形式:単行本
出版社:光文社
形式:文庫
形式:Kindle版
出版社:情報なし
村の風習と人間の手の届かない知性体を結ぶ『眼神』、複数の生体脳を埋め込むことで人間に近づこうとする機械人間を描いた『完全なる脳髄』、人を食らう生物の棲む地で起こるドラマが描かれた『滑車の地』が特に好きだった。『楽園』の近未来的な世界が魅力的。『楽園』と『アステロイド〜』に通じる、「人間とは何か、という問い以前に、あなたとは何なのか、という問いに対する答えについて」「体と知性の関連性」はとても興味深かった。
→「ほんの少しでもいいから私を思い出してくれ。灰色猫と過ごした奇妙な日々と共にね」と言ったのには胸が痛んだ。他の短編も幻想とSFがうまく混じり合って、作者の他の作品も読んでみたくなりました。
文庫化されてないかなぁと思ったら、もう出てました。チェックしてみます!
ここから第二第三の華竜の宮が出て欲しいです。
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