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不自由な絆

感想・レビュー
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まさ
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母親が凶悪な息子に苦しみながら子育てにつまづき、助けてくれた元同級生のお母さんとこじれる話。人生における様々なタイミングで起きる人間関係の苦しさが、余すことなく書き込まれていて読み応えあった。どんなに苦しいことも時が経てば乗り越えられる日が来るという感想で良いのかな?
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Y.N
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ネタバレリラと洋美は中高一貫校の同級生。ある日、敏光の育児に疲弊している洋美と偶然再開。リラはマウンティングの気持ちで洋美とママ友に。しかし、敏光は暴れん坊でリラの子供(光鳥)がイジメられるように(実際は悪ふざけ程度?)。微妙な関係性が続いていくが。 最後は中学生になった子供たちの育児から離れ、友達としての未来がありそうな‥
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じゅんこぶた
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ネタバレ中高同級生の母親とそのそれぞれ子供が主人公。 子供の片方がもう片方をいじめて、母親の関係性も変わっていく… ものすごく重たい題材なのに、早く続きを読みたくて一気に読んでしまった。 朝比奈あすかさんは心理描写がすごく上手い。なんでこんなにも人の心の奥底が分かるのかというほど。 だから自分にもこういうところあるよなって毎回自身を省みている気がする。 最後は爽やかで、主人公たちの今後に希望が持てた。
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kitapon1221
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ネタバレかつての同級生で、今は同い年の息子を持つママ友同士のリラと洋美。子ども同士の小さな諍いが、2人の関係性をも変えていくーー。みんな必死で子育てしているだけなのに、ままならなさに胸が苦しくなった…。誰が悪いとか何が良くないとかではなく、その子の持って産まれた性質や巡り合わせだから、もうこれはどうしようもないんだろうけど…、自分が当事者になったら、と思うと居たたまれないな。加害者の親も被害者の親もどっちもツラい。子どもと親は別人格だと肝に銘じなければ。2人の新たな関係を仄めかす終わりかたにほっとしました。
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kiki
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ネタバレテンポよく展開早いし一気読み!ママ2人の嫌なところや息子二人の成長による性格形成が凄くリアルでした。読んでて気になったこと(発達障害、両旦那、周囲関係、大学生などなど)の説明や回収の薄さが少し物足りなかったけれど最後リ&洋2人が再び紡ぎなおそうとしたラストの車両描写がとても良かった。最後当て馬のように出てきた黒板工場娘もこういう奴絶対いたよなーと凄く共感(笑)。朝比奈あすかさん初読みでしたが面白かった!その他飲んでみよ
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Atsuko  Kawase
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yuk
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4/5
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Kumi
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正解はない子育ての中で、もがき苦しむ母親に感情移入した。人間関係って難しい、けど人っていいなぁ
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toshilife1
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子どもの関係を通じて自身たちの関係も微妙になっていくという、元同級生の母二人とその子らを中心とした物語。辛い時の描写が沁みてきて秀逸。読んでいて複雑な気持ちになりながら一気に読んだ。
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kiwiblogn
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ネタバレ診断がついている子よりもグレーな子のほうが支援が受けづらく、親、本人の困り感が強いという…。同じ著者の君たちの~でも感じたが、このグレーの子の書き方、親の書き方がいやにリアルすぎる。少し過激にかかれた部分もある本書だが、実際の母親たちの集団心理としては子供に害をなしそうであれば、徹底的に排除しようとするのは責められない部分もあるよね。でも人刺してのあの人物のその後がものすごくふんわりなのがもやもや。
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Ricameri
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ネタバレ光鳥をライトと名付けた時点で、リラファミリー嫌悪感からのスタートだったので、大人しそうな光鳥だけど、実は芯はしっかりしてるんじゃ...とモヤッとして読んでた。幼稚園児を大の大人がグループになって辞めさせようとするのも、なんだかな。誰か洋美の力になってあげられる人がいたら良かったのにな。病院で発達グレーにもならないほどのあしらわれ方を考えると、敏光の問題行動は大人達が過剰に反応しただけではと勘繰ってしまう。事件あった時の義母の対応と、敏光が身体だけでなく心の成長も見せてくれたソラのお別れシーン、そこが救い。
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おーはし
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★2.5 「翼の翼」を読んでから「母親って怖いけどこういうところあるよね…」みたいな作者の母親心理の書き方がクセになっている。最後は救いのある形で終わったからよかったが、途中で胸が苦しくなるシーンがたくさんあった。子供が幼稚園でいじわるされていると知った時、子供のことを信じたいのに信じられなくなってしまった時など「いつか自分もこういう気持ちになってしまうのかな」と思うことがとても多かった。それでも読むのをやめられないのは、今のうちに疑似体験しておいてショックを弱めたいからなのかもしれないなぁ。
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lisa
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朝比奈さんは嫉妬心、葛藤、醜い心情を描くのがとても上手く引き込まれる。息子の敏光が幼稚園の頃から友達に度を過ぎた暴力を振るいどうしても息子を愛せない洋美の視点と、DV傾向のある夫を持ち息子の雷鳥が敏光に虐められて許せない気持ちを持つリラの視点で物語は進む。ラストは少し希望を持たせる終わらせ方だったが、自分の息子が暴力的な子に育ったらどうしようと凄く考えさせられた。
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10
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「子育てには道がないのよ。自分で踏んで作っていくしかないくらい未知の事だから、これが間違いだった、これが正しかった、とは誰も言えない。そのくらい難しくて、大変なことを、あなたたちは今やっているのよ」p147
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奏
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ネタバレ同い年の男の子の母親として再会したリラと洋美。過去に遡って、学生時代の二人、母親との関係も明らかにされるのだが、性格や考え方は大人になってもなかなか変わらない。子育ては自分を育てていくことでもあるはずだけれど、自分に甘く子どもにはいろいろ求めてしまう。朝比奈さんは母親の弱さを書くのがとても上手で、読んでいると心が痛くなる。
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こまねこ
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ネタバレ大人になり仲良くなった旧友の子が、我が子をいじめたら。かといって、数年経ち、立場が逆転したら。親はどんな思いで、どうしてあげたらいいのか、した側もされた側も地獄、どちらにもなりたくない!とママ友の嫌なところが凝縮された一冊。正解があるわけじゃない。「好きになりたいから、慣れない自分に怒っているのね。」「うちの子は、学校の中で沢山の子たちの安心材料にされているんです。」安心材料から逃れられていたことから、敏光の盗みを言い出せなかった洋美。敏光はソラのために駆け出した、それで十分。敏光は変われたよ。
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のんびりさん
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朝比奈あすかさんの小説は、毎回考えさせられる。読みやすいが、重く、ずっしりとくる。でも、読みたい作家さんだなと思う。多分、小説の中に、自分と重ねてしまう場面が、そこかしこに出てくるからなんだと思う。我が子が、いじめをする側、される側、やんちゃという言葉では収まりきらない子、色々、子育てしていると悩みはつきない。子育てしている母達に読んでほしい本。世の中は、厳しい、だからこそ、強く生きていかなくてはと思わせてくれる。気になったのは、「翼の翼」同様、父親が暴力を振るう設定は、残念な気持ちになった。
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まるるん
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ワーママしかしていないので、ママ友を持ったことがない。 いや、ワーママのせいではなく、コミュ力がないから友だち作りは苦手だからか。 さておき、この本を読んでやっぱりな、と。 ママ友なんてろくなことない。 皆自分自身の育てられた歴史を背負って子育てしてるんだもの。限られた時間の中で理解しあって良い関係を作ることなんてできるわけない。 あーぁ、こんな面倒なことに巻き込まれなくてよかった。安堵しかない。
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ルナ
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ネタバレ中高時代別のグループで過ごした派手な部類のリラと真面目な優等生洋美が息子の存在により再開し再び同じ時間過ごし始めるけど、結局ママ友にはなれなかった話
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いちごruby
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どちらも辛いな、子も親も。みんな本当に良く頑張って耐えたなって思う。敏光がイジメっ子に操られているのを知って、自分が子どもの頃は正義の人だった洋美があえて知らないふりしてほっておいたところが一番印象に残っている。悪意なくイジメる側もイジメられる側も経験して、イジメたくないのにイジメさせられる経験もして。“おとなこそ見て見ぬフリをする。教室にいたことがあるから。“という文にはっとさせられた。リラも洋美も時折嫌なやつになる。でも置かれた状況からして仕方ないしそれが子を想う人間だ。最後の仲直りだけが不自然で残念
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ぴえーる
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高校の同級生が、ママ友として再会する。優等生だった洋美の子供は、カンの強い敏光とおとなしい朝美。派手なグループにいたかったリラの子供は、線の細い光鳥。母親同士の心情が非常に丁寧に描写されているため、双方の気持がよくわかり、故に苦しい。敏光もとんでもないやつではあるけれど、周囲に理解されずに、母親からも素の性格で疎まれてしまう彼が1番苦しいとも言える。特別に何が起こる話でもないが、少しずつ周りを取り巻く状況が変わり、子供たちは成長していく。母親稼業とはこんな感じかと、思う。
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銀河
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ゾワゾワする。痛い。もう一度長男が赤ちゃんの時に戻りたいと、また思った。ママ友関係は子どもが大きくなったら、たとえば小学校が分かれてしまえば距離もとれるしサヨナラできるって私は思う。でも、我が子とは永遠。子どもがこうなったのは私のせいなのか?という自責の念からは一生逃れられなくて、どこかで折り合いをつけるしかない。本人の気性のせいって、かなりあると思う。兄弟育てても、できる子はほっといてもできるし、言葉が達者で群れることが得意な子には生きやすい世の中。時々息子が母に甘える描写にほっこり。光鳥って読めない。
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ぷー
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面白かった
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まままま
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面白いと思って読んでたんだけど、だんだん暗い気持ちになっちゃって中盤以降流し読みになってしまった。
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Sharly
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4 一般的なことばを遣ってしまうといわゆる「ママ友」問題。忸怩した気持ちをずっと抱えたまま、子どもも親も年月を重ねて、この物語は途中で終わるけど、これからどうなるんだろう。この和解で済むわけないなぁとか感じてしまう。確かに親子には絆があり育てる義務があり切れない不自由さがある。でも少しずつ見守る部分を多くしていくんだよね。友人関係に不自由さは必要なし、切って自由が良い。
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fukufuku
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読むのがきつい。 スクールカーストをよく書いているイメージのあった朝比奈さん。本作は元同級生でママ友になれなかった二人の話。 子どもを持つとしがらみが生まれる。今まで知らなかった喜びと一緒に今まで持ち得なかったどろどろやもやもやも生まれる。 もう数年前に読んでいたら、病んでしまいそうだった。
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もぐたん
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良かったね、とホッと胸を撫で下ろすラスト。しかし、現実はこううまくいかないものだよと、冷たい欠片が胸に刺さる。子育ても、つい人と比べてしまうもの。加害者とか被害者なんていう意識は、親の勝手な思い込みだったりする。我が子に注目し過ぎてしまうあまり、訴訟なんて言葉が平気で出てくる。一人の子供を育てるのには沢山の大人の目が必要。母親の孤独感は痛いほどわかる。いろんな視点で、「不自由な絆」を鮮明にとてもリアルに綴った本作の中に、私の姿も、確かにあるのだ。★★★★☆
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nitori
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子育て中に視野がせまくなるのは必然だと思う。そういう自分も相手も特殊な状況の中で構築した関係性っていつまで続くんだろう?学生地代なら自分⇒相手の勘定だけで済んだモノが子育て中は子供同士の関係がダイレクトに親の感情に影響する。こどもが成長したあとの二人の関係に少しほっとするような、そんな本でした。
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mm
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初めての子育て中にさほど仲良くもなかった同級生と再開しママ友になる。心細さと懐かしさが混ざり合いながらも、群れる。やがて虐める側虐められる側の目線を読むが、どちらも悩み苦しんでいる。虐める側の子供は何らかの発達グレーゾーンの様だが、こういう子は沢山いる。人を操って虐めを楽しむ事、ママ友達との付き合い等、リアルな物語だった。男の子を育てる難しさ息苦しさと共に、真逆の世界を生きて来た母親。うまくいかないのは仕方ない気がする。主な人物達は解き放たれたラストの分、ソラくんのその後が気になる。
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おぎわら
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小中高と同じ学校に通った女性二人が、子どもの予防接種で再会する。それぞれの息子二人はたまたま同い年で、二組の親子は交流を持つようになる。子育ての話だが、出だしから剣呑な雰囲気で、硬質な文章も相まって読んでいて息苦しい。子どもたちに絡む進行形の話を縦糸に、母親たちの少女時代の話を横糸にして、夫や親の話も交えて、時代を多少行き来しつつ巧みな構成で物語を紡ぐ。危うい雰囲気で始まるものの、壮絶な方向には進まず、淡々とリアルに重い話が進んでいく。個人的にも他人事ではなく、深く入り込んで読了。読後感は悪くない。
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ゆうぴょん
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ネタバレまさに子育て中。同級生がたまたま息子も同じ同級生。ほんわかママ友ストーリかと思いきや、乱暴な子、おとなしい子の違いでトラブル発生し、その他の要因も相まってえらいこっちゃに。トラブルを起こし続ける息子を可愛いと思えない洋美に義母のかけるセリフがあたたかくてよかったな。「育てたように子は育つ」って簡単に言わないでほしいという洋美の気持ちは多かれ少なかれどのママもわかるんじゃないだろうか。かといってやられる側のリラの気持ちも十分に理解出来、どちらの立場でも考えさせられる。良書でした。
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麻呂
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図書館で借りた本で母も一緒に読みました。途中まで本当に面白かった。ラストが好みじゃなくて残念だった。できれば二人の母親は仲直りして欲しくなかった。
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𝕌ℤ𝕌(うず)
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ネタバレこういうママ友モノってなんとなく読んじゃうのよね~。自分には降りかからない災難を見ているような、遠い国の貧困の話を読んでいるような、難病の闘病生活のブログを追いかけているような・・・結局は、いいじゃん、結婚して子供産んで、それだけでも幸せなんだから、ママ友問題くらい起こりなさいよ、とか思ってんのかも。それはさておき(笑)、「育てたように子は育つ」っていう言葉には色々な面があって、残酷な言葉。ハズレの子もいれば、ハズレの親もいる。子育てを経験した人の意見は、それがどんなに極端でも何からの意味があるんだろう。
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a_k__i
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8月54冊目 2014年 光文社発行 単行本 読了
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ポポ
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「育てたように子は育つ」私もこの格言が大嫌いだ。子育ての全ての責任を母親に負わせようとする言葉。それはさておき、いわゆるママ友のいざこざを描いたこの作品。子を介してのママ友は、時に当の子によって壊されることもよくあることだ。子は親を選べないと言うが、親も子を選べない。ラストは多少楽観主義的な感じもするが、おかげで読後感悪くなかった。やはり、こうなって欲しいと心のどこかで思っていたのだろう。
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mizuki
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同級生だったリラと洋美が子どもの予防接種で再開したことをきっかけに友達になるお話でした。子どものことや家族のことで、お互いに視野が狭まり、相手の立場になって考えることができなくなってしまう様子がリアルに感じました。わたしもママ友とのお付き合いは本当に難しいと感じています。子育てで大切にしていることが多様で、子どもの特性もまた多様であるため、本当に気の合うママ友は滅多に見つからないと思います。そんな難しい条件の中でやっていかなければならないママの苦労が、この小説でしっかり描かれているように感じました。
mizuki

朝比奈あすかさんの他の作品も読んでみたいと思いました。

07/26 11:26
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wannko
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朝比奈さん初読。子供の為になにができるか。感情移入しながら一気に読んだ。とても面白かった。子育てに正解はないし解決策を一生懸命に考えることが一番良いとも限らない。でも自分だけは子供の事一番に愛して信じてあげて他の子と比べたりせずその子の存在を大切にしてあげたい。子育てしている友達に進めたい本。
0255文字
しまこ
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再読 あたりまえのことだけど、どれだけ環境が変わっても自分は自分である 自分の弱さを覆い隠せるわけではないし、自分の武器が増えるわけでもない
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かずみ
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光鳥くんのお母さん大変だったね。敏光くんのお母さんは好きになれなかった。子どものやるとこだからと甘く見て相手の子どもやその親の気持ちになれないなんて最低だ。しかしまあ面白かったわ。
0255文字
RIN
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ホント久しぶりに一冊を短時間で読破。 複雑に考えさせられる内容だったかな。。 でも老眼になり読書が辛くなってきた私にもサラサラ読めた一冊。もう少し深く入って欲しかったかなぁという印象もあったかな。。
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