明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち
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明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたちはこんな本です

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明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたちの感想・レビュー(1265)

山田詠美は凄いな。 死者の誕生会って。。。 そして最後の数行が。
★1 - コメント(0) - 3月17日

最愛の息子が不慮の事故に死ぬ、これを境にてアルコール依存症・うつ病へと壊れていく母と母を支え合う再婚の父親と異母兄弟。家族の死、家族愛、異母兄弟の愛情・心の思い等々をリアルに表現され、心が動かされる。出口の見えない長いトンネルを亡くなった長男の誕生会を通して解消出来るのか、ほんの少し先に光が見えた気がした!
★6 - コメント(0) - 3月11日

きれいな文章で綴られてて、内容もよかった。最近、家族の話がじんときて好きです。自分はまだ親も兄弟も生きてるからわからないけど、辛くて淋しくて悲しい人生になるんだと思うと、いつかくる別れが怖いです。
★5 - コメント(0) - 3月11日

息子が死んだことで壊れていく母親。残された兄弟たちもそれぞれに悩み、心に深い傷を残していく。切ない話だった。
★19 - コメント(0) - 2月25日

他人同士が家族になった。その家族を繋いでいた兄が死んだ。それと同時に崩れていく家族。でもまた繋ぎ止めたのも兄だった。
★3 - コメント(0) - 2月23日

子持ち同士が家族となった後、長男が雷に打たれて死亡。そこから合体一家だった家庭の瓦解が始まる。長男の死を受け入れられずアルコール依存症になる母。50過ぎの未亡人と付き合う次男。家を支えようとする長女に自由奔放な次女。不安定な母を中心に置いた一家の生活ではあるが、それぞれが危うさ脆さを抱えて生きている。支え合う家族。しかしいつ何どき、立場が入れ替わってもおかしくはない家族。我々もまるで無縁とは決して言えないだろう。読み易くはあったが、何かと考えさせられる作品だった。
★30 - コメント(3) - 2月18日

久しぶりの山田詠美。ホントに久しぶりでどうなることかと思ったけど、面白かった。この人の書く文章が好きなのは変わらなかった。読むと気持ちいいと感じるんだなー、としみじみ実感。誠さんってダメな大人なのかと思ってたら、全然そんなことなかった。いい人だった。悲劇の人であることを忘れてるなんてすごい。何でそこ突っ込まないんだ!って思ってたから。
★3 - コメント(0) - 1月30日

大切な家族の死、残された家族それぞれの思い。各章ごとに、姉や妹それぞれの目線で描かれているのがいい。誰かが死ぬと、誰かの新しい人生が始まる。そうなんだなぁと。読み終わり近くになって、あれ?誰目線?とおもったらそうだったのか。センスのいい丁寧な文章で描かれた物語だった。感動しました。
★8 - コメント(0) - 1月17日

こんなにも衝撃的でセンスの良いタイトルはなかなかないと思った。1人の死によって崩れてしまった家族の再生のお話。光がみえてきたかな?くらいで物語は終わってしまう。ハッキリ言って最初から最後まで心地よく読めるような話ではない。でも、人が1人死ぬということはこうゆうことなんだと実感した。いつまでも引きずってはいけないと思ってもどうしても陰りが残ってしまう感じがリアルで胸が締めつけられた。兄弟達の恋愛模様もそれぞれどこか陰をもっていて、人と深く関わるということは陰も陽も含めて背負っていくということなんだと感じた。
★10 - コメント(0) - 1月8日

連れ子を持つ父と母が再婚してできた家族。 そのちょうつがいのような役割を果たしていた長男が事故死。 そこから壊れてゆく母、傷ついたまま仕事もうまくいかなくなる父。 そして、子供たちの物語。 よく結婚式で「死が二人を分かつまで」というフレーズを牧師さんが口にするけれど、死なれた側はそんな簡単に「別れて」はいけない。死んだ大切な人がいない世界の中で多かれ少なかれもがく。そこで沈んでしまう人もいるし、一生懸命新しい呼吸の仕方を獲得して前を向く人もいる。 そんな、死なれた側の人たちのリアリティに圧倒された。
★4 - コメント(0) - 1月7日

何故か今迄手付かずだった山田詠美さん。突然に子供さんを亡くされた方を何人か知っています。皆さん強く生きていらっしゃいます。ミカママにイライラしたけど、人それぞれですからね。読み易い文章で一気に読了。最後澄生の誕生会で家族の再生を暗示しながら終了。と思いきや、最後の最後でご本人登場?
★6 - コメント(0) - 1月4日

人からもらった本。読まずに置いてて年末大掃除で見つけて惹かれて読む。 「人生よ、私を楽しませてくれてありがとう。」 昨年最後に心に刻んだ言葉になる。
★2 - コメント(0) - 1月2日

久しぶりの山田詠美、彼女のイメージと離れたタイトルで思わず手に取りました。 死について、愛について、登場人物たちがみな真摯に向き合っていて、とても美しい物語でした。 自分の心が洗われるような、とても感動的な作品でした。
★2 - コメント(0) - 2016年12月15日

初読。ブックオフにて購入。思春期に読み浸っていた山田詠美さん。何故か大学に入ってからは読んでいなかった。千絵は蝶々の纏足の主人公のようでした。山田さんの作品は子どものような大人と大人のような子どもたちによって物語が紡がれていくものが多い気がしていて、私が社会的には作品中の子どもにはなれなくなってしまったことで彼女の作品からは離れてしまったのかと、ふと腑に落ちました。どの作品も最後の文章が最高で、最後の文章を気持ちよく読むためだけに読む価値すらある素晴らしい名手です。山田詠美ブームが再来しそう。
★3 - コメント(0) - 2016年11月19日

kum
今年は身近な人がたくさん亡くなった。「これから一人でどうやって生きていけばいいのか」と、叔母が呟いた。もう一人同じく夫を亡くしたばかりの叔母は「ふとした時に、あぁあの人は居ないんだ」と思うと漏らす。避けられない家族・大切な人との別離。複雑な家族関係の中で要の長男の死を受けとめられず壊れていく母。前夫の子長女・連れ子で母と血の繋がり無い次男・再婚した際に生まれた次女の家族の物語。諦めの中でも前に進む姿が静かに心に響く。
★20 - コメント(0) - 2016年11月18日

さすがだなぁと思う美しい文章で読みやすかったけど、内容はちょっと苦手でした。こういう生まれの人はこうなるだろうという感じがステレオタイプ的で、もうちょっとひねりがあったほうが救われると思いました。
★1 - コメント(0) - 2016年11月17日

初読みの作家。45年程前、故団鬼六先生から裸で縛ってもらって、某雑誌に出演(?)したということを知ってから、この作家は生理的に受付けなかったが、題名を見て、枯れてきたのかなと思い手に取った。しかし、内容は意に反して若々しい内容であった。しかも、4章全部が各60ページで統一され、語り手がすべて違う。彼女にとって文学、命ということが感じられた。
★47 - コメント(0) - 2016年11月9日

☆3
★5 - コメント(0) - 2016年11月4日

いわた書店様からの1万円選書 6冊目 ネタバレ含みます。 絶対的な神のような存在の兄の死。 しかも雷に打たれて死んだ。というある意味、漫画的な死に方。それにより崩壊する母、妹、腹違いの弟、妹。 複雑な家族関係の中で、あ、これって桑原和也の家じゃん。桑原家そのまんまやん!って思った。 いわたのおっちゃん!最高やで!!
★2 - コメント(0) - 2016年10月17日

初の山田詠美。あんまり読んだことのないタイプの小説だった。人生、良い時があったり、悪い時があったりの根底に、重い物を引きずる家族。黒いモヤモヤを抱えながら読了。でも、人間臭くて面白かった。
★13 - コメント(0) - 2016年10月9日

「早く帰って読もう!」と思ったり、表紙見るたび「あ!いまから読める!」って元気になったりと、とにかく読むのが楽しい作品だった。ひさしぶりに引き付けられ、毎日続きが気になってしかたなかった。言葉選びが、好いんだろーなー。あえてのあらすじゼロレビュー!!
★4 - コメント(0) - 2016年10月5日

山田さん、初読みでした。≪人生よ、私を楽しませてくれてありがとう≫という曾祖母のメッセージから淡々と始まる家族ストーリー。主人公のママには終始イライラさせられ、新しい旦那さんがいい人でよかったな~と安心し、主人公はしあわせになるべきだ!と勝手に意気込んでました。末っ子ちゃんって確かにこんな感じだな~とか「家族」それぞれの立場がよく描かれていて親近感もありました。ゆっくりと音楽でも聞きながら読みたい作品でした。★★★★☆
★3 - コメント(0) - 2016年10月2日

「幸福な家族」をみんなが少しずつ気を配りながら作り上げていく描写が好きでした。注意深く散りばめられた不完全さが、その完成度を上げていく。そんな家族を襲った悲劇は、「家族」の再構築の要を失ってしまう。子供たちそれぞれの気持ちと、続いていく「家族」のストーリー。人と人の関係性はとても張り詰めた繊細なものなんだと再認識する本。どこか共感する。
★4 - コメント(0) - 2016年10月2日

壊れかけてても家族。綺麗な家族、というのが嘘くさいだけに。子供の死を乗り越えられない母と、その母に影響を受け続ける残された弟妹たち。自分だけが悲しんでる、自分だけが悲劇のヒロイン、みたいな母がどうにも受け付けない。自覚のない残酷な言葉がいっぱいあった。読みやすいけど、好きになれない、でも心に残る小説だった。
★3 - コメント(0) - 2016年9月25日

何十年ぶりかの山田詠美さんの小説。おもしろかったです。山田さんデビューのころ、「ベッドタイムアイズ」とか「ジェシーの背骨」とか夢中でよんでいたっけ、、、。
★3 - コメント(0) - 2016年9月18日

山田詠美の書く世界は、ほんとうにきれいだなあといつも思う。なんというか、人物がみんな大人。子どもであっても、心がちゃんと「人」になっているというか…うまい表現が見つからないけど。作り物めいてるけど、実感がある。演劇のような世界だけど、どこかリアル。楽しい読書の時間を過ごせた。
★5 - コメント(0) - 2016年9月13日

タイトルに惹かれて。山田作品は苦手だったよね?あれ?という程ぐいぐい読めた。身近な人の死は想像したり、小説や体験談などでどんな気持ちになるのか、どんな状態になるのか知る事はできる。だけどやっぱり「体験」した時にしか分からない、絶対分からないのだな。色んなことが不安な今この作品を読めて良かったと思う。
★6 - コメント(0) - 2016年9月6日

優れもの。今は亡き長男との柵に憑りつかれ、最後には死者と共存することを選ぶまでの日常を丁寧に描いた作品。
★4 - コメント(0) - 2016年9月6日

再読。今回は真知子の「どってことない」という口癖が沁みました。そして、兄弟3人がグレ(死語?)もせず、母と家族をそれぞれのやり方で守ろうとする姿と、そこから生じる葛藤を追いながら、わたしは彼らより年経ているのになんて子供じみているんだろうと恥ずかしくなりました。作品中にある通り、「二十歳になったことと、大人になることは関係ない」な、と。美加さんは亡くなるときに、冒頭の曾祖母の言葉を呟くだろうか。
★5 - コメント(0) - 2016年8月31日

再読。綺麗な家族、澄川家。みんなが皆、澄川家作りにいそしむ姿、かなり怖い。そして、崩れていく様。家族って厄介だ。他人だったら距離を置くこと、断ち切ることができるのに。澄川家のリセットが上手くいきますように。
★9 - コメント(0) - 2016年8月31日

一気読み。 長男の死を乗り越えようともがく家族の物語。家族を家族たらしめるための、それぞれのひたむきな努力が美しい。 「人生よ、私を楽しませてくれてありがとう。」とあるが、人生は楽しませてもらうものではなくて、自分で楽しむものだと感じた。
★3 - コメント(0) - 2016年8月29日

再婚しひとつになった裕福で幸福な家族は、美しく聡明な長男の限りない優しさと配慮で成り立っていたのに、17歳のとき彼が突然亡くなって…。身近な人の死をめぐる家族それぞれの物語。哀しみ、傷つき、人生に臆病になり…壊れる人もいる。そして、死と折り合いをつける術を身につけていく、きょうだいたち。大切な人の死は、第三者のどんな死とも違う。きょうだいたちの気持ちを綴った言葉に、いちいち頷ける。
★4 - コメント(1) - 2016年8月25日

家族で最も愛された兄の死から歯車が狂うように、そしてそれでも流れ続ける家族たちの生活。死を終わりとしてではなく、残された人たちの分岐点の始まりとして捉えたこの話。淡々としていましたが、すごく面白かったです。 おそらく純文学に分類されるのではないかと思うのですが、凝った言葉の使い回しがとても気に入りました。場面の情景も想像しやすい。 兄弟一人一人が主人公の話から、最後はコロコロ主人公が変わる書き方に戸惑ったが、最後のページでこの書き方に納得した。 人の死、恋愛、家族愛…たくさん学べた気がしました。
★11 - コメント(0) - 2016年8月18日

ぐっ、とこみ上げてくるものがあった。死、とゆう誰もが逃げられない将来に、振り回され、その影にずっと怯えて生きる家族。残される者の痛みや、それ故、振り回される家族の溢れる愛の話。
★2 - コメント(0) - 2016年8月16日

この前読んだ読書の本で知る。大御所の先生のようですが、今まで未読でごめんなさい。 息子を亡くした母の変化(アルコール依存になった)が、恐ろしい。 家族の縁とは紡いでいくものと再認識。
★7 - コメント(0) - 2016年8月12日

珍しく重い内容にページをめくるのが辛くなりましたが、語られる心情が心に響く独特な表現で綴られており読むのをとめることが出来ず一気に読了。やっとラストにたどり着いたと思ったら現れましたね、はー、そーゆーね、なるほどと救われる気がしました。
★6 - コメント(0) - 2016年8月11日

ずっしり…(o_o)
★2 - コメント(0) - 2016年7月30日

ちょっと変則だけれど幸せな家族の核のような存在だった長男の死。大切な人を突然失ってしまった家族のそれぞれの想い。ひとつの死をそれぞれが乗り越えていくのは、きっととてつもなく困難な事なんだろうと思う。息子を失い壊れていく母親が、不甲斐なく思えるが、我が身に置き換えればありえなくもないかもしれない。
★34 - コメント(0) - 2016年7月15日

全編に漂う死の匂い。でも恐ろしいものではなくて、ただいつもそこにある、という類のもの。久しぶりに詠美さんの本を読んだけど、私が10代の時に憧れていた彼女の姿はそこには確認できなかったけれど、それでも彼女の綴る一語一語が洗練されていて、やっぱり小説はいいと再確認できる内容だった。 人生が崩壊してしまった人を見ると、この人はなぜこうなってしまったんだろう?と思うことがよくあるけど、この小説でそのストーリーを書いてくれた感じがした。「人生よ、私を楽しませてくれてありがとう!」は私の座右の銘にしたい。
★3 - コメント(0) - 2016年7月14日

M.
最愛の息子の死を受け入れられずにアル中になり壊れていく母と、家族それぞれの長男の死との向き合い方、壊れていく母を含めて家族と自分自身の在り方にもがく様子が描かれている。わかる、し、共感できる部分もあるのだけど、それでもやっぱり、これだけの年月をアル中の母を切り捨てることなく温かく見守ることはできるのだろうか。子どもたちそれぞれの視点で描かれていることで逆に1人1人の描写が浅くなっている気もして、なんとなく、薄く共感はできるんだけどね、という感想になってしまった。
★4 - コメント(0) - 2016年6月26日

明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたちの 評価:100 感想・レビュー:553
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