舟を編む

舟を編む
あらすじ・内容
言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをん最新長編小説。

【辞書】言葉という大海原を航海するための船。
【辞書編集部】言葉の海を照らす灯台の明かり。
【辞書編集者】普通の人間。食べて、泣いて、笑って、恋をして。
ただ少し人より言葉の海で遊ぶのがすきなだけ。

玄武書房に勤める馬締光也。
営業部では変人として持て余されていたが、
人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、
辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。

定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、
徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。

個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく――。

しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか――。

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舟を編むの感想・レビュー(33257)

俺電子辞書派だけどこれ読んだら紙の辞書を使いたくなった。
★15 - コメント(1) - 1月20日

穏やかな話なのに、沸々沸き上がる様な、とてつもなく熱量を持っていると思った。『舟を編む』というタイトルから内容が思い付かなかったので、最初は興味がわかなかったけど、内容を知り、読んでみると、一気に読んでしまった。1つのことにあれだけ没頭できること、人に恵まれたことが羨ましい。
★34 - コメント(0) - 1月19日

辞書は単に言葉の意味を説明するだけの無機質な物だと思っていたが、人の想いや情熱がたくさん詰まっていて、とてもあたたかいものであることが分かった。辞書に対する見方が変わった。私自身も、いろんな言葉を操られるよう、辞書でボキャブラリー増やして知的な女性になりたい。
★35 - コメント(0) - 1月18日

「辞書編纂」という一見難しそうなテーマとは裏腹に、思いの外読みやすくて所々可笑しくて笑ってしまう温かいお話だった。十数年にも渡って、何度も校正を重ねたり紙をめくる質感を追求したりと、辞書編纂は私達の想像以上にドラマがあるのだなと思った。 "骨折する勢いで首をかしげたくなるような"などと思わずイメージしてしまう比喩表現が多いのも面白い! 電子辞書やスマホが普及している現代だが、たまには多くの想いの詰まった紙の辞書も読もうと思った。
★45 - コメント(0) - 1月17日

辞書編纂の話という事前情報があったためもっと堅い物語だと思っていたので、読み始めはポップさに驚きました。 物をつくるということに共通する感動と言葉という曖昧なものに対峙する持久力に感動です。 どこの世界の専門家も突き詰めると芸術的でかっこいいなと思います。
★34 - コメント(0) - 1月17日

アニメ版を見ている最中に読み始めました。両作品の違いも含めて楽しんで読みました。小説では辞書作りに重きを置き、アニメでは人物に重点をおいて描いたように感じた。作品を補完するのに両方見る(読む)のはお勧めです。言葉と真摯に向き合っている辞書編集メンバーに触れ、最近、とみに言葉遣いがひどい自分が恥ずかしくなりました。家に辞書が一冊もないことに気が付き、購入を検討しています。読了後、この本をくれた友人の言葉を思い出し表紙の装丁を見て、ニヤリ。。。
★36 - コメント(0) - 1月16日

約3年前に読んだがいまいち入り込めなかったので、まずは映画を観ました。本より登場人物の個性がわかって良かったと思いました。そして辞書を10年以上もかけて丁寧に作り上げる事に頭が下がりました。まじめ君や編集に携わる大勢の人達と、出来上がった時のシーンには涙が出ました。とても感動しました。なので本を再読しました。
★44 - コメント(0) - 1月16日

辞書というものを最後に手にしたのは何時だろう?まして読み物として読んだことはない。図書館特設コーナーにあった本書はかなり前から認知はしていたが『読みたい』にも不登録。迂闊であった。一つの辞書が出来上がるというのは考えられぬ程の大勢の連携、忍耐、艱難辛苦の上の賜物であると。主人公、馬締光也は三浦しをんご自身ではないだろうか。一つ一つの言葉に思いを込め意味と定義を探す。辞書の出版までの事細かなプロセスも興味深く、また不器用生真面目な人達の愛の物語も素晴らしかった。感動!辞書を読み物として読んでみたいと思った。
★87 - コメント(0) - 1月15日

何かに夢中になり、邁進する様はどうしてこんなに惹きつけられるのだろう。1人では成せないことを、同じ熱意で完成させるって本当に素晴らしい。そして、言葉って本当に奥深いんだなと感じます。自分の考えを伝えるためにはどうしても言葉が必要で、今まで知らなかった言葉をもっと知りたいと思います。また、読み終わって表紙を見ると感動です!
★44 - コメント(1) - 1月14日

今までは辞書について何も考えずに使っていたけど、この作品を読んだら辞書に対する見方が変わった。紙の辞書を改めて購入したいとも思った。 この本の装幀も大渡海を表していて好き!
★40 - コメント(0) - 1月12日

とある出版社の辞書編集部の物語。1つの辞書を作るまでには、想像以上に、多くの人の想いや労力、時間がかかっているのだなと感じさせてくれる物語でした。所々に言葉を大切にする表現があって、本当にその通りだなと痛感しました。
★37 - コメント(0) - 1月11日

登場人物が全員優しさに溢れていました。それにしても、辞書を作ることがこんなに大変な作業とは知らず…。多くの人が関わり、こだわり抜いて出来ているものなのだと。我が家にある辞書、愛着を持って使おう、我が子たちにももっと活用してもらおうと思いました。
★46 - コメント(0) - 1月10日

素敵な本だった。辞書をつくるって気が遠くなる作業。
★37 - コメント(0) - 1月9日

最初から最後まで一貫して暖かい。くすっとさせてくれたり、共感させられたり、ぐっと込み上げるものがあったり。。ふとしたときに再読したくなりそう。
★43 - コメント(0) - 1月9日

映画がとても良かったので原作本も読んでみようと思い手に取ってみた次第です。映画の中では時間の都合上描くことができなかった西岡の葛藤や辞書編纂室への思い、そして後に編纂室へと配属される岸辺さんのやはり同じく心の内というか情熱を詳しく知ることができて大変満足しました。こうして原作を読んでみると、改めて映画の良さを知ることができるし、原作を読んで映画で補完できなかったところを埋めることができる。いい作品はどんな形でもいい作品なんだなぁ。
★43 - コメント(0) - 1月9日

自分が小中高と国語が1番好きだったことを思い出させてくれた作品。松本先生の「言葉の海は広くて深い」本当にそうだと思う。もっともっとたくさんの言葉に会うために、また本を読もう。
★48 - コメント(0) - 1月7日

2日で読了!
★15 - コメント(0) - 1月7日

登場人物がみな個性的でした。辞書のさわり心地は気にしたことなかったので、新たな発見がありました。ぬめり感、感じてみたいです。
★54 - コメント(0) - 1月7日

三度目です。 初めてこの本を読み終えた後、三十年愛用している「大辞林」を本棚から下ろしました。まず、装丁をじっくり眺め、次にページをめくって「ぬめり感」を確認。表紙を開けて最初に書かれている編集長の言葉に初めて目を通して感動し、一番最後にびっしりと並ぶ、編纂に関わった方々の名前の多さに圧倒され・・・。 私の手元にも、こんなに多くの人たちの情熱や苦労の結晶があったのだと、辞書を胸に抱き泣きました。家族は変な顔をしていましたが。
★35 - コメント(0) - 1月6日

辞書を作る話っておもしろいのか?と思っていましたが、面白かったです。すごく考えて書かれたんだろうと感じました。辞書を引きたくなり、もっと言葉を知りたくなりました。読んでよかったです。
★32 - コメント(0) - 1月6日

何かに打ち込めるってとてもかっこいいことだと思いました! 自分も熱中出来る何かを見つけたい。
★33 - コメント(0) - 1月5日

再読。さらっと読めた。
★20 - コメント(0) - 1月5日

アニメが終わったので読み直し。 やはり何処までも魅力的な本。読んでいると「ぬめり感」を感じられるような気にもなる。読書復帰の方にお勧めの一冊。
★3 - コメント(0) - 1月3日

辞書編集部。言葉を扱うことの難しさ。ああ、何かのために熱を注ぐ人って幸せだな。
★34 - コメント(0) - 1月3日

本屋大賞にふさわしい味のある作品でした
★32 - コメント(0) - 1月3日

三浦しをんさんの文章は柔らかくて、ユーモアに溢れていて大好き。まじめさんのキュートさは言わずもがな、今回は西岡さんの出来る男っぷりに惚れ惚れ!(アニメのイメージにも引きずられつつ)。まじめさんの才能に嫉妬しながらも、チャラく適当に見せながらも、きちんと自分の役割を完遂した後異動、異動後も影に日向に、大渡海を全力で支えてくれて。まじめさん寄りに、専門性を発揮しなければという気持ち(あくまでも気持ち)で自縄自縛に陥りがちな職種のワタシにとって必要なのは、西岡さんのバランス感覚と政治力だわ…。
★47 - コメント(0) - 1月3日

178
辞書編纂をテーマにした群像劇。西岡が一人称の章で明かされる彼の心境は胸を打つものがあった。クドリャフカの里志に近いね。サクッと読める割に辞書作りの膨大な時間を自然と感じさせてくるので、辞書完成のシーンや製紙のシーンは登場人物と一緒に感動してしまう。松本先生は柏にお住まいだそうで。
★10 - コメント(0) - 1月2日

辞書が引きたくなった。
★29 - コメント(0) - 1月2日

仕事に対してののめり込みっていうのは大事だと思う。そしてそこに対する表現力、臨場感を表せているのは素晴らしい。変な感情移入をさせない自然感じで訴えられるのは筆の力。
★34 - コメント(0) - 1月1日

言葉は自分の心を写す鏡、たくさんの正確な言葉は鏡の歪みを少なくし共に覗き込んだ人に気持ちや考えを深くはっきりと伝えれる。ヨレヨレのスーツにボサボサの髪、大手出版営業らしからぬ「馬締」はその名の通りまじめな性格であるが、それ以上に変人。しかしその言葉のセンスを買われ辞書編集部へ、定年を迎える「荒木」と監修の「松本先生」の夢である辞書“大渡海”の完成を託される。辞書の裏側を描いたお仕事小説。めちゃめちゃ面白かった!言葉って奥が深い、深すぎる!読み終わってから放置していた辞書を引いたら見方が変わってました。
★75 - コメント(0) - 1月1日

辞書を作るのには時間がかかる。辞書を作る話だと聞いてずっと読んでなかったけれど、流石は本屋大賞。西岡のキャラがよい。
★34 - コメント(0) - 1月1日

西岡さんみたいなタイプって要領良さそうに見えるだけで本当は不器用なんですよね。まじめさんは不器用に生きていながら最後は評価されるけど、西岡さんタイプは誤解されたまま終わってしまったりして。でもこういう生き方しかできないんです。治せないんですよね。なので、この話ではちゃんと見てくれている人達がいて、最後は報われたので気持ちよく読了できました。世界の西岡さんタイプの方々に読んでいただきたい一冊です。
★43 - コメント(0) - 2016年12月31日

辞書の編纂の話ということで、あらすじだけを見て堅い本なのかと思っていた。読んでみたら、「えっこんなクスっと笑える文章なの!?」と驚きながら、一気読みしてしまった。あらすじだけじゃなくて、ちゃんと手に持って文章読まないとわからないものですね。長年敬遠してしまったことを反省。
★2 - コメント(0) - 2016年12月31日

かなり前から名前は知っていて、綺麗な装丁だなーと思っていたのですが、アニメになったのでようやく読みました。アニメ視聴後の読了だったので、描写があっさりかな?と思うところもあり…西岡さんの葛藤やまじめさんへの嫉妬と憧憬のような複雑な心情は小説のほうが細かく書かれている印象でした。松本先生の最期の手紙は、文章で読んでも泣ける…アニメキャストの印象が強く、読んでて台詞が再生されて聞こえてくるようでした。辞書に触れる機会がめっきり減っているので、これを機にぬめり感を感じてみようかな…と思いました。
★42 - コメント(0) - 2016年12月29日

さすが2012年本屋大賞第1位!辞書編集部が舞台でどんなストーリーか?と不安でしたが,すぐに惹きこまれ,最後はホロッとくる読んで良かったなと思える本でした!
★35 - コメント(0) - 2016年12月28日

アニメ化されたらしいので。何か一つのことに情熱と魂をかけることで、そうでもない人達を感化したり嫁をゲットしつつ、15年がかりで出来上がる辞書。そこに記される無数の言葉達は過去から受け継がれ時代の変遷を経て変化しつつも、自らの古い記憶を言語化し、民族のアイデンティティを担い、亡き魂をこの世につなぎとめることが出来る無二のツール。お仕事モノとしては決して派手な話ではないのですが、登場人物も主人公に感化(?)され職人的気質を持ち始めるくだりなんかは人物が魅力的に書けていると思います。
★48 - コメント(0) - 2016年12月28日

辞書を作っていくまでの話。この本の装丁にも理由があっていい話だった。
★33 - コメント(0) - 2016年12月28日

★★★★☆
★14 - コメント(0) - 2016年12月27日

これからの人生で何度も読み返したい本になりそうです!
★30 - コメント(0) - 2016年12月27日

先生が亡くなったり、辞書が出来上がった描写がややそっけなく感じが、総じて「いい話」だった。無難。
★27 - コメント(0) - 2016年12月26日

舟を編むの 評価:94 感想・レビュー:12307
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