昭和の犬

昭和の犬の感想・レビュー(2123)

本人の実話かと思うくらいに心に響きました、うちの母親も変わってましたがイクの母親ほどではなかったので、でも、イクさんの性格はいいと思います。共感するべき点もたくさんあってよかったです
★2 - コメント(0) - 3月15日

犬好きが講じて手に取る。戦後の匂いがまだまだ漂っていた時代に、元軍人の父親と服従するように生きてきた母親の間に、一人っ子として生まれた女性の半生を描いた作品。その家庭環境が自身と酷似していたので、辛いような懐かしいような気持ちで進んだ。決して現代の子供には理解できないであろう「そうそう!そうだったよね」という苦笑と共に。ずっとずっと犬が側にいた。決して愛されてばかりの犬ではない犬もいるところが、真実味を増してくれる作品だった。
★4 - コメント(0) - 3月5日

姫野カオルコ氏は『ツ、イ、ラ、ク』の衝撃以来、機会があれば目を通すことにしている。今まで面白くなかったことはなく、ピンとこないものであっても僕と波長が合うようでうどんみたいにツルツル読めてしまう。この小説も例外でなくツルツル読めたのだが、一筋縄でいかないところは相変わらず、ただしいままで僕が読んだ姫野カオルコ氏の著作の中ではいちばんおとなしい印象。純文学的。
★3 - コメント(0) - 3月4日

それぞれの章のタイトルになってるテレビドラマとかはどれも分からなかった。あと親が酷いと思った。
★4 - コメント(0) - 2月27日

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2014/02/post-e1a8.html
★1 - コメント(0) - 2月21日

昭和30年代に生まれたイクと常にその周囲にいた犬達との昭和史。初めは読みにくさを感じましたが、途中から一気に面白くなり、その後は夢中で読みました。私よりも世代の上の話ですが、昭和という時代に思い当たることが多く楽しかったです。主人公は著者なのでしょうか。犬好きが全面に出たシーンが沢山あり、優しい気持ちになりました。ユーモラスな書き口に、何度かくすくすと、時には大笑いさせてもらいました。苦手意識を持っていましたが、この本はすごく好きです。
★50 - コメント(0) - 2月16日

高校の先輩、姫野さんの直木賞受賞作。祖父母世代の滋賀の方言が満載で、懐かしい気持ちになった。「なんの変哲もない平凡な、それでもその人にしかない歳月」がある。祖母が母で、母が娘だった頃のパースペクティヴも見てみたいなあ。
★6 - コメント(0) - 2月9日

表現が面白いというか、絵を見てるみたいな感じがあった。
★6 - コメント(0) - 1月28日

GGG
図書館で発見し、直木賞受賞作品ということで読んでみることに。………何が面白いのかサッパリ分からなかった……主人公のイクが年を経る過程で出会った犬との半生を語っているだけなのでは……? という思いを払拭しきれぬまま、結局読み終えてしまった。うーん……思い浮かぶ感想としては、読みやすかったという点以外、全く出てこない…。
★4 - コメント(0) - 1月25日

第150回直木賞受賞作品です。直木賞受賞作なので読んだのですが、面白いとは感じなかったです。昭和の時代を生きるイクとその家族&飼われていた犬が出てくるんですが、犬好きにはたまらない本かもしれません。戦争でシベリアの収容所に入れられキレやすい父と、好きでもないのに一緒に暮らさなければいけない母の間で、寡黙症のように自分のことばを話せないイク。そのイクが心を開くのが犬達です。そんな物語が淡々として語られています。姫野ヒカルコさんは気になっていましたが、他の作品はどうなんだろう?と思いました。
★64 - コメント(0) - 1月24日

今思えば昭和はドラマチックな時代だった。日本のどん底も絶頂も一つの流れとしてあった。懐かしむことはないが、今の時代には失われたものが確かにある。犬の自由もまた…。イクの両親は理不尽そのものだが、そのようにしか生きられない人にも、寄り添ってくれる存在がいることは幸せだ。そこに犬や猫がいてくれるありがたさを、私もまた感じている。
★10 - コメント(0) - 1月24日

3.8/5。飄々と書かれてて、時々くすっとしたり。でも、なかなかの、色々背負った人生だよ。ご両親の話が...凄いわ。今の時代なら?都会に進学したが、引きこもりになって、て事もあったりしそうだけど、昭和のイクがそれなりに健全な精神を持っていて良かったわ。最後の終わり方も良かったな〜。
★5 - コメント(0) - 1月5日

第150回直木賞受賞作品。昭和という懐かしい時代にいた犬との物語である。昭和生まれの私にも、懐かしさが甦る場面が多々あった。私が幼少の時は、すでに犬は鎖に繋がれて外飼が多かった所が相違点である。思い返せば、今はほぼ毎日散歩に連れていくが、核家族、共働き、幼い自分となれば、散歩もままならず、当時飼っていた犬達には可愛そうなことをしたと悔やまれる。悲しい物語ではなく、昭和の時代の中にいた犬という物語で、数日で読める。ほっこりできる(猫も出てきます!)。昭和生まれのかた必読(笑)
★13 - コメント(0) - 2016年12月28日

★★★犬がニガテな私が、昭和のという時代をちょいちょい懐かしく思いながら、楽しく読めました。タイトルどおり、ずぅーーーーと、色々な犬が登場してきましたね。ただ、犬より、主人公の周りの人間関係が興味深いかったです。
★7 - コメント(0) - 2016年12月24日

週末にはほぼ毎週実家に犬の散歩に行く。この本は実家の本棚にあったので読んだ。側から見ていると喜劇でも当人にとっては悲劇だったり、そして当人にとっての景色もそこからの距離によって異なったものに変わることもあるのだ。この本も時間を置いてまた読み返したい。そして今日もイヌと散歩に行くのだ。
★7 - コメント(0) - 2016年12月10日

★★★☆☆ 『「どーもすみません」と落語家の口真似をして、必要以上にカン高い声を出して頭をかいた。すると、ペーは、驚いたように、困ったように、小学生をふりかえり、イクの下まぶたが耐えられずに流したお湯のつたう頬をなめてくれたものだ。』なんか変なところで涙腺を刺激されたりする。ぺーは「北」なんだよね。
★18 - コメント(0) - 2016年12月6日

第150回直木賞受賞作品。「割れる」って表現が印象的。「怒る」でも「吠える」でもない。父の激しさとイクの恐怖が伝わってくる。イクは愛情を注がれてなかったわけじゃない。ただ喋らないイクを父はどう扱っていいか、わかんなかったんじゃないかなぁ。「今日まで、私の人生は恵まれていました。」のセリフにジーンときた。全編通して昭和の哀愁が漂ってて懐かしさを感じます。
★8 - コメント(0) - 2016年12月4日

著者と同世代なので読み始めた。最初、ちょっと読みにくくてなかなか読み進められなかったけれど、途中からどんどん読めるようになった。文体や表現に慣れたのか・・・よくわからない。私は犬のことはよくわからないが、両親からあまり愛情を注がれずに育ったイクにとって、犬がいたから救われたときがたくさんあったと思う。犬が好きな人ならもっとよく理解できるかもしれない。
★8 - コメント(0) - 2016年11月27日

犬が飼いたくなる一冊。犬と人間は違うってことを忘れないように、人間としてしっかり生きたい。
★4 - コメント(0) - 2016年11月23日

☆☆
★2 - コメント(0) - 2016年10月29日

これより面白い姫野作品は多いけれど、これが彼女のアイデンティティになっているのだと気付かされた。 親の愛情を受けずに育ったイク。病院に手を繋いで行ってくれた近所のおばさんや、夫や子供が精神を病んでしまった大家のおばさんを母だったらいいのに、と願ったイクが哀れだった。 イクの両親に気分が悪くなる。 後によく親孝行(介護)されたものだ。 自分の過去が直木賞につながったのだから、よかったのかもしれないけれど。
★22 - コメント(0) - 2016年10月20日

前に読んだの忘れてた。読んで飼ってた犬を思い出した。私の人生恵まれてましたって堂々と言える時がくるのだろうか?
★6 - コメント(0) - 2016年10月15日

わんこを通して人間模様。
★11 - コメント(0) - 2016年9月25日

やっぱり自分には合わなかった。年代的にはほぼ同じでそのことについては興味深かったが こんな夫婦が仮にもいたとは思えないのと父母それぞれの子供に対する態度が理解できなかった。きっと私はあまりにも平凡で幸せな家族に囲まれてきたからなのだろう。
★8 - コメント(0) - 2016年9月22日

「昭和の犬」、2013.9発行です。3年前になるんですね。直木賞受賞で話題になった本と覚えています。当時、図書館派の私は、なかなか読めなかったですw。今回すんなり借りて一読しました。昭和33年生まれの柏木イクという女性が5歳から49歳まで、様々な犬とともに過ごした日々の物語でしょうか・・・、よくわからなかったです。私にとっては、正直、物足りない作品でした。(失礼しました)
★25 - コメント(2) - 2016年9月18日

直木賞選考委員から高い評価を受けていたので読んでみました。途中まで、郷愁を誘うこともなく、面白くもなく、重苦しく、陰気な自叙伝だと思ってました。読後感は悪くはなかったですが、やはり重い話でした。少なくとも、この作者の初めて読む本には向かないと思います。
★14 - コメント(0) - 2016年9月17日

よかった。ちょっと複雑な家庭に育ったイクの物語。特別なことが起こるわけではないが昭和という時代の気分がよくわかる。傍らに犬がいる、そのことでちょっと救いになるというか変わってくるものがある。自分も実家で飼っていた歴代の犬と、その時々の自分の感情、家族との関わり、そんなことを思い浮かべた。
★12 - コメント(0) - 2016年9月15日

(毒親)に続いて読んだ。確かにイクの両親は病的に毒親で、イクはその被害を多大に受けていて同情すべきだが、子供にとって、大人も大人の世界も理不尽さ満載なのかもしれない。平成と違い、昭和、特に戦後は意味不明で理不尽で陰鬱とした事柄がそこいらに散在していた気がする。
★10 - コメント(0) - 2016年8月28日

初読みの作家さん。各章の題名がアメリカのテレビドラマの題名になっていたり、当時の犬の飼い方や人気の犬種など昭和の雰囲気が懐かしかった。 イクと両親の関わりが辛かった。イクの幸せを願う。
★22 - コメント(0) - 2016年8月27日

犬にまつわるエピソードから、昭和の空気がそこかしこに感じられて、面白い。小さな主人公が見る世界は、瑞々しい体験で溢れていながら、どこか不安定で翳りがある。大人になるにつれて、翳りの中にはっきりと毒親や人間の閉鎖性が見えてくる。大人の主人公が幼い日々を振り返ったとき、親からの仕打ち、幼い頃すでに家から逃げようと誓っていたことが具体的に明かされ、犬の存在が彼女を救っていたことが分かる。二つの目線で同じ時代を眺めると、途端に切なくなる。主人公が自分の人生に感謝しているのが救いだけど、寂しい印象の物語だった。
★13 - コメント(0) - 2016年8月27日

そういえば、幼い頃、うちの近くの習字教室で飼っていた黒い犬が、足音がしないようにそろそろと歩いていても、その犬小屋の近くに近づくと、たとえその犬の姿が見えなくても、どこからともなくすごい勢いで出てきて、大きな声で吠えるのが怖くて、近所に住む子供たちの間で有名だった。昔の犬は、本当に「番犬」としての任務を全うしていたと思う。自分の中の、犬のエピソードを思い出されるような、懐かしい気持ちになる本でした。
★19 - コメント(0) - 2016年8月24日

rui
イクの人生の中をまわり続ける何びきもの犬たち。 成長とともに関わる犬やそれにともなう感情が豊かに表現されている。 淡々としているようで熱い気持ちを秘めた、切ない一代記。
★8 - コメント(0) - 2016年8月20日

時間的にも空間的にもきわめてリージョナルな小説。物語の冒頭は主人公のイクが5歳の時。1963年だ(ちなみに、東京オリンピックは、その翌年)。所は滋賀県香良市(架空だが、明らかに甲賀市だろう)。紫口市から香良市に馬車で向かうというところが信じがたいのだが、そこは滋賀県の田舎町でのこと。当時はそんなものだったのだろう。小説の地の文章は共通語だが、会話文は滋賀の方言そのもの。この作品がよくも受け入れられたものだと思う。テーマも、今時には珍しい「知足」。犬を媒介にしていなければアナクロニズムそのものでしかない。
★477 - コメント(3) - 2016年8月19日

独特の言い回しや比喩で初めのうちは読みにくい感じだが、やがてじわじわとしみてくる切なさや温かさで胸がいっぱいになってしまう。イクの幸せを願いながら、自分も、取り繕うことなく地に足をつけて…と思う。
★25 - コメント(0) - 2016年8月19日

若干暗いのは主人公の変わった両親のせい。だが、たくさんの犬やときどき猫たちと過ごせたのもその生活からのもの。隣人のように近くにいつも犬がいたんだ。犬好きには悪い人はいない と言うが人間同士の付き合いになるとそうでもないよ。
★17 - コメント(0) - 2016年8月18日

図書館本にて読了。書架でみつけた母イチオシだった一冊。姫野カオルコサン長編読むの初めてかな?馬車が走ってるような昭和の時代、5歳少女イクの犬と共に生き抜く成長物語。舞台が滋賀ということもあって関西弁で会話されるのはテンポよく、時にクスッと楽しめた。ストーリーで展開される世代は上だけど、昭和ってこんなんだったよね、、と思うことしばしば。理不尽な両親だったけど犬が心の支えやったんやねぇ、イクは。犬は外で飼うのが普通、私もお盆に帰った時に会うじーちゃん家の近所のドーベルマン怖かったなぁ、、なんて思い出したり。
★14 - コメント(0) - 2016年8月7日

日頃から文庫本はブックカバーを被せて読むタイプです。そのため、帯の「直木賞受賞作文庫化!」の文字にも気が付かず(というより、忘れてしまい)、自分と同年代の作家が描く懐かしの昭和を題材とした作品として読みました。で、読み始めてみると主人公の柏木イク(昭和33年滋賀県生まれ)の物の見かたや考え方が意外に鋭くて、グイグイと引き込まれてしまいました。で、私も「どちらかといえば、これは芥川賞でしょう」と感じた一人です。
★15 - コメント(0) - 2016年8月5日

「謎の毒親」を読んでたので、実話の部分も、あるんだろうと思って読んだ。マロンによって救われたのかな。両親の死によって楽になれたのかな。私も小二くらいまで、保育園や学校で、思ってることが同級生や先生に伝えられず、イクみたいに、一人の時に練習していた。空想の世界にいた。担任の先生が気がついて、母に知らせてくれたらしい。幸い、三人きょうだいで三世代同居だったので、家では元気で、母はビックリしたらしい。ひょうきんで明るい子が本当にうらやましかった。
★12 - コメント(0) - 2016年7月31日

昭和という時代を不思議な親と犬と暮らした女性の物語。平成の世にはないあるある満載。
★10 - コメント(0) - 2016年7月23日

昭和の犬の 評価:90 感想・レビュー:1000
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