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銀二貫

感想・レビュー
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月子
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ネタバレ面白かった。後半電車の中で泣いてしまった。これからは羊羹をもっとありがたく食べよう。登場人物が皆熱くて優しくて、自分も頑張ろうと思うし、心が暖かくなる読了感。あきない世傳金と銀と時代が同じだから当たり前ではあるんだが、火事多すぎる所はやるせない気持ちになった。
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洋子
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ネタバレ良いお話でした、主の和助と番頭の善次郎の最後の台詞が良かったです、銀二貫で目の前でおきた仇討ちを買い取った和助、助けられた鶴之輔は寒天問屋の丁稚松吉となってひたすらにお店のために仕える姿も良かったが、大きな取引先でも汚い商売をする所は縁を切って、ひたすらに商いに精進する和助と善次郎の人柄も良かったです。
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アンパンマンX
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大坂の寒天問屋「井川屋」の主”和助”が茶屋で羊羹を食っている前で仇討騒ぎが起きる。その時、切られた侍の息子を、大火で焼けた天満天神宮へ寄進の「銀二貫」で買い取ってしまう。やがて、その子は”松吉”として「井川屋」の丁稚となり、番頭の”善次郎”から厳しく仕込まれる。奉公に上がって五年の初春、天満橋の上でかわいい商家の譲さん”真帆”と出会う。だが、またしても大火が・・・。銭は動いてこそ生きるもの。「天満さんへ銀二貫」は・・・? 浪速商人の人情が心地いい。
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RIHON
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銀二貫【三百万】の寄進が巡り巡る。幾度もの災害や苦難を乗り越えられたのも銀二貫、そして強い心。力をもらえた良い作品だす。
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Machiko Takagi
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休みの日に一気読み。 とても良い話でした。
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art_mr
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ネタバレ仇討ちで父を亡くした鶴之輔少年を、寄進用の銀二貫で仇討ちを買った寒天屋の店主、和助。修行の後丁稚として店に入り、縁あって腰のある寒天を造るべく試行錯誤することに…。真っ当に商売をすること、人情、銀二貫という大金をどう人の用に役立てるか…。仕事への気持ちが引き締まります。
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あけの
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羊羮!!たべたい!
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さつき
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江戸時代の大坂、寒天問屋を営む和助は仇討ちを目撃します。斬りつけられた父を庇う少年を助けるため、懐にあった銀二貫を使いますが、それは大火で焼けた天満宮へ寄進するために掻き集めたお金でした。助けられた少年は丁稚の松吉として生きる道を与えられます。世知に長け、人情に厚い和助や、信心深く真面目な番頭善次郎、人の良い丁稚梅吉に囲まれて寒天問屋で懸命に働く松吉をひたすら応援せずにはいられません。度重なる大火、天候不順、商人同士の軋轢など不運が続く世の中は辛いけれど、ひたむきに働く人々の姿に励まされる思いです。
taku

この作品好きです♪ ストレートな人情ものに涙を誘われました。

06/24 23:19
さつき

takuさん、すごく良いですよねー(≧∀≦)私も何度も目頭が熱くなりました。

06/25 08:27
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リュミエール
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ネタバレはじめは、和助が天神さんへ寄進するため苦心して集めた銀二貫でよそ様の仇討を買った真意が全く理解できませんでした。でも、読んでいるうちに人はみんな誰かに生かされている、そんな気がしてなりませんでした。どんな苦難があろうと、決して歪むことなく真っすぐ生きること。真っ当な商いに励み、信心を忘れなかった和助のあの銀二貫が、巡り巡って最後のセリフに行き着いたときは、感無量。いい話を読ませてもらったという満足感でいっぱいになりました。
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蝉、ミーン ミーン 眠ス
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大阪を舞台にしているだけあってそれこそこてこての人情物で驚くような展開こそないもののしっかり泣かせるいい話だった。
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takaya
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時代小説として、江戸ではなく大坂を舞台にしているのは珍しく、興味を惹かれますが、糸寒天と練り羊羹に関する史実には、こんな苦労があったのかと感動します。その史実に著者の創作を組み合わせている物語だと思いますが、とても引き込まれるものでした。食文化を中心にした著者らしい傑作です。
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Hedgehog
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とても素敵な本です。 銀二貫の使い方が毎回素晴らしい。 松吉の純粋な愛。善次郎と和助のコンビは最高。 心洗われる素敵な本で、おすすめです。
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めい
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みをつくし料理帖に出会う前に題名だけ存じ上げていたこの御本。まさかみをつくしの著者様の作品だったとはくりびつてんぎょう。幾度となく大火災に見舞われ、トラブルや挫折、苦労など色々な出来事が起こる。それでも負けずに前に進み続ける登場人物達。時にはほっこり、ハラハラ、涙がほろり。やっぱり高田郁さんのお話が大好き。
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ゆきこ
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☆☆☆☆☆
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ソルト
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ネタバレ大阪寒天問屋『井川屋』の主、和助は侍同士の仇討ちに遭遇する。父にしがみつき泣く息子共々切り伏せようとする侍に、和助は大火で焼けた天満天神宮の為の銀二貫を差し出しその仇討ちを買い取る。生き残った侍の息子鶴之助は一旦別の寒天問屋へ預けられるが、その後改めて井川屋へ。「松吉」と名を変え商人として生きていくことになる…!すっきりとした読了感。侍から商人へ生き方が変わり辛い仕事にも耐える幼い松吉の成長はもちろん、それを見守る和助の優しい指導や心意気に心を打たれた。祝言そして最後の松吉の台詞とても良かった。
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ぬっこ
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続きが読みたいです
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tatepon
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ドラマも良かったけど、本もとても良かった!
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Y’s style
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⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
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hiace9000
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歴史小説に手を出してまだ日の浅い私ではあるものの、これほど深く"心に染みたぁ〜"と感じた作品に出会えたことに感謝。江戸時代、舞台は商人の町大阪の寒天問屋、井川屋。主人の和助は、たまたま出くわした武士同士の仇討ちの場で「銀二貫」でその仇討ちを"買って"しまう。生き残った武士の子、鶴之輔、後の松吉は井川屋で商人としての新しい人生を始めるのだが…。「銀二貫」を軸にした人情味溢れる市井の人々の温かく純粋な心に落涙しばしば。武士の忠義への感動とは別種の、粋な心意気と人情話もまた歴史小説の一興かと。是非薦めたい一冊!
hiace9000

owaraiさん、コメありがとうございます。高田さん初読みでした。何度もじんわりくる涙にやられました。NHKで2年程前ドラマ化もされていたとのこと。上質なドラマはやはり民放に対しNHKに分があるかと。この作品を安っぽいコメディタッチの人情モノにされたくはありませんから。映像化されたものもなかなかの好評のよう。

06/10 23:17
owarai

今、あきない…を読んでいますが、中々ですよ。お試し下さいね。

06/11 08:08
3件のコメントを全て見る
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ahaha
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やー、良かった。仕事にしても恋愛にしても、諦めない一途さにしみじみと感動します。
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あいまい模糊
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和助の最後の言葉で涙しました。
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くろぽん
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江戸時代の大阪が舞台の商人のお話。親を目の前で殺された子どもを助けた寒天問屋の旦那さん、その子どもは商人として旦那さんの丁稚になり、、。と物語は始まります。旦那さんや番頭はん、丁稚の仲間や取引先のみなさんがとてもあたたかでした。読みながら涙でました。人情もんはよいですね
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ナディ
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ネタバレ和助の優しさが時間がかかってもきちんと報われていて、良かった。松吉の物語のようで、和助と和助を支え続けた善次郎の物語だった。
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ちょこ
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よかった。懐の広い主人・和助と、そんな主人に文句たれつつも付き従う番頭・善次郎の店に拾われて22年。侍の息子から商人に生まれ変わらざるを得なかった松吉が大切な人たちを想って成し遂げた偉業の軌跡に心温まる。羊羹食べたくなるのはもちろんやけど、琥珀寒も美味しそうやったなぁ。
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たけお
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友達のオススメ。高田さん初読み。めっちゃよかった。武士メインじゃない時代物は久しぶりだけど、人情ものはやっぱりいいね!登場人物が(美濃屋の跡取り以外)みんないい人で、その暖かさに胸が熱くなる。それぞれの銀二貫の使い方にも心打たれる。これぞ心ある日本人の金の使い方だよな。方や現代では、桜を見る会の費用がなんぼとか死ぬほどどうでもいいクレームで国会審議停滞中。別の意味で泣けてくる。ところで、練羊羹をググったら、発明者は岡本善右衛門になってた。これって、あの善右衛門さんかな??
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なぜか?カープファン
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ちょっと長かったかな
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理恵子
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図書館の先輩に(私の娘の年齢に近い)勧めてもらった本。銀ニ貫の重み。この時代の火災の恐ろしさ。とても面白かった。善次郎さん大好き。
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マックマン
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侍や武士が活躍しない時代小説初めて読んだ気がする。 武士の子から一転商人として生きることになった鶴之輔。名前も新たに命の恩人井川屋の主 和助、銀二貫の恨みから当たりの強い番頭 善次郎、丁稚仲間の梅吉、その他たくさんの人と助け合い、支え合い、いくつもの苦難を乗り越え、諦めない心が最後には身を結び…。最後は清々しい気持ちで読み終えられました。ほんとにいい買い物でしたねぇ。
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らびぞう
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後半は、涙が止まらなかった。じれったい松吉と真帆の純愛が長い年月がかかって、お互いの気持ちをさらけ出し、お互いの胸の内を曝け出す場面は、山城屋のご寮はんに、感謝した。「銀二貫」金に直せばざっと三十三両、そのお金で松吉(彦坂鶴之輔)の命を救った寒天問屋井川屋の和助。そのせいで、天満宮への寄進が出来なくなり、番頭の善次郎から渋い顔をされる。また、「銀二貫」は、松吉の里にも、いい影響をもたらし、その小豆と糸寒天で、松吉と真帆は、「練り羊羹」を作り上げる。大阪商人人情物語。
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あずき粥
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松吉の努力、懸命さはもちろんのこと、旦那さん、番頭さん、梅吉、お嬢さん、嘉平さん、半兵衛さん、…周りの人がいいんだよね。銀ニ貫の使われ方もそれぞれよい。最後の和助さんと善次郎さんの会話は究極にあったかい。読み終わった後、心地よい余韻に浸れます。そうそう寒天も、奥が深いんだね。心して頂こう。
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ひろさん
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初読みは図書館本。その後本を購入して手元にあったもののしばらく読んでいませんでした。ドラマの再放送を受けて久々に読みたくなり再読。ストーリーもラストの台詞まで分かっているのにやっぱり引き込まれて読み、何度も涙ぐみ、最後には大泣きしながら読了です。和助、善次郎、松吉、真帆、どの人に感情移入しても心が洗われる思いがします。大団円が嬉しい限り。髙田先生やっぱり大好きです。
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Koichi Yamashita
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高田郁さんの本は初めて読んだ。めっちゃ良い時代小説やった。途中何度かテッシュを目に当てた。
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ふくろう
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ネタバレ和助が天満天神社の寄進のために用意した銀二貫で仇討ちを買うところから始まる。話の要所要所で銀二貫が出てきて、二貫の行方にお金の持つ価値を感じた。 最後に、「なあ、善次郎、私はええ買い物、したなあ」という和助に対し、「へえ、旦那さん。ほんに安うて、ええ買い物でおました」と善次郎が返す場面には、商人としての二人の心意気を感じ、すっきりと晴れやかな気持ちになった。
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月島のん
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父のお薦め。久し振りに面白く、良いものを読みました。お薦めです。時代小説ものも面白いんだなあ。
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sleep@芒羊會
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 作中、銀二貫の使い道についての記述が多く、まるで『あなたはどう使いますか?』と問われているようだった。  願わくば、井川屋主人のように『いい買い物をした』と思えるような使い方がしたいなぁ。(^-^)
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jijichabi
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高田郁今更初めてで、お恥ずかしいが、面白かった。善次郎の最後の一言で、タイトルのいろんな意味が回収されたようで、落ち着く。しばらく高田読にはまりそう。
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ゆきこっち
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ええ本読ませていただきまして、ありがとさんでございました!羊羹食べたい〜
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和空
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ネタバレ日本人らしい義理と人情の話。 血の繋がりが無くとも理解し理解され信頼し信頼され、愛し愛される。 ありそうでなかなか無い、本当にいい話でした。 結果、私は番頭さんのファンになりました
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けんちゃなよ
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高田郁、最高傑作と思う一冊。特に最終頁、主人の呟き描写「銀二貫、ええ買い物だったな」の一文にドキューン。 「たかが寒天・されど寒天」。こんなにも裏ドラマあるなんて、とにかくビックリ。馴染みの故郷「諏訪盆地」を想って読了でした!お薦めの一冊。
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