなんというか、まじかー!ってなった。
★12 - コメント(0) - 1月19日

おもしろかった〜。計算された短篇、素晴らしいですね。
★7 - コメント(0) - 1月14日

いずれも、過ぎ去った記憶があるきっかけで手繰り寄せられ、その時点では謎のまま取り残されていた真相を掘り起こすミステリータッチの5つの短編集。さらっと読めて、最後にはほんわかと心に優しく響く物語。「沙羅の実」は、途中から、え?と驚かされるが、やや強引な展開でもあるので混乱する人も多いかも。でもこの中では一番切ない話でほろりとくる。他の4話も、無理矢理と思える一面があったりはするが、考えぬかれたプロットと意外な真相が用意されていて、ラストにホッとさせられたり、思わず励ましたくなったりと、とても楽しめました。
★58 - コメント(0) - 1月9日

想像していたほのぼのしたお話とは違っていた。すごく昔に起こった小さな謎を今、解き明かすと言う感じ。放っておいたら、それでも良いんだけど、当事者にとったらすごくモヤモヤするだろうと言う類いの事件が5つ。結末をハッキリと語っていないものもあった。確かに今さら推測したものだから、誰にも断言できないのだろう。最後の話は意外な展開だったけど、あのおじいさんは80を超えてそこまでするだろうかと、少し疑問に思う。
★4 - コメント(0) - 1月5日

表紙のイメージとは違いました。ちょっと怖い感じの話もあるし、、、でも、この出版社から出している本も読んでいたので、そんな感じの内容を期待していました。『沙羅の実 』『おとなりの』『野バラの君へ』とか面白かったのも多かったけど、何故か長編だったら良かったのに〜と思ってしまいました。
★6 - コメント(0) - 1月4日

騙された。私は表紙に惹きつけられて購入したのに。だのに、気がついたら『雪の糸』から後半は一気に、ぐんぐん読み進んでいました。一番最後の『野バラの庭へ』が切なくも、痛快で好きです。目には目をですね。
★25 - コメント(0) - 1月4日

このカバーなので、てっきり子供向けのほのぼのタッチのファンタジーだと思って読み始めたら、かなりしっかりミステリーしてた。穏やかなのにヒネリがきいた異色ミステリー短編集。
★3 - コメント(0) - 2016年12月25日

とても好きな本でした。過去の記憶、そこに潜んでいた謎。時を経ての謎解き…知らなくても過ごしていけるけど人生を重ねたことによってその謎が意味あるものへと変わる。出てくる女性の一部がちょっと型にはまった無神経?なタイプなのが水をさす感じでしたが、ひとつひとつ噛みしめて読みたくなるお話でした。
★12 - コメント(0) - 2016年12月11日

終わりが?になる話がいくつもある。私の理解力不足?
★2 - コメント(0) - 2016年12月10日

なんとなくひっかかっていた出来事が時を経て解き明かされる。それはだれかがだれかを思ってとった行動だった。どの作品も良く練られていて、ほんわかと暖かい気持ちになる作品だった。
★1 - コメント(0) - 2016年12月4日

安心の大崎さん。今回も引き込まれました。単行本でたとき何で買わなかったんだろうか。過去の真相はその後の人生を経たからこそ、意味のあるものとして自分の心の中で噛み含めることが出来るのでしょう。いい作品でした。
★11 - コメント(0) - 2016年12月4日

KTR
解説に書かれているようにアガサクリスティを思い出した。象は忘れない、昔の事件を掘り起こしていくという流れと、それが今生きてる登場人物に繋がるという所が記憶を呼び起こしたのか?毎度の事だが話にすぐに引き込まれてしまう。昔から気になってる事がある、とくれば気になってしまうものなんだな、と。そして、探偵役の解決を更に超えてくるおまけの展開は考えながら読んでいる身には嬉しい。5編とも内容が濃くとても楽しく読了。
★5 - コメント(0) - 2016年12月1日

図書館本。過去に起こった解決されていない物語が5つ。時を経て真実が分かるときどんな気持ちになるのだろう。後悔なのか分かったという安堵なのか。記憶の奥底に沈み込んだ物語が浮き上がる様は水に小石を放ったように波が立つ。でも過去の出来事であるからやがてはまた元の生活に戻る。そんな印象を受けました。
★41 - コメント(0) - 2016年11月23日

図書館。過去に起きた出来事や事件の真相が時間が経った現在に判明する短編集。全てが語られる訳ではなく、色々散りばめて読者が読み解くようになっている最初の話が一番切なくて印象的。
★3 - コメント(0) - 2016年11月10日

誰しも、喉に小骨が引っかかったような、小さいけれど真相が気になる話がある。真相がわかることが幸せとは限らないけれど、なくした忘れ物が届くのはうれしいもの。そんな短編集。
★1 - コメント(0) - 2016年11月5日

過去に起きた出来事を忘れ物が届いたように今、紐解く短編集 過去の真実にどの話も夢中になってしまった
★2 - コメント(0) - 2016年10月31日

五編収録の短編集 表紙の可愛らさに騙されてはなりません。どれもこれもちょっとドキっと、ちょっとヒヤッと、ちょっとビクッとします。こんな忘れ物はしっかり届けてしまいたい。でも、ワタシには届かない事を祈るのみ。
★4 - コメント(0) - 2016年10月27日

☆☆
★1 - コメント(0) - 2016年10月23日

短編集。時を超えて届く、謎が仕組まれた「5つの記憶」━━帯より。「沙羅の実」と最後の「野バラの庭へ」が印象に残りました。最後にそうだったのかぁと後悔しながらも納得しなければならないこと。時効という決められた時間で無理やりどこかへ追いやるのにはせつないことがある。
★51 - コメント(0) - 2016年10月22日

アンソロジーで読んだことがある程度の作家さんです。短編ミステリーの名手ですね。5つのストーリーはいずれもあるきっかけで記憶の底に封じ込められていた過去の事件が甦り、心を揺さぶる、という流れ。読み手の私も主人公と共に事件に翻弄されるような、心地よい裏切りにハッとする、読みごたえのある展開になっていて満足度は高いです。
★6 - コメント(0) - 2016年10月16日

さくさくっと読めたミステリー短編集。過去の様々な事件がとあるきっかけで思い出されて、思わぬ真相が明かされる。読み終わった後、「忘れ物が届きます」というタイトルの意味をしみじみ噛み締めました。最後の章の話が一番好きでした。
★12 - コメント(0) - 2016年10月10日

「沙羅の実」切なかった、でも良かった。泣けた。
★2 - コメント(0) - 2016年10月10日

久しぶりに大崎梢さんの本を読みました。書店員や高校生の話のイメージがあって、少し違う感じがしました。 好きなのは「おとなりの」と「野バラの庭へ」。 他のはどんでん返しなところもあって、ドキドキしました。
★7 - コメント(0) - 2016年10月8日

野ばらの庭へ、宗太郎さんの想いが、心を感じる言葉が、ふんわりと優しく私を包み込むような感じがして、愛おしいのです。志保子さんが託したかった本当の気持ちも、恨みつらみが全くないとは言いませぬが、兄か彼女か、誰かへの愛が根底にある気がして、暖かなものを感じるのです。メインタイトルの『忘れ物』の中身は、きっと、過去からの大事な贈り物。5編を読み終えて、そんな風に感じました。あぁ、夏椿の実の話も、愛おしいなぁ
★19 - コメント(0) - 2016年10月7日

忘れ物が届きますの 評価:76 感想・レビュー:78
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