向田理髪店

向田理髪店
あらすじ・内容
・札幌で就職した息子がわずか一年で帰郷。理髪店を継ぐと言い出した。
・幼馴染の老父が突然倒れた。残された奥さんは大丈夫?
・異国の花嫁がやって来た。町民大歓迎。だが新郎はお披露目を避け続ける。なぜ?
・町に久々のスナック新規開店。妖艶なママにオヤジ連中、そわそわ。
・映画のロケ地になり、全町民大興奮。だけどだんだん町の雰囲気が……。
・地元出身の若者が全国指名手配犯に! まさか、あのいい子が……。

──心配性の理髪店主人が住む過疎の町で起こる騒動を描いた極上の一冊。

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向田理髪店はこんな本です

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陸王
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向田理髪店の感想・レビュー(2017)

当初、主人公が頑固で偏屈なキャラかなと思ったのだが、読み進めるうちに、そうじゃないんだということが分かり、ほのぼの感に包まれた。親子の関係もうらやましい。
★15 - コメント(0) - 1月22日

面白かった。多分 夕張が舞台になってるのかな?ほのぼの感がとっても好きです。でも 北海道人として一言。こんなに訛っていないよ〜。でも その訛りもほのぼの感の一つだと思うと またいい味が出てるのかも。
★16 - コメント(0) - 1月21日

田舎の理髪店が舞台。訛りのある会話にほのぼの。
★10 - コメント(1) - 1月21日

初めは主人公の卑屈な性格や田舎の閉塞感や排他的なところがなんとも重く迫ってきて読むのも気が重くなっていたのですが、中国のお嫁さんの暖かさに私の心もほかほかになってきたのでした。主人公の気持ちも若い人の純な心意気で明るく変化してきたし、素敵な街になるといいね。
★56 - コメント(0) - 1月21日

久しぶりの奥田英朗作品。夕張市を連想させる北海道の苫沢という町で理髪店を営む康彦、55歳。町はかつては炭鉱で栄えたが、今は財政破綻して寂れる一方である。短編の連作で一つ一つが実際にありそうな話。そんな中で、周りの人と支えあっていくことの大切さをこの作品は面白おかしくも気付かせてくれる。続編があればまた読みたい。
★17 - コメント(0) - 1月20日

映画のロケの話とか実話なんだろうなぁ
★8 - コメント(0) - 1月19日

ほのぼのとした話で、なんとなく引き込まれた。素朴な町民たちの人情あふれる出来事が心をあったかくしてくれる。
★14 - コメント(0) - 1月19日

過疎化がすすむ北の町を舞台に、町民の悲喜こもごもの出来事にくすッと笑ってほんのり涙ぐんで、すごく幸せな気分でページを閉じた。やっちゃんの控え目だけど、みんなが心配で放っておけないおせっかいぶりをもっと読んでいたかった。「そったらこと言われても、これ以上なんもないさ。おらたちに会いたけりゃ、冬に来てみ」って、言われそう(笑)
★24 - コメント(0) - 1月17日

大事件が起きるわけではないけど奥田さんらしい温かい田舎の短編集。
★12 - コメント(0) - 1月17日

過疎化の問題を抱えつつ、のほほんの感じがとても良かった。私も康彦と同世代、田舎で理髪店を営んでいる中学の同級生がいる、彼のことを思い出した。秀平の事件のことはもう少し背景や、いきさつに触れてほしかった。
★25 - コメント(0) - 1月17日

 北海道の過疎地の理髪店。過疎地だけれど、若者が頑張っている。理髪店の息子も戻ってきて、理容学校に通い理髪店を継ぐという。過疎地の後継者問題や農家の嫁取り問題、田舎のしがらみなど問題が多いが、皆がわが町を愛し、仲間意識を持っている。  読んでいて、そんなにうまくいくかなあという思いもあったが、人の温かさを感じることができる話。ただ、字が小さいのが難点で、老眼には読みづらい。
★25 - コメント(0) - 1月17日

理髪店を舞台にした田舎あるある。いろんな人間関係が垣間見れて面白い。煩わしいと思う反面、そんな繋がりが人を救う場合もある。実際、過疎化が進み日本のそんな地域が無くなっていくのかと思うと寂しい気持ちになりますね。
★20 - コメント(0) - 1月17日

良い本で面白かったです。満足です。奥田作品は、安定感抜群で、どれを手にとっても安心して読めます。舞台となっている場所の関係から、「伊良部シリーズ」や「家シリーズ」よりは暗いというイメージはありますが、それにしてもこの人の手によると、そこはかのないユーモア感が漂ってきます。実に良い雰囲気に包まれる読書体験ができました。人がどのようなしがらみの中で、どんなことに翻弄されながら、生きていくのか、という大事なテーマについても考えさせられました。すっかり奥田ファンになりました。
★37 - コメント(1) - 1月16日

架空の北海道の過疎市(恐らく夕張市)での短編集。 財政破綻した市を題材にした話って、海堂尊先生にもあるけど、切実な現実が伝わってくる。 若者がどんどん都市へ流出してしまって、中高年しかいない。 何も発展しない。親としては傍にいてほしい気持ちもあるけど、発展未来が望めない町に留めておきたくない、というのもわかる。 こういう都市ならではの、濃い濃い面倒な繋がり、でもそれこそが助け合って安楽に過ごしていく為に必要なことなんだ、と改めて気がつく。 面倒でも横の繋がり大事にしたい。 そして是非続きが読みたい。
★32 - コメント(0) - 1月16日

北海道の田舎町の理髪店を舞台にして村人たちの人間模様がほのぼのと描かれる。心温まるようで退屈はしないし面白い所も多々あるが、ワクワク感はない。淡々と時が過ぎて行き、淡々と読み終わったって感じかな?
★16 - コメント(0) - 1月16日

雪のおかげで諦めついて一気読み。渋めのホッコリ系。舞台は北海道中央部の苫沢町という架空の町。53歳の理容師、向田康彦の視点で語られる、田舎ならではのヒューマンドラマ。田舎の良し悪しが浮き彫りに。頑固で保守的な康彦の気持ち、これは共感を超えて、我がもののよう。我が子の、実家の理髪店を継ぐという決意を聞いても、素直には喜べない。我が子は、こんな未来のない田舎で燻ってないで、都会で羽ばたいてほしい。でも、たとえ田舎でも、帰る場所があるっていうのが、とてつもなくありがたい時もある。田舎や実家に感謝した。
★34 - コメント(0) - 1月15日

故郷が寂れていくのはつらいけど、そう簡単に田舎が発展していくわけもなく手の打ちようもない。あるのかもしれないけど可能性は限りなく低い。田舎の閉塞感に絶望するのではなくて田舎だからこそのつながりを大切にしていこうとする終わり方良かった。あと基本的に人当たりがいいというか優しくて相手の心に寄り添うのに、息子に対してはすごい否定的になって心配しちゃうやっちゃんいいね!自分の親だったらあれだけど。
★20 - コメント(0) - 1月15日

AOI
中国からのお嫁さんと映画のロケ地になるお話が面白かった。でも同じく田舎に住む身としてはやたらに干渉される人間関係とかすぐ噂になるような煩わしい人間関係はやっぱり嫌だな〜。出てくる人たちがみんないい人なのでほのぼの気分で読めたけれど実際の田舎は面倒なことのほうが多い。
★20 - コメント(0) - 1月15日

北海道の真ん中、苫沢町で昭和25年から続く床屋「向田理髪店」を中心にした小さな事件の連作短編6つ。過疎化が進む町で後継者問題や嫁取り問題、新たな刺激への反応などがこの作家さんらしくほのぼの飄々と書かれている。でも、厳しい現実に、面白ーい!っていうより、物悲しさを孕んでる感じかな。最後は少し希望がもてたけど。
★71 - コメント(0) - 1月15日

乱暴にざっくりまとめると、「過疎地の現状と未来の課題」を織り込んだ物語でしょうか。稼業を継ぐ、継がない、若者のUターン、高齢者世帯、町おこし・・・などなど、テーマに沿った短編が「向田理髪店」店主を中心に紡がれていきます。在りがちなテーマですが、頑張りすぎず、暗くなりすぎず、「等身大で頑張っていこう」と言うところに着地していて、読後感は爽快です。
★14 - コメント(0) - 1月14日

過疎地に暮らす人々の心情をうまく表していると思った。年配者は将来を悲観し保守的に、若者は将来に期待し活動的に。面白かったです!特に、中国からの花嫁が良かった!
★34 - コメント(1) - 1月14日

ほのぼの。奥田さんの優しさが滲み出てるお話。息子の活動や将来、突然の退職についての真相について結末があると思いきや、なんか尻切れトンボ感。けど、きっと、何かを成し遂げてくれるというメッセージなのだと思いたい。
★20 - コメント(0) - 1月14日

図書館本
★5 - コメント(0) - 1月14日

「海の見える理髪店」に続き「向田理髪店」を読む(*^-^*)。近い将来?主人の実家に帰る私にとっては、身につまされる思い。過疎地の問題は山積みだし。主人は友達がいていいだろう。私はどうなる??(笑)となんだか暗くなる。奥田さんは、私を暗くさせたままでは終わらない、と思いながら読み続ける。ほんの少しほっとしたけど、厳しい現実(^-^;には変わりないなぁ。でも人との繋がりは大切だ。表紙の康彦さんがかわいい。
★56 - コメント(0) - 1月14日

最近読んだ本では、田舎の閉塞的で暗い面や、遠慮なさ過ぎて鬱陶しい話が多かったような気がするが、これは素直に人の繋がりっていいなと思えてしまった。老いや孤独など避けられないもの、その現実感には哀しくなったが、それさえもたくましさと隣人愛で救われ、無遠慮な好奇心も暖かみに緩和され、最後の結末は(正直これは事件自体がどうしても許せないのだけど)若者の柔軟さで乗り切った。普通の人達、何気ない日常なのに私の中では完璧に活きていた(深夜食堂の面々が多数参加。瀬川さんは不和万作さん、藤原さんは吹石満さんが笑)
★48 - コメント(0) - 1月14日

北海道の過疎の町で起こる小さな騒動~高齢化、後継者不足、介護、外国人妻、町の財政破綻などの問題とともに理髪店の主人や町の人々が右往左往しつつ、支え合って生きていく様子がなんとも暖かい~そして東北生まれの私は登場人物たちの会話の訛り具合が何とも懐かしい・・・
★17 - コメント(0) - 1月13日

向田理髪店に人が集まるのは向田さんの人柄やなぁと、しみじみ。やっぱ奥田さんええなぁ。田舎のいいとこもイヤなとこも愛おしく読ませてくれる。
★19 - コメント(0) - 1月13日

奥田英朗さんの本はこういうほのぼのとしたストーリーが一番好き。
★14 - コメント(0) - 1月12日

奥田さんらしいなぁ〜って思うお話。田舎の人付き合いの濃さと鬱陶しさ、でも溢れる人情さ。小さな騒動が町中の話題になるのが田舎なんです。面白かったです。さすが奥田さん!
★39 - コメント(0) - 1月12日

北海道の田舎町で理髪店を営む向田さんが主人公の物語。田舎町で何事も無いかと思いきや結構チョクチョク小さな事件が起こる。田舎独特の人付き合いが羨ましい。おじさん同士の友情も。中国人妻の話とスナック開店の話が良かった。北海道弁がなんとも言えず良い。
★92 - コメント(0) - 1月12日

理髪店違いで手元に来たときに間違えて予約していたことに気付いた。過疎化の町の話。他人事とは思えなかった。
★26 - コメント(0) - 1月11日

奥田英朗さんの本はすごい人気ですね。予約数もおおいけど、図書館でもいっぱい買ってくれますね。読んでて過疎の町で起こる騒動がなんか心温まる感じがしていいな。田舎だからプライバシーがないのが大変だけど、近所の人たちの都会にはない温かさがあって読後もいい感じ
★32 - コメント(0) - 1月11日

北海道の過疎の村の理髪店。人は少ない村だけど、人情味溢れているというのか、優しい人ばかりが、暮らしている。中国からの花嫁をみんなでむかえたり、新しいスナックが開店すると、みんなそわそわ。映画ロケ地となって村に活気が蘇る。村人みんなが家族のよう〜。面倒なところもいっぱいあるけれど、村の魅力が、感じられた作品だった。
★41 - コメント(0) - 1月11日

田舎って、良くも悪くも人付き合いが濃いよなぁ。誰が誰に振られたとか、町中が知ってるって嫌だー。言ってやるなよと思う。「出ていくか?出ていかねえべ。だったら開き直るしかないっしょ。染まれ。染まって自分なんかなくしちまえ。楽に生きられるぞ。」え〜。そうだけどさ…。う〜ん。そんな中、理髪店の主人が変わらず暖かく良識ある人でホッとしました。お節介の数々と昔馴染みとの会話にはホッコリ。田舎の嫌なところはしっかりリアルで息が詰まりそうなのに。ずるいな。上手いな。
★33 - コメント(0) - 1月11日

eko
北海道の過疎地で起きた色々な出来事、皆知り合いで、面倒くさいけど優しい。連休の最後に楽しく読めました。
★17 - コメント(0) - 1月10日

過疎地の理髪店の話。都会育ちの私には、田舎のわずわらしさはわからないが、ちょっとうらやましい。
★17 - コメント(0) - 1月9日

北海道のとある過疎化がすすむ街を舞台にした物語 若者たちが地元に戻り 再生に挑んだり 嫁不足に悩んだり いろんな問題や出来事が降りかかるも 陰湿で暗く落ち込むことなく 人の良さに物語は支えられていく。 向田理髪店のおやじや ガソリンスタンドのおやじたちが がやがやと飲み屋でぐちるが いつも女たちは一歩引いて遠くを見てる。 やっぱそゆときも 女の方が懐が深いな。
★18 - コメント(0) - 1月9日

何もないようで、意外と何かが起こる苫沢町。都会では珍しくないことが田舎では蜂の巣を突いたような騒ぎに。娯楽が少ないせいで感受性が豊かになるのかも。
★15 - コメント(0) - 1月9日

やっぱ、奥田氏の本は面白い。現在の過疎が進む町の問題を上手く取り上げて、ランディングもお見事。よく吟味、取材されているのでフィクションでありながら、現実問題と重なるところが流石。村社会の狭さをメリットとして捉えているのは小説だから許されるのでしょう。奥田氏の作品なので重くならずに読めました。
★62 - コメント(2) - 1月9日

連絡短編。北海道の過疎に悩む村。子どもらは巣立ち、自分の代で理髪店はしまいだと思っていた矢先、20代前半の息子が今から理容学校通って跡を継ぐと言いだした。親としては沈む舟たる村から逃げて欲しいが、継承者が嬉しいというジレンマも。多くの人の髪の毛に触れる職業だが、その下、頭に詰まった悩みに、対話の力で向き合う。/ 田舎の良い所と悪い所、両方受け入れて暮らすのは難しい。個人的ヒットは、嫁不足で中国人と(大金積んで)結婚した、元青年団の兄貴分(40歳)。お披露目しないせいで陰口叩かれる話。動悸発汗、伊良部案件。
★34 - コメント(1) - 1月8日

向田理髪店の 評価:98 感想・レビュー:956
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