春狂い

春狂い
197ページ
892登録

春狂いはこんな本です

春狂いを読んだ人はこんな本も読んでいます


春狂いの感想・レビュー(625)

現実だったら目を背けたくなる話。
- コメント(0) - 3月10日

宮木あや子さんの作品を初めて読みました。この主人公の少女、私はとても好きです。生まれた時から人生は理不尽でもこの少女は確かに生きていたという証明、訴えを強く受け取りました。他の作品も読みたいです。
★3 - コメント(0) - 3月8日

女性の考える「愛」と男性の考える「愛」の絶望的なまでの違い。それでも、「わからないものをまるごと個性として受け入れる」愛、「執着しない」愛を持つ男性に救われる女性たち。美しく生まれることの受け入れられなさ、つらさ、残虐さ。最後に、その苦しんだ魂が築いた真っ白い桜の咲くパラレル・ワールド。その無垢な現実ではない世界の中を美しい少年少女が手を取り合って歩いていると思いたい。文章のあちらこちらにこの社会の醜さと不条理がちりばれられているのに、しんしんと自分の心の奥を見つめさせる作品でした。作者の力量はすごい。
- コメント(0) - 2月12日

中二過ぎて。。。
★2 - コメント(0) - 1月30日

痛い痛い。桜のように美しく儚く人を狂わせる少女の物語。本当に憎しみは愛に変わるのだろうか。自分とはかけ離れた世界で生きている人々なのでどういう心境か理解はしづらいけど、憎しみも愛も執着。憎しみと愛は表裏一体なのかもしれない。
★15 - コメント(0) - 1月6日

誰に自分の気持ちを重ねていいのか、登場人物が時系列と関係の中でどう繋がるのか、迷いながら読み進みました。暴力、支配、愛情、虐待、何をどう呼べばよいのか、善と悪の区別や線引きすら分からなくなります。性描写なのか、官能なのか、顔を背けたくなる描写もあるのですが、現実的ではないながらも、作品の世界に引きこまれる自分もいました。言葉をあてがい、ラベリングをして、身の回りを分かったように生きている日常ですが、そうではない現実や時間、世界もきっとあるのだろうと少し堪能できた気分の読後でした。
★24 - コメント(0) - 2016年12月8日

★★★ 本当に負の連鎖としか言いようのない話。 可哀想なくらいに不幸の連鎖が続く。 全体的には宮木あや子お得意の俯瞰から見た全キャラクターを魅力的に書き上げてる。こんなに暗くて、重い内容の連続なのに読後感が悪くないのは流石という感じ
★2 - コメント(0) - 2016年9月29日

稀なる美しさをもって生まれた少女。その美しさに女たちは嫉妬し、男たちは父親であれ、幼児であれ、教師であっても彼女を性的な目で見つめた。たった一人だけ彼女が愛した少年、彼を死に至らしめた存在に彼女は復讐を誓う。その内容に関わらず文章は美しく、巧みに流れる。なかなか現実感のない話ではあるが引き込まれた。
★20 - コメント(0) - 2016年9月14日

宮木さんA面2冊目。今作も表現力豊かで美しい文章に圧倒された。極端とも思える設定だが、生まれ持った美しさゆえに幼い頃より欲望、嫉妬、憎悪の対象にされ続ける少女の壮絶な生きざまに心を揺さぶられるストーリーに仕立てられている。少女は17才で憎しみが愛情に変わることを知り、日常だった風景や世界がいとも簡単にひっくり返ることを知る。少女が生きるために恥辱に耐え血を吐く覚悟で選択した生き方と咲き誇る桜の風景のコントラストが残酷で狂おしく美しい物語を際立たせていた。
★51 - コメント(3) - 2016年9月10日

初読み作家さん。 美しい一人の少女の短い人生のお話。 宮木あや子さんの文章は淡々としていて綺麗でしたが物語はドロドロとしていました。 ただ前原とミツコ、妻と男がこれからも末長く幸せに暮らしてほしいと思いました。 でもできれば妻は夫と仲直り(?)をしてほしかったです。夫の姿は痛々しくもどこか可愛らしかったです。
★5 - コメント(0) - 2016年8月26日

宮木作品初読み。幼少の頃からずっと、女たちの嫉妬と憎しみ、男たちの性的欲望の視線を耐えることなく浴び、蹂躙され続けた一人の美しい少女。普通人は生まれてすぐ光を知り、様々な経験に揉まれながら闇を知っていく。だが少女は真逆だった。光があるのかすら信用できない永遠の修羅場を強要された彼女にとって、光や愛は“普通でないこと”であり、その世界は全て裏返しなのだ。正常と異常の概念など、それぞれが何を普通だと認識させられているか、何を当然だと思っているかによって大きく異なるものなのだと、突きつけられた思いだ。→(続)
★156 - コメント(7) - 2016年7月23日

クロ宮木さん全開。読んでいて全てが痛い。でも文章はあくまで流麗で温度がない。そのギャップが恐ろしく、妖しく、嫌悪感を抱きながらも読むのをやめられない。少女の本当の絶望感を最後に味わったとき、圧倒的に打ちのめされた。でもその絶望感は多分に幸福も含まれていて、それがまた果てのない暗闇を思わせ震撼する。咲き狂う桜を目にするたび、不安になりそうな作品。強烈。
★34 - コメント(4) - 2016年7月19日

少女は美し過ぎた。女からは妬みやっかみの視線、男からはまとわりつくような性的な視線に曝され続ける。そしてそれはエスカレートし精神的肉体的に少女は犯される。少女と関わってしまったせいで狂い出すのか…狂ってる人を少女が呼び寄せてしまうのか…。どこかしら、なにかしらオカシイしい人たち。そして美し過ぎる少女もまた…。これまでもこの先も私は経験する事がないであろう世界観。嫌悪感の中に渦巻く隠しきれないような好奇心。イヤな気持ちを超える何かがある。だから読んでしまう。読まされてしまう。
★76 - コメント(5) - 2016年6月26日

☆☆☆
- コメント(0) - 2016年6月22日

強烈だったー。参の途中まで短編集かな?って思ってたけど数字がついてるんだからやっぱり違うよね、そりゃそうだ。全部がつながりあって、えぐいことこのうえなくて、でも引き込まれてく感覚がハンパなくて。いろんな感情が渦巻いてうまく表現できないですが、宮木さんに圧倒されました。
★10 - コメント(0) - 2016年6月20日

エログロは平気だし文章も綺麗で淡々としてるが何故か読みにくかった。そんなに大人を狂わす美少女っているものなのかな。エログロなのかホラーなのかファンタジーなのか。結末は気になったので最後まで読んだ
★3 - コメント(0) - 2016年6月13日

うわ、痛い。肉体的にも精神的にも痛い痛い描写が続いて苦しかった。それでも最後までぐんぐん読ませるのは、端正で惹き込まれる文章のおかげか。可哀想な少女。人を狂わせてしまう少女は同時に人に人生を狂わされていった。復讐の果てに気づいてはならない己の感情を知ってしまった。同級生の少年とのくだりがとても切なくて印象に残った。唯一狂っていない前原先生の存在に救われる思いだった。以前読んだ『官能と少女』とテイストが近い。宮木あや子のA面というやつか。
★45 - コメント(4) - 2016年6月2日

ただただ悲しくなる物語。タイトルから想像したものとはかけ離れた展開であった。6話収録。人物が繋がっていくカラクリで、それは不幸の連鎖を思わせる。歪んだ愛や性欲といったものに焦点があてられ、憎しみがつのっていく書きぶりは見事かもしれない。が、あまりにも救いがない…。
★39 - コメント(0) - 2016年5月21日

男好きのする美少女を中心にそれに狂わされる男達の物語。 このように書くと少女が悪いように読めてしまうけど 男を惹きつけてしまう魅力が自然と周りを狂わせていく。 それによって彼女自身も傷つき誰も救われる事がない。 登場する人物たちがそれぞれ狂った部分をもっていて 共感できるという読み方ではなかったかな。 エログロの部分も含めて好き嫌いの非常に別れる作品やと思いました。
★12 - コメント(0) - 2016年5月5日

ページ数が少ないので、あっという間に読めるかと思ったけれど内容がグロい描写があったので思った以上に読むスピードが上がりませんでした。
★61 - コメント(0) - 2016年4月30日

とても尋常ではありません。
★5 - コメント(0) - 2016年4月24日

美しすぎるが故男達を狂わせた1人の少女。彼女と何らかの繋がりのある人物と彼女自身の視点で章立てされた連作短編集で、淡々としたひとり語りが不気味さを増し、物語をより残酷で狂気じみたものに感じさせる。男達が少女に狂わされ支配されてゆく描写に、昔やってた「富江」って映画を思い出した。
★22 - コメント(0) - 2016年4月24日

あ、話が繋がってるのか~と面白く読んでいたが、最後の最後で彼女に共感できなくなり、彼女の異常性に嫌気が。その代わりミツコが最後もう少ししっかり描かれていてほしかった。半分以上読んでから、以前読んだことあるのに気づいてビックリ。
★4 - コメント(0) - 2016年4月17日

美少女がたどったらしい話。 読んでいて,聖少女を思い出した。
★8 - コメント(0) - 2016年4月14日

宮木さん2作目。
- コメント(0) - 2016年4月4日

十年に亘る月日は、長いようでいて意外と短い。
★1 - コメント(0) - 2016年4月3日

何が良いって装丁が良いんだよなぁ。でも家に置いておくのは躊躇われる内容なんだよなぁ。。
★1 - コメント(0) - 2016年4月3日

kaz
ページ数のわりに濃すぎるやろう。文章を読んで情景をイメージする事を、頭と心が拒否してくる。世の中には、想像を越える性癖があるんやなぁ。宮木あや子恐るべし。
★64 - コメント(0) - 2016年3月15日

図書館本。壱からなかなかのキチガイ。とんでもない本を借りてしまった…と一旦休憩しました(笑)エログロミステリー?ホラー?ちょっとオカルト?出てくる人みんな変態。でもきっとあんな男たちってそこらじゅうに隠れてるんだろうなぁ…。
★3 - コメント(0) - 2016年3月9日

前に住んでた自治体の図書館では、購入を拒否された本。引越し先の図書館には普通に置いてあった。読んでみたけど、購入拒否するほどの内容ではないと思うんだけどなぁ。短編連載形式で読み易い。唯一奥さんだけは、幸せになりそうな気がするな。面白かった。
★5 - コメント(0) - 2016年3月1日

美しすぎる少女が生まれてから死ぬまでを描いた連作短編集。と書くと桜庭一樹っぽいですが、ちょっと違う味付け。描写がエグすぎませんかね…。痛めつけられながらも生き抜いてしまう大人が大半で、愛情と復讐と愛情に縛られてしまった少女が特殊な存在だ、という結末は悲しいけれど納得。それにしても、結城さんと奥さんの話は何なら一番悲しい。少女とおじいさんと四人で穏やかに暮らせばいいよ…
★16 - コメント(0) - 2016年2月11日

スキャンダラスな話し。でもこういう美少年美少女はいそうかも?と思わせる。私も含めて性に対する個性的な欲望は、まともと言えるのか…歪まない人っているのかどうか…そもそもまともってなんだ?…orz 線引きは法に触れるかどうか、なのかな。ここで倫理は外せるのか。ここではまともで登場する前原先生とミツコに救われる。「理解できないことに対する理解も有意義なんだよ」
★29 - コメント(0) - 2016年1月30日

あまりに美しく生まれた為に男達を狂わせ、幼稚園時代から性的嫌がらせを受け続けた少女の物語。内容はとても重くて酷いのに文章が綺麗なおかげか最後まで読めた。連作短編ですが、同じような境遇の少年と出逢った「四」が一番好き。
★30 - コメント(0) - 2016年1月26日

こんなに重苦しいのに、読んだことあることを忘れていて再読。エログロファンタジーという不思議な世界。
★7 - コメント(0) - 2016年1月9日

図書館で。宮木あや子さんの作品は頭に映像が浮かびやすい気がする。途中の残虐なシーンは目を背けたくなるし、最初の章は最悪な気分になるのに、最後まで読むと綺麗にまとまっててすとんと落ちました。主人公は小松ななちゃんで再生されたけど、多分渇きの影響かな。「でも本来、人は傷ついたことがなくても、相手のことは憶えていられる。少しでも、短いあいだでも、その人を大切に思っていたら忘れないもんなんだよ」
★5 - コメント(0) - 2015年12月29日

残酷なまでの女の美しさに、圧倒された。美しいことは罪なのか。ひとは自分とあまりにも違うものを同じと扱わないのか。人間は残酷だ。宮木さんの美しく、残酷な文章が好きなので読了とともに圧倒され呆けてしまった。エネルギーを使うのでしばらくは読み返せない。
★7 - コメント(0) - 2015年12月18日

白く美しい桜の季節、美しい少女の青春の危機。白い花が決して赤く染まらぬように…。 文学的な小説。いくら美しいとはいえ現実的ではないような気がしていまいちなじめなかった。あとがきの「この小説は悪いやつは生き残って、いい人は死んでいく展開でも最後まで少女を肯定しない姿勢がすごい。少女は18まで生きなければならなかったのだ」っていう言葉が印象に残った。
★103 - コメント(0) - 2015年12月14日

話がいったりきたりして、最初は理解しづらい。中盤から色々繋がってきました。異常と正常の境がわからなくなります。
★7 - コメント(0) - 2015年10月25日

心に深い傷を負ってしまった少女の物語。美しい文体で少女の苦しみを追体験していくので、感情移入してしまうとマズイ。読了後も憂鬱な気分。
★8 - コメント(3) - 2015年10月10日

春狂いの 評価:98 感想・レビュー:249
ログイン新規登録(無料)