それを愛とは呼ばず

それを愛とは呼ばず
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それを愛とは呼ばずはこんな本です

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それを愛とは呼ばずの感想・レビュー(954)

初めて読む人です。いろいろな面で想像と違いました。なんとなくアンニュイエロ。なんだかこういう本最近よくある。至ってまあまあ。これが読む前の印象です。全てひっくり返りました。登場人物すべてテンション低い。65歳の女社長の語る言葉は全て現実的で地に足がついていて、こんなにしっかりとした美しい文章を書く人がいるんだなと感激しました。著者の略歴を読むとそれなりのお年であり、浮わついたチャラさが微塵もなく、夏の新潮文庫のような印象を受けました。お話はそれなりかな。最後はタイトルのためだけにある取って付けた印象。
★5 - コメント(0) - 3月25日

桜木さん3冊目。長編は初読み。女性が夢を失い、支えてくれていた人を喪くし、家族も崩れてゆく中で、狂気をはらんでゆく。ただ、その過程がやや淡々と描かれているからか、あるいは、元々の感情表現が乏しい人物設定ゆえかしっくりこなかった。結果、モヤモヤしたまま読了。しかし、彼女にはの支えだった吉田プロの話は身につまされる。
★19 - コメント(0) - 3月16日

2人の関係はある意味恋人だったと思います。ただ最後の展開はそうなるとは思ってなかったのでびっくりしました。でも納得かな。
★7 - コメント(0) - 3月15日

この物語もいい。桜木紫乃の本は、読みがいがある。結末にびっくりだが、流れとしてそうなるのも、わかる。けどね〜。
★1 - コメント(0) - 3月8日

比喩を使いすぎて読みにくさを感じる場面がいくつもあったのと芸能事務所を首になった紗希のイメージがなかなか掴みづらかったが、全体を流れる足元のしっかりしていない者たちの着地点を探してさまよっている晴れない雰囲気は良かった。強い心で亮介を支えるのかと思ったらこの結末、そういえば伏線はいくつもあったか。相手に尽くすことで自分が癒され浄化される気持ちや幸せを封じ込めたい気持ちは確かにわかるけど。一通りの物語を聞いた後の検事の言葉に全てが集約されていて最後の数ページは素晴らしいし哀しみがあふれてくる。
★10 - コメント(0) - 3月2日

中途から狂気の縁に佇んでいる女性の姿に肝が冷えた。タイトルは秀逸だ。この作品のすべてをからめとっている。この作家さんはこういうものを書かせたら、行きたくないと思っている場所まで無理やり連れていかれる。それがわかっていても、読んでしまうのだ。先へ先へ。
★10 - コメント(0) - 3月1日

意識の戻らない女社長の夫亮介、元タレントのキャバレーホステス紗希、2人は、廃墟と化した北海道のリゾートマンションで再会した。…先入観なしで読んだため、最後の展開には驚かされました。紗希の狂気に絡め取られていく亮介の様子、ゾクゾクし不気味でしたが、まさかあんなことに、とびっくりでした。最後の章に至るまで、紗希には、違う認識を持っていましたが、読み終えてみれば、徐々に壊れていく感じは出ていたかも。亮介にとってはそれは望ましいことではなかったのでないかと思ってしまいましたが、どうだったのでしょうか…
★68 - コメント(0) - 2月24日

怖い。 思い込みなのか 自分に酔ってるのか(もしくは自分を愛してる?) それともこうゆう愛もあるのか。 あるような気がしないでもないけど・・・ 桜木紫乃さんの描く愛の世界は思いもよらぬ展開 なのが多くて~。 う~ん(;'∀')怖い~。
★10 - コメント(0) - 2月19日

こちらも桜木さんの作品で読みたいと思っていた一冊。司馬さんの初期の作品で愛しいを「かなしい」と読ませていたなあ。愛ということを考えさせられた作品。同情や憐れみ、それは愛とは呼べなくて私も混同しそうな所もあってなるほどなあと。でもラストはびっくりさせられた。純粋であることは、自分の中では正義でも透明度が高すぎれば犯罪にもなり得るし、小木田と春奈にも愛の悲しさが見える。皆それぞれ自分の人生に誠実に向かいあっているのに社会の理不尽さにやりきれなくなってしまう。
★4 - コメント(1) - 2月13日

はじめての桜木紫乃作品。表現がキレイな方だなーと思った。男性目線と女性目線での出てくる言葉の違いとか『そう考えることでつま先が希望の方向を向いた』てゆう表現とか。
★7 - コメント(0) - 2月12日

【愛の一週間@月イチ】桜木さんのファンですが、これだけは読んでいなかった一冊です。恋愛小説が苦手なので、タイトルと読友さんの感想からして避けていましたが、イベントにちなんで手にしました。予想どおりの苦戦。相変わらず「イイ男」が出てくるのですが、今回の主人公にはどうも気持ちが乗らなかったです。もしや精神を病んでいるのか?と最初から気になり集中できず。なので最終章を読んで「やっぱり」感が強くミステリーとしても楽しめませんでした。愛にもいろいろな形があるのだろうが、私は私の愛し方でいいや、と実感しました。
★62 - コメント(0) - 1月28日

ここに出て来る亮介と言う男性。自分の生き方と言う物が無いのかなぁと思ってしまう。いつも誰かに縛られていて人生の終わりまでも他人に(沙希)に操られて・・・。亮介に対して歯がゆさが残る。そして沙希はこれが優しさだと思ってる所が怖い。
★6 - コメント(0) - 1月28日

最終章を読むまでは、つまらない作品だなと思った。ストーカー染みた女と自立できない中年男との絡みが延々と続き、どうなるんだろうと。がしかし、最終章の冒頭から強烈なインパクト。亮介は愛の為に殺された。しかも歪んだ愛を信じ狂気の女によって。亮介が失敗したのは新潟を出て行ったことと狂気の女、沙希と出会ってしまったこと。沙希が放つ狂気の蜘蛛の糸に絡めとられていく様は恐ろしい。検察の取り調べで、検事が「法律家は、それを愛とは呼ばないんです」の一言で、この小説が完結した。こんな怖い話も書くのか、桜木柴乃は。
★143 - コメント(0) - 1月26日

なんだか唐突な終わり方でもやもや。亮介は可哀想だったなぁと思う。
★10 - コメント(0) - 1月19日

★★★★夢を見続ける事が難しくなった女性主人公。居場所をなくした男性。ハッピーエンドに終わるかとも思えたがやはり桜木紫乃ワールドで完結。女性主人公の感覚が何処かで少しずつ間違って行ったのか…それが正しいのかは解らないですが…検事の最後の台詞に安楽死問題とか介護とか色々考えさせられる話でした。
★163 - コメント(0) - 1月15日

それは愛じゃない!殺人だ。
★4 - コメント(0) - 1月14日

ラストにびっくり。でもいい題名だ。結局二人は思いを告げることもなく、別れてしまったのか。純愛ではないけれど素敵な関係だ。 乾いた不幸を描くのがうまい。さきがくびになるところ、つらかった。
★9 - コメント(0) - 1月9日

桜木さん作品の割にはカラッとしている感じ▼釧路が舞台でないからか▼白石一文さんっぽくて読みやすい▼16081
★10 - コメント(0) - 2016年12月27日

愛する者を失った中年男と夢を失った30歳直前の女性。ふとしたきっかけで知り合いになるがそれ以上の関係にならないまま、二人の人生がそれぞれで動く。 北海道での事件で接点を深める二人。進展のないままか、と思いきや最終章でまさかの終幕。 検察官の一言のためだけに本書のタイトルがあるとは思いたくないが、時に愛情は法や常識では測れない形をとる。
★5 - コメント(0) - 2016年12月19日

唐突すぎるラスト。紫乃さんのホンワカした話を読んでみたい。こんな話ばかりじゃ辛すぎる。
★5 - コメント(0) - 2016年12月3日

確かに一般的な愛とは違ってる。面白かったです。
★6 - コメント(0) - 2016年12月2日

ラストに向けて普通の人間が小さなきっかけの連続で奈落に堕ちていくような、怖い話だった。
★5 - コメント(0) - 2016年12月1日

面白かった。意外な結末にびっくりです。主人公は死なないのかと、漠然と思っていました。主人公は亮介と紗希の二人だったのかしら? 最近はまっている作家さんの一人です。
★6 - コメント(0) - 2016年11月29日

sai
妻を失い、仕事を奪われ、故郷を追われた54歳の経営者。夢を失い、東京に敗れた29歳のタレント。狂気を孕んでゆく女の純粋は、男を搦めとり、その果てに…。
★17 - コメント(0) - 2016年11月29日

途中から沙希が登場するたびに「なんか変だな、この人」と思い始め、もしかしてこの違和感を抱えたままEND?と思っていたら、12章目からの急展開に驚きました。亮介とくっつくとは思ってなかったけど、衝撃でした。ずっと感じていた小さな違和感は「僕たち法律家はそれを愛とは呼ばないんですよ」という検事さんの言葉で解消。そうだ、そういうタイトルだった!とここで思い出しました。タレント活動が暗礁に乗り上げて四苦八苦していた頃の沙希は普通の子のように見えたのに…。
★58 - コメント(2) - 2016年11月25日

紗希のように、人間としてどこか壊れている人はいると思う。亮介の生活にじわじわ入り込んでくる図々しさ、普通の感覚が通じない恐さ、こういう人には関わらないに限る!
★8 - コメント(0) - 2016年11月22日

それを愛とは呼ばずになんと呼ぼう。恋と呼ぶには軽すぎて愛と呼ぶにはエゴイスティック。事故で意識の戻らない歳上の妻と仕事を失いつつある男。芸能界に俳優として所属する美しいが売れないまま解雇された若い女。もがけばもがくほど、訳のわからない負の糸が絡みつくような生活。きっと頑張れば報われるなんて嘘だなって感じながらも、救いを待つ日々。どうせおりてはこない蜘蛛の糸。それを愛とは呼ばずになんと呼ぼう。これは愛ではないけれど、愛と呼びたい時もある…。これを愛とは呼べないならば、せめて一言、私の名前を呼んで。
★84 - コメント(0) - 2016年11月13日

愛とは呼ばず、何と呼ぶのでしょうね。私には理解しがたい。桜木さんの作品に食傷気味。
★4 - コメント(0) - 2016年11月7日

桜木さん2冊め。彼女の小説はとても寒い。首筋がゾワリとするほどに。読みきったとき、とても消耗している自分がいる。ならば手に取らなければいいのに、きっとまた読んでしまうんだろうな。
★14 - コメント(0) - 2016年10月30日

『それを愛とは呼ばず』と言う意味が最後に理解できた時なんだかものすごく空しさが残った。愛は人それぞれ違った表現の仕方があるけど彼女の中では愛だったのだと私は思える。それにしてもすべてが悲しい物語り。だけど2回読み返しました。
★21 - コメント(0) - 2016年10月30日

出張中にもやめられず夜なべして読了。紗希には最初から最後まで共感できなかったわ~。亮介ににじり寄っていくあたりの行動力と知力を芸能界でも発揮できていたら違ったんじゃないか。しかし芸能界は強大すぎてなんともならず、亮介ならなんとかなるという思いもあったろう(←意地悪な見方)。 その亮介への思いが単純に「好き!」じゃなくて、「この人を(遠くから見守るとかではなく、私の力でもって)癒したい。そーすると私も癒される」という考え方が気持ち悪い。 なんかモヤモヤする読後だったな。
★7 - コメント(0) - 2016年10月29日

桜木紫乃さん3冊目。今回も重いテーマ。紗希が結局は現実離れしちゃったんだと思う。でもその方が、幸せな人もいるという事実。売れなかったタレント時代には出来なかった演技が、タレントを辞めてから上手になったんだね。題名が秀逸。
★22 - コメント(0) - 2016年10月22日

自分の価値観で人の命を奪ってしまう…ラストシーンで本のタイトルがしっくりきた。
★5 - コメント(0) - 2016年10月17日

最後の急な展開には驚くと同時に紫乃の幾つかの殺害をどう解釈すればいいのか、狂気なのか?少しばかり読み返してみたが残念ながらしっかりとした答えは見い出せなかった。
★10 - コメント(0) - 2016年10月8日

読み進めていく過程で どんな展開になるのかなと色々想像し 最後は亮介と紗希は結ばれるのかな?するとそれほど面白くもないなぁと、、、最終章、、、え?何々?でした。そして なんで?なんでそうなった?と色々思いめぐらせてみました。検事の”法律家はそれを愛とは呼ばない”の”それ”って?紗希の歪んだ愛情の事なのか?女優を目指し挫折した普通の女性と思っていたがそうではなかった。どの辺から?確かにラブドールに挨拶をしたりする部分は??ではあったけれど。。。高齢者をなぜ?亮介をなぜ殺したのか??
★95 - コメント(3) - 2016年10月8日

ラストで津久井やまゆり園や大口病院の事件を連想してしまった。先取りしたかのようなのは作家の想像力がなせる技でしょうか?
★17 - コメント(0) - 2016年10月6日

自分の日々の生活を律するように、他者の命を管理する。ささやかな幸せを感じたときにその人の命を終わらせるのがベストだと信じて・・。コンビニ人間の主人公と同じような、現代という社会と折り合うことのできない、あまりにも純粋な生真面目さと思い込みを支えとする主人公。それでも、その中で自死という選択肢はない。どこで、彼女の「他者への愛」の概念がその他者を生かさぬように・・とずれていったのか、この社会のひずみなのか主人公の20代の不毛なのか家族のひずみなのか・・世界はすべて自分の中だけにある虚構と割り切っているのか・
★10 - コメント(0) - 2016年9月23日

★★★
★1 - コメント(0) - 2016年9月22日

紗希、良いお嬢さんだと思ってたんだけどな・・・傷つき、疲れ果てても、それでも生きていこうとしている人の命を自分の価値観で奪ってしまうなんて、まさにそれはタイトルの通り。
★7 - コメント(0) - 2016年9月5日

思ったよりかなり衝撃的な作品。でも嫌いじゃない。読後しんみり考えこんでしまった。
★8 - コメント(0) - 2016年8月27日

それを愛とは呼ばずの 評価:92 感想・レビュー:454
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