まぐだら屋のマリア

まぐだら屋のマリア
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まぐだら屋のマリアはこんな本です

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まぐだら屋のマリアの感想・レビュー(1551)

良かった。やっぱりマハは疲れた心を癒してくれる。今日もみんな、イライラしてた。仕事も上手く行かなかった。そんな時、この本に触れたい。高2の息子にも読んでほしい。そんな本です。またマハ読もうかな。次は違う作者を読もうかな?
★10 - コメント(0) - 2月24日

この小説を読んでアンドレ・ジッドの『狭き門』を思い出した人は多いと思います。作者にその気があったかどうか?は別にして「キリストの精神」を垣間見たような読後感でした。。すべての登場人物が「絶望的な状況下」に置かれている設定。そうしたなかでファンタジーのような綺麗な結末で終わらせる原田マハさん凄すぎますね!この小説にはまさにロマン主義としての「救い」があるように思います。。
★206 - コメント(3) - 2月24日

完璧な人間はいない。支え支えられ、許し許されて生かされている。食堂「まぐだら屋」を切り盛りするマリアの所にシモン、マルコ、ヨハネや多くの人が吸い寄せられて、優しさと温かい食事に元気をもらう。湯気の出ている和食の数々や四季折々の色彩が重い内容をやさしく包み込む。無条件にただ待っていてくれる人がいることが、どれだけ幸せなことなのかを実感させてくれた。
★23 - コメント(0) - 2月19日

原罪を背負ったマリア、シオン、マルコにヨハネ。尽果の地のまぐだら屋で回生するなんて・・・。重い話なんだと回想させられるほど、作者の筆力は中々のもの。
★8 - コメント(0) - 2月19日

美味しそうな料理を優しい人達が提供しているのに、危ういバランスの上でギリギリの距離感を保っている、その背負うものの重さとだからこその優しさに息が詰まりそうになるが、収まるところに収まった感じのラストにホッとした。
★12 - コメント(0) - 2月12日

今まで読んだ原田マハ作品とはテイストが違っていて、作者の幅の広さに驚かされました。登場人物たちが背負うものがとても重く、読んでいて辛くなったけれど読む手が止まらなかった。そして最後にもたらされた希望。まさに聖母マリアの慈愛に包まれるようなあたたかいラストに救われた。
★17 - コメント(0) - 2月12日

心がボロボロになったシモンが辿り着いたのは、尽果というところにある『まぐだら屋』という食堂だった。ご飯を食べさせて貰ったシモンは、まぐだら屋のマリアのもとで働くことにした。シモンは、東京では料亭で働いていて、料亭が不正行為をし、可愛がっていた後輩が不正を告発後、自殺をしてしまった・・・。出てくる人物名が『マルコ』『ヨハネ』など、聖書の世界のようだった。マリアも、辛い人生を送ってきたんだな~。重い話なんだけど、人名で緩んだ。
★70 - コメント(2) - 2月7日

【図書館】東京の老舗料亭から逃げてきた紫紋,まぐだら屋を営み薬指がないマリアに同じく薬指がない与羽,行き倒れの丸狐,マリアを憎む女将.暗い過去を背負った登場人物たちが「尽果」という僻地にて織り成す再生の物語.佗しい雰囲気の土地だが,その中でもまぐだら屋が常連客に提供する美味しそうな料理にホッとする1冊です.
★18 - コメント(0) - 2月7日

そうかぁーそういう過去があったのね。女将さんがマリアを忌み嫌う理由になり得る、わね。悲しい現実は怒ることで誤魔化せるから。憎み続けていれば逃げていられる。けどそれだけではあかん、と分かって最後は全てを受け入れて死んでいった。まとまりすぎやん、と思ったけど希望でもある。なにがあっても、いつでもどこでも人はやり直せるし、支えられて生き続けていける。絶望から一歩ずつ、どれだけかかっても、光を見出すことができることを教えてくれる話やった。
★10 - コメント(0) - 1月20日

津山市立図書館
- コメント(0) - 1月12日

物語の背景としては悲惨だったり凄惨だったりするのだが、不思議と陰鬱な印象はない。うまい料理(定食)を饗し饗される場面は読んでいて楽しかった。絶望から再生への物語。
★3 - コメント(0) - 1月2日

人生に絶望した者が流れ着く「まぐらだ屋」には,慈母のマリアさんが優しく迎えてくれます。生きていくうえで,罪を犯さない人はいないと思います。他者に対する慈しみは,自分の罪の償いでもあるのですね。
★6 - コメント(0) - 2016年12月10日

マハさんやっぱり面白い、今回も一気読み▼言葉の使い方に遊びがあっていいですね▼馥郁、直会、マグダラの意味は調べて分かったこと、勉強にもなります▼16075
★10 - コメント(0) - 2016年12月5日

★★★★☆ 図書館本
- コメント(0) - 2016年12月4日

とても悲しいストーリーなんだけど、心あったまる…というおかしな感情です。マハさんのお話は背景が本当にきれい。今回もぐいぐい世界に引き込まれました。
★12 - コメント(0) - 2016年12月3日

マグダラのマリア、マルコ、ヨハネ、、直接キリストとは関係ないけれど話のそこかしこに慈愛にあふれた表現を感じる。関学の作者ならではなのかしら。
★6 - コメント(0) - 2016年11月13日

号泣。理屈じゃない、沁み入るような母性に心が震える。人は時にあまりに弱く、自分を愛してくれる人に対しては、我儘にもずるくも残酷にもなれて。取り返しがつかなくなってから、気が付く。喪ってしまった事は、もう二度と取り戻せないと。傷付いた心に、料理が、優しさが沁みて行く。無償の、果てしのない愛と優しさのために、どれだけの痛みと、苦しみを引き受けなければならないのだろう。今生きている全ての人に、母親は居る。その事が奇跡のように愛おしくなる。母は、偉大だ。
★30 - コメント(0) - 2016年11月10日

死んでしまいたいくらい人生に絶望した時、「自分が誰かの役に立っていること」が生きる理由になる、ということがよく伝わってきた。東京の老舗料亭から逃げてきた紫紋、まぐだら屋を営むマリア、行き倒れの丸弧、マリアを憎む女将さん。それぞれ抱える事情が重たくて胸が苦しくなったけど、この本には傷付いた人が少しずつ再生して行く様子が描かれている。ラストには希望が見えて、優しい気持ちで読み終えられた。
★27 - コメント(0) - 2016年11月9日

図書館。
★1 - コメント(0) - 2016年11月1日

ペテロ・マグダラのマリア・ヨハネ・マルコをモチーフにした名の登場人物からわかるように,聖書(福音書?)になぞらえた暗くも心温まる話.原田マハの作品はいいなあ.
★8 - コメント(0) - 2016年10月30日

「マグダラのマリア罪深い女」[鱈鮪 まぐだら][左手の薬指がない まりあ][マリアをひどく憎んでいる老女]最果ての地そんな「尽果」にたどり着いた様々な人の人間模様、最後はほのぼのとし心が暖まる物語でした。
★58 - コメント(1) - 2016年10月24日

マグダラって、魚なんだ。マグ鱈なんだ。作者の遊びゴコロに楽しくなってたら、なかなかに壮絶なお話だった。転がるように恋に落ちる、か‥ 貰い物の柿があったので、初霜つくってみた。おいしかった。しみじみ。
★5 - コメント(0) - 2016年10月23日

誰かの役に立っているという実感は、生きるエネルギーを生み出すものになるのか。
★6 - コメント(2) - 2016年10月22日

タイトルを見て、マグダラのマリアの話だ!と飛びついた。また絵の話かなとワクワクして読み出したら、違った。でも、めっちゃ面白かった。人が暖かくて泣けた。深かった。罪の意識、贖罪、もがき苦しみ生き抜く、そして赦し。母の存在。どうしようもなく落ちる恋。人間のいろんなことが詰まってた。美味しい料理は人を救えることもね
★18 - コメント(0) - 2016年10月2日

心や過去に傷を負った者が流れ着き、また伝説が伝えられる海辺の寂れた村、尽果。紫紋も東京の料亭での後輩の死、店の事件の痛手を負い死に場所を求めて偶然に辿り着く。そして、まぐたら屋という料理屋に働くことになる。まぐたら屋を切り盛りするマリアという謎めいた女性店主や村の人に世話になりながら傷をが癒される。紫紋と同じように辿り着いた丸孤。まぐだら屋の女将とマリアの関係がひっかかりどろどろ感があったが、マリアにも背負う罪の意識とそれを許さない女将だった。結局は、最後には待っていてくれる人がいるんだなと心暖まった。
★34 - コメント(0) - 2016年9月24日

原田マハさんはとても好きな作家さん。ただ、たまにある凄惨なシーンに想像力を刺激されて、自分で自分を苦しめることがあります。この作品もそのひとつ。紫苑、という名前のセンスは音も意味も素敵。『誰かのために生きる』ということは綺麗で素晴らしいことだけど、自分軸でない分危うく見ていて危うく感じました。
★20 - コメント(0) - 2016年9月22日

諸説あるマグダラのマリアをイメージしているのかと思ったが、なんか違う。でも本自体は大変面白かった。
★12 - コメント(0) - 2016年9月20日

それぞれがいろんなものを背負い、罪の意識に潰されそうになりつつ、辿り着いた『尽果』という地。そこにある定食屋で出会う人々の人間模様が描かれている。 辛い過去を乗り越えていく勇気をもらえる、そんな作品。 料理をする場面ではその様が目に浮かぶようでお腹が空くかも…(笑)
★11 - コメント(0) - 2016年9月19日

「尽果」と呼ばれる僻地にある定食屋のお話しです。罪を背負ったというよりも、罪の意識を背負った人々についての話です。実際に責任のありそうな人は主要人物ではなさそうなのに、罪の意識を背負い、罪を償うために時間を費やしています。おいしい料理を食べて、元気になる人たちが印象的です。おいしい料理に勝るものはないということですね。
★27 - コメント(0) - 2016年9月16日

なにって、後輩の心が一番痛む。あとは、むむむ。ご飯の描写が好きです。
★1 - コメント(0) - 2016年9月13日

罪と赦しがテーマなのかな。登場人物の名前からは聖書を連想させるけれど、お寺や位牌なども出てきて、宗教を超えた深いものを感じさせた。生きている以上、人は間違いをおかすし、取り返しのつかないこともしてしまう。それでも生きていかなければならなくて、その人が生きていくことで、また救われる人もいる。マリアが紫紋を救い、紫紋が丸弧を救ったように。紫紋も丸弧も、母のもとに帰れてよかった。母というのは、いつまでも「待つ」存在なのだなあ。
★12 - コメント(0) - 2016年9月12日

みんな色々な過去を抱え、生きている。生きるために過去を認め乗り越えていかねば。そして自分を必要としてくれる人が必ず居る。それって本当にありがたい。色んな愛があるけれど、母の愛って偉大だな。
★9 - コメント(0) - 2016年8月19日

タイトルや紫紋(シモン)、丸孤(マルコ)という名前から聖書を意識して描かれたのかと思いきや、日本の伝説が絡んでいた。尽果における人間模様。
★5 - コメント(0) - 2016年8月17日

女将さんの心情に思いを寄せた時、胸にぐっとせまるものがあった。「赦す」という言葉が、登場人物達の過去、現在、未来に与えられたテーマなのかなぁと思った。登場人物の名前に最後まで違和感も持ちつつ、その名前を持つキリスト教の使途達についても気になって検索などしてみた。
★7 - コメント(0) - 2016年8月10日

それぞれに罪や罪悪感を背負って 尽果にたどり着き やがて旅立っていく。すごく重いはずのストーリーなんだけれど、料理の描写とあたたかい登場人物達のおかげで とても優しいお話として読めました。桐江さんの苦悩、他人に親切に出来る人柄、マリアを許せない葛藤、マリアが戻ってきたシーンは胸打たれました。
★23 - コメント(0) - 2016年8月8日

マグダラのマリアって聞くと罪の女ってイメージがあるので、どんな話?!って思って手にとったんですが…。 登場人物たちのそれぞれの壮絶な人生と、重い罪と、贖罪が描かれてるけど、それを受け入れてくれる人たちの優しさで、そんなに重くないと感じられるようなお話でした。 何よりごはんの描写がやっぱり美味しそう。
★7 - コメント(0) - 2016年7月28日

キリストの死と復活を見届けたマグダラのマリア。まぐだら屋のマリアさんとはどんな人なのかと興味深く読んだ。罪を犯してしまったマルコをただただ「いいのよ」と受け入れたマリアもまた罪許された人だった。大切な人を優しく受け止めてあげられる人に、そして美味しい料理を作ってあげられる人になりたいな、と思った。
★11 - コメント(0) - 2016年7月27日

素敵な登場人物たちです。ホンワカしました。
★3 - コメント(0) - 2016年7月27日

とてもよかった。読みたかった本だった。読み終わった今、涙を拭いて余韻を感じながらため息をついている。原田マハさんの作品はやっぱりとてもあったかいなあ。すごく愛を感じる。登場人物すべてが愛しくて、原田さん自身が大切にしているのが伝わってくる。登場人物の名前や地名からわかる通り、キリスト教が物語の基盤になっている。キリスト教徒でないにしろ、中高ミッションで聖書を勉強したのでそういう意味で知っているワードや話が多くてとても面白かった。これは、聖書なんだなぁと思った。キリストの総て。
★15 - コメント(4) - 2016年7月18日

まず、目次にて20話までの各タイトルが全て漢字二文字なのに目を奪われました(統一性のある章タイトルとか、好きです)。東京の老舗料亭で板前修業をしていた青年が辛い事件に巻き込まれて挫折し、死に場所を求めてやってきた海辺の田舎街で定食屋「まぐだら屋」の女性「マリア」と出逢いそこで働き、彼もマリアも、その周りの人々も、そこを訪れた人達も、再生していく物語…かな。ご飯も美味しそうだしイイ話でしたが…死に急いだ人々(特に悠太くん)に、物語の中ででも過去だけれども「何故っ?」と、止めたくなりました。
★18 - コメント(0) - 2016年7月17日

まぐだら屋のマリアの 評価:92 感想・レビュー:740
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