よっつ屋根の下

よっつ屋根の下
あらすじ・内容
父の転勤をきっかけに、親子四人はそれぞれに思い巡らす。家族と自分は、どっちが大事?
勤め先の大病院の不祥事隠蔽を批判し、犬吠の地方病院に飛ばされた父。
製薬会社に関係の深い実家を気にして、父についていこうとしない母。
都会暮らしが好きなのに、父をひとりにできなくて、ついていった僕。
お母さんを責めないで!と言いながら、密かに自分を責めていた妹。
たとえ自分は離れても、いつまでもそこにあってほしい、ぼく
たちの「家」。
それは、わがままだろうか。

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よっつ屋根の下の感想・レビュー(588)

短編集かと思わせて、全てが繋がる物語。よっつの屋根、それぞれ時間が流れつつそのよっつの屋根がピッタリとひとつにフィットする感覚が心地よい。お母さんは多分とてつもないべっぴんさんで妹もすこぶるべっぴんさんと予想。
★5 - コメント(0) - 3月24日

正直大崎さんのご本にしてはちょっと物足りなかった。基になる話とそれをめぐってあれこれ…と年月を越えて流れるお話、わかりはするんだけどなんていうかすんなり流れていないというか、どの話の誰をとっても今一つピンとこなかったかな。全体にもたもたする感じもあるし、文章も今までと比べるとちょっと読みづらかった。ここをもっと掘ってほしいってところが掘られないので、わたしの好みかもしれませんが。
★2 - コメント(0) - 3月22日

犬吠埼のうんちくもありました。4人家族の短編連作集。すべての原因はお母さんの家庭にあるように感じた。子どもたちは悩みながらも成長していて、それなりによかった。
★8 - コメント(0) - 3月20日

最初は家庭崩壊のストーリーかと思ったが、よく練り込まれた構造の連作短編で大崎梢さんらしい視点で、時を積み重ねていく中で見えてくるもの。ほのぼのしたお話になりました。銚子のお寿司屋さん行ってみたいです。美味しそう。
★41 - コメント(0) - 3月19日

なんだか残念ながら私には今一つだった…。結論はなんとなく理解できた。バラバラになりそうな家族の心の拠り所である白金の家をフミくんが守っていく。そこはとても良かった!と思える。でも…全編通して、くどくどしすぎた気がする。祖父の愛人とその娘。その存在が母に影響を及ぼすのは分かるけど、だから何?それだけそのことを全編通して描きたいなら、愛人と娘をもっと生きてる存在として描くべきだったのでは?後半になればなるほどつまらなくなっていった。残念。
★6 - コメント(0) - 3月18日

家族4人それぞれの想いに入り込み、先が気になり一気読みです。息子の父への気持ち、新しい場所で友情を築く様子にはホロリとし、正義感の強い夫に付いていかない妻に嫌悪感を持ったものの、その妻には譲れないこだわりがあり、長年わだかまりを持ち続けていたことに、少し見方が変わりました。ふわふわしていた妹が女子高の中でたくましくなっていくのもよかったです。お父さん、たぶんお母さんには「惚れた弱み」ってヤツですよね。子供たちもそれぞれの親に寄り添って、一家離散とならなかったことがよかった。希望が持てるラストでした。
★34 - コメント(0) - 3月18日

息子の章が、一番せつなく泣けました。よかったです。
★5 - コメント(0) - 3月18日

海に吠えるは、アンソロジーで読んでいたので、そこから繋がる連作短編集という事で、嬉しく読み進めた。両親の別居は、本人達だけではなく、子供達にも当然、深い影響がある訳だけど、本作ではみんな良い結果へと結びついたようだ。それにしても、長男のどうしても行きたい学部ってなんだったんだろう⁈
★42 - コメント(0) - 3月16日

「海に吠える」はアンソロジーで読んで印象に残っていた物語。医療ミスを告発し銚子に飛ばされた父についていったのは長男だけだった。都会暮らしを棄てられず家族の反対に逆らえなかった母と妹とは離れて暮らすことに。家族であっても思うこと、感じることは違う。それぞれの立ち位置から家族を見つめ己の居場所を確かめる。母親がお嬢様ゆえの別居かと思ったが彼女が抱えていたものも大きかった。時間が家族の拗れた糸をときほぐし離れていても糸は切れず、また違う繋がりが始まる。帰る家があるって大切だ。
★53 - コメント(0) - 3月14日

医師である父(夫)が、自分の信念を貫いた結果、家族は東京と千葉(銚子)に別れて生活することになる。息子、父(夫)、母(妻)、娘、と、それぞれの目から見た家族の有様が、時間の流れとともに描かれている。それぞれのとりつくろう姿。本音と後ろめたさに揺れる気持ち。さらりと読み進めつつも、いろいろと考えさせられた作品だった。
★6 - コメント(0) - 3月13日

バラバラに暮らす家族のそれぞれの想い。海に吠えるは、既に読了済。お祖父さん?の隠し子は結局うやむやになった感じ。フミくんの学部が何か気になってしまいました(^^;)
★37 - コメント(0) - 3月13日

病院の医療ミスを告発して左遷になる父と、彼についていく息子。それまでの約束された東京での恵まれた生活を捨てて、知る人のいない田舎へと引っ越す。そして東京に残る母と妹。家族はバラバラ…にみえて、そんなことはない。お父さんのしたことは正しいしとても勇気があること。いいお父さんで羨ましい。お母さんは恵まれすぎてて共感できない、妹も…トモくん頑張ったんだな…。あとじいちゃんの不倫相手の子どもどうなったんだろ、そこが解明されなくて残念。とにかくお父さんの勇気を讃えたい。
★5 - コメント(0) - 3月10日

正義を貫いて左遷された父と、一緒に着いて行く息子。東京に残った重役令嬢の母と、妹。一見脆くてすぐにバラバラになってしまいそうなのに、それぞれの信じる道を真剣に、自分のことも、相手の気持ちも考えながら生きている。こんな家族の形も良いのかもしれない。
★8 - コメント(0) - 3月8日

★★★☆☆ みんなそれぞれの場所向いてるけど、どこか繋がってて、こういう家族もありだと思った。
★5 - コメント(0) - 3月8日

図書館本*とある事件から2つの家に分かれて暮らすことになった家族の話。息子→父親→母親→娘→息子に戻って話は完結する。最後の方には子供達もそれぞれの家を出て暮らすので、題名通りのよっつ屋根の話となる。語り手が変わり、時間軸も変わるので何度か行ったり来たりして関係性を確認。読み始めは、千葉の片田舎に住むことになった父親・息子に同情する気持ちがあり、都会暮らしに拘る母親・娘に疑問を持ったけど…読み進めるうちに各々の事情があったりで見方が変わった。一見幸せそうな家族にも、様々な事情があるんだなぁ〜と再確認。
★9 - コメント(0) - 3月7日

先週読んだ本。感想すら書いてなかったなー。連作短編集かな。時系列はあちこち、主人公も代わりますが…左遷された医者の父、父について田舎にいった私立中学受験前のおにいちゃん、都心に住む根っからのお嬢様の母、母と一緒に住む私立小学校に通う妹…一番はじめのお話読んだことあるんだよ。どこでだ?わがままをいい、ムスコにあまり会いにも来ない母になんだかなーって思ってたんだけど、二話目はからは、その後の話や、父母の出会ったころの話を読むと…この一家にも幅広く色々あったんだなー。おにいちゃんが一番偉い親はわがままだ。
★6 - コメント(0) - 2月23日

ふたつの家に分かれて暮らすひとつの家族の物語。各章毎に、家族それぞれのお話。しんみりといいお話だった。それぞれ前向きな感じもいい。でも、なんとなく消化不良感が残る。この家族、4人暮らしだった頃はどんな暮らしぶりだったのかな?それがよく分からないから、伝わってくるものがイマイチ弱い。兄と父の章は良かった。妹のは回りくどく感じた。母の苦悩はよく理解できない。私が人と比べられることなく育ったせいかな?母の実家には時代錯誤感を感じたけど、上流のお家はあんなもんなの?母の長く悩んだ末があの選択?って思った。
★7 - コメント(0) - 2月22日

いい感じ 読み終えました。よかった!
★2 - コメント(0) - 2月21日

ほこん
★1 - コメント(0) - 2月19日

家族、をキーワードにした、四人家族それぞれの短編集。家族とは言え所詮は別の人なので、それぞれの人生がありそれぞれの人格がある。こんなシンプルな事が、家族であるというだけでなかったことにされる。「他人ではない」という呪いがかかる。それにしても、出てくる一族(江藤家)が今時どうなん?と思うレベルで時代がかってて、間違いなく本作においてはキモなとこだろうにおいらすっ飛ばして読みましたー!途中でどんどん面倒くさくなってきて。特に母と妹が。もっと簡単でシンプルな話でええのに、ちょっと盛り過ぎな感じがしました。
★9 - コメント(0) - 2月19日

想像していたよりもほっこりと暖かく、優しい話だった。母の呪いは理解しずらいし、共感も出来ないけど呪縛から解けつつあるなら良かったなって思えた。ただ各人の話はもうちょっとしっかり読みたかった。話がとっ散らかっちゃうのかもしれないけど、妹の話も兄の大学生活も気になる。あと白金の生活とか四人でいる時の幸福さを書いた話も一編欲しかったなーそしたら最終話の結論もすっと入ったような気がする。
★4 - コメント(0) - 2月18日

勤め先の大病院の不祥事隠蔽を批判し地方にとばされた父。息子はついていき、母と妹は白金で暮らす。家族とは何か、相手や自分の気持ちに向き合う連作短編5つ。心の動きを丁寧に描いてあり、大人になったからこそ「家族とは」を考えることができ、じーんと心に響いた。第1話から引き込まれて一気読み。ドラマや映画にならないかな。
★29 - コメント(0) - 2月17日

家族四人それぞれの視点から描く連作短編。いろんな想いを抱えながら、それぞれが歩み出す。よっつ屋根の下にそれぞれが暮らす。でも、根っこは繋がっている。うちの家族もそうありたい。
★20 - コメント(0) - 2月17日

4つ屋根とはそういうことか。最初の章を読んで後ろ向きな話かと思ったが徐々に前向きになってよかった!"飛びこまなきゃ出会えなかった人であり、物なんだ"そうだよなぁ…私も頑張る。
★4 - コメント(0) - 2月13日

もう少し切ない話をイメージしていたのですが、前向きな感じが漂っていて、読み心地が良かったです。
★12 - コメント(0) - 2月11日

なぜに二匹目の犬の名をそれにした?その名を見たときそれまでの物語が吹っ飛びかけました。「ちょろ松」て。1つ屋根の下でなくても繋がる家族の絆。
★6 - コメント(0) - 2月11日

訳あって二組に別れて住むことになった家族。何が正解かわからないままそれぞれの葛藤が描かれている。大なり小なりどこの家族でも悩みや問題はあるだろうが、精一杯生きているのが気持ちよかった。
★5 - コメント(0) - 2月9日

読破。タイトルの「よっつ」がなんなのか、読み始める前にあれこれ考えた。一家離散の話とか(笑)母親の、銚子に行かない理由がその部分だけを読むとどうしても理解できなくてイライラ。でも、後からそう言うことかとなんとなく納得。全体的にはいい話系なんだろうけど、今一歩踏み込みが足りないのか、引力が弱かった。ちょっと文章が雑かな、とも感じられた。
★122 - コメント(0) - 2月8日

父親の左遷をきっかけに父と息子、母と娘が別れて暮らす。それぞれの視点から家族について描いた作品。ひとつ屋根の下に暮らしていても、わかり合えるとは限らない。法律や血のつながりよりも、言葉でのつながりが大事だろう。思っていても言わなければわからないし、言わない方が良いこともある。会話が少ない集まりに幸せはやってきにくいように思うので、そういう意味でこの家族は機能不全ともいえるし標準的ともいえる。結局は正解はわからないし失敗もするのだろうが、やり直しだけは認めてほしいと思う。
★42 - コメント(0) - 2月7日

訳あって、父&息子、母&娘で離れて暮らす家族。 それぞれの視点で過去から今までの流れが描かれ、未来へと進んでいく。子供が巣立ち、4人が離れて暮らすことになっても家族は家族だよ、という前向きな物語でした。読みやすいし、ほっこりさせてもらいました。お母さんだけは最後、突拍子もない感じがしたけれどね・・。☆5
- コメント(0) - 2月5日

すれ違い、葛藤し、離ればなれになった家族。1人1人からの視点で描かれていて、話が繋がる。この後、4人はどうなっていくのだろう。子どもか小さいうちはともかく、大学生になると離れるのは当たり前。よっつ屋根よね。
★5 - コメント(0) - 2月5日

医者である父が病院の体制に反旗を翻したために遠く千葉の外れに飛ばされ、父&息子と母&娘に別れて暮らすことに。この出来事が、家族のあり方や、自分の人生や、いろんな事を考えさせ、いろんな決断をさせていく。家族とは縛られるものかもしれないけど、離れてても結び付き支え合うもの。そして、いつだって戻れる場所。
★14 - コメント(0) - 2月5日

家族バラバラで心も離れそうだけど、一人一人が悩んで自分の気持ちを導き出していく。根本は元から思い合ってたし、それに気づいていたから、離れそうになってもひとつになれたのかもな。ステキな家族の話でした。
★13 - コメント(0) - 2月4日

うーん。なんだろ、もったいつけてるみたいな感じが鼻について、悪い話じゃないのに、何となく拒絶してしまうというか・・・いわゆる庶民なので、ふ~ん、結局医者の話だったのかとか、いわゆるお嬢様の話だったのか、上流階級の話だったのかと妬み嫉みが先にたっちゃって・・・いや、いい話だったと思うし、うるっともきたし、いい話だったと思うんだよ、ホントに・・・それなのに、なんなんでしょう、この置いてけぼり感・・・ダメですねぇ。今年初の黒pukupuku発動です。
★85 - コメント(0) - 2月3日

元々は他人なのだから、それぞれの価値観、それぞれの想い、それぞれの信念がある。しかし、いやそれだからこそ「家族」となりえるはずだと思う。
★5 - コメント(0) - 2月3日

大病院に勤める父は、不祥事隠蔽を批判した事で犬吠の地方病院へ飛ばされてしまう。製薬会社に関係の深い実家を気にし、母は父についていかない。 妹は母と暮らす事を決め、東京での暮らしと私立受験を捨て、父についていった僕。父の転勤をきっかけに、別々の暮らしを始める事になった家族4人の物語。
★24 - コメント(1) - 2月2日

平山駅史彰は、父親の転勤に伴い東京から銚子にやってきた。東京から離れたがらなかった母親と妹とは別居。転勤になった父親を恨んだ時もあるが、銚子の人と土地に慣れ、また父親が転勤になった理由にも自信がもてるようになっていく。平山家のそれぞれが一話ごとの主人公となる連作短編集。んー。お母さんの気持ちには、やっぱり共感できない。お父さんの優しさと正義感には好感が持てた。
★6 - コメント(0) - 2月1日

大崎さんの本を全て読んだわけでないが、回想でなく10年の時間が小説内で流れるのは初めて。 誰かと比べられて育つというのは、きついことなんだなと実感。頼りなかった妹ちゃんが独り立ちしていく姿に感動した。
★13 - コメント(0) - 2月1日

わけあって2組に別れて暮らすようになった親子の物語。家族それぞれの 目線から書かれていています。一見バラバラのように見えますが 心はきちんと繋がっています。
★7 - コメント(0) - 1月30日

突然、東京から銚子へ転校することになった長男と父、東京に残った母と妹。それぞれの視点でかく物語
★3 - コメント(0) - 1月29日

よっつ屋根の下の 評価:100 感想・レビュー:286
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