崩壊

崩壊
あらすじ・内容
地方都市で起きた市議会議長の殺人事件。
正義の裏側に隠された哀しき真実とは――。

地方都市・波山市の市議会議長が殺された。
当直明けの夜、波山署の刑事・本宮宣親は
遺体が安置されている病院に向かう。
亡くなった議長の妻と娘は何かを隠しているようだった……。

事件当時、被害者宅付近で聞こえた男女の声を手掛かりに、
本宮は県警本部の若手女性刑事・平原優子と組み、
事件の足取りを追う。
捜査を進めていくうちに、奇しくも、本宮自身が封印していた
高校時代の苦い思い出と事件が絡み合い――。

時代に翻弄された人々の哀しみを丁寧に描いた感動の警察小説。

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崩壊の感想・レビュー(150)

最後の終章はいらない気がする。若い美人の相棒は親が警察の偉い人かこの作品のように不幸な生い立ちの人か極端な場合ばかりで残念。男性の相棒なら普通の若手なのに。
★1 - コメント(0) - 3月1日

「罪の声」が良かったので手に取る。元記者ゆえ事件への迫り方に力があって引き込まれた。この作品も親の事件に人生を狂わされた子供の物語。捜査上空振りかと思いきや点と点が繋がり一気に進展していく様は面白い。家族であっても絆はもろい。バブル期にお金で狂った人生が幾多もあったのかと思うと繰り返したくない時代だ。
★45 - コメント(0) - 3月1日

バブルの波に翻弄された家族。殺人事件を追う刑事の目線でその家族の一人ひとりが歩んだ道を辿って行く。事件の外堀を埋める敷鑑ということもあるが刑事の捜査は事件に関係した家族への取材調査のような印象。またベテラン刑事が再三見せる人間性(親父臭さ)が刑事物に期待する緊張感やテンポある展開の妨げになっているようにも感じた。最終章に至り、これは家族のドラマを描いたものだったのだと多少納得。殺人事件の動機はさておき、事件の背景にあるのがバブルの終焉がもたらした家族崩壊というのはありふれていて面白味に欠ける。
★10 - コメント(0) - 2月21日

生々しい人間の嫌な部分がドカーンとは押し寄せず、ジワジワと緩やかにやってくる。ただ丁寧な展開すぎて、途中少し嫌になってしまった。美味しい時代にどっぷり浸かった大人に翻弄された加害者も気の毒やけど、大切にされるべき子供時代にこうも色々あると、周りの人間やもちろん自分自身を大切にすることを放棄してしまうのかもと思うと怖い。
★25 - コメント(2) - 2月9日

同じ人間でも二十七歳と十六歳では違う人間ということやな。うんうん。
★4 - コメント(0) - 2016年12月28日

年配の引退近い刑事が主人公の事件物。話はよく構成され、大阪近郊の様々なシーンの描写や登場人物もそれぞれ丁寧に書かれた佳作という気がした。しかし盤上のアルファなどで読者が刷り込まれてしまった、ぐいぐい引っ張る作者へのイメージとの距離感は大きく、何となく物足りなさを感じた。まあそこまで作者は責任持てないよね。
- コメント(0) - 2016年12月2日

★★★
- コメント(0) - 2016年11月20日

なんかもう一つ話にのめり込めなかったのは何でなんだろ。登場人物がちょっと上手く掴めなかったというか、印象が被ってしまって混乱しちゃったというか。うーん、面白くなかったわけではないのだけど、もうちょっとこうパンチが欲しかったかなあ。
★2 - コメント(0) - 2016年11月10日

初読み作家さんです。ストーリーはよくできていると思うが、展開の継ぎ目がぎこちなかったり中身が薄いような気がします。もう少しサクサクと読めても良さそうだが思いのほか読了に時間がかかりました、でも他の作品も読んでみたいと思います。
★5 - コメント(0) - 2016年9月30日

うーん読了感がいまいちで、ネタバレ後にピタッと来ない。
★4 - コメント(0) - 2016年8月26日

絶望感漂うタイトルとカバーなのに案外女女しいというかガツンとした衝撃はなくてもんやり…人間関係複雑すぎて被疑者の考えてることがいまいち伝わってこない。
★6 - コメント(0) - 2016年3月4日

コツコツと捜査する場面が多かったかな。派手さはないけど本宮さんのキャラが好印象で楽しく読めました。「もうちょっとや」つい言ってしまいそうです。「崩壊」、輝が崩れたのを考えてみるとなんとも寂しい気持ちです。
★2 - コメント(0) - 2016年1月13日

帯の『加害者の悲劇が胸を打つ』という一文に「砂の器」みたいな話なのかと期待して読んだら、むしろ「顔」のような作品だった。が、被疑者が純粋に悲劇の主人公と言える訳ではなく、また被害者を始めキャラクターの何名かは読んでて不快感を催すような人物設定で、少し外れだったのかとも思う。主人公である所轄の中年刑事と県警捜一の女刑事がペアを組んで捜査に当たるという展開は乃南アサの「凍える牙」を思い起こさせるが、相方の女刑事のキャラが薄かったのも残念
★61 - コメント(1) - 2015年12月10日

シブい話だった。人間関係かよくわからないまま終わってしまった。
- コメント(0) - 2015年11月16日

★★★★
- コメント(0) - 2015年10月27日

この表紙で、崩壊。ものすごく期待・・したのが仇となり。う~ん。どうなんだろ、崩壊、した?爆。
★6 - コメント(0) - 2014年12月28日

なんだか最後、よくわからないままに終わったが、読み返してまで確認しようとも思わない。もったいぶって全体はいまひとつ。
★9 - コメント(0) - 2014年12月6日

市議会議長殺害事件の裏側の隠された悲しき真実。着眼点、人物設定など評価できる点があるものの、物語展開の節々に疑問点が…。第6章に入り殺人に至る背景が明かされるが、「リセットボタンが見つからない」とは何のことか最後まで明かされずじまい。昌男にかかってきた「罰が当たったんや」という電話の主も明確になっていない。最終章の下りでは本宮が取り調べをしてきたようだが、後半では逆に聞き手にまわっている。読み手を納得させていないエンディング。
★1 - コメント(0) - 2014年9月4日

バブル崩壊を扱う物語はほとんど同じ雰囲気が漂ってる。華やかで泡のような時代から昭和のおわりを告げるあの陰惨とした雰囲気が。
★1 - コメント(0) - 2014年7月22日

内容としてはそれなりに面白いが人間関係がわかりづらい。 伏線のようで伏線じゃない描写とかもあり微妙かなぁと。 後、何故かこの作家さんは作中で毎回韓国ネタを出すんだが正直いらない気がする。
★2 - コメント(0) - 2014年7月6日

最初に女神のタクトを読んで気に入ったので、何冊か読んでます。今回はストレートな刑事ものなんですが、ベテランの刑事さん、相棒の若い女性の刑事さんなどキャラクターが感情移入できる内容でした。あまり事件と解決に焦点をあてすぎてなくてすきな雰囲気ですね
★6 - コメント(0) - 2014年6月26日

波山市の市議会議長が殺害され、ホシを追うおじさんデカ本宮と美人若手刑事優子のコンビ。登場人物が多いのでやや読み難さはあったけれど、内容は面白かったです。このコンビで続編が出たら嬉しいですね。
★48 - コメント(0) - 2014年5月14日

ミステリーとして期待していたが、ややがっかり。
- コメント(0) - 2014年5月10日

これはどうなんでしょう?正直に言うといまいちでした。内容はいいんだけど詰め込みすぎかな?塩田さんの警察小説は僕とは合わないかもです。一作目二作目はよかったんだけど。登場人物も次々でてメモってたけど、途中訳わからんなった。
★10 - コメント(0) - 2014年4月4日

★4 初めて読む作家。犯罪から家庭崩壊という暗いストーリー。男女のペアの刑事が真相に迫る様子は、乃南アサの音道、滝沢コンビを思い出す。地味ながらしっかりした文章でリアリティあふれるミステリー
★6 - コメント(0) - 2014年3月29日

関西の市議議長の撲殺事件、ベテラン刑事とまだ若手に入るだろう女性刑事で追う。議長自身とその周囲にいた人々の家族やそれに近い相手(愛人など)、刑事二人の家族事情といったあたりをうまいこと配して、事件そのものの追求よりそちらで読ませる感じになっている。 そういうところに引き込まれ感はあったが、事件そのものの描写がぼけていた感もある。同じ作者の最近読んだ二作(対決の描写が良かった)より落ちるかな。
★3 - コメント(0) - 2014年3月4日

市議会議員が殺され、その事件を追う地元の刑事と 女性刑事の話。 大阪が舞台。女性刑事とともに解決していく感じはよかったと思いました なんだか解決まで 淡泊な雰囲気に感じてしまい 私にはあまり面白くなかったと思いました。 やはりこの作家さん私には合わないと思いました。
★8 - コメント(0) - 2014年1月16日

市議会議長が殺害され、刑事がその犯人を追うという、普通のミステリー。どちらかと言えば犯行動機に的が絞られた中盤が見所で、それを追っていく刑事の過去と少なからず関連性が見えてくる辺りは上手いとは思うけれども、それ止まりで感動まではしなかった。先に読んだ『正義をふりかざす君へ』に似ているが、私はあちらの方が好き。 バブルや汚職で得た金はあぶく銭なので身に付かないものなんだなぁと思えたことだけでも、この本を読んだ甲斐があったというもの! いろいろ書いたが、結構好きです。
★36 - コメント(0) - 2013年12月29日

賢いんやったら、こうなることくらいわからんのかな。
★2 - コメント(0) - 2013年12月13日

gg
面白かったが、謎解きの最終章だけもたつき感があって読後感がいまいちになったように思う。
★3 - コメント(0) - 2013年11月12日

Syo
重いなぁ〜。最初は、関西を舞台にしたミステリが読めるって思ったけど…。鶴橋を出したかっただけ? ^^;う〜む。
★8 - コメント(0) - 2013年11月2日

市議会議員が撲殺される。事件を追う大宮と優子はバブルに翻弄されたある家族にたどり着く。金に取り憑かれた大人、巻き込まれる子供たち、その結果起こる事件。殺された議員が悪人なので犯人の方にむしろ入れ込んでしまった。これまでの著作と毛色が違い、新しい面を知れたのでまた次作が楽しみになった。
★9 - コメント(0) - 2013年10月25日

警察小説といっていいのかな。家族のさまを描いているのは分かるが、自分には今一つ響かず。次いってみよう。
★4 - コメント(0) - 2013年10月24日

3ヶ月待ってまわってきた図書館本。過去3作品と比べると骨太な警察小説。名探偵や名推理がある訳でなく、現場を離れる間際の男と現場で認められたい女、2人の刑事の地味な聞き込みで真相に迫っていく。派手さはないけれどグイグイ引き込まれました。見栄や虚栄心が家族の崩壊に繋がっていく様は、リセットボタンが見つからないどころか、歯止めがきかない悪循環に落ちていき、家族それぞれを苦しめることになっていき、切ないものがありました。我が家の近くのゆば豆腐が出てきたのがさすが!地元の作家さんに今後益々期待です。
★19 - コメント(0) - 2013年10月22日

アリカリ性でも酸性でもない、中和的な刑事もの。刑事ものに求める要素は数あれど、私の三箇条に照らし合わせると、虫食いだらけで判読不能(満たしていない)。「崩壊」が「砂の城」くらい小さく脆い扱いだった。
★19 - コメント(0) - 2013年10月22日

読了。図書館で借りました。塩田武士4作目。「警察ものでくるかぁ」といった意外性はあったものの…、面白いのは面白いんだけど…と何かもうひとつ欲しい感じがした。しかし、4作ともジャンルの違ったものを描くのはすごいと思う。次回作にも期待したい。
★4 - コメント(0) - 2013年10月21日

美人なガール刑事と中年の不器用な親父刑事のやりとりが微笑ましかった。 著者のものは初で他の作品に手が出るかといえば微妙だなケッ。でも、他の方の感想レビューで読んでいるので読みたい気もある。
★5 - コメント(0) - 2013年10月20日

『盤上のアルファ』で“棋士の再生”、『女神のタクト』で“市民オーケストラの再生”、『ともにがんばりましょう』では“組合活動による会社再生”を描いた著者の四作目は警察小説で直球ど真ん中の刑事もの、過去の作品と比べ笑いの要素も無し。だが、面白い。殺人事件を背景に一つの家族の崩壊が語られる。様々な登場人物の境遇が語られ最後にはその一つ一つが繋がっていく。著者の得意な分野とは思えないが秀作である。崩壊した家族の再生は無かったが、主人公の一人である女性刑事の人生の再生が本作のもう一つのテーマだったのかもしれない。
★4 - コメント(0) - 2013年10月15日

地方都市の市議が撲殺された事件を追う2人の刑事。バブル崩壊のあおりを受けた一家の行く末が浮かび上がってくるが、結局は自業自得ってことでしょう。いまひとつだったなあ。
★7 - コメント(0) - 2013年10月15日

警察小説、なかなか複雑な背景ではあったが面白かった。 捜査に当たった二人の刑事の境遇も心理的に作用した物語に引き込まれる内容でした。
★3 - コメント(0) - 2013年10月9日

崩壊の 評価:94 感想・レビュー:73
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